オウンドメディアのSEO対策!15項目で基礎から具体的な施策まで大公開

オウンドメディアで成果を出すためには、SEO(エスイーオー)対策が欠かせません。SEO対策には内部対策と外部対策があり、どちらも重要な要素です。

さらに内部対策は「コンテンツSEO」「テクニカルSEO」に分けられます。

この記事では以下の3種類に分類し、各対策で取り組むべきことをまとめました。

  1. コンテンツSEO
  2. テクニカルSEO
  3. 外部対策

SEOに対する知識がないオウンドメディアの担当者でも理解できるように、わかりやすく解説します。

100社以上のオウンドメディアに携わってきた弊社の経験をもとにまとめているので、ぜひ今後の運用にお役立てください。

この記事を書いた人

沖ケイタ

  • 株式会社Webライタープロ取締役
  • 100名の精鋭Webライター集団「Webライタープロ」運営
  • 納品記事数20,000記事、納品文字数10,000,000文字超え
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弊社はSEOが大好物です
目次

【基礎知識】オウンドメディアのSEO対策で大切なこと

SEO(Search Engine Optimization)とは、検索エンジン最適化という意味の言葉です。

GoogleやYahoo!など、検索エンジンで情報を探すユーザーが求めるコンテンツを提供し、検索結果からの流入を増やすことを目的としています。

検索結果で上位を獲得するために、Webサイトやコンテンツを最適化する取り組みが「SEO対策」です。

SEO(検索エンジン最適化)

SEOで必要な具体的な対策を学ぶ前に、基礎知識を理解するところから始めましょう。

1. 運用目的に合わせて提供するコンテンツを決める
2. ユーザーファーストを意識する
3. E-E-A-Tへの理解を深めて強化する
4. データを分析して改善を図る
5. 内部対策と外部対策の必要性を理解する

1. 運用目的に合わせて提供するコンテンツを決める

オウンドメディアは、運用目的を明確にしたうえで取り組むことが重要です。そうしないと、何を伝えたいメディアなのか、誰に向けて発信しているのかが正しく伝わりません。

最終的な目的から逆算して、どのようなコンテンツを制作すべきかを考えてみましょう。

弊社にご相談をいただくなかで、時々「競合がオウンドメディアを始めたから…」という理由でコンテンツ制作を希望するケースがあります。

運用目的がわからないと適切なキーワードを選べないため、社内できちんと話し合ってからコンテンツ制作に取り組むことが必須です。

例えば、オウンドメディアの主な運用目的として以下が挙げられます。

  • 見込み客を獲得したい
  • ブランディングを強化したい
  • 自社商品(サービス)の認知拡大につなげたい
  • 採用のミスマッチをなくしたい

現時点で運用目的やコンセプトが明確になっていない場合は、当メディアで紹介している「オウンドメディアの作り方」の事前準備の手順をご覧ください。

なお、オウンドメディアはあくまでもマーケティング戦略の1つです。広告を用いた集客と違って、成果が出るまでに時間がかかります。

その点を理解したうえで、必要なSEO対策を講じましょう。

2. ユーザーファーストを意識する

大前提として、オウンドメディアのSEO対策はGoogleを基準として行います。日本における検索エンジンのシェア率は、GoogleとYahoo!が大半を占めているからです。

さらにYahoo!では、Googleの検索技術を採用しています。そのため、GoogleでSEO対策を行うことが、結果的にYahoo!のSEO対策になると考えられているのです。

そして、要となるGoogleが大切にしているのが、ユーザー満足度の高いコンテンツを検索結果の上位に表示させるようにすること

Googleが公式で発信している以下の文書からもわかる部分です。

Google は、当初からユーザーの利便性を第一に考えてきました。新しいウェブブラウザを開発するときも、ホームページの外観に手を加えるときも、Google 内部の目標や収益ではなく、ユーザーを最も重視してきました。

