オウンドメディアとは?目的や効果、注意点をわかりやすく解説

オウンドメディアとは、企業が自社で所有するメディアのことです。ユーザーと接触する機会を増やし、以下のような目的を達成できる手段として活用されています。

  • 見込み客の獲得
  • 自社商品やサービスの認知拡大
  • ブランディングの強化
  • 採用力の強化

ただし、正しい知識がないまま進めてしまうと、かなりの確率で失敗するため注意が必要です。

この記事では、累計20,000記事以上を制作してきた株式会社Webライタープロが、オウンドメディアについて以下の項目でわかりやすく解説します。

  • オウンドメディアの定義
  • 運営する目的と得られる効果
  • オウンドメディアの始め方6ステップ
  • 知っておくべき4つの注意点

今まで数多くのオウンドメディアに携わってきた経験をもとに、初心者が理解しやすいようにまとめました。必要な知識を身につけて、企業の目的を達成する手段として活用しましょう。

この記事を書いた人

沖ケイタ

  • 株式会社Webライタープロ取締役
  • 100名の精鋭Webライター集団「Webライタープロ」運営
  • 納品記事数20,000記事、納品文字数10,000,000文字超え
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目次

オウンドメディアとは?定義をわかりやすく解説

オウンドメディア(Owned Media)とは、企業が自社で所有するメディアのことを指す言葉です。

本来の定義では、以下のような媒体がオウンドメディアに該当します。

オウンドメディアの例
  • コーポレートサイト
  • ブランドサイト
  • 自社メディア
  • 公式SNSアカウント
  • メルマガ
  • パンフレット
  • カタログ
  • ホワイトペーパー

近年では、情報発信を行うWebサイトや自社ブログを意味して「オウンドメディア」と呼ばれることが増えました。

コンテンツマーケティング戦略を実施する方法の1つとして、さまざまな分野の企業が取り組んでいます。顧客とのコミュニケーションを図る手段としても最適です。

この記事では、自社が保有するWebサイトの運用を想定して詳しく解説します。

なお、オウンドメディアは、企業と消費者をつなぐメディアを3つに分類した「トリプルメディア」と呼ばれる戦略の1つです。

トリプルメディア
  • オウンドメディア
  • ペイドメディア
  • アーンドメディア
トリプルメディアとは

オウンドメディアを正しく運営するためにも、混同しやすい用語との違いを理解しておきましょう。

1. ペイドメディアとの違い
2. アーンドメディアとの違い
3. シェアードメディアとの違い
4. ホームページとの違い

1. ペイドメディアとの違い

ペイドメディア(Paid Media)とは、企業が費用を支払って広告を掲載できるメディアのことです。

ペイドメディアの例
  • テレビCM
  • 新聞
  • 雑誌
  • Web広告

オウンドメディアとの明確な違いは、広告を掲載する際の費用の有無

ペイドメディアでは一定の費用がかかります。一方でオウンドメディアは自社で所有するメディアなので、自社商品やサービスをアピールしても広告費がかかりません。

なお、Web広告にはリスティング広告や動画広告、バナー広告などがあり、消費者が日常的に目にする機会がかなり増えました。ターゲットとなる顧客層の指定や、潜在顧客へのアプローチができるのがメリットです。

2. アーンドメディアとの違い

アーンドメディア(Earend Media)とは、消費者や第三者のユーザーが情報発信を行うメディアのことです。

アーンドメディアの例
  • X(旧:Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • LINE
  • 個人ブログ
  • レビューサイト

