今まで数百人以上のWebライターの採用に関わってきましたが、ポートフォリオは合否を決める超重要項目です。
他をどんなに頑張っても、ポートフォリオがダメダメな場合は絶対に採用しません。
この記事では、今まで採用してきたWebライターのポートフォリオの共通点を洗い出し、例文も用意しています。
- ポートフォリオに載せる7項目
- 現役ライター5人のポートフォリオ例
- 採用率が高まる作り方5ステップ
- 作るときに注意すべき6つのポイント
これらをかなり具体的に解説しました。
最後まで読んで、あなたも仕事の獲得に困らない最強のポートフォリオを完成させましょう!
沖ケイタ
- 株式会社沖プロ代表
- 株式会社Webライタープロ取締役
- 1700人以上が受講するWebライター講座「Writing Hacks」メイン講師
- 100名の精鋭Webライター集団「Webライタープロ」運営
- 執筆に携わった記事は数千記事を超える
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Webライターにポートフォリオが必要な3つの理由
1. 情報を過不足なく伝えるため
2. クライアントの信頼を得るため
3. 「待ちの営業」をするため
1. 情報を過不足なく伝えるため
ポートフォリオは、Webライター自身の名刺代わりになるものです。自分の情報やアピールポイントを、過不足なく伝えるうえで役立ちます。
案件に応募する際に、プロフィールや提案文(応募文)だけでは実績をアピールしきれません。必要な情報をポートフォリオにまとめておくことで、クライアントに効率よく情報を伝えられます。
余計なことを書かないようにしつつ、興味をもってもらえるポートフォリオ作りが大切です。この記事を参考に、必要な項目を埋めていきましょう。
2. クライアントの信頼を得るため
クライアントにとって、Webライターを採用するのは怖いことだといえます。採用したWebライターがスキル不足だったり、納期を守らなかったりすれば、他の業務に支障が出るからです。
しかし、ポートフォリオがあれば、Webライターの実績や経歴などから人物像がイメージできます。クライアント側としては安心感を得られるのです。
クライアントが求めた際にポートフォリオを即座に出せる人ほど、信頼を得やすくなるでしょう。
逆にポートフォリオがなければ「選考に値しない」と思われてしまうかもしれません。
3. 「待ちの営業」をするため
ポートフォリオ自体が、Webライターとしてのスキルや実績をアピールする営業ツールになります。
ポートフォリオを誰でも見える場所に設置しておけば、それを見たクライアントから「ぜひ執筆をお願いしたい」と仕事を依頼される可能性があるのです。
「待ちの営業」をするためには、ポートフォリオのURLを以下のような場所に設置しておきましょう。
- 自分のブログ
- SNSのプロフィール
- 執筆した記事の著者紹介欄
ポートフォリオから仕事を獲得できれば、応募や営業に労力をかける必要がなくなります。クライアントから求められて仕事をする場合は、単価などの条件が良くなる傾向があるのもメリットです。
「待ちの営業」をするためにも、ポートフォリオは必ず用意しておきましょう。
【例文あり】Webライターがポートフォリオに載せる項目7選
1. 自己紹介
2. 経歴・保有資格
3. 経験・趣味
4. 得意ジャンル・執筆実績
5. 業務の対応範囲
6. 参考単価
7. 連絡先
1. 自己紹介
- 名前(ペンネーム)
- 写真(アイコン)
- 年齢(年代)
- 性別
- 居住地
名前(ペンネーム)以外は書ける範囲で構いません。
クライアントが最初に目にする場所になるため、まずは自分がどんな人であるのかを簡潔に伝えましょう。
特定のジャンルに特化したい場合は、冒頭で「美容ジャンルに特化したWebライターです」などと伝えると効果的です。
例
初めまして。○○と申します。
専業でWebライターをしている30代女性です。
薬機法管理者資格を保有し、美容ジャンルを中心に執筆しています。
