Webライターの副業で未経験・初心者から稼いだ3人の体験談!始め方と注意点も解説

数多くの副業Webライターを見てきましたが、多くの人が正しい道のりを知らずに挫折していきます。フルタイムで仕事をしている方でも、副業で月5万円を稼ぐのは難しくありません

Webライターは仕事をすれば確実に収入になるため、悩んでいるならとりあえず挑戦してみるのがおすすめです。副業をしながら、本業で役立つライティングスキルが身につきます。

この記事では副業ですぐに収入が欲しい人に向けて、以下の内容をまとめました。

  • Webライターの仕事内容と報酬形態
  • 副業で稼ぐ3人の体験談
  • 未経験から副業でWebライターを始める7ステップ
  • 副業Webライターのスケジュール例
  • 副業で稼ぐ7つのコツ
  • 注意すべき4つのポイント

僕自身の経験をもとに、効率よくスキルアップできる方法を紹介します。ゆとりある生活のために、ぜひ副業でWebライターを始めてみましょう!

この記事を書いた人

沖ケイタ

  • 株式会社沖プロ代表
  • 株式会社Webライタープロ取締役
  • 1700人以上が受講するWebライター講座「Writing Hacks」メイン講師
  • 100名の精鋭Webライター集団「Webライタープロ」運営
  • 執筆に携わった記事は数千記事を超える

>>詳細なプロフィールはこちら

【無料配布】
Webライター「未経験→月収100万」最短ロードマップ 

目次

副業Webライターの仕事内容と報酬形態を初心者向けに解説

1. 仕事内容
2. 報酬形態

1. 仕事内容

Webライターの主な仕事内容は、Webサイト上に掲載する記事の執筆です。副業だからといって、任される仕事が制限されることはありません。

執筆前の情報収集なども含まれるため、対応範囲は多岐にわたります。誤った情報を発信しないように、責任感をもつことが重要です。

そして、記事の執筆にもさまざまな種類があります。

Webライターの仕事の種類
  • SEOライティング
  • 取材・インタビュー
  • プレスリリース
  • メルマガ
  • ニュース記事
  • ECサイトの商品説明文

なかでももっとも多く、Webライターの基礎となるのがSEOライティングです。この記事ではSEO記事を受注するための始め方を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

少しずつできることを増やし、仕事の幅を広げていきましょう。

2. 報酬形態

副業Webライターの主な報酬形態は以下の3種類です。

  • 文字単価(1文字○円)
  • 記事単価(1記事○円)
  • 時給制(1時間○円)

なかでも、文字単価や記事単価での働き方が中心になるでしょう。特に多いのは文字単価での仕事であり、案件によって0.1〜10円程度まで大きな幅があります。

未経験から始める場合は、まず「文字単価1円」を目指しましょう文字単価1円なら、5000文字の記事を納品すれば「1×5000」で5000円の報酬が得られます。

【体験談】未経験からWebライターの副業で稼いだ3人のリアルを紹介

当メディアでは、Webライターの副業で稼ぐ3人からお話しを伺いました。それぞれの体験談を読み、新たな挑戦への第一歩につながれば嬉しいです。

1. まーちさん|将来への不安から副業を開始
2. タッカさん|価値観の変化で生活に好影響
3. カルロス山本さん|本業の収入超えを達成

1. まーちさん|将来への不安から副業を開始

まーちさん:X(@Maaach_blog
副業でWebライターを始めたきっかけを教えてください。

サラリーマンの収入だけでは、生活に不安がありました。子どもが産まれて大きくなったら、お金を理由にやりたいことを諦めてほしくないと思ったのが副業を始めたきっかけです。

元々ブログを1年ほどやっていましたが、まったく稼げずに挫折。ブログや銀行員として仕事をしていた経験を活かせそうだなと思い、Webライターを始めました。

どのくらいの期間で、どのくらいの金額を稼げるようになりましたか?

初月から6万円分の仕事をいただきました。最初は低単価からのスタートでしたが、今では副業で月10万円以上を安定して稼いでいます。

副業を始めてから生活にどのような変化がありましたか?

