推敲のやり方とコツを例文付きで解説!文章の推敲ポイント12選

1度書いた文章の内容や表現を見直して、より良いものにすることは非常に重要です。記事を一通り執筆し終わった後は、必ず推敲を行いましょう。

執筆を終えた時点で完璧に見える記事でも、少し時間をおいて改めて確認すると見え方が変わってきます。推敲を行わないと、品質の低い記事を提出する恐れがあるので絶対にやめてください。

この記事ではWebライティング初心者でも理解できるように、推敲のやり方やコツを例文を交えて詳しく解説します。

推敲時に便利なツールも紹介しているので、ぜひ最後まで読んで今日から実践してみてください!

この記事を書いた人

沖ケイタ

  • 株式会社沖プロ代表
  • 株式会社Webライタープロ取締役
  • 1700人以上が受講するWebライター講座「Writing Hacks」メイン講師
  • 100名の精鋭Webライター集団「Webライタープロ」運営
  • 執筆に携わった記事は数千記事を超える

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目次

推敲とは?校正・校閲との違いも解説

推敲とは、1度書いた文章を見直し、文章表現や内容を練り直す作業です。

文章に使われている表現や表記などの要素をチェックすることで、書いているときにはわからなかった違和感に気づけます。

確認すべき要素の例
  • 文章の長さは適切か
  • 漢字とひらがなのバランスは適切か
  • 難しい言葉やわかりにくい言葉がないか

推敲で1番重要なのは、文章をよりシンプルかつ、わかりやすく改善すること。焦らず推敲を行い、万人に読みやすい文章を目指しましょう。

また、推敲と似た役割を持つ言葉に「校正」と「校閲」があります。それぞれ意味が異なる言葉なので注意してください。

  • 校正 … 誤字・脱字などの間違いを修正すること
  • 校閲 … 文章内容の誤りを正すこと

ただし、Webライティングにおける推敲は、ライター自身が校正・校閲を含めて納品前のチェックを行うことを指して使われる場合がほとんどです。

まずは校正・校閲の役割を確認し、どのような違いがあるのかを理解するところから始めましょう。

校正との違い

校正とは、誤字・脱字などの間違いを修正する作業です。推敲とよく似ていますが、修正する対象が異なります。

推敲と校正の違い
  • 推敲 … 文章表現や言い回しなどを最適化する作業
  • 校正 … 誤字・脱字や英語のスペルミスなどの間違いを正す作業

推敲が文章の最適化を行うのに対し、校正で行うのは単純な表記ミスの修正です。

記事中に誤字・脱字があると、読者は「この記事大丈夫かな…」と不安を覚えてしまいます。記事の信頼性を保つために、しっかりとした校正はとても重要です。

なかでも同音異義語のミスは特によく起こります。以下のような紛らわしい言葉は、きちんと意味を確認して使い分けましょう。

  • 校正:文章の誤字脱字など間違いを正すこと
  • 構成:物事を作り上げている要素のこと
  • 公正:公平で正しいこと
  • 更正:誤りを正すこと。改めること

校閲との違い

校閲とは、文章内容に誤りがないか、記事に適合しているかを確認して修正する作業です。

推敲とは異なり、記された内容の事実確認が主な作業内容となります。

校閲作業の例
  • 用語の説明に間違いはないか
  • 事実と異なる表現になっていないか
  • 差別的な表現や法に触れる表現はないか
  • 信ぴょう性の低い引用はないか

信頼できる情報元か、正しい情報かなどをしっかりと確認し、過不足なく訂正することが校閲のポイントです。

文章の推敲ポイント12選!やり方を例文付きで解説

文章を推敲するうえで重要なポイントを、以下12個の項目に分けて解説します。

1. 誤字・脱字を確認する
2. ファクトチェックを行う
3. 結論が書かれているか確認する
4. 文章がねじれていないか見直す
5. 一文が長くなりすぎないように意識する
6. 同じ語尾の連続を避ける
7. 表記ゆれがないか確認する
8. 冗長表現になっていないか見直す
9. 漢字とひらがなのバランスを確認する
10. 難しい表現は言い換える
11. 半角・全角の指示を守っているか確認する
12. 括弧(かっこ)を正しく使い分ける

