オウンドメディアの運用代行会社16選！各社の特徴と費用を紹介

「オウンドメディアの立ち上げ方がわからない」
「記事を増やしているのにまったく成果が出ない」
「リソースがなくて更新が止まってしまった」

この記事では、上記のようなお悩みを解決できるオウンドメディアの運用代行会社を厳選して紹介します。

運用代行を行う会社はかなり多く、対応範囲はさまざまです。自社に適した会社であるか見極めるための選び方から解説しているので、ぜひ参考にしてください。

総合支援に強い会社とコンテンツ制作に強い会社に分けて紹介します。各社の特徴と費用もまとめているので、じっくりと比較して相性の良い会社を選びましょう。

オウンドメディアの運用代行会社選びで確認すべき4つのポイント

1. サポートの対応範囲
2. 過去の実績と得意分野
3. 依頼したい業務と費用
4. ヒアリング時の対応

1. サポートの対応範囲

オウンドメディアの運用代行会社に依頼する場合、運用に関わるさまざまな業務をまとめて外注できるのがメリットです。

各社で得意とする領域が異なるため、対応できる業務の範囲は必ず確認しましょう。

自社が運用代行に依頼する目的を明確にし、対応している会社を選ぶことが重要です。

例えば、立ち上げ時の構築段階で悩んでいるのであれば、将来的に幅広く支援してくれる会社がよいでしょう。コンテンツ制作だけでなく、SNSやホワイトペーパーなど、さまざまなサポートに対応できるほど安心できます。

オウンドメディアのノウハウがなくて不安な場合は、内製化の支援に対応している会社を選ぶのも1つの方法です。

2. 過去の実績と得意分野

運用代行会社を比較する際は、各社の実績と得意分野を必ず確認しましょう。

その際「自社がオウンドメディアで達成したいゴールを実現できるか」という視点でチェックすることがポイントです。

例えば、ブランディングの強化を目的とするなら、検索エンジンでの上位表示を狙ったSEO記事の制作だけでなく、SNSやメルマガなども活用して伸ばした実績があると幅広い提案をしてもらえます。

「とにかく今は検索結果で上位を狙いたい」というのであれば、SEO記事の制作に強い会社がよいでしょう。

そのなかで、自社と同じ業界での実績があると安心です。各社の公式サイトで公開されている実績を確認してみてください。

また、代行会社がオウンドメディアを運営している場合は、コンテンツの品質や発信内容を確認してみるのもおすすめです。

3. 依頼したい業務と費用

運用代行会社に依頼すべき業務が決まったら、費用を比較してみましょう。

オウンドメディアはすぐに結果が出る取り組みではないため、長期的に運用する覚悟が必要です。その分費用がかかるため、予算を考慮して代行会社を選ばないと継続できなくなる可能性があります。

ただし、費用をかけるほど早く成果が出るとは限りません。逆に安すぎても、十分なサポートを受けられない恐れがあります。

参入する業界や依頼する業務によっても変動するため、無料相談や見積もりを活用して比較するのがおすすめです。

契約期間や納品記事数の最低ラインを定めているケースもあるので、事前に確認しましょう。

4. ヒアリング時の対応

オウンドメディアの運用は長期的な取り組みになるため、コミュニケーションを取りやすい会社を選ぶことをおすすめします。

無料相談をZoom等でしてもらえる場合は、相手の対応を見て、安心して任せられる会社であるかを判断しましょう。他社と比較したい部分もヒアリング時に確認することが大切です。

ただ自社の課題や目的を相談するというよりも、相手の提案や反応を見ながら雰囲気を確認してみてください。

総合支援に強いオウンドメディアの運用代行会社11選

1. StockSun株式会社
2. サクラサクマーケティング株式会社
3. 株式会社LANY
4. 株式会社PLAN-B
5. ナイル株式会社
6. 株式会社LIG
7. 株式会社THE MOLTS
8. 株式会社ニュートラルワークス
9. 株式会社ルーシー
10. アイオイクス株式会社
11. 株式会社LIVALEST