オウンドメディアとの違いは、情報を発信する人が企業か他のユーザーかという点です。

アーンドメディアの場合、ユーザーが情報発信の主体となります。対して、企業が情報発信をする場合は自社で所有するオウンドメディアに該当します。

口コミや自社商品(サービス)に対する評価が自由に書き込まれるため、拡散によって信頼性を高められるのがメリットです。

ただし、ユーザーが書き込んだ情報を企業側でコントロールすることはできません。投稿内容によって企業のイメージが左右される点には注意が必要です。

3. シェアードメディアとの違い

トリプルメディア戦略にシェアードメディア(Shared Media)を加えた「PESOモデル(ペソモデル)」という戦略も注目を集めています。

PESOモデル
  • ペイドメディア
  • アーンドメディア
  • シェアードメディア
  • オウンドメディア
PESOモデル

シェアードメディアが意味するのは、情報をシェア(共有)すること。アーンドメディアに含まれていたSNS(XやInstagram、YouTubeなど)を切り離し、シェアードメディアとして扱っているのが特徴です。

そのため、オウンドメディアとの違いはアーンドメディアと同様で、情報発信を行う主体となる人と運用する目的になります。

特に近年ではSNSでの発信力が力を持っている現状です。トリプルメディアとPESOモデル、どちらの戦略も覚えておくとよいでしょう。

4. ホームページとの違い

ホームページはもともと、ブラウザを開いたときに最初に表示されるページを意味する言葉でした。しかし今では、WebサイトのトップページやWebサイト全体を指す言葉として使われるのが一般的です。

ホームページとは

ここでは「ホームページ=企業の公式サイト」と定義して違いを解説します。

ホームページは、企業の名刺代わりになるWebサイトのことです。会社概要や企業理念、リリース情報など、複数のページで構成されています。

対してオウンドメディアは、情報発信によって、認知拡大や見込み客の獲得を図る目的があります。

ちなみに弊社の場合は、左側がホームページ(公式サイト)、右側がオウンドメディアです。

公式サイトとオウンドメディアはドメインを分けて運営されることが多いですが、公式サイト内にコンテンツを追加していくケースもあります。

オウンドメディアを運営する4つの目的

1. 見込み客の獲得
2. 自社商品やサービスの認知拡大
3. ブランディングの強化
4. 採用力の強化

1. 見込み客の獲得

オウンドメディアで公開した記事が検索エンジンで上位表示できれば、メディアへの流入が見込めます。見込み客(リード)を獲得する方法として最適です。

GoogleやYahoo!などで検索するユーザーは、何らかの悩みや疑問があって情報を検索しています。自社のコンテンツをクリックして読んでもらうことで、問題解決の支援につながるという流れです。

見込み客(リード)の獲得

また、オウンドメディア内にさまざまなコンテンツを用意すれば、ユーザー行動の分析ができます。

「どんなことに困っている人が多いのか」「特に読まれている部分はどこか」などを把握することで、今まで気づかなかった課題と向き合うきっかけになるかもしれません。

2. 自社商品やサービスの認知拡大

オウンドメディアによる検索エンジンからの流入は、まだ自社のブランドや商品を知らないユーザーに認知してもらう方法としてもおすすめです。

自社商品やサービスを自然に訴求することで、ユーザー自身も新たな解決策のヒントを得られるでしょう。商品やサービスの価値を開発者目線で伝えられるため、信頼性の高い情報を提供できるのがメリットです。

商品やサービスを必要とする人が検索するであろうキーワードでコンテンツを制作し、新規ユーザーの獲得を目指しましょう。

3. ブランディングの強化

商品やサービスを知ってもらうだけでなく、ブランディングを強化する目的としてもオウンドメディアは役立ちます。

「Webライタープロが発信するライティングに関する情報なら信頼できる」など、企業の社会的なイメージを高めていく取り組みです。

オウンドメディアを用いてブランディング強化を行うことで、以下のようなメリットがあります。

  • 競合他社との差別化を図れる
  • ユーザーからの信頼を得られる
  • 価格競争を避けられる

企業の価値を高めていくために、提供するコンテンツには自社だからこそ伝えられる有益な情報を含めてください。公開できる範囲で、自社のリアルなデータを使うのもおすすめです。

発信する内容がブレないように注意し、企業自体の認知拡大に努めましょう。リピーターを増やす目的としても効果があります。

4. 採用力の強化

オウンドメディアは、採用力を強化する目的で活用するのも効果的です。

日々の活動や社員へのインタビューなどを掲載することで、以下のような求職者側の懸念点が解消されます。

  • どんな会社かイマイチわからない…
  • 実際にどんな仕事をしているんだろう?
  • 社内の雰囲気はどうなんだろう?