Webライティングにおける推敲は、校正・校閲を含めた一連の作業を指します。これから説明する内容には校正と校閲の工程も含むので、チェックすべき項目として確認してください。

1. 誤字・脱字を確認する

誤字・脱字や英語のスペルミスをチェックすることは、Webライティングの推敲における基本中の基本です。

誤字・脱字は、記事を読む読者に不安感を持たせてしまう主因です。記事の信頼性を保つために、誤字・脱字は徹底的に潰しましょう。

誤字・脱字チェックにおすすめの方法は、GoogleドキュメントやMicrosoft Wordに丸ごと記事をコピペすること明らかな間違いがあれば、赤または青の波線で示してくれます。

Googleドキュメントの例

なお、誤字・脱字チェックは推敲の最後に行うのがおすすめです。推敲途中にチェックすると、追加で発生した誤字・脱字に気づけない可能性があります。

2. ファクトチェックを行う

記事を書き上げたら今一度、情報のファクトチェック(事実確認)を行いましょう。もし記事中に記載している情報が間違っていると、最悪の場合、法的問題に発展する可能性があります。

ファクトチェック時の確認事項の例
  • 数字を書き間違えていないか
  • 正しい情報が確実に伝わるように書かれているか
  • 用いている表現は適切か

書かれている内容が事実に基づいているかはもちろんのこと、適切な用語を用いているかどうかも重要です。

例えば、以下の表現は景品表示法に触れる危険性があるため、基本的には使用しないほうが良いでしょう。

  • 業界最大(最上級表現)
  • 業界No.1(比較表現)
  • 必ず痩せる(絶対的表現)

正しい情報をまとめているつもりでも、無意識に誤った解釈で書き進めてしまっていることは意外と多いです。

一つひとつの表現や用語に注意しつつ、推敲を進めましょう。

3. 結論が書かれているか確認する

文中に見出しに対する結論が書かれているか、必ず確認しましょう。

僕はいろいろなメディアの記事を監修してきましたが、書いているうちに話がどんどんズレていき、結論がどこにも書かれていないパターンをよく見かけます。

そのような事態を防ぐためには、結論から記事を書く「PREP法」を使うのがおすすめです。

PREP法とは

PREP法は、先に結論を述べてから理由と具体例を交えることで 、物事をわかりやすく伝えられる文章構成の方法です。

推敲する際は、H2やH3の話題からズレずに結論を書いているかを必ず確認してください。

4. 文章がねじれていないか見直す

Webライティングに慣れていない人が書いた文章には、主語と述語の「ねじれ」が発生していることがよくあります。

ねじれとは、主語に対して述語が合っていない状態のことです。

:技術の進歩が、画期的な商品を生み出した。

:技術の進歩により、画期的な商品が生み出された。

上記の文は、一見どちらも正しいように見えます。ですが「画期的な商品」を生み出すのは、技術の進歩ではなく技術を活用する人です。

誤った文章では「技術の進歩」そのものが、画期的な商品を生み出したかのように捉えられますよね。これが主語と述語のねじれです。

細かい点ですが、不自然な文章にならないために、推敲の際にねじれがないか確認することは重要です。

5. 一文が長くなりすぎないように意識する

一般的に読みやすいとされている一文の長さは、およそ40~60文字です。

文章が長すぎると途中で読者の集中力が切れ、最後まで読まれにくくなってしまいます。一文が長くなりすぎないように意識することが重要です。

ただし、メディアによって適切な一文の長さは異なるので、自分の取り扱うメディアに合わせて確認してください。

また、文章を書く際は「一文一義」を心がけましょう。一文一義とは「一つの文章に書く情報は一つだけ」という、文章で情報を伝える際の大原則です。

例えば、以下2つの文章を見比べてみましょう。

:この商品は安くて品質も良いが、受注生産なので発送が遅い。

:この商品は安くて品質が良いのが特長だ。ただし、受注生産なので発送が遅いのが欠点だ。

誤った文章では、安くて品質が良いというメリットと、受注生産で発送が遅いというデメリットを一文で書いています。

これではメリットとデメリットという異なる情報が一文でまとめられているので、混乱する読者が出てくるかもしれません。

正しい文章ではメリットとデメリットを分けて二文で書いているため、文章にメリハリが出ています。文字数は増えましたが、こちらのほうがストレスなく読み進められる人が多いでしょう。

