BtoB企業のオウンドメディア成功事例13選!成果を出すポイントと注意点

見込み客の獲得や売上の向上などを目的として、オウンドメディアに取り組むBtoB企業が増えています。

高額商材や無形商材を扱うケースが多い企業にとって、オウンドメディアはターゲットを絞って集客できる最適な方法です。

この記事では、本格的にオウンドメディアに取り組むことを検討しているBtoB企業に向けて、参考になる成功事例を紹介します。失敗を回避するために、成功させるポイントや注意点もまとめました。

すでにオウンドメディアを運営している企業と、これから取り組もうとしている企業の両方に役立つ情報をお伝えします。

ぜひ最後までご覧いただき、安定した集客を実現する手段としてお役立てください。

この記事を書いた人

沖ケイタ

  • 株式会社Webライタープロ取締役
  • 100名の精鋭Webライター集団「Webライタープロ」運営
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目次

BtoB企業がオウンドメディアを運営すべき6つの理由

1. 競合他社との差別化を図れる
2. 費用を抑えて安定した集客が見込める
3. ターゲットを絞って情報発信ができる
4. 自社の想いをダイレクトに伝えられる
5. 潜在顧客にアプローチできる
6. 営業活動でコンテンツを活用できる

1. 競合他社との差別化を図れる

オウンドメディアを始めるBtoB企業が増えているものの、まだライバルが少なく、競合他社との差別化を図る手段として役立ちます。事業や商品、サービスの認知拡大につながるでしょう。

安定して運営できれば、業界内でのポジションを確立しやすい取り組みです。

自社の強みをアピールし、自社だからこそ伝えられる情報を発信しましょう。SNSやホワイトペーパーと組み合わせるなど、やり方次第では競合に差をつけられるかもしれません。

特にニッチな領域でライバルが少ないなら、積極的に取り組むべきです。

なお、すでに競合他社がオウンドメディアに取り組んでいる場合でも、成功している企業は少ないといえます。

継続するためには膨大な時間と労力がかかるため、途中で更新をやめてしまうケースも少なくありません。

だからこそ、正しい知識を身につけて運営することが大切です。

2. 費用を抑えて安定した集客が見込める

オウンドメディアで更新した記事が検索エンジンで上位表示されれば、見込み客の獲得につながります。広告よりも費用を抑えて、継続的に安定した集客が見込めるでしょう。

Web広告による集客も、見込み客を獲得する方法としては有効です。しかし、広告を出している間は継続的に費用がかかり、やめてしまうと効果がなくなります。

特にBtoBはBtoCに比べて、単価の高い商品やサービスの取り扱いが多いのが特徴です。

購入や契約に至るまでの検討期間が長いため、オウンドメディアにさまざまなコンテンツがあるほど検討してもらいやすくなります。

オウンドメディア経由で高単価商品の契約数が増えれば、費用対効果の高い取り組みになるでしょう。

さらに「○○ならこの企業に依頼しよう」と思ってもらえる存在になることで、口コミ経由での問い合わせにつながりやすいのがメリットです。

3. ターゲットを絞って情報発信ができる

オウンドメディアは、自社で発信する情報をコントロールできます。自社商品やサービスと関連性の高いキーワードを選び、ターゲットを絞って集客することが可能です。

例えば「○○ 解決策」「○○ 効率化」など、ピンポイントで自然に自社商品の提案につなげられるキーワードを選ぶとよいでしょう。

専門性の高い発信や導入事例を公開することで、商品やサービスの良さを知ってもらうきっかけになります。

また、検索エンジンで情報を調べるという行動は、情報収集を積極的に行っているということ。自社商品のことをある程度理解したうえで話を進められるため、成約につながりやすいのがメリットです。

契約や購入を検討する人が調べるであろうキーワードを予測して、コンテンツを制作してみてください。

4. 自社の想いをダイレクトに伝えられる

自社の想いを伝える場所としてもオウンドメディアは役立ちます。

  • 今までの実績
  • 企業が大切にしている考え方
  • 商品(サービス)の開発に対する想い
  • 長年の経験を活かした一次情報の発信 など

上記のような想いがダイレクトに伝わるほど、信頼性が高まるでしょう。

企業の本気度が伝われば、購入や契約までのハードルが下がる可能性があります。

例えば、商品を使った未来をイメージしてもらうために、導入事例や開発者へのインタビューをコンテンツとして制作するのもおすすめです。価値が伝わりにくい無形商材でも、相手がイメージしやすくなります。