1. StockSun株式会社

StockSun株式会社は、デジタルマーケティングを総合的に支援する会社です。Web集客だけでなく、事業として利益を得るための伴走支援サービスも提供しています。

厳しい基準をクリアしたコンサルタントが50名以上在籍しているため、医療や金融など、幅広いジャンルに対応できるのが強みです。

コンサルティングの継続率は90％以上。毎月10社まで無料で1ヶ月間のコンサルティングを受けられるサービスを提供しているので、相談してみるのもおすすめです。

SEO記事制作やLP制作、定額制のWebマーケティング支援など、幅広いサポートを行っています。目的に応じて柔軟に対応してもらえるでしょう。

2. サクラサクマーケティング株式会社

サクラサクマーケティング株式会社は、SEO業界で20年以上の実績がある会社です。コンサル歴10年以上の人材が多く在籍し、SEOコンサルティングと記事制作のサービスを提供しています。

独自でクラウドソーシングサイト「サクラサクワークス」を運営し、幅広いジャンルに対応できる良質なライターを確保しているのも特長です。記事制作は徹底されたルールに沿って行われます。

過去に支援した数は2000サイト以上。金融領域だけでも300サイト以上を支援し、金融ジャンルに特化したSEOコンサルティングも行っています。

長年の経験があり、変化の激しいWeb業界で成功している会社だからからこそ、安心して依頼できるでしょう。

3. 株式会社LANY

株式会社LANYは、デジタルマーケティングをさまざまな方法で総合的に支援する会社です。SEOコンサルティングに限らず、オウンドメディアの運用代行やリスティング広告など、幅広い業務に対応しています。

記事制作にかかる費用はやや高めですが、その分徹底したリサーチとヒアリングで高品質な記事制作に努めているのが特徴です。アンケート調査や図解などを取り入れた、独自性の高い記事を公開したい企業に適しています。

また、法人向けのSEO研修や内製化支援にも対応しているため、将来的に自社でオウンドメディア運用を行いたい企業にもおすすめです。

4. 株式会社PLAN-B

株式会社PLAN-Bは、デジタルマーケティング事業で豊富な実績がある会社です。Webサイトの制作や運用代行まで対応しているため、幅広くサポートしてもらえるでしょう。

16年以上の歴史があり、支援実績は5000社以上。なかでもSEOコンサルティングでは、BtoB事業やECサイト、難易度の高いジャンルなどを得意としています。

記事制作においては、厳しい基準をクリアしたライターのみを採用しているのも特徴です。徹底された体制のもと、高品質で読みごたえのある記事制作を行います。

5. ナイル株式会社

ナイル株式会社は、SEOコンサルティングや記事制作、生成AI導入支援など、マーケティングを総合的に支援する会社です。大手企業をはじめ、2000社以上の支援実績があります。

オウンドメディアの構築や運用支援、改善など、幅広く対応できるのが強みです。採用の強化を目的としたリクルーティング支援も行っています。

長期的な取り組みとして継続しやすい環境が整っており、将来的に内製化を考えている企業にもおすすめです。

6. 株式会社LIG

株式会社LIGは、DX支援やWeb制作、コンテンツマーケティングなどを総合的に支援する会社です。

Web制作では幅広い実績があり、デザイン性の高いオウンドメディアを作りたい企業に適しています。コーポレートサイトや採用サイト、メディアサイトなど、あらゆるサイト制作が可能です。

また、コンテンツ制作では、おもしろい記事から真面目な記事まで対応できるのが強みです。社員が発信するオウンドメディア「LIGブログ」でさまざまな記事が公開されているので確認してみましょう。

7. 株式会社THE MOLTS

株式会社THE MOLTSは、デジタルマーケティングを総合的に支援する会社です。企業の課題や目的に寄り添い、最適な専門家が対応します。

平均継続期間は約1年。新規サービスの戦略立案から事業成長までのサポートなど、幅広い支援が行えるのが強みです。

予算に合わせた提案も行ってくれるため、自社の課題を相談してみるとよいでしょう。

8. 株式会社ニュートラルワークス

株式会社ニュートラルワークスは、デジタルマーケティングやWeb制作を支援する会社です。オウンドメディアの構築やコンサルティングだけでなく、被リンクや内部施策の運用代行など、幅広い支援を行っています。

支援実績は3000社以上。XやInstagram、YouTubeなど、SNSの運用代行に対応しているのも強みです。

検索エンジンからの集客に限らず、Web広告やSNSなど、あらゆる方法での集客を考えている企業に適しています。

9. 株式会社ルーシー

株式会社ルーシーは、コンテンツマーケティングを総合的に支援している会社です。オウンドメディアの立ち上げや運用代行、SEO記事制作などに対応しています。

支援実績は400社以上。そのうちのほとんどが、すでに取り組んでいるけどうまくいっていない企業からの依頼です。

オウンドメディア「バズ部」は4ヶ月で100万PVを達成。さらに、1年半で30,000件の見込み客リストの獲得に成功しており、かなり実力のある会社といえます。

10. アイオイクス株式会社

アイオイクス株式会社は、SEOで成果を出すことに特化している会社です。コンサルティングや記事制作、Googleアナリティクスの導入・運用のサポートを行っています。