お財布を気にせず、外食を楽しめるようになりました。投資に回すお金も増やせているので、生活への不安がだいぶ減りました。

これから副業を始める人に伝えたいことを教えてください。

0→1達成が本当に大変ですが、Webライターは稼ぎやすい副業だと思います。僕はWebライター向けの講座を受講して効率よく学びました。

「将来に不安がある」「人生を変えたい」という方は、ぜひWebライターを始めてほしいです。

2. タッカさん|価値観の変化で生活に好影響

タッカさん:X(@takkatw
副業でWebライターを始めたきっかけを教えてください。

大手メーカーにいましたが、自分の市場価値が上がりにくいことに気づき、新しいスキルを獲得して稼ぎたいと思いました。

せどり→Web制作→動画編集→Webライターを経験し、Webライターがもっとも安定して多く稼げたので選びました。

どのくらいの期間で、どのくらいの金額を稼げるようになりましたか?

約3ヶ月で月10万円を稼げるようになりました。その後、金融ジャンルの執筆に特化したWebライターとなり、最高で月33万円を稼いだこともあります。毎月副業で10万円以上をキープし、本業と両立しています。

副業を始めてから生活にどのような変化がありましたか?

金融ジャンルに特化した「金融ライター」になったことで、お金の知見が深まりました。家族や周りの方へアドバイスをし、感謝されることが増えています。

また、お金の価値観が変わり、浪費が減りました。「自分で稼ぐことの大変さ」「ありがたみ」を知り、副業で稼げた分、自己投資を惜しみなくできるようになりました。

これから副業を始める人に伝えたいことを教えてください。

副業のセンターピンは「稼働量の確保」だと思います。副業を始めたいのならば、何かを捨てる覚悟と実行力が必要です。

また、クライアントにとって、専業ライターと副業ライターの差はありません。未経験でもすぐできることは「即レス」です。クライアントから「反応が良いライター」と思ってもらえると、案件が舞い込む確率も高まります。

3. カルロスさん|本業の収入超えを達成

カルロスさん:X(@carlosnote_
副業でWebライターを始めたきっかけを教えてください。

「レバレッジのかかる時間の使い方がしたい」と思い、副業を始めました。最初は独学でWeb制作を学んだり、ブログをやったりしましたが、なかなか結果が出ませんでした。

そんななか、診療放射線技師という自分の強みを活かして、Webライターで実績を作ることを勧められます。「ここでやらないと何も変わらない」と、心を決めてアドバイスに従いました。

どのくらいの期間で、どのくらいの金額を稼げるようになりましたか?

約3ヶ月で月10万円を達成。その後、約6ヶ月で月20万円、10ヶ月の頃には月140万円を稼ぎました。副業の最高月収は300万円です。

僕の場合、医療の知識に加え、サイト制作のスキルとブログの知識(サイト設計、SEO)があります。他のライターには替えが利かないポジションを取れるのが強みです。

本業の診療放射線技師と掛け持ち、副業だけで月100万円以上を安定して稼いでいます。

副業を始めてから生活にどのような変化がありましたか?

本や有料教材など、知識への投資を惜しまなくなりました。「時間をつくるためにお金を使う」というマインドを持つようになったのも大きな変化です。

副業で稼いだお金は、副業のビジネスを大きくするためだけに使おうと割り切っています。

これから副業を始める人に伝えたいことを教えてください。

僕は自分の強みを活かせる仕事を見つけるまでに、2年弱もかかってしまいました。「独立したい」とかは正直ありません。ゲーム感覚なところがあり、もっと間口を広げたいと思っています。

泥臭く続けていれば、身につけたスキルがすべてつながって上手くいく。「成功するまで続ければ、失敗じゃなくて過程になる」ってことを伝えたいです。

未経験から副業でWebライターを始める7ステップ

1. 作業環境を整える
2. 書籍や良質な記事を読んで学ぶ
3. SEOの学習に注力する
4. ブログを開設して練習する
5. ポートフォリオを作る
6. クラウドソーシングで仕事を探す
7. 案件数を増やしていく