すべての文章を一文一義にすべきというわけではありませんWebライティングにおいては有効な場面が多いことを覚えておいてください。

6. 同じ語尾の連続を避ける

特に指示がない場合、いかなるメディアでも同じ語尾が3回以上連続で続くことはNGです。

僕もさまざまな記事を監修してきましたが、ベテランのライターであっても、うっかり同じ語尾が続いていることは結構あります。

同じ語尾が3回続いている例

私はWebライターとして仕事をしています。金融を得意ジャンルとしています。さまざまな大手メディアで記事を書いています。

例文のように同じ語尾が3回続くと、単調で幼稚な印象を受けます必要に応じて文面を変更し、リズムよく読めるように推敲しましょう。

例えば、僕であれば以下のように改善します。

私の仕事はWebライターで、得意ジャンルは金融です。さまざまな大手メディアで記事を書いています。

注意点として、メディアによっては2回以上同じ語尾が続くことをNGとする場合があります。

基本的に同じ語尾が2回続いた時点で「ヤバい!」と危機感を持つようにしましょう。2回連続を当たり前にすると、3回続いたときに気づきにくくなります。

なお、語尾をチェックする際は「検索(Ctrl+F)」から調べたい語尾を検索すると、ハイライト表示されるため便利です。推敲するときに試してみてください。

7. 表記ゆれがないか確認する

表記ゆれとは、意味が同じ言葉に複数の書き方があることが理由で、文中でさまざまな表記が混在している状態を指します。

表記ゆれは読者を混乱させ、無用なストレスを与えてしまうので注意しましょう。

例えば、同じ文中で以下の表記が混在していたら、明らかに違和感がありますよね。

表記ゆれの例
  • スマホ/スマートフォン/スマートホン
  • 1ヶ月/1ヵ月/1か月
  • Web/WEB/web

細かいことかもしれませんが、読者に与えるストレスを極力排除するのがWebライティングの鉄則です。表記ルールをしっかり確認しつつ、推敲を行ってください。

8. 冗長表現になっていないか見直す

冗長表現とは、文章の意味を正確に伝えるうえで、必要のない単語や言い回しになっている状態です。冗長表現が多く含まれた文章は、読者に伝えるべき内容が伝わりにくくなります。

必要に応じて以下のように余計な表現を削ることで、読者に要点が伝わりやすい文章が作れます。

冗長表現を削る例
  • ~させていただきます(二重敬語)
    →~いたします
  • ~することができる(冗長表現)
    →~できる、~が可能
  • 1番最初に(二重表現)
    →1番目に、最初に
  • ないとはいえない(二重否定)
    →ある

また、以下のような指示語や接続詞も、削れる部分がないか確認しましょう。

  • 「この」「あの」「その」「どの」のような指示語(こそあど言葉)
  • 「また」「そのため」「そのことから」「ゆえに」のような順接の接続詞

意識しつつ推敲すると、なくても意味が通じる箇所が多いことに気づけます。

だたし、文章表現を削り過ぎると冷たい文面になる恐れがある点には注意が必要です。文章のリズムや伝わりやすさなどを考慮して、適度に調整を行うことを意識してみてください。

9. 漢字とひらがなのバランスを確認する

Webライティングでは「漢字:ひらがな:カタカナ」の割合は「2:7:1」が理想とされています。漢字ばかりの読みにくい文章にならないように、漢字とひらがなのバランスを確認しましょう。