引用元:Googleが掲げる10の事実

つまり、ユーザーファーストのコンテンツを制作することが、結果的にGoogleのSEO対策につながります。

Googleとユーザーから良質な記事と判断されるように、検索ニーズを満たせる記事の制作が不可欠です。

3. E-E-A-Tへの理解を深めて強化する

E-E-A-Tは以下の総称です。

E-E-A-T
  • Experience(経験)
  • Expertise(専門性)
  • Authoritativeness(権威性)
  • Trustworthiness(信頼性)

Googleは、E-E-A-TがWebサイトを評価する基準の1つであることを「検索品質評価ガイドライン」で公開しています。

つまり、専門性や権威性を高く示せるほど、信頼できるコンテンツとして評価されるということ。

E-E-A-Tを強化するためには以下のような取り組みが有効です。

記事内でできる対策の例
  • 執筆者の情報を明確にする
  • 専門家に執筆してもらう
  • 専門家を監修者として入れる
  • 一次情報を含めて執筆する
  • 権威性のあるサイトへリンクを送る

オウンドメディア内で事業内容と関連性の高いコンテンツを増やすほど、その分野に詳しい企業であることを伝えやすくなります。

現場に携わっているからこそ伝えられる一次情報を積極的に含めれば、ユーザーも安心して記事を読めるでしょう。

「このメディアの記事なら信頼できる」と感じてもらえるように、GoogleとユーザーにE-E-A-Tを示す工夫が必要です。

なお、弊社のYouTubeでもE-E-A-Tについて解説しています。SEOにおいて重要な指標となるため、理解を深めましょう。

4. データを分析して改善を図る

コンテンツを公開したら、それで終わりではありません。

ツールを使って検索順位やコンバージョン数(CV数)を見ながら、定期的に改善を図る必要があります。コンテンツのリライト(書き直し)を繰り返すことが重要です。

コンテンツを改善する例
  • 不足している情報を追加する
  • クリックしたくなるタイトルにする
  • リード文(本文前の文章)で興味をひく
  • 図解を入れて理解しやすくする
  • 訴求時の文章や導線を見直す
  • 古い情報を更新する

大前提として、コンテンツを公開してすぐに検索結果で上位になるのは稀です。ブラッシュアップを繰り返し、上位を獲得できるように改善を繰り返す必要があります。

オウンドメディアの目的(KGI)を達成するためには、フェーズごとに中間目標(KPI)を設定し、一つずつクリアしていくことが大切です。

そのために分析を行い、やるべきことを見失わないようにしましょう。

5. 内部対策と外部対策の必要性を理解する

冒頭でも伝えましたが、オウンドメディアのSEO対策は内部対策と外部対策の2つに分類されます。

内部対策はコンテンツ要因を対象とした「コンテンツSEO」と、技術的な要因を対象とした「テクニカルSEO」に分類されるのが特徴です。

オウンドメディアで成果を出すためには、すべてを意識した取り組みを行いましょう。

さまざまな対策が必要であることを理解しておらず、コンテンツ制作だけに注力するケースがよくあります。実際に弊社にご相談をいただくなかでも多い事例です。

この記事では、コンテンツSEO・テクニカルSEO・外部対策に分類し、それぞれで必要なSEO対策を紹介します。できることから始めてみましょう。

【コンテンツSEO】オウンドメディアで意識すべき5つの対策

コンテンツSEOとは、検索エンジンで上位表示を獲得するために、品質の高いコンテンツを提供することを目的とした施策です。

1. 重複を避けて適切なキーワードを選ぶ
2. レギュレーションを作成する
3. 記事制作の体制を整える
4. オリジナリティの高い記事制作を行う
5. 必ずファクトチェックを行う

1. 重複を避けて適切なキーワードを選ぶ

コンテンツ制作を行ううえで欠かせないのがキーワード選定です。自社の目的を達成するために、どのようなコンテンツが必要かを考えましょう

まずは、オウンドメディアの中で主軸となるキーワードを決めます。

弊社の場合、主軸としているキーワードの1つが「オウンドメディア」です。事業内容との関連性が深いキーワードとして設定し、オウンドメディア運用に課題を抱えている企業向けに情報を発信しています。