企業の想いが伝わるさまざまなコンテンツを制作し、信頼性を高めましょう。

5. 潜在顧客にアプローチできる

検索エンジン経由での集客は、何となく課題を感じて調べていた企業にアプローチする方法としても有効です。

本格的に導入を考えていなかった企業でも、用意したコンテンツによって購買意欲が高まる可能性があります。

すぐに購入や契約につながらなくても、本格的な検討段階に入った際の候補に上がる確率が高いでしょう。

オウンドメディアで成果を実感できるようになれば、新規顧客の獲得を目的とした営業にかける時間を大幅に削減できます。

6. 営業活動でコンテンツを活用できる

オウンドメディアで公開したコンテンツは、営業活動においても役立ちます。営業のための資料を作らなくても、オウンドメディアのコンテンツをそのまま見せて提案することが可能です。

例えば、導入事例としてインタビュー記事を公開していれば、実際に導入した様子をイメージしやすくなります。

資料のダウンロードや動画コンテンツがあれば、より商品やサービスへの理解を深めてもらえるでしょう。

ときには日常の何気ない会話から相手の悩みを知り、提案に至ることもあります。オウンドメディアがあれば、自社の取り組みをすぐに伝えられるのがメリットです。

BtoB企業のオウンドメディア成功事例13選

1. Chatwork
2. バーコード講座
3. Money Forward Bizpedia
4. キチナンジャーナル
5. SAKIYOMI
6. TECH+
7. バズ部
8. メルラボ
9. サイボウズ式
10. おしえてJSS
11. 360通販note
12. ばね探訪
13. Linking Society

1. Chatwork

出典:Chatwork
メディア名Chatwork
URLhttps://go.chatwork.com/ja/
運営会社株式会社kubell
特徴・サービスサイト内にコラム記事を掲載
・活用方法、導入事例を掲載
・資料のダウンロードが可能

「Chatwork(チャットワーク)」は、多くの企業で導入されている連絡ツールです。株式会社kubell(旧:Chatwork株式会社)が提供するChatworkのサービスサイト内に、さまざまなコンテンツが用意されています。

職種別・業界別の活用方法や導入事例、コラム記事といったコンテンツだけでなく、すぐにダウンロードできる説明資料を用意しているのも特徴です。

サービスの導入を検討する企業に向けて、必要な情報を探しやすい設計になっています。

2. バーコード講座

出典:バーコード講座
メディア名バーコード講座
URLhttps://www.keyence.co.jp/ss/products/autoid/codereader/
運営会社株式会社キーエンス
特徴・バーコードに特化したサイト
・専門性の高いコンテンツを提供
・資料ダウンロードへの導線を設置

「バーコード講座」は、株式会社キーエンスのオウンドメディアです。バーコードの基本から専門的な仕組みまで、専門性の高いコンテンツを提供しています。

なおキーエンスでは、他にも複数のサービスに特化した専門サイトを保有しているのが特徴です。

公開されているサイト数は50サイト。オウンドメディアを活用し、BtoBでのブランディングを高めている良い事例です。

3. Money Forward Bizpedia

出典:Money Forward Bizpedia
メディア名Money Forward Bizpedia
URLhttps://biz.moneyforward.com/blog/
運営会社株式会社マネーフォワード
特徴・コンセプトは「バックオフィスの悩みに答えを」
・経理やビジネスに役立つ情報を発信
・サイドバーに資料ダウンロードへの導線を設置

「Money Forward Bizpedia」は、法人会計ソフトや人事管理ソフトなどを提供する株式会社マネーフォワードのオウンドメディアです。

「バックオフィスの悩みに答えを」をコンセプトに、経理やビジネスに役立つコンテンツを発信し、見込み客の獲得につなげています。

固定で表示されているサイドバーでは、提供するサービスを一覧で表示し、必要な資料をすぐにダウンロードできる状態にしているのが特徴です。

4. キチナンジャーナル

出典:キチナンジャーナル
メディア名キチナンジャーナル
URLhttps://www.kichinan.co.jp/journal/
運営会社キチナングループ株式会社
特徴・物流に関する情報を発信
・タグで検索できるシンプルな設計
・所属する社員の名前と顔写真を公開

「キチナンジャーナル」は、ロジスティクスのプロであるキチナングループ株式会社のオウンドメディアです。物流に関する情報発信を行っています。

シンプルな見た目で、必要な情報をタグから探せるようになっているのが特徴です。

「この記事を書いた人」として紹介されているのは、各部署に所属する社員の名前と顔写真導入を検討している企業にとって、信頼性の向上につながっている事例といえるでしょう。