以下に今までの経験や実績をまとめましたので、ご覧ください。
2. 経歴・保有資格
自分の経歴や保有資格を活かして仕事につなげたい人は、どんな分野に強いのかがわかるように書いておきましょう。
残念ながら、ネット上だけでやり取りをする関係だと、採用するクライアント側も不安です。経歴を詳しく書いてどんな人物なのかが伝われば、安心感を与えられます。
特にWebライターは、今まで経験した仕事を活かして執筆ジャンルを特化するのもおすすめの働き方です。
- 教員免許を保有している
- 看護師として6年間の実務経験がある
- 美容系のインフルエンサーとして活動していた など
具体的な業務内容まで書いておくと、専門性をアピールでき、クライアントに「この人にお願いしたい」と思ってもらいやすくなります。
学校名や会社名などは、書けるなら書いておきましょう。思わぬところでクライアントとの共通点が見つかり、親近感をもってもらえることがあります。
例
【経歴】
・○○看護専門学校卒業
・○○病院の整形外科で3年間勤務
・2024年1月:Webライターとして独立
【保有資格】
・看護師免許
・薬機法管理者資格
3. 経験・趣味
Webライターは、今までの経験や趣味を活かせる仕事です。仕事につながりそうなアピールポイントをまとめておきましょう。
近年では、Webライター自身の一次情報(体験談)を求めるクライアントも多いため、文章力よりも経験重視で選ばれる案件も増えています。
例
自分の好きなことや今までの経験をまとめました。関連する執筆に対応できます。
・コスメが好きで毎月新作を購入している
・映画を月に20本観ている
・介護の経験が5年ほどある
・掃除が好きで時短テクニックに詳しい
・マッチングアプリを3社利用したことがある
・転職サイトを使って3回転職した経験がある
4. 得意ジャンル・執筆実績
得意なことを明確にせず「どんな記事にも対応します」と書いたのでは、どのクライアントにもアピールできません。特に知識のある得意ジャンルを明記しておきましょう。
初心者で得意ジャンルがない場合は、今後どんな案件を獲得していきたいのかを決めておくことをおすすめします。ポートフォリオはいつでも修正できるため、現時点で知識や経験のあるジャンルを書いておけばOKです。
執筆実績として公開された記事を載せる場合は、必ずクライアントから掲載許可をもらった記事だけを載せるようにしてください。
掲載する記事が多すぎると見にくくなってしまうため、厳選して見やすさを意識するとよいでしょう。自分が対応した業務の範囲がわかるように「構成・執筆・アイキャッチを担当」など、詳細を記載しておくと親切です。
掲載できる記事がない場合は、今までどんなジャンルの記事をどのくらい書いてきたのかという実績を書いておきましょう。
なお、メディアに掲載された記事には編集者の手が加えられている可能性が高く、Webライターの実力を把握しにくいのがデメリットです。「執筆実績を見て依頼したけどイメージと違った…」ということも少なくありません。
そういった誤算が生じないためにも、自分のブログでサンプル記事を作成して載せておくのがおすすめです。サンプル記事なら初心者でも用意できます。
例:掲載できる実績がある場合
【執筆実績】
・2023年9月 株式会社Webライタープロ様(記名記事)
掲載先:Webライターのすゝめ
タイトル:未経験からWebライターの副業で稼ぐ!始め方と5人の体験談を紹介
URL:https://webwriter-pro.co.jp/media/second-job/
担当業務:構成・執筆(一部編集あり)・入稿・画像の作成
・2023年12月 ○○様
掲載先:○○
タイトル:○○
URL:https://~~
担当業務:執筆のみ担当(編集なし)
【得意ジャンル】
・マーケティング(100記事以上執筆)
・資格(50記事以上執筆)
・美容(薬機法管理者として監修経験あり)
・転職(記名記事の実績あり)
Webサイトの運営も行っているので、参考資料としてご覧いただけると幸いです。(※あるとかなり効果的です!)