企業が提供する商品(サービス)と関連性のあるユーザーが、どのような悩みがあって検索するのかをイメージすることがポイントです。

その際に大事なのが、キーワードの重複を避けること。検索エンジンにキーワードが重複していると判断されると、順位が上がらなくなるケースがあるので注意が必要です。

例えば、この記事は「オウンドメディア SEO」というキーワードで制作しています。別のキーワードとして「オウンドメディア SEO対策」で記事を増やせば、重複する可能性が高いでしょう。

キーワードの重複は、同一メディア内でキーワードを奪い合っている状態です。

ここを見落としてコンテンツ制作を行っているケースが多いので、必ず確認しましょう。適切なキーワードの選定は、SEOへの深い理解がないと難しい部分でもあります。

なお、弊社は20,000記事以上の制作実績があり、SEO記事を得意としている制作会社です。キーワード選定にも対応しているため、お客様の目的を考慮して最適なキーワードを提案いたします。お気軽にご相談ください。

2. レギュレーションを作成する

コンテンツを一定の品質に保つためには、レギュレーションの作成が欠かせません。レギュレーションは、記事を制作するうえで守るべきルールです。

人によってバラつきやすい部分をルール化することで、記事に統一感が出ます社内でチェックをしやすくなるのもメリットです。

具体的に、以下の部分をレギュレーションにまとめるとよいでしょう。

レギュレーションにまとめる部分
  • 表記ルール
  • 引用ルール
  • 商品(サービス)の訴求方法
  • 文字装飾のルール
  • 画像のルール

コンテンツ制作を外部に依頼する場合も、オウンドメディアのトンマナを決めて、こだわるべき点をまとめておくことをおすすめします。

3. 記事制作の体制を整える

良質なコンテンツをオウンドメディアに入れ続けられるように、SEOを理解して公開前にチェックを行える人材を配置しましょう。

他の業務と兼任するケースも多いですが、コンスタントに記事を公開できる仕組みを構築することが重要です。

特にオウンドメディアをスタートしたばかりの頃は、コンテンツを増やす取り組みが欠かせません。1ヶ月に3記事程度しか公開できないような状況だと、成果が出るまでにかなり時間がかかります。

社内でリソースが確保できない場合は、外部への依頼も検討しましょう。SEOを意識してプロに制作してもらえるというメリットがあります。

弊社では「良質な記事を月に10記事以上公開したい」といったご要望にも対応できますので、お気軽にお問い合わせください。

4. オリジナリティの高い記事制作を行う

検索エンジンやユーザーに良質なコンテンツとして評価してもらうためには、他社の記事にはないオリジナルの情報を含めることが重要です。

自社だからこそ伝えられる情報を盛り込みましょう。ユーザー満足度の向上や、商品(サービス)の信頼性を高めるうえでも効果的です。

記事制作で差別化を図る例
  • 自社だからこそ伝えられる一次情報を含める
  • 独自でアンケート調査を行う
  • 政府のデータを用いて考察を書く
  • 図解を入れて理解しやすくする
  • 診断テストやチェックリストを入れる