その際、漢字の「閉じる」「ひらく」を意識してみてください。特定の文言を漢字で書くことを「閉じる」、ひらがなで書くことを「ひらく」と言います。

メディアによっては表記ルールとして細かく定められていることも多いため、ルールに沿った対応が必要です。

既存の記事がある場合は、トンマナを合わせて表記を統一できるように確認しましょう。

特に決まっていない場合は、一般的にどの漢字をひらくべきかを確認し、以下のように自分のルールを決めておくことをおすすめします。

OKNG
ください下さい
こと
とき
できる出来る
さらに更に
すべて全て
すでに既に
たくさん沢山
表記ルールを決める例

なお、ひらく文言の代表例として「常用外漢字」があります。

常用外漢字とは、文化庁で定められた「常用漢字表」にない漢字のこと。常用外漢字は使用頻度が低く、読みにくい漢字が多いため、指示がない場合はひらくのがおすすめです。

ひらく常用外漢字の例
  • 勿論(もちろん)
  • 暫く(しばらく)
  • 殆ど(ほとんど)
  • 尚且つ(なおかつ)

また、執筆するジャンルによっては漢字が多くなることもあります。

例えば専門用語が多い医療や金融などのメディアでは、漢字の割合が必然的に多くなるのが特徴です。

医療メディアの例文

健康診断は、病気の予防や早期発見をし、長期的に健康を守るために重要です。

特に生活習慣病のリスクが高い人にとって、定期的な健康診断は病気の予防に大きく役立ちます。

自分の担当するメディアに合わせて、全体のバランスを確認しましょう。

10. 難しい表現は言い換える

Webライティングにおいて、難しい表現をあえて使うのはご法度です。読みやすい文章にするために、難しい表現はわかりやすい言葉に言い換えましょう。

想定される読者層をイメージして、どのような言葉を使うと理解しやすいかを考えてみてください。

例文

難しい表現:エビデンスに基づいて文章を執筆する必要があります。

わかりやすい表現:根拠に基づいた文章を書く必要があります。

特に専門知識のある人が執筆をする場合、ビジネス用語や専門用語を無意識に使用しがちです。

読者が疑問を抱かずにスムーズに読める言葉を使って説明できているか、推敲の際に確認しましょう。

11. 半角・全角の指示を守っているか確認する

メディアによって、記号や英数字に半角・全角のどちらを使うかは異なります。表記ルールを守りましょう。

例えば、当メディアの記事では原則として英数字はすべて半角、記号はすべて全角で書かれています。表記ルールを決めれば文章に一貫性が出て、違和感のない記事制作が可能です。

半角・全角のミスは、特に見落としやすい部分です。しっかりと確認しましょう。

12. 括弧(かっこ)を正しく使い分ける

Webライティングでは、括弧(かっこ)を適切に使い分けることが重要です。正しく使い分けているかを確認しましょう。

括弧の基本的な用法
  • 「」 … 会話や引用、本文中の強調や特定のワード
  • 『』 … 書籍タイトルや作品名、「」の中に括弧を使う場合
  • () … ふりがなや補足説明、注釈など
  • 【】 … 強調したい部分や注意を引く場所

特に多いのが「」と『』をうまく使い分けられていないパターンです。『』は基本的に、書籍や作品名にしか使用しません。

括弧の使い分けに気をつけて推敲を行ってください。

なお当メディアでは、僕のKindle本「Webライター未経験から月収100万円を稼ぐまでのロードマップ」を無料で公開しています。

推敲以外にもWebライティングではさまざまなことが求められるので、ぜひ僕の本を読んで総ざらいしておきましょう!

Webライティングで推敲を効率的に行う5つのコツ

1. 一晩おいてから読み直す
2. 声に出して読んでみる
3. スマホでの見え方をチェックする
4. 見出しごとに分けてチョム
5. 推敲に便利なツールを使う

1. 一晩おいてから読み直す

推敲を効率的に行うための1番のコツは、ある程度の時間をおいてから記事を読み直すことです。

できれば一晩おいてから読み直せば、違和感に気づきやすくなります。

記事の執筆直後は、達成感や疲労感から間違っていない前提で記事を読んでしまいがちです。この状態では誤字・脱字や不要な表現を発見しづらく、推敲の効率が悪くなるでしょう。