STEP1. 作業環境を整える

最低限必要なもの
  • パソコン
  • インターネット環境

納品する記事のほとんどは、GoogleドキュメントかWordでの提出を求められます。両方に対応できるようにしておくとよいでしょう。

また、普段使っているGoogleアカウントが本名である場合、Googleドキュメントでもその名前が反映されてしまいます。副業で本名を公開したくない人は、Webライター専用のGoogleアカウントを作っておくのがおすすめです。

STEP2. 書籍や良質な記事を読んで学ぶ

通勤時間などのスキマ時間を活用して、Webライティングの基礎を書籍で学ぶところから始めましょう。

Web上の文章は、書籍のようにじっくり読まれるものではありませんその違いを知り、どのような文章を書く必要があるのかを理解しておくことが大切です。

特におすすめの書籍は以下の2冊です。

どちらも初心者向けにわかりやすく解説されています。多くのWebライターから高く評価されている書籍です。

Webライター初心者におすすめの本」を紹介する記事では、僕がおすすめする本を厳選しています。ぜひ参考にしてみてください。

そして、実際に検索結果の上位に表示されている記事を読んで、Webライティングの流れを掴むことも大切です。声に出して読むことで、リズムの良い文章や訴求するタイミングなどがわかってきます。

特に初心者のうちは少しでも多くの記事を読み、Webライティングがどういったものなのかを理解することが重要です。

なお当メディアでは、僕のKindle本Webライター未経験から月収100万円を稼ぐまでのロードマップを無料で公開しています。Webライターとして稼げるまでの流れをまとめているので、あわせてチェックしてください!

STEP3. SEOの学習に注力する

SEOは「Search Engine Optimization」の略称で、検索エンジン最適化という意味をもつ言葉です。

検索ユーザーが求める有益なコンテンツを、検索結果の上位に表示されるように最適化する取り組みのことを指します。

SEO(検索エンジン最適化)

Webライターの仕事ではSEOライティングの需要がもっとも多いため、Webライターにとって最低限必要なスキルといっても過言ではありません。副業で効率よく稼ぎたい人は、SEOへの理解を深めましょう。

通勤時間を利用してYouTubeを視聴すれば、SEOを無理なく勉強できます。おすすめのYouTubeチャンネルは以下の3つです。

動画を見ていてわからない言葉があれば、Googleで検索してみましょう。詳しく解説してくれている記事がたくさんあるので、読んでいくうちに知識が深まるはずです。

STEP4. ブログを開設して練習する

WebライティングやSEOなど、学んだ知識をアウトプットするために、ブログを開設して記事を書く練習をしましょう。書いた記事は自分の実績としてクライアントに見せることができます。

Webライターとして頑張る覚悟があるなら、ブログはWordPress(ワードプレス)で開設するのがおすすめです。案件によってはWordPressへの入稿を求められるケースも多いため、使えるようにしておくと仕事の対応幅が広がります。

WordPressを使ったブログの開設方法は、以下の記事を参考にしてみてください。

副業ですぐに収入を得たい方は、STEP5STEP6を同時進行で進めていきましょう。

STEP5. ポートフォリオを作る

案件を獲得するためには「ポートフォリオ」も大切です。ポートフォリオとは、自分の実績やアピールポイントをまとめたページを指します。

ブログ内にポートフォリオページを作り、以下の項目を盛り込みましょう。

ポートフォリオに含める項目
  • 得意ジャンル
  • 執筆した記事
  • 経歴
  • 保有資格
  • 稼働時間
  • 希望単価
  • 連絡先

初心者で実績がないうちは、自分のブログで書いた記事を掲載することが大切です。クライアントがWebライター自身のスキルを判断しやすくなります。

ポートフォリオはこまめに更新し、常に最新の状態にしておきましょう。

ポートフォリオの具体的な書き方は「ポートフォリオに載せる項目と実例」の記事でまとめているので、参考にしてみてください。

STEP6. クラウドソーシングで仕事を探す

未経験から副業でWebライターの仕事に挑戦する場合は、クラウドソーシングサイトを使うのがおすすめです。なかでも大手サイトである「クラウドワークス」やランサーズでは、Webライター向けの募集がたくさんあります。