専門性や信頼性を高める取り組みとして、専門家に執筆してもらったり、監修者を入れたりするケースも増えています。

わかりやすくて読みやすい記事であることを大前提とし、他社との差別化を図ってみてください。

なお、Webサイト上ですでに公開されている記事と内容が大きく類似している場合は、重複コンテンツ(コピーコンテンツ)として判断される恐れがあるため注意が必要です。

重複コンテンツとは

オウンドメディア内での重複も評価を下げる可能性があるので、情報を使い回す際は気をつけましょう。

外部にSEO記事の制作やメディア管理を依頼する場合は、一緒にメディアを作り上げていける関係性を構築できるのが理想です。

記事に入れてほしい一次情報があれば共有することをおすすめします。

5. 必ずファクトチェックを行う

自社でコンテンツを制作する場合も、外部に依頼する場合も、ファクトチェック(事実確認)を行ってから公開することが必須です。

誤った情報を提供してしまうと、信頼性の低下につながる恐れがあります。SNSで拡散され、炎上したケースもありました。

ファクトチェックを行う際は、執筆者と別の人が確認しましょう。記事の編集や校正を行う場合も同様です。

特に近年では、生成AIを用いて記事制作を行うケースも増えています。ファクトチェックの重要性がより高まるでしょう。

【テクニカルSEO】オウンドメディアで意識すべき8つの対策

テクニカルSEOとは、検索エンジンに向けた技術的な施策です。オウンドメディアの情報を検索エンジンに正しく伝えるための環境を構築します。

情報を収集するロボット(クローラー)に向けた対策と、検索エンジンの登録されること(インデックス)に向けた対策があるので覚えておきましょう。

数多くの施策があるなかで、見落としがちな部分をピックアップして紹介します。

1. わかりやすい階層構造にする
2. パンくずリストを設定する
3. XMLサイトマップを導入する
4. タイトル・見出しを最適化する
5. 内部リンクを最適化する
6. モバイルフレンドリーにする
7. 表示速度を改善する
8. 構造化データを記述する

1. わかりやすい階層構造にする

SEOを意識したコンテンツの検索順位は、クローラーと呼ばれるロボットがオウンドメディアを巡回して集めた情報をもとに決定します。

クローラーの仕組み

情報を正しく伝えるために、シンプルな構造でオウンドメディアを構築することが大切です。

理想としては、トップページからどのページにも2~3クリック以内で移動できると、クローラーが巡回しやすくなると言われています。

「ディレクトリ構造」と呼ばれる階層の組み立て方を参考に、オウンドメディアを構築してみてください。

ディレクトリ構造

2. パンくずリストを設定する

パンくずリストとは、ユーザーが現在見ているコンテンツの位置を示す目印になる部分です。

当メディアでは記事の左上に表示しています。

クローラーの巡回を促す効果を期待できるのもメリットです。

3. XMLサイトマップを導入する

XMLサイトマップは、検索エンジンにオウンドメディアの構造を適切に伝えるためのファイルのことです。クローラーの巡回を促進し、インデックスを促す効果が期待できます。

自分でコードを記述したり、プラグインを使ったりすることで作成が可能です。

Google Search Console(Googleサーチコンソール)に登録し、Googleに認識されるように設定しましょう。

4. タイトル・見出しを最適化する

キーワードにマッチしたコンテンツであることを示せるように、タイトルと見出しを最適化することが重要です。キーワードを含めて、適切なタグを設定しましょう。

記事を制作する際は、タイトルと見出しに見出しタグ(hタグ)を設定します。

見出しタグはH1~H6まであり、記事の階層構造を検索エンジンに正しく伝える役割があります。

タイトルに使われることが多いのはH1です。記事内では主にH2~H4を小さい順に使い、見出しを設定しましょう。

5. 内部リンクを最適化する

内部リンクとは、オウンドメディア内で関連する記事をつなぐリンクのことです。

内部リンクとは

クローラーはリンクを辿って巡回するため、最適化することでインデックスを促す効果を期待できます。関連性の高い記事を結び付けるのがポイントです。

また、内部リンクの設置は、ユーザーが関連する情報をより深く知るうえでも役立ちます。さらに詳しく解説している記事にリンクを送りましょう。

リンクを送る際は、リンク先の記事の内容がわかるようにアンカーテキスト(リンクとして表示するテキスト)を設定することが大切です。

OK例:「SEOに強い記事構成の作り方」をご覧ください。

NG例:詳しくは「こちら」をご覧ください。

アンカーテキストに「SEOに強い記事構成の作り方」と入れていれば、検索エンジンやユーザーに、リンク先のページの内容が伝わりやすくなります。

「こちら」という書き方だと、ユーザーには何となく伝わっても、検索エンジンにはどのようなページなのかが判断できません。

記事のキーワードを含めてアンカーテキストを設定しましょう。

6. モバイルフレンドリーにする

モバイルフレンドリーとは、コンテンツをスマホで快適に見られるように最適化することを指します。1人1台スマホを持つようになった時代だからこそ、Googleが重視している部分です。