自社のビジョンや活動を理解したうえで応募してくれる人であれば、入社後のミスマッチを防げるでしょう。その結果、採用コストを抑えられるのもメリットです。

オウンドメディアの運営で得られる5つの効果

1. 商品やサービスの売上アップ
2. 新規顧客の獲得
3. 自社コンテンツの資産化
4. 権威性や信頼性の向上
5. 発信力の強化

1. 商品やサービスの売上アップ

検索エンジン経由で流入した見込み客に自社商品やサービスを自然に訴求できれば、コンバージョン(CV)につながる可能性があります。コンバージョンとは、目的としている行動を起こしてくれた状態のことです。

悩みや課題が明確なキーワードほど、売上の向上に貢献できるコンテンツになるでしょう。

例えば弊社では、Webライターを対象としたコンテンツを提供しています。

仮に「Webライター向け教材の販売」をゴールとする場合、以下のどのキーワードがコンバージョンにつながりやすいと思いますか?

  • Webライター 始め方
  • Webライター ペンネーム
  • Webライター 講座 おすすめ

正解は3番の「Webライター 講座 おすすめ」です。Webライターとしてのスキルを身につけようとしている姿勢が強く、ダイレクトに教材を探していることが想定できます。

1番の「Webライター 始め方」もコンバージョンにつながる可能性はありますが、なかには「とりあえず調べてみよう」という感覚の人もいるでしょう。

その状態の人に強引な訴求を行えば、逆に企業のイメージダウンにつながる恐れがあります。あくまでもユーザーの悩みを解決することを優先しなければなりません。

2番の「Webライター ペンネーム」は「ペンネームの決め方を知りたい」という意図が明確なので、コンバージョンを期待できるキーワードではありません。

このような方法で適切なキーワードを選んでいけば、売上の向上を期待できます。

2. 新規顧客の獲得

上位表示されたコンテンツからオウンドメディアに訪れて見込み客になったユーザーは、そのまま新規顧客につながる可能性が高まります。

ユーザーと接触する機会を増やせるように、企業の取り組みと関連性の高い分野でコンテンツを増やしていきましょう

1. 商品やサービスの売上アップ」で伝えたとおり、売上を向上させるためにはコンバージョンを期待できるキーワードを選ぶのが効果的です。

しかし、ユーザーとの接触を狙って集客数を増やす場合は、幅広いキーワードを選んで情報発信をしていく必要があります。

さまざまなキーワードで検索上位を獲得できるように、継続的に良質なコンテンツを発信し続けることが重要です。

3. 自社コンテンツの資産化

Webサイトで公開したコンテンツはどんどん蓄積され、企業の資産になります。

一度公開した情報を再利用することも可能です。

コンテンツを再利用する例
  • SNSで要点をまとめて公開する
  • メルマガの配信に活用する
  • 社員教育に利用する

自社ならではの情報が詰まったコンテンツは、どの媒体で再利用しても有益な情報として公開できるでしょう。

コンテンツを増やして情報を蓄積していくことは、企業の専門性を示す方法としても有効です。

4. 権威性や信頼性の向上

自社の取り組みと関連性の高い分野でコンテンツを増やしていけば、業界に詳しい企業であることが認知されます。その結果、権威性や信頼性が向上し、ユーザーに選ばれやすくなるのがメリットです。

コンバージョンまでのハードルが低くなり、リピーターも獲得しやすくなります

ただし、ユーザーから「コンテンツが役に立たない」「記事が読みにくい」と判断されれば、イメージダウンになりかねません。拡散や言及をしたくなるような、自社だからこそ発信できる情報を積極的に公開することが大切です。