その中から、知識や経験があって自分が書きやすいと感じるテーマに応募してみましょう。

上記2社の登録方法と稼ぎ方は、以下の記事を参考にしてみてください。

【クラウドワークス】

初心者のうちはなかなか採用されなくて当たり前なので、どんどんチャレンジしていく姿勢が大切です。

応募する際はクライアントのプロフィールを必ず確認し、信頼できる相手であるか見極めましょう。なかには悪質なクライアントも存在するため、条件の良すぎる案件には注意が必要です。

STEP7. 案件数を増やしていく

慣れてきたら少しずつ仕事を増やしていきましょう。経験を積むにつれてスキルが向上し、高単価な案件を獲得しやすくなっていきます

覚えることが多い最初の1~2ヶ月を乗り越えれば、月5万円を稼ぐのは難しくありません

効率よく副業で稼ぐために、稼ぎやすい案件に絞っていくのもおすすめです。

副業Webライターの作業量とスケジュール例

副業でWebライターを始める場合は、とにかく時間を確保することが大切です。

副業で継続して稼いでいる人ほど、趣味や娯楽などの時間を減らし、時間をつくる努力をしています。

毎日同じ時間に机に向かうなど、Webライティングと向き合う時間を決めましょう。毎日30分でもいいので、まずは継続する習慣をつくることが大切です。

以下に、副業Webライターの1日のスケジュール例を紹介します。

例:平日のスケジュール

6:00起床、朝食
6:30Webライターの仕事
8:00通勤
8:30本業
19:00通勤
19:30夕食、入浴
20:30Webライターの仕事
22:00自由時間
23:00就寝

この場合「朝に1時間半」「夜に1時間半」の合計3時間を、Webライターの仕事のために確保しています。平日5日間の合計は15時間です。

土日に多くの時間を確保できれば、1週間で20時間以上は余裕で確保できますね。1ヶ月だと、単純計算で80時間以上確保できる計算です。

副業で月に80時間以上を確保できる場合、執筆に慣れてくれば月10万円を稼ぐのは難しくありません文字単価1.5円以上なら余裕でクリアできる基準です。

もちろん、本業で疲れているなかで無理をするのはおすすめしません。しかし、副業で稼いでいる人ほど時間を決めて努力をしています。

未経験からWebライターの副業で稼ぐ7つのコツ

1. 目標を明確にして行動する
2. タスク管理をして時間を有効活用する
3. スキルの習得に時間を使う
4. 本業の経験を活かせる案件を選ぶ
5. 内容の濃いプロフィールを作る
6. 提案文で採用するメリットを伝える
7. フィードバックでスキルアップする

1. 目標を明確にして行動する

大前提として、副業で稼ぎたいなら時間の確保が必要です。短期間である程度の成果を出したいのであれば「平日2時間、休日5時間」ほどの時間確保を意識して行動しましょう。

未経験から副業Webライターとして成功する人は、以下のように明確な目標を持っている傾向があります。

  • 生活にゆとりをもちたい
  • 家族旅行がしたい
  • 子育てや介護と両立して働きたい
  • 今の仕事をどうしても辞めたい など

「副業ブームだからWebライターでもやってみるか」といった軽い気持ちで始め、続かずに辞めてしまう人をたくさん見てきました。副業で稼ぐ目的を自分の中ではっきりさせておけば、つらい時期を乗り切る力になるでしょう。

そのためには自分の生活を見直し、目標のために無駄な行動を控えるべきです。

副業で稼ぎたいなら無駄な行動を控えることが大切
  • 漫画やゲームの時間を制限する
  • 飲み会に行かない
  • 休日ダラダラするのをやめる など

特に最初の1~2ヶ月は、集中的に学ぶ時間を確保する努力をしましょう。

2. タスク管理をして時間を有効活用する

副業として継続するためには、納期を意識したタスク管理が重要です。「今日は〇〇をやる」と細かくタスクを分けておくほど、達成感を感じやすくなります。

タスクを設定する例
  • 3件応募する
  • SEOの動画を1本観る
  • 構成だけ作る
  • 見出し2つ分まで執筆する
  • 2000文字分書く など