わかりやすくて丁寧な説明に定評があり、多くの企業から評価されているのが特徴です。お問い合わせ件数や流入数の増加など、さまざまな成果につなげた実績があります。

SEOによる集客に課題を抱えている企業は、無料相談から始めてみましょう。

11. 株式会社LIVALEST

株式会社LIVALESTは、大阪を中心とした関西圏エリアに対応している会社です。悩みや課題を直接ヒアリングすることを大切にし、会える距離での活動を大切にしています。

支援実績は60社以上。個人で活動する制作会社であるため、他社よりも低コストで依頼できるのがメリットです。

ホームページ制作からSEO対策、MEO対策まで、企業に寄り添い、幅広い支援を行っています。

コンテンツ制作に強いオウンドメディアの運用代行会社5選

1. 株式会社Webライタープロ
2. 株式会社ウィルゲート
3. CROCO株式会社
4. 株式会社ライトアップ
5. 有限会社ノオト

1. 株式会社Webライタープロ

株式会社Webライタープロは、SEO記事制作を得意とする代行会社です。

提供した記事数は累計20,000記事以上。企業の課題と目的をヒアリングし、キーワード選定から時間をかけて行います。

SEOコンサルタントも在籍しているため、現状を把握して施策を提案できるのが強みです。オウンドメディアを8ヶ月で3万PVから170万PVに成長させた実績もあります。

所属するライターは、弊社独自の厳しい研修をクリアした人のみ。担当ディレクターが記事をすべてチェックし、品質を担保したうえで納品します。

記事制作を行う代行会社の中でも、弊社は比較的コスパの良い会社といえるでしょう。図解の制作や記事のリライトなどもご相談ください。

また、通常のSEO記事制作の他に、専門分野に特化したチームも用意しています。各業界のプロが記事制作や監修に対応できる体制を整えていますので、詳しくは各紹介ページをご覧ください。

専門分野に特化したライターチーム

弊社では100社以上のオウンドメディアでの支援実績があり、継続的にご依頼いただいているお客様も多くいらっしゃいます。

漠然とした相談でも構いませんので、まずはお気軽にお問い合わせください。

2. 株式会社ウィルゲート

株式会社ウィルゲートは、SEOコンサルティングやコンテンツ制作の支援を得意とする会社です。内製化支援にも対応しています。

SEOを手掛けたサイトは2900サイト以上。14年以上SEOを研究し、膨大なデータを保有しているのが強みです。

記事制作においては、オンライン編集チーム構築サービス「EDITORU（エディトル）」を提供しています。企業に合わせて即戦力となる人材を確保し、管理やコミュニケーションを代行するサービスです。

3. CROCO株式会社

CROCO株式会社は、オウンドメディアの立ち上げや運用代行、コンテンツ制作など、コンテンツマーケティングを総合的に支援する会社です。

記事作成代行サービス「Shinobiライティング」や、編集者・ライター専用のプラットフォーム「EDILENT」を提供し、記事制作を支援しています。

専門家による執筆の他、取材記事、ホワイトペーパー制作に対応できるのも特徴です。

4. 株式会社ライトアップ

株式会社ライトアップは、AI開発やコンテンツ制作など、幅広い事業を展開している会社です。オウンドメディアの構築や運用にも対応しています。

コンテンツ制作では、SEO記事や取材記事の他にも、診断コンテンツの制作に対応しているのが特徴です。ブランディングの強化につながるでしょう。

SNSやLINE公式アカウントの運用代行にも対応しており、お客様の「あれにも、これにも」といった要望に応えることを大切にしています。

5. 有限会社ノオト

有限会社ノオトは、コンテンツ制作やソーシャルメディア運営をサポートする会社です。オウンドメディアの立ち上げから依頼することもできます。

コンテンツ制作では、SEO記事や取材記事の他、マンガ制作にも対応しているのが特徴です。紙媒体のコンテンツ制作まで幅広く対応できるため、オリジナリティの高い記事制作を依頼したい企業に適しています。