5. 発信力の強化

3. 自社コンテンツの資産化」で、資産化したコンテンツを再利用する例を紹介しました。コンテンツの再利用は、各媒体での発信力を強化する効果も期待できます。

オウンドメディアやメルマガ、SNS運用の担当者が分かれている場合でも、同じコンテンツを活用すれば発信する情報がブレません毎回ネタを探す手間を短縮できるのもメリットです。

また、SNSやメルマガなどに制作した記事のURLを記載し、オウンドメディアへの流入につなげることもできます。

さまざまな方法で、ユーザーとの関わりをさらに強化できるでしょう。

オウンドメディアの始め方6ステップ

オウンドメディアの始め方で重要なポイントを解説します。知識があまりない人でもイメージしやすいようにまとめました。

闇雲に始めて失敗しないためにも、最初にやるべきことを確認しておきましょう。

STEP1. 目的とゴールの設定
STEP2. ペルソナの設定
STEP3. コンセプトの設計
STEP4. 運営体制の構築
STEP5. サイト制作
STEP6. コンテンツ制作

STEP1. 目的とゴールの設定

まず、オウンドメディアを運営する目的と、達成したいゴールを明確にすることが重要です。

目的とゴールを設定する例
  • 目的:商品(サービス)の売り上げを増やしたい
    • ゴール:商品(サービス)の購入につなげる
    • ゴール:資料のダウンロードにつなげる
  • 目的:企業や商品の認知を広めたい
    • ゴール:資料請求につなげる
    • ゴール:公式LINEへの登録者数を増やす
  • 目的:採用を強化したい
    • ゴール:ミスマッチを最小限に抑えた人材の獲得

漠然としたゴールではなく「オウンドメディア経由で月○件獲得する」といった、数値化した目標を設定するのがおすすめです。

目的がないまま書きたいことをコンテンツ化してしまうと、何を伝えたいメディアなのかがわからなくなってしまうので注意しましょう。期待する効果を得られずに、中途半端な状態でやめてしまう可能性が高くなります。

STEP2. ペルソナの設定

ペルソナは、ターゲットとなるユーザーを細かくイメージした人物像のこと。「30代女性」「40代男性」といったターゲットを決めて、職業や年収、ライフスタイルなどを細かく設定します。

ペルソナの設定

ペルソナを設定する目的は、ターゲットとなるユーザーの悩みや行動を明確にすることです。情報の深掘りによって、どんな人にどんな伝え方で情報を提供すればよいかがわかってきます。

自社で取り扱っている商品やサービスが、誰にどう使われる傾向があるのかをイメージしながら考えてみましょう。顧客のデータがある場合は、それをもとにするとわかりやすいですね。

なお、ペルソナの設定には、複数の担当者が携わったときに統一したイメージを持てるというメリットがあります。性別や年代によって響く言葉が異なるため、ペルソナに適した訴求が可能です。

STEP3. コンセプトの設計

設定したペルソナにどのような情報を届けるのか、オウンドメディアのコンセプトを設定しましょう。”何を届けたいのか”をイメージすることで、必要なコンテンツや機能が見えてきます。

採用を強化する目的であれば、企業の取り組みがわかるコラム記事や社員インタビューなどがあるとよいでしょう。

売上の向上につなげたいなら、検索上位を狙った記事だけでなく、活用事例として利用者のインタビュー記事(取材記事)を入れるのも効果的です。

自社が目指すゴールから逆算して、どんな情報を発信していくべきかを考えてみてください。

例えば弊社「株式会社Webライタープロ」の場合は、オウンドメディアや記事制作に関するコンテンツ(BtoB向け)と、Webライター向けのコンテンツ(BtoC向け)を公開しています。どちらも事業と関連性の高いカテゴリです。