常に時間に追われている方は、その日に何をやるべきなのか明確にしておくことが大切です。細かいタスクを決めておけば「達成できた!」という自信につながります。

また、通勤時間やお昼休みは副業を進めるチャンスです。電車通勤で片道30分かかっているなら、往復で1時間が使えます。

スマホだけあればできる作業も多いので、スキマ時間でコツコツ進めましょう。具体的には、以下のような作業を進めるのがおすすめです。

  • YouTube動画を見て勉強する
  • 案件を探す
  • 記事の構成を作る
  • 文章を推敲する

成功している人ほど、毎日工夫しながら空き時間をフル活用しています。

3. スキルの習得に時間を使う

Webライターで大きく稼ぐには、スキルアップが必須です。高単価な仕事を獲得するために、スキルの習得にしっかり時間を使いましょう。

必要なスキルについては「Webライターで稼ぐために必要なスキル」で解説しています。初心者でもすぐにやれることはあるので、できることから始めてみましょう。

僕自身、スキルアップするには専業よりも副業Webライターのほうが有利だと感じています。副業なら生活できなくなる不安がないため、スキルアップに時間を使いやすいからです。

時間を無駄にせず少しでも早く稼ぎたいのであれば、Webライター向けの講座やスクールを検討するのもよいでしょう。カリキュラムに沿って体系的に学べるため、独学よりも効率よく学べます。

僕が講師を務める「Writing Hacks」では、動画と添削でWebライターのスキルを爆上げします。ぜひ検討してもらえたら嬉しいです!

4. 本業の経験を活かせる案件を選ぶ

本業で身につけた経験や知識は、Webライターの案件を獲得する際に大きな武器になります。副業ライターであることを、逆に強みにすることが可能です。

僕が見てきたなかでは以下のような人がいました。

  • 銀行員:金融系の案件
  • 看護師:健康や病気の案件
  • 医師:専門性の高い文字単価7円の案件
  • 宅建士の資格保持者:不動産系の案件

Webライターのジャンルは無限にあるので、自分の本業に関連する案件を探せばあるはずです。

本業の経験を強みにできる案件なら短時間で高品質な記事を書けるので、無理せず収入を伸ばしやすいといえます。

5. 内容の濃いプロフィールを作る

クラウドソーシングではプロフィールが重要です。自分の経験やスキルを凝縮して書きましょう。

具体的に、以下の内容を含めるのがおすすめです。

プロフィールに含める項目
  • 経歴
  • 保有資格
  • 写真・似顔絵イラスト
  • 得意分野
  • 実績
  • 対応可能な業務範囲
  • 希望報酬額
  • 対応可能日・時間
  • 連絡先
  • 仕事への熱意

具体的な書き方は「Webライターのプロフィールに必要な項目と例文」でまとめています。

初心者のうちは今までの経験や得意なことがわかるようにまとめ、実績が増えてきたら希望報酬額などを決定していきましょう。

プロフィールでは、Webライティングで大切な「わかりやすくまとめるスキル」が試されます。採用率に関わる部分なので、初心者も注力すべきです。

プロフィールを見たクライアントから連絡が来るケースは意外とあるため、力を入れて書きましょう。

6. 提案文で採用するメリットを伝える

提案文は、クラウドソーシングなどで案件に応募するときにWebライター側で書く文章のことです。クライアントが最初に目にする部分になります。

つまり、提案文がイマイチだと、その時点で選考から外されてしまう可能性があるということ。なかには同じ提案文をコピーして使い回す人もいますが、絶対にやめてください。

なぜその案件に応募したのか、自分にどんなことができるのかを、案件に合わせて書き分けましょう。

提案文に盛り込む内容
  • あいさつ・自己紹介
  • 質問への回答
  • 経歴・保有資格
  • 執筆実績・得意ジャンル
  • 対応できる業務
  • 対応できる本数
  • 締めの言葉

クライアントは多くの提案文を読んでいます。冒頭で最大のアピールポイントを伝え「この人に依頼したい!」と感じてもらえるようにまとめることが大切です。

具体的な書き方は「Webライターの提案文の書き方」で例文付きで解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

7. フィードバックでスキルアップする

未経験者や初心者がWebライターの仕事を探す際は、クライアントのフィードバックを受けられる案件を狙うのがおすすめです。報酬をもらいながら、Webライティングのスキルを向上できます。