【運営サイト】
サイト名:○○
月間PV数:50,000PV(検索流入90%以上)
よく読まれている記事:https://~~
例:掲載できる実績がない場合
【ライター実績】
・看護師経験を活かしたコラムの執筆
・美容系ジャンルでコスメに関する記事(10記事以上執筆)
・趣味のキャンプに関する記事(20記事以上執筆)
【得意ジャンル】
・医療(看護師経験あり)
・美容(特にコスメ)
・アウトドア
【サンプル記事】
・2023年9月
掲載先:○○(運営サイト)
タイトル:○○
URL:https://~~
担当業務:キーワード選定からSEO対策まですべて担当
現在「薬機法管理者資格」の取得を目指して勉強中です。
5. 業務の対応範囲
どのような業務に対応できるのかを記載しましょう。対応幅が広いWebライターほど、採用率が高まる傾向があります。
使っているツールの種類を記載しておくのがおすすめです。
例
【対応できる業務】
・SEOライティング
・画像の選定、挿入
・WordPress入稿
・キーワード選定
・編集、校正、校閲
・アイキャッチや図解の作成
・写真撮影
・取材
WordPress以外のシステムをご使用の場合は、事前にご相談ください。
【使用しているツール】
・Ahrefs
・文賢
・CopyContentDetector
・enno
・再検索キーワード
6. 参考単価
参考単価は「待ちの営業」をする際に重要です。クライアントが、執筆の相談をするかを決める判断材料になります。
ポートフォリオを見て依頼しようか迷っているのであれば、クライアントは自分にかなり興味をもってくれている証拠です。
あえて高めの単価を設定しておくことで、普段応募してもチャンスがないような高単価案件の獲得につながるかもしれません。
かといって、むやみに高く設定しすぎると案件獲得につながりにくくなる可能性があるので注意しましょう。
「ここは譲れない」というラインを決めて、相談に応じる旨を記載しておくことがポイントです。
なかには作業内容によってプラス料金を設定している人もいます。「アイキャッチ画像の作成:1枚500円」などです。
実績が増えてきたら検討してみてもよいでしょう。
例
【希望文字単価】
3円~
作業内容によって異なりますので、お気軽にご相談ください。
7. 連絡先・対応時間
- メールアドレス
- ChatworkのID
- X(Twitter)アカウント
- お問い合わせフォーム
興味を持ってくれたクライアントが連絡しやすいように、連絡先を書いておきます。公開しても問題のない連絡先を載せましょう。
メールアドレスを載せる場合は、Webライター専用のアカウントを作っておくのがおすすめです。
WordPressで作る場合は「お問い合わせフォーム」を設置しておきましょう。以下のような入力項目を設定しておくことで、知りたい情報を漏れなく記入してもらえます。
- 相談者のメールアドレス
- 名前
- 会社名
- メディアのURL
- 問い合わせ内容
SNSのダイレクトメッセージ(DM)を連絡先にしているWebライターもいますが、クライアントは企業としてのSNSアカウントを持っていない場合があるため注意が必要です。
複数の連絡先を設定しておくことをおすすめします。
あわせて、対応時間の目安を記載しておくと親切です。
例
【連絡先】
・メールアドレス:○○@gmail.com
・Chatwork ID:○○
・X(Twitter):@○○
【対応時間】
・平日:9:00~16:00
・土日:お休み(調整可能)
上記の時間を目安に対応しております。
基本的に土日はお休みとなりますが、メールへの返信は24時間以内に行いますのでお気軽にご連絡ください。
【実例】現役Webライター5人のポートフォリオを紹介
現役Webライター5人のポートフォリオを紹介します。
作り方やアピール方法など、タイプが異なる5人のポートフォリオをピックアップしました。ぜひ参考にし、より良いポートフォリオ作りにつなげましょう。
1. 梅澤浩太郎さん|得意ジャンルに絞っている例
2. ダルさん|ブログを活用している例
3. 保さん|サイト型で工夫している例
4. 椎田ゆみさん|サンプル記事を活用している例
5. 山本健太さん|noteで工夫している例