5. SAKIYOMI

出典:SAKIYOMI
メディア名SAKIYOMI
URLhttps://sns-sakiyomi.com/blog/
運営会社株式会社SAKIYOMI
特徴・Instagramのノウハウを発信
・サイドバーに複数のバナーを設置
・プレスリリースや成功事例も公開

「SAKIYOMI」は、Instagramの運用代行や運用支援ツールを提供する株式会社SAKIYOMIのオウンドメディアです。ブログとして、Instagramのノウハウや会社に関する情報などを紹介しています。

必要なタイミングで次の行動に移しやすいように、サイドバーにLINE公式アカウントやダウンロードできる資料などを配置。企業が判断しやすいように、料金を記載したバナーもあります。

検索エンジンからの流入を目的とするだけでなく、プレスリリースや成功事例など、幅広いコンテンツを提供している事例です。

6. TECH+

出典:TECH+
メディア名TECH+
URLhttps://ad-lp.news.mynavi.jp/blog
運営会社株式会社マイナビ
特徴・BtoBマーケティングに関する情報を発信
・独自の調査レポートを公開
・タグによる検索が可能

「TECH+」は、株式会社マイナビが運営するメディアです。BtoBマーケティングにおける課題を解決することを目的として運営しています。

マーケティングやブランディング、リード獲得など、BtoBで役立つ情報発信を行っているのが特徴です。独自の調査レポートを公開し、調査結果を資料としてダウンロードできるようにしています。

オウンドメディア経由で多くのお問い合わせを獲得している事例です。

7. バズ部

出典:バズ部
メディア名バズ部
URLhttps://lucy.ne.jp/bazubu/
運営会社株式会社ルーシー
特徴・Webマーケティングの知識を発信
・12年間で50億円の売り上げを達成
・採用力の強化に成功

「バズ部」は、コンテンツマーケティングの支援を行う株式会社ルーシーのオウンドメディアです。

12年の間に、オウンドメディア経由で50億円の売り上げを達成。営業なしで成果を出し続けています。

まさにオウンドメディアを知り尽くし、成功している事例です。採用力の強化にもつながっています。

8. メルラボ

出典:メルラボ
メディア名メルラボ
URLhttps://mailmarketinglab.jp/
運営会社株式会社ラクス
特徴・メールマーケティングを支援
・独自の意識調査を実施
・資料ダウンロードやメルマガへの導線を設置

「メルラボ(Mail Marketing Lab)」は、株式会社ラクスが提供する「配配メール」というサービスに結び付けられたメディアです。「メールマーケティングを支援するメディア」をコンセプトに運営されています。

メールマーケティングに関する情報やインタビュー記事を公開し、お役立ち資料としてダウンロードできる資料を複数用意しているのが特徴です。定期的にセミナーも実施しています。

さまざまなコンテンツによって、メールマーケティングへの興味関心を高める取り組みが印象的です。

9. サイボウズ式

出典:サイボウズ式
メディア名サイボウズ式
URLhttps://cybozushiki.cybozu.co.jp/
運営会社サイボウズ株式会社
特徴・チームワークを応援するメディア
・SNSとの連携で集客を強化
・グローバルメディアを展開

「サイボウズ式」は、チームワークを促進するサービスや製品を提供する、サイボウズ株式会社のオウンドメディアです。働き方や生き方、家族と仕事などをテーマに情報発信を行っています。

コラム記事をはじめ、インタビュー記事や漫画形式の記事など、さまざまなコンテンツを発信しているのが特徴です。ブランディングの強化につなげている事例といえるでしょう。

グローバルメディアも展開しています。

10. おしえてJSS

出典:おしえてJSS
メディア名おしえてJSS
URLhttps://jss1.jp/column
運営会社株式会社FAプロダクツ
特徴・自動化に関する情報を発信
・豊富なコンテンツを用意
・専門性の高い情報を提供

「おしえてJSS」は、ロボットの設計や製造、サポートなどを提供する株式会社FAプロダクツのオウンドメディアです。お役立ち情報として、自動化に関するコラムを掲載しています。

数多くのコンテンツが用意されており、検索エンジンからの流入につなげているのが特徴です。専門性の高い情報発信を行い、資料請求やお問い合わせを獲得しています。

記事内に画像や図解、YouTube動画などを挿入し、専門用語を理解しやすくしているのも信頼できるポイントです。

11. 360通販note

出典:360通販note
メディア名360通販note
URLhttps://www.scroll360.jp/note/
運営会社株式会社スクロール360
特徴・EC・通販のノウハウを発信
・タグによる検索が可能
・メルマガや資料ダウンロードへの導線を設置