モバイルフレンドリーにするためには、レスポンシブデザイン(デバイスに合わせて自動で表示が最適化される仕組み)を採用しましょう。

ほとんどのWebサイトで導入されています。

7. 表示速度を改善する

コンテンツを開いた際のページの読み込み速度は、検索順位に影響するとGoogleで公表しています。

また、ユーザーがストレスを感じて離脱しやすくなるため、表示までに時間がかかるような状態になるのは避けるべきです。

表示速度が重くなる理由には、画像のサイズが大きかったり、導入しているプラグインが影響を及ぼしていたりするケースなどが挙げられます。

ページ速度を確認するために、Googleが提供している「PageSpeed Insights」を活用してみてください。

8. 構造化データを記述する

構造化データとは、クローラーがコンテンツの内容を理解しやすくする目的で記述した専用コードのことです。

商品情報やFAQ(よくある質問)、運営している組織の情報など、コンテンツに関する情報を適切に伝えることができます。

また、検索結果上で表示される情報量が増える可能性が高まるのもメリットです。慣れないうちは難しく感じるかもしれませんが、ぜひ取り組んでみてください。

【外部対策】オウンドメディアで意識すべき2つのSEO対策

外部対策とは、オウンドメディアの外部で行う施策のことです。外部への積極的なアプローチが必要になります。

1. 被リンクを獲得する
2. サイテーションを増やす

1. 被リンクを獲得する

被リンクとは、オウンドメディアの外部からリンクをもらうことです。

被リンクとは

他のメディアに紹介されることで、オウンドメディアの信頼性が高まりますE-E-A-Tやドメイン評価(ドメインパワー)を高めるうえでも欠かせない取り組みです。

ただし、どんなリンクでもOKというわけではありません。

自社との関連性が高く、ドメインの評価が高いメディアからリンクをもらえるほどプラスに働きます。

闇雲に被リンクを増やすとマイナスの影響を受ける可能性があるため、被リンクの質が大切であることを覚えておきましょう。

また、大前提として、被リンクをもらうためには品質の高いコンテンツを提供することが必須です。「この記事を紹介したい」と思ってもらえるように、ユーザーファーストで役立つ情報を発信しましょう。

被リンクについてさらに詳しく知りたい方は、弊社のYouTubeもご覧ください。

2. サイテーションを増やす

サイテーションとは、言及や引用という意味を持つ言葉です。企業名やオウンドメディア、商品(サービス)などの情報が、SNSや外部サイトで記載されることを指します。

サイテーション

認知拡大につながるため、オウンドメディアの評価を高める効果があると考えられている施策です。

「○○の情報ならこの企業が信頼できる」と思ってもらえるようになれば、業界内でのポジションを確立しやすくなります。

オウンドメディアの名称や商品名(サービス名)を覚えやすくしたり、面白いコンテンツを企画したり、あえて言及しやすい状態を整えることがポイントです。

オウンドメディアのSEO対策でよくある失敗例5選

1. コンテンツを増やせばいいと思っている
2. PV数が増えてもCV数が増えない
3. 競合サイトを分析していない
4. 外注に任せっきりになっている
5. SEO記事にこだわりすぎている