1. 梅澤浩太郎さん|得意ジャンルに絞っている例
梅澤浩太郎さんは「待ちの営業」で多くの案件を獲得し、Webライターの仕事を始めて1年で月収40万円を達成した実績があります。
Webライターとしての執筆だけでなく、LPやメールマガジンなど、さまざま業務に対応している梅澤さん。ポートフォリオでは、自分の得意分野に絞って実績をアピールしているのが特徴です。
各業務における単価の目安や実績を公開することで、クライアントが見たときに判断しやすくなります。自分の強みで勝負したい人は、作り方を参考にしてみましょう。
2. ダルさん|ブログを活用している例
ダルさんは、自分の強みや想いをポートフォリオに込めています。まさに、自分自身をアピールするためのポートフォリオといえるでしょう。
運営するブログの中でポートフォリオを公開しているため、ダルさん自身の人柄やスキルを判断しやすいのもポイントです。
ポートフォリオ内には、今までの実績が細かくまとめられています。「この人にお願いすればきっとこんな記事に仕上げてくれるな」とイメージしやすいのが良いですね。
3. 保さん|サイト型で工夫している例
保さんはよくあるポートフォリオの形式とは異なり、サイト型で作っているのが大きな特徴です。スッキリとした印象で、必要な情報を探しやすい工夫があります。
対応できる業務や料金、仕事の流れといった、クライアントにとって特に気になる項目を1つのページにまとめているのがとてもわかりやすいと感じました。
サイト型のポートフォリオは差別化にもなるため、待ちの営業にも役立つでしょう。
4. 椎田ゆみさん|サンプル記事を活用している例
椎田ゆみさんは、2024年5月にWebライターを始めたばかりです。公開できる実績がなくても、サンプル記事を活用して自分の強みをアピールしています。
Webライター初心者にとって真似できる部分が多いので、ぜひ参考にしてみましょう。
特にブログ経験のある人は、今までの記事が大きな強みになります。
5. 山本健太さん|noteで工夫している例
山本健太さんは、無料で使えるnoteを活用してポートフォリオを作っています。画像の挿入や装飾によって、必要な情報を探しやすく、スッキリとまとめているのが特徴です。
特にヘッダー部分の画像では、山本さん自身がどんな人なのかが伝わってきます。
noteで作る場合、文字がぎっしり詰まったポートフォリオになりがちです。山本さんのまとめ方を参考に、スマホでの見え方まで意識してみましょう。
なお当メディアでは、僕のKindle本「Webライター未経験から月収100万円を稼ぐまでのロードマップ」を無料で公開しています。
Webライターとして稼げるようになるまでの流れや、成功した人へのインタビューをまとめているので、ぜひ今後の参考にしてください!
採用率が高まるポートフォリオの作り方を5ステップで解説
STEP1. WordPressでブログを開設する
STEP2. ポートフォリオページを作成する
STEP3. テーマを決めて記事を入れる
STEP4. アクセス解析に挑戦してみる
STEP5. ブログ自体をポートフォリオにする
STEP1. WordPressでブログを開設する
Webライターを長期的な仕事として考えているなら、ポートフォリオはWordPressで作りましょう。
WordPressを使いこなせるWebライターの存在は、クライアント側としてもかなり心強いからです。
WordPressを使えるWebライターには、以下のような業務を追加で依頼することがあります。
- WordPressへの入稿
- アイキャッチ画像の作成
- ボタンリンクの追加
- 内部リンクの設置
- キーワード選定
ただし、WordPressは月千円程度の初期費用がかかることを理解しておきましょう。
- レンタルサーバー
- ドメインの取得
- WordPressテーマ(無料もあり)
STEP2. ポートフォリオページを作成する
まずはポートフォリオになるページを作りましょう。
この記事で紹介した7項目の書き方を参考に、自分の名刺代わりになることを意識して作ってみてください。
ポートフォリオに記載できる実績がなくても、自分の知識や経験をアピールすることが大切です。
STEP3. テーマを決めて記事を入れる