クラウドソーシングで探す場合は、以下の表記があるかを見て選ぶとよいでしょう。

案件選びで見るポイント
  • 初心者OK
  • マニュアルあり
  • フィードバックあり

プロフィールを確認し、SEO会社やWeb制作会社の募集に応募するのもおすすめです。作業が仕組み化されており、ルールをわかりやすく定めているケースが多くあります。

副業を始めるWebライター初心者が注意すべき4つのポイント

1. 会社の就業規則を確認する
2. 余裕をもってスケジュールを組む
3. 家族の理解を得る
4. 確定申告や扶養の基準を理解しておく

1. 会社の就業規則を確認する

会社員の副業は法律で認められています。しかし、会社の就業規則で副業禁止を定められている場合は注意が必要です。

法律で罰せられる心配はありませんが、懲戒処分を受ける可能性があります。

なかには同業他社での副業を禁止しているケースもあるため、就業規則に沿った対応が必要です。

2. 余裕をもってスケジュールを組む

Webライターの仕事をしていると、思うように執筆が進まないことがよくあります。「このくらいなら大丈夫だろう」と、安易な判断で仕事を受けないようにしましょう。

特に初心者の場合は、修正対応にも時間がかかります。納期に間に合わなくて夜遅くまで仕事をし、本業に支障をきたす可能性もあるでしょう。

本業とのバランスを考慮して、無理なく対応できるようにスケジュールを組むことが大切です。

3. 家族の理解を得る

家庭をもつ人が副業をする場合は、家族の理解も得ておきましょう。

副業が原因で家庭の雰囲気が悪くなるケースも多く、注意すべきポイントです。

例えば、会社に勤める旦那さんが副業でWebライターを始め、家族で過ごす時間が減ってしまったことに不満を感じている主婦から話を聞いたことがあります。

逆に幼い子供を育てる主婦が副業を始めたものの、旦那さんの理解を得られずに夫婦仲が悪くなり、そのままWebライターをやめてしまった人もいます。

世間ではあまり良い印象をもたない人も多く、なかなか理解を得られない家庭があるのも事実です。

4. 確定申告や扶養の基準を理解しておく

副業をする場合、年間所得が20万円を超えると確定申告が必要です。売上(収入)から必要経費を差し引いた金額で計算する必要があります。

確定申告の流れ

配偶者の扶養に入っている主婦の場合は、収入をいくらまでに抑えるのか決めておくことも大切です。家族手当が出ているなら、その基準も確認しておきましょう。

Webライターは仕事をした分だけ収入を増やせる仕事ですが、副業で始める場合は確定申告や扶養についての理解を深めておく必要があります。

副業でWebライターを始めたい未経験者(初心者)からよくある質問

スマホでも仕事はできる?

スマホだけで仕事をするのは非効率的なのでおすすめしません。しかし、スマホアプリを活用してスキマ時間に執筆をすることは可能です。

クライアントからの連絡をすぐに確認できるように、Chatworkなどのコミュニケーションアプリはスマホでも見られるようにしておきましょう。

赤ちゃんのいる主婦でも在宅で副業できる?

もちろん可能です。妊娠中からWebライターを始め、産後すぐに復帰した人もいます。

ただし、睡眠時間が不規則になる分、体への負担が大きくなりがちです。家族の理解を得て、無理のないようにスローペースで始めましょう。

大学生でも勉強と両立して稼げる?

正直、バイトに行くよりも、Webライターとして仕事をするほうがおすすめです。空き時間を活用して、好きな時間に仕事ができます。

実際に大学生と両立して稼ぐWebライターは多いので、以下の記事も参考にしてみてください。

どのくらい稼げるようになれば本業にできる?

金額の基準は養う家族の有無や人数によって異なります。一家の大黒柱であれば、本業よりも安定して稼げるようにならないと難しいでしょう。

正直、Webライターだけで月収50万円以上安定して稼ぐのは簡単ではありません。Webライターの経験を活かしてWebディレクターになるなど、さらに上を目指すことで月収100万円への道が開けてきます。

【無料配布】
Webライター「未経験→月収100万」最短ロードマップ 

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次