「360通販note」は、EC・通販向けの物流事業を展開する株式会社スクロール360のオウンドメディアです。EC運営やコールセンターに関するコンテンツなど、EC・通販事業者向けの情報発信を行っています。

全体的にすっきりとして見やすいメディアになっており、必要な情報を探しやすい導線が組まれているのが特徴です。導入事例やダウンロードできる資料など、さまざまなコンテンツが用意されています。

タグを用いて、オウンドメディアを訪れるユーザーが求める情報を探しやすくしているのもポイントです。

12. ばね探訪

出典:ばね探訪
メディア名ばね探訪
URLhttps://tokaibane.com/bane-tanbo/
運営会社東海バネ工業株式会社
特徴・モノづくりの現場を取材
・ユーザーを引き込むコンテンツ
・情報を伝えることのみに特化

「ばね探訪」は、ばねのプロフェッショナルとして長い歴史を誇る東海バネ工業株式会社のオウンドメディアです。

自社のばねが活躍するモノづくりの現場を「ばね探訪レポート」として公開しています。企業に取材を行って制作された、ユーザーを引き込む独自性の高いコンテンツが魅力です。

1クリックでコーポレートサイトに移動できる設計ですが、ばね探訪のメディア内では商品やサービスへの誘導が一切ありません取材した内容のみを伝え、雰囲気作りを徹底しています。

13. Linking Society

出典:Linking Society
メディア名Linking Society
URLhttps://linkingsociety.hitachi.co.jp/
運営会社株式会社日立製作所
特徴・問いを起点としたコンテンツを発信
・問いでコンテンツ検索が可能
・イベント情報やレポートを公開

「Linking Society(リンキングソサエティ)」は、デジタルシステムやサービスをはじめ、さまざまな事業を展開する株式会社日立製作所のオウンドメディアです。

「問いからはじまるつながるメディア」をコンセプトに、問いを起点としたコンテンツを発信しています。

インタビュー記事やイベントに関する情報、レポートなどを公開し、一人ひとりの思考や知識の幅を広げることを目的としているのが特徴です。問いでコンテンツを検索できる点は、他社にはない魅力といえるでしょう。

BtoB企業のオウンドメディア運営を成功させる6つのポイント

1. SEOについての理解を深める
2. 立ち上げ前の事前準備を徹底する
3. コンテンツの品質を高める
4. 社内の運営体制を整える
5. 目的達成までの導線を整える
6. 定期的にコンテンツを見直す

1. SEOについての理解を深める

SEOは「Search Engine Optimization」の略で、検索エンジン最適化という意味の言葉です。

検索エンジンで情報を探すユーザーに役立つコンテンツを提供し、上位表示させるために最適化する取り組みのことを指します。

SEO(検索エンジン最適化)

オウンドメディアで成果を出すためには、必ず自社でSEOを理解して管理できる人材を配置しましょう。

SEOへの理解の深さは、オウンドメディア自体をどれだけ強化できるかという部分にも関わります。

自社にノウハウがなくて外部に依頼する場合でも、少しずつ知識を深めることが大切です。外注先に任せっきりにならないようにしましょう。

なお、オウンドメディアの運用代行を行っている会社のなかには、SEO研修や内製化支援に対応しているところもあります。

そういったプロのサポートに頼るのも、SEOを効率よく理解する方法の1つです。

2. 立ち上げ前の事前準備を徹底する

オウンドメディアの運営で失敗しないためには、事前準備が重要です。すでに取り組んでいてなかなか成果が出ない場合も、改めて見直しましょう。

まずは、オウンドメディアを運営する目的を明確にします。「認知拡大につなげたい」「ブランディングを強化したい」など、社内で考えてみてください。

そして、以下の項目に沿って事前準備を進めましょう。

運用前に必要な事前準備
  • ターゲット(ペルソナ)を決める
  • コンセプト・メディア名を決める
  • 必要なコンテンツを検討する
  • KPIを設定する
  • 運営体制を整える

自社商品やサービスを利用する企業の担当者をイメージし、コンセプトはどうするか、どのようなコンテンツを用意するのかなどを決めていきます。

すでに競合他社がオウンドメディアに参入している場合は、差別化するための方法を考えることが大切です。

3. コンテンツの品質を高める

検索エンジンで記事を上位表示させるためには、品質の高いコンテンツ制作が欠かせません。BtoB企業が専門性や信頼性を示すうえでも重要な部分です。

万が一コンテンツの品質が低ければ、企業のイメージダウンにつながる恐れがあります。BtoBを対象とする場合はダメージが大きいでしょう。

自社でSEO記事の制作を行う場合は、以下の点を意識してみてください。

記事制作で意識すべきポイント
  • ユーザーにわかる言葉で説明する
  • 一次情報を含めて信頼性を高める
  • 表や箇条書きを使って読みやすくする
  • 企業の誰が読むのかをイメージする