時間をおいて、フレッシュな状態で記事を読み直すことで、効率よく推敲を進められます。

2. 声に出して読んでみる

文章の違和感を効率よく見つけるには、声に出して読むことが重要です。

ただ文章を黙って読むだけでは、人間の脳は無意識に細かい部分を飛ばしながら読んでしまいます。しかし、声に出して読めば、一字一句を細かく意識しながら確認できるのです。

特に、読者に強く訴えかける文やインタビュー記事などでは、感情を込めて読むことを意識してみてください。文章の流れが自然かどうか、伝えたいニュアンスが含まれているかどうかを確認できます。

自分で声を出して読むことが難しい環境であれば、音声読み上げ機能のあるツールを使って推敲を行うのもおすすめです。

3. スマホでの見え方をチェックする

スマホでの記事の見え方をチェックすることで、スマホでアクセスした人にも読みやすい文章に仕上げられます。

スマホはPCと比較すると、表示範囲が狭く、細かく改行されるのが特徴です。PCでは読みやすい記事であっても、スマホからだと読みにくい場合があります。

例えば以下は、当メディアの記事をPCとスマホで表示した画像です。スマホ表示のほうが行数が増え、文字がやや詰まった状態に見えることがわかります。

Webメディアはスマホで検索するユーザーの割合が多いことから、スマホ表示を意識した執筆が必須です。箇条書きや表を入れる場合も、スマホ表示を意識して文字数を調整する必要があります。

WordPressのモバイルプレビューでも確認できますが、できる限りスマホで実際に見てみるとよいでしょう。

4. 見出しごとに分けて読む

記事全体を一度に推敲しようとすると、人によっては途中で集中力が切れ、推敲の精度が落ちる恐れがあります。

そこでおすすめなのが、見出しごとに区切って推敲する方法です。

H2見出しやH3見出しに分けて、表現や内容を見出しごとに確認していきましょう。短く刻んでリズム良く推敲ができ、集中力が落ちにくくなります。

5. 推敲に便利なツールを使う

推敲の際に専用ツールを使うと、精度が上がり、時間短縮を図れるのでおすすめです。

推敲ツールには無料と有料のものがあります。無料ツールでも十分ですが、多くの機能を求めるなら有料を活用するのもよいでしょう。

この記事では無料で使える推敲ツールを中心に紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

文章の推敲におすすめの便利ツール7選

1. 文章校正ツール(so-zou.jp)
2. Enno
3. Shodo
4. Microsoft Word
5. PRUV
6. 文賢
7. Read Aloud: テキスト読み上げ音声リーダー

1. 文章校正ツール(so-zou.jp)

出典:so-zou.jp
特長
  • シンプルで使いやすいUI
  • 1度に10,000文字までチェック可能
  • 完全無料・登録不要で利用可能
利用料金(税込)

無料

so-zou.jpが提供する文章校正ツールは、シンプルで使いやすいUIを搭載した推敲ツールです。完全無料で利用できるため、多くのライターや編集者の人に使われています

Webライティングに必要なチェック機能はすべて搭載されており、誤用や助詞が不足している部分であっても、的確に検知して教えてくれます。

最大10,000文字まで同時にチェックできるので、長い記事の確認にもおすすめのツールです。

2. Enno

出典:Enno
特長
  • フォーマルな文章でもチェック可能
  • 他のツールと組み合わせるのが有効
  • 完全無料・登録不要で利用可能
利用料金(税込)

無料

Ennoは、完全無料で使える高精度な推敲ツールです。個人だけでなく多くの企業にも利用されている、信頼性の高いツールとなります。

文法の修正箇所や適切な言い回しを自動で検出して提案をしてくれるので、誰でも簡単に推敲が可能です。不適切な話し言葉を的確に検出するため、フォーマルな文体が求められるメディアで、特に効果を発揮します。

推敲に使うツールに迷っている人は、とりあえずEnnoを選んでおけば間違いないでしょう。

3. Shodo

出典:Shodo
特長
  • AIを用いた推敲・校正
  • 表記ゆれ設定で自動チェックが可能
  • Google ChromeやGoogleドキュメントでも利用可能
利用料金(税込)
  • ベーシック:無料
  • プレミアム:月額1000円
  • ビジネス:月額2000
  • エンタープライズ:要相談