発信内容がブレないように注意し、自社だからこそ提供できる情報を伝えていきましょう。権威性や信頼性の向上にもつながります。

STEP4. 運営体制の構築

オウンドメディアを正しく運営するためには、管理体制を整えることが非常に重要です。徹底してやる場合は、かなりの時間を要することを覚悟しなければなりません。

特に自社でオウンドメディアを運営する場合は、他の業務と掛け持つケースをよく見かけます。つい後回しになってしまい、結局対応できないまま弊社にお問い合わせいただくケースが多いのも現状です。

社内で運営のすべてに対応する場合は、以下のような人材が必要になります。

  • 全体を統括する責任者
  • コンテンツ制作の責任者
  • コンテンツ制作の担当者
  • アクセス解析の担当者

リソースの確保が難しいのであれば、外部への依頼も検討しましょう。

社内にオウンドメディアのノウハウがない場合や、少しでも早く効果を実感したい場合は、立ち上げ時の予算を多めに確保して運営体制が整うまでプロにサポートしてもらうのも1つの方法です。

なお、外部に依頼する際は、業務の範囲を指定することもできます。

外部に依頼する例
  • オウンドメディアの管理をすべて依頼
  • コンテンツ制作と品質担保を依頼
  • ライターにコンテンツ制作のみ依頼

代行会社にまとめて業務を依頼する場合は、自社の目的に貢献してくれる会社を選びましょう。過去の実績やコンテンツのイメージなどを確認し、きちんと比較することが大切です。

ちなみに弊社も、累計20,000記事以上のコンテンツ制作に携わり、多数のオウンドメディアの現状を見てきた実績があります。

検索上位を狙った記事や、想いを伝えるインタビュー記事など、オウンドメディアの成長に貢献できるのが強みです。記事制作をご依頼いただければ、社内の負担がかなり減るでしょう。

プロのコンサルティングが在籍しているため、目的を達成するためのサポートも行います。自社のみでの管理が難しい場合は、お気軽にご相談ください。

STEP5. サイト制作

運営体制が構築できたら、いよいよオウンドメディアの立ち上げです。「STEP6. コンテンツ制作」と同時に進めていくとよいでしょう。

最初からトップページのデザインにこだわる人もいますが、最初はシンプルなものでOKです。コンテンツが増えてから調整すれば問題ありません。

そして、オウンドメディア自体の評価を高めるためには、SEO(エスイーオー)対策が必須です。

SEOは「Search Engine Optimization」の略称であり、日本語で検索エンジン最適化という意味があります。悩みや疑問を検索したユーザーにとって有益なコンテンツを、検索結果の上位に表示させるという取り組みです。

SEO(検索エンジン最適化)

SEOの仕組みを理解し、必要な対策を行いながらサイト設計ができるかという点を考慮しましょう。

自社で対応が難しい場合は、立ち上げからサポートしてくれる会社に依頼するのも1つの方法です。

STEP6. コンテンツ制作

検索上位を狙う場合は、コンテンツ制作に携わる人すべてにSEOの知識が必須です。SEOに配慮して制作された記事をSEO記事と呼びます。

そもそも検索結果で上位を獲得できなければ、記事を読んでもらえません。いつまで経っても自社の目的は達成されないでしょう。

また、どれだけ良質なコンテンツをユーザーに提供できるかで、企業のイメージが変わってきます。「読みにくい」「わかりにくい」と感じれば、権威性や信頼性の向上にはつながりません。

SNSで情報発信する場合も同様です。伝え方を考えなければ、マイナスイメージを持たれる恐れがあります。

自社で良質なコンテンツを制作するのが難しい場合は、プロに依頼することも検討しましょう。

制作するコンテンツの種類と求めるクオリティによって費用が異なります。当メディアで紹介している「記事制作の外注費用と相場、費用例」の記事で、平均的な相場を確認しておくと安心です。

自社でコンテンツ制作に取り組む場合は、当メディアで公開している以下の記事をご覧ください。書き方の流れを参考にしながら、記事を作ってみましょう。

なお弊社では、厳しい研修をクリアしたライターが100人以上在籍しています。制作した記事はすべてディレクターが確認してからお渡しするため、品質を担保することが可能です。