なお弊社では、累計20,000記事以上の制作実績があり、SEO記事を得意としています。BtoBでのコンテンツ制作に課題を抱えている企業は、ぜひお気軽にご相談ください。

4. 社内の運営体制を整える

オウンドメディアを計画的に運営するためには、運営体制の構築が不可欠です。

他の業務と兼任するケースも多いですが、後回しにして更新できない状態になるのは避けてくださいいつまで経っても成果を出すことができません。

まずは1人でもいいので、オウンドメディア全体を管理できる人材を確保しましょう。できればコンテンツの品質を担保する担当者もいると安心です。

5. 目的達成までの導線を整える

オウンドメディアでは、ユーザーが必要な情報を探しやすくするための工夫が必要です。成功している企業ほど、購入や契約につなげるまでの導線が整っています。

オウンドメディアに流入してから成約に至るまでのユーザー行動をイメージし、どのタイミングで行動を促すと自然に誘導できるかを考えてみましょう。

例えば、成約につながりやすいキーワードであれば、記事内に導入事例を入れて商品への理解を深めてもらうのも有効です。実際に使っている未来をイメージしやすくなります。

BtoB企業の場合は、どのような担当者や役員が検討に関わるのかを想像してみることも大切です。

6. 定期的にコンテンツを見直す

オウンドメディアで成功するためには、公開したコンテンツを定期的に見直すことが必須です。情報が古くなっている場合は更新しましょう。

軽微な修正は、外注しなくても自社でできるようにしておくのが理想です。

また、記事を公開すればすぐに検索エンジンで上位表示できるわけではありません。データを分析して記事の改善を繰り返すことで、順位の上昇につながります。

そういった対策が必要であることを理解し、適切な改善を行えると失敗する確率が低くなります。

オウンドメディア運営でBtoB企業が意識すべき3つの注意点

1. 継続的な費用がかかることを理解する
2. フェーズごとにKPI(中間目標)を見直す
3. リソースを確保できないなら外注を検討する

1. 継続的な費用がかかることを理解する

オウンドメディアはBtoB企業にとって費用対効果の高い取り組みになる可能性が大きいですが、継続的な費用がかかる点には注意が必要です。

例えば、SEOコンサルティングやコンテンツ制作を外部に依頼する場合は、毎月数十万円の費用がかかります。

また、自社で対応する部分に関しては、人件費がかかる点を考慮しなくてはなりません。

無理のない範囲で予算を組まないと、継続できずに更新が止まってしまう可能性があります。

オウンドメディアはすぐに効果が出る取り組みではないため、長期的に継続する覚悟が必要です。

2. フェーズごとにKPI(中間目標)を見直す

KPIは「Key Performance Indicator」の略で、重要業績評価指標という意味の言葉です。最終的な目的を達成するための中間目標として考えましょう。

オウンドメディアは長期的な取り組みになることから、フェーズごとに目標を設定することが大切です。最初から無謀な目標を設定すると、なかなか達成できずに挫折する可能性があります。

例えば、オウンドメディアを立ち上げたばかりであれば、良質なコンテンツを増やすことに注力しましょう。KPIに「1ヶ月でお問い合わせ100件獲得」と設定しても、達成できないのは明らかです。

フェーズごとに見直しを行い、少しずつ目的の達成に近づけるように継続してみてください。

3. リソースを確保できないなら外注を検討する

BtoB企業がオウンドメディアで失敗する要因として多いのが、リソース不足で継続できなくなること。社内での対応が難しい部分は外注の検討をおすすめします。

特に立ち上げたばかりの段階は、リソースの確保に注力すべきです。運営体制を整えて、オウンドメディアを運営する流れをつかみましょう。

なお、記事制作のみを外注するBtoB企業も増えています。コンテンツ制作に課題を感じている場合は、ぜひ弊社までご相談ください。

弊社はSEOが大好物です。

株式会社Webライタープロは、とにかく記事の質にこだわり抜いたコンテンツSEOのど真ん中を走り続けています。
弊社のWebライターは、全員が2ヶ月の研修を戦い抜いた精鋭ばかりです。過酷な研修ですので、半分以上のライターは途中で離脱します(そもそも研修の採用率も10〜20%)

また、弊社は本質的ではない業務には、一切の時間をかけず、お金もいただきません。
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最後までお読みいただきありがとうございました。

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