Shodo(ショドー)は、AIを用いた高精度な推敲が特長のツールです。ブラウザ上で動作するほか、Google ChromeやGoogleドキュメントにも導入できます

表記ゆれや一文あたりの文字数を設定することで、自動チェックを実施。間違いがあれば自動的にAIが修正してくれるので、入力し直す手間も省けて便利です。

無料で利用する場合は、ブラウザで1800文字、Googleドキュメントで1000文字と大きく制限がかかります。有料版では、回数制限や機能制限を気にすることなく利用可能です。

4. Microsoft Word

出典:Microsoft Word
特長
  • Microsoftの純正ツール
  • 表記ゆれ設定で自動チェックが可能
  • 無料でも十分に活用可能
利用料金(税込)
  • Free:無料
  • Microsoft 365 Personal:年間14,900円
  • Microsoft 365 Family:年間21,000円

Microsoft Wordは、Microsoft Officeの文書作成ツールです。無料版でも高機能な文章校正機能を持っているため、推敲にも使えます。

Microsoftの純正ツールなので、安心して利用可能な点が1番の魅力です。記述ミスや違和感のある表現があった場合は、波線で示してくれます。

詳細設定から、文末表現や全角・半角の設定を細かく行うことも可能です。無料版はブラウザからのみの利用となるため、ソフトウェア版を利用したい場合は課金が必要な点は留意しておきましょう。

5. PRUV

出典:PRUV
特長
  • オンラインで利用可能な推敲ツール
  • AIと独自ルールベースエンジンを用いた高精度な文章校正
  • 1ヶ月あたり550円と有料ツールの中では安価
利用料金(税込)
  • Trial:無料
  • PRUV Pro:月額550円
  • PRUV Business:月額1430円

PRUV(プルーフ)は、独自ルールベースとAIを用いた高精度なチェックが特長の文章校正ツールです。無料版では1000文字までチェックできるほか、ユーザー辞書への登録も行えます。

AIを用いた高精度な検出が可能であり、ら抜き言葉や助詞不足など、微妙な表現を漏らさず検出してくれますテキストボックスに文章をペーストするだけなので、誰でも簡単に利用できるのがメリットです。

有料会員になれば、最大5万文字まで入力が行えます。有料ツールの中では比較的安価なので、無料版で興味が湧いた際に切り替えやすいでしょう。

6. 文賢

出典:文賢
特長
  • 4つの機能を場面に合わせて切り替え可能
  • 最適化だけでなく文章表現サポートも充実
  • 月額とは別に初期費用あり
利用料金(税込)
  • 初期費用:11,880円
  • 月額2178円

文賢は、著名なWebマーケティング会社「ウェブライダー」が開発・提供している文章校正ツールです。2017年から存在する歴史のあるツールで、多くの個人・法人に利用されています。

文賢では、以下4つの機能を場面に合わせて切り替えられます。

  • 文章表現
  • 校閲支援
  • 推敲支援
  • アドバイス

文章の最適化だけでなく、文章表現サポートで豊かな表現を使い分けられるのも大きな特長です。

初回利用時は月額費用のほか、初期費用として11,800円がかかります。有料ツールの中では高価ですが、それだけ利用価値が高く、ライターや編集者におすすめできるツールです。

7. Read Aloud: テキスト読み上げ音声リーダー

出典:Read Aloud:テキスト読み上げ音声リーダー
特長
  • Web上の文章をAIが読み上げ
  • 導入はワンクリックで完了
  • 自分で音読するのが面倒な人に便利
利用料金(税込)

無料

Read Aloud: テキスト読み上げ音声リーダーは、Web上の文章をAIが読み上げてくれるGoogle Chromeの拡張機能です。推敲する際に、自分で文章を音読するのが面倒な人、外出先で推敲を行いたい人におすすめです。

導入方法は、ストアにアクセスして「Chromeに追加」を押すだけ。読み上げたい文章を開いて拡張機能を使える状態にすれば、自動的に読み上げてくれます。

AIによる音読を聴くことで、句読点の位置や違和感に気づきやすくなるでしょう。無料で使えるので、自宅以外での作業が多い人は試してみてください。

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