1. コンテンツを増やせばいいと思っている

コンテンツ制作のご相談をいただくなかで多いのが、オウンドメディアの担当者がSEOをあまり理解していないケースです。

コンテンツの知識はあっても、内部対策をまったく意識していないことがあります。間違った設定に気づかないまま運用しているケースも少なくありません。

「オウンドメディアはとりあえずコンテンツを増やせばいい」というスタンスで取り組んでいる企業が多いのも事実です。

どんなに良質なコンテンツを増やしても、内部対策ができておらず、ドメイン自体の評価が低ければ、なかなか順位は上がりません。

特に新規でオウンドメディアを立ち上げる場合は、できる対策をすべて行うことが大切です。

2. PV数が増えてもCV数が増えない

「ページビュー数(PV数)は増えているのに、コンバージョン数(CV数)がまったく増えない」というケースは、かなり多い失敗例です。コンバージョンから遠いキーワードで記事を増やしている可能性があります。

ユーザーが購入に至るまでにどのようなキーワードで検索するのかをイメージし、コンバージョンに近いキーワードで記事を制作しましょう。

例えば、Webライター向けのライティング講座を購入してもらうことを目的とする場合、「Webライター 請求書」と検索する人よりも、「Webライター 勉強方法」と検索する人のほうがコンバージョンに近いことは明らかです。

PV数が増えれば認知拡大につながるかもしれませんが、ターゲットが合っていなければ目的は達成されません。

検索ボリューム(1ヶ月で検索される回数)が多少低くても、コンバージョンに近いキーワードは積極的に狙いましょう

3. 競合サイトを分析していない

オウンドメディアの運用では競合調査が不可欠です。競合となる企業が強すぎる場合は、同じようにSEO対策をしてもなかなか勝てないでしょう。

その分野に参入する難易度を確認したうえで、どのようなコンテンツを増やして対策していくべきかを考えてみてください。SNSを並行して運用しないと難しいケースもあります。

競合サイトのドメインの強さや流入キーワード、コンテンツの内容などを分析してみましょう。

4. 外注に任せっきりになっている

オウンドメディアの運用やコンテンツ制作を外部に依頼する場合は、きちんとコミュニケーションを取りながら一緒に取り組むことが失敗しないポイントです。

外注先に丸投げ状態になってしまうと「コストをかけたのにあまり成果が出ない」という状況になりかねません。

現状をこまめに報告し、積極的に提案してくれる会社であると安心です。一緒に取り組んでいくうちにノウハウが増えれば、外注する範囲を減らしていくこともできます。

また、コンテンツを制作するうえでもコミュニケーションが重要です。自社だからこそ伝えられる事例などを共有し、コンテンツ内に含められるとよいでしょう。

弊社ではお客様とのコミュニケーションを大切にしています。「こんな情報を含めてほしい」といったご要望にも対応いたしますので、お気軽にご相談ください。

5. SEO記事にこだわりすぎている

オウンドメディアで公開するコンテンツは、検索結果での上位表示を目的としたSEO記事だけではありません。「とにかく記事を増やしたい」と考える企業も多いですが、それが最適解であるかは定期的に見直すべきです。

運用目的から逆算して、ユーザー行動をイメージしながら必要なコンテンツを提供しましょう。

制作するコンテンツの例
  • SEO記事
  • インタビュー記事
  • 活用事例・導入事例
  • 商品(サービス)紹介
  • 求人に関する情報
  • FAQ(よくある質問)
  • ダウンロードできる資料

場合によっては、他の部署と連携してコンテンツ制作を行うこともあります。

購入までのハードルを下げるためには、活用事例や導入事例として利用者のインタビューを入れるのも効果的です。

SEO記事で少しずつ成果が出てきたら、目的を達成するまでの導線作りを意識してみてください。

弊社はSEOが大好物です。

株式会社Webライタープロは、とにかく記事の質にこだわり抜いたコンテンツSEOのど真ん中を走り続けています。
弊社のWebライターは、全員が2ヶ月の研修を戦い抜いた精鋭ばかりです。過酷な研修ですので、半分以上のライターは途中で離脱します(そもそも研修の採用率も10〜20%)

また、弊社は本質的ではない業務には、一切の時間をかけず、お金もいただきません。
・不要な定例ミーティング
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最後までお読みいただきありがとうございました。

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