結果を出しているリピーターのお客様もたくさんいらっしゃいます。コンテンツ制作を外部に依頼することを検討している場合は、お気軽にご相談ください。

オウンドメディアの運営で知っておくべき4つの注意点

1. 専門的な知識が必要になる
2. すぐに結果が出ないことを理解する
3. 効果測定による改善が必須である
4. PV数ばかりを追い求めない

1. 専門的な知識が必要になる

オウンドメディアの運営は、専門的な知識がないと失敗します。特にSEOの知識は必須です。

記事を制作するために必要な基礎知識だけでなく、オウンドメディア自体の評価を高めるために取り組むべきことがたくさんあります。社内で対応できる人材を確保しなければなりません。

具体的にどのような取り組みが必要であるかは「SEO記事で効果が出るまでの期間と必要な取り組み」についてまとめた記事をご覧ください。

他の業務と並行して後回しにするのではなく、オウンドメディアの管理を優先する時間を強制的にロックしましょう。

制作するコンテンツによっては、専門家の協力を得ないと対応が難しい場合もあります。

2. すぐに結果が出ないことを理解する

検索上位を狙ったコンテンツは、効果が出るまでに時間がかかります。3ヶ月程で効果が出てくることもあれば、1年経ってもまったく目的を達成できないケースもあるのです。

参入する分野によっても、検索上位を獲得するための難易度が異なります。

オウンドメディアの運営は、長期戦で取り組む覚悟が必要です。最初からその点を考慮して、予算や運営体制を構築しなければなりません。

今まで多数のコンテンツ制作に携わるなかで、期待する結果を出せずに撤退していった企業を数多く見てきました。記事の品質さえ高めれば改善できるケースも多いので、すごくもったいないです。

また、有益なコンテンツを増やしていけば、別のメディアで再利用ができますなかなか結果が出なくてもできることはたくさんあるので、すぐに諦めてはいけません。

弊社のYouTubeでは「広告×SEO」の基本戦略を解説した動画も公開しています。ぜひ今後の戦略のヒントにしていただけたら幸いです。

3. 効果測定による改善が必須である

オウンドメディアでコンテンツを公開したら、それで終わりではありません。必ず効果測定を行い、改善に努めましょう。

以下のようなポイントを確認してください。

確認すべきポイントの例
  • 狙ったキーワードで検索上位を獲得できているか
  • 記事のアクセス数は伸びているか
  • 目的の達成につながっているか
  • 記事がどのくらい読まれているか
SEO記事の効果測定とは

例えば制作したコンテンツが検索上位になっているにもかかわらず、クリック率が極端に低い場合は、タイトルに課題があるのかもしれません

一定の流入があるのになかなかコンバージョンにつながらないのであれば、訴求方法を見直す必要があります。

このような改善を図りながら、コンテンツの見直しを行いましょう。

弊社ではコンテンツ制作だけでなく、SEOコンサルティングに対応できる専門家も在籍しています。どこを改善したらよいか判断できない場合はご相談ください。

4. PV数ばかりを追い求めない

よくある失敗例として、Webサイトがどのくらい閲覧されたかというPV数(ページビュー数)ばかりにこだわるケースが挙げられます。

確かに一定の認知を得るためには、PV数を増やすのが効果的です。しかし、PV数が増えたからといってコンバージョンにつながるとは限りません。

オウンドメディアにおけるSEO記事の強みは、見込み客を集めやすいところです。

SEO記事ではコンバージョンが取れるキーワードを積極的に狙い、どのくらい目的を達成できたかを計測しましょう。

正直、PV数を増やすことを目的とするなら、SNSに予算を割くべきです。そのほうがコスパ良く認知拡大につなげられます。

弊社はSEOが大好物です。

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弊社のWebライターは、全員が2ヶ月の研修を戦い抜いた精鋭ばかりです。過酷な研修ですので、半分以上のライターは途中で離脱します(そもそも研修の採用率も10〜20%)

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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