公式サイトに見積もり例が公開されているので、費用の目安として確認してみてください。

オウンドメディアの運用代行にかかる費用の相場

オウンドメディアの運用代行にかかる費用は、依頼する会社や業務の範囲によって大きく異なります。運用目的や予算を考慮して、安心して任せられる会社を選びましょう。

自社で対応する場合の人件費も含めて、依頼する業務を検討することが大切です。

1. 構築にかかる費用
2. 運用代行にかかる費用
3. コンテンツ制作にかかる費用

1. 構築にかかる費用

オウンドメディアの構築から代行会社に依頼する場合は、戦略設計やCMSのカスタマイズ、デザインなどを含めて100万～300万円が相場です。

デザイン性の高いオウンドメディアを希望するほど制作期間が長くなり、費用も高くなる傾向があります。

無料のCMS「WordPress（ワードプレス）」を利用し、テンプレートのデザインを使えば、もっと安く構築することが可能です。

自社で立ち上げる企業も多いですが、ノウハウがない場合は代行会社に依頼することをおすすめします。

オウンドメディアの完成度を左右する重要な工程なので、事前準備を行ってから立ち上げましょう。企業のイメージとマッチしたサイトになっているかという視点も大切にしてください。

2. 運用代行にかかる費用

運用代行会社によって対応できる業務が異なるため、必ずサポート内容を確認したうえで外注先を選びましょう。強みとする業務や、サービスごとの料金設定も各社で違います。

この記事で紹介した運用代行会社を例にすると、SEOコンサルティングの相場は月額30万～50万円。運用代行として幅広く依頼したい場合は、50万円以上かかるケースもあります。

アクセス解析を依頼する場合は、月額10万～30万円程度が多い印象です。

運用代行を行っている会社はかなり多くあります。長期的な取り組みとなるため、コミュニケーションの取りやすさも確認したうえで選ぶことが大切です。

3. コンテンツ制作にかかる費用

検索エンジンでの上位表示を目的としたSEO記事制作の相場は、1記事あたり2万～10万円です。キーワード選定やディレクション費用など、どこまでの作業が含まれているのかを確認しましょう。

近年では記事の専門性や信頼性を高める目的で、専門家が執筆をしたり、監修者を入れたりするケースも増えています。そういった対応を行うほど費用がかかる点も考慮しましょう。

取材記事（インタビュー記事）の相場は、1記事あたり3万～10万円。取材先の選定やプロのカメラマンへの依頼が含まれると、さらに高くなります。

ただし、どちらの金額も、コンテンツ制作を代行会社に依頼する場合の相場です。

個人のライターに依頼することで費用を抑えられますが、自社でコンテンツを管理できる人材がいないと難しいでしょう。

なお、豊富なコンテンツ制作実績がある私たち「株式会社Webライタープロ」の制作費用は、以下を参考にしてください。

比較的低価格で、高品質な記事を制作できるのが強みです。多くのオウンドメディアを支援した実績があります。

コンテンツ制作を強化したい場合は、ぜひ一度お問い合わせください。

オウンドメディアの運用代行会社を利用するメリット

オウンドメディアの運用では、運用体制の構築が不可欠です。日々の管理やコンテンツ制作において、かなりのリソースが必要になります。

運用代行会社に依頼することで、社内の負担を大幅に減らせるのがメリットです。その分、他の業務に専念できるでしょう。

オウンドメディアのノウハウがない場合も、プロに構築から運用までを任せれば安心です。法人向けの研修や内製化の支援を行っている代行会社を選べば、少しずつ外注する範囲を減らしていけます。

また、コンテンツ制作においても、豊富な実績のある代行会社に依頼したほうが高品質な記事を制作できるのがメリットです。事業や商品（サービス）の認知拡大も加速するでしょう。

他の業務と兼任し、オウンドメディア運用が疎かになるケースは少なくありません。中途半端な状態だと自社の目的を達成できないため、継続的に運用できる体制を整えることを意識してみてください。

オウンドメディアの運用代行会社を利用するデメリット

オウンドメディア運用では、継続的な費用がかかります。予算を考慮して外注する業務を決めましょう。

最低6ヶ月以上、コンテンツ制作は10本からなど、基準を定めている代行会社が多いため確認が必要です。

なお、外注したからといって必ず良い成果が出るとは限りません。費用の安さだけで選ぶと、サポート面であまり対応してもらえなかったり、コンテンツの品質が低かったりする可能性があります。

また、オウンドメディアで結果を出すためには、外注先とのコミュニケーションも必要です。自社がこだわる部分はきちんと伝え、安心して任せられる相性の良い会社を選びましょう。

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