ポートフォリオ内にサンプル記事を用意します。
知識や経験のあるジャンル、今後自分が挑戦したいジャンルに絞ってテーマを決めるのがおすすめです。
できればブログ全体のテーマも決めておきましょう。例えば美容部員の経験を活かしていきたいなら、美容をテーマにしたブログを作るというイメージです。
テーマを決めることで専門性が高まり、将来的にWebライター以外の仕事につながる可能性もあります。
未経験者や初心者は、最初はここまで完成させればOKです。
STEP4. アクセス解析に挑戦してみる
アクセス解析とは、ブログを訪れたユーザーの属性や行動などを分析することを指します。
せっかくWordPressでブログを開設したのなら、サンプル記事として公開した記事の検索順位やアクセス数の変動を見ていきましょう。
GoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールは、最低限導入しておくべきツールです。記事を読んでくれたユーザーの行動などがわかります。
特に見るべきポイントは以下の部分です。
- 狙ったキーワードでの検索順位
- 実際に流入のあるキーワード
- 記事のPV数
- 記事の読了率
最初は難しくても、定期的にチェックする習慣をつくればすぐに慣れていきます。
その結果、SEOへの理解が深まり、WebディレクターやSEO担当者として仕事を任される可能性もあるでしょう。
STEP5. ブログ自体をポートフォリオにする
空いた時間に継続して記事を書き、ブログを充実させていきましょう。Webライターで身につけたライティング力を発揮し、ブログ記事の質を高めていくことが大切です。
そうすることで、ブログ自体をポートフォリオとして提出できるようになります。「こんなブログが作れます」とアピールできるWebライターはかなり強いです。
ここまで完成させるのは少し時間がかかるかもしれません。しかし、初心者のうちから少しずつ積み上げて挑戦していくことが大切です。
Webライターがポートフォリオ作りで注意すべき6つのポイント
1. 誤字脱字に気をつける
2. 読みやすさを意識する
3. 初心者とは書かない
4. 無断で記事を公開しない
5. こまめに更新する
6. 読まれるまでの導線を整えておく
1. 誤字脱字に気をつける
ポートフォリオに誤字脱字があると、その時点でWebライターへの評価が下がります。
ポートフォリオは合否を決める判断材料の1つ。何度も音読し、自然な文章になっているか確認しましょう。
Webライター初心者ほど、特に気をつけるべきポイントです。Webライティングのスキルがなくても、基本的な文章力は誰でも意識すれば改善できます。
2. 読みやすさを意識する
ポートフォリオは、必要な情報をただまとめればいいわけではありません。どれだけ読みやすく作れるかがポイントです。
- 箇条書きを入れる
- 表を使う
- 枠を付けてみる
- 余白を意識する
WordPressを使って作る場合は、どれだけ使いこなせているかがわかる部分でもあります。読みやすくするために、適度にWordPressの機能を使って作りましょう。
3. 初心者とは書かない
Webライターの仕事を始めたばかりだとしても、ポートフォリオに「初心者」と書くのは避けるべきです。
お金をもらって仕事をするからには、Webライター歴にかかわらず「プロ」として振る舞いましょう。
初心者と書かれていると、クライアントとしては「初心者だから仕事の質が低くても許してね」と言い訳されているように感じます。
実績が少なければ初心者であることは自然と伝わるので、自分を落とすようなことをわざわざ書く必要はありません。
4. 無断で記事を公開しない
執筆した記事をポートフォリオに載せる場合は、事前にクライアントの許可を取りましょう。Webライターに記事執筆を依頼していることを隠したいクライアントもいます。
Webライターが許可を得ずに記事を実績として公開すると、トラブルになる可能性があるため注意が必要です。
また、取引が終了してから時間が経つと、掲載可否を確認する連絡をしにくくなります。取引終了前に、自分の実績として公開可能かを確認しましょう。
5. こまめに更新する
ポートフォリオは定期的に更新し、Webライターとして現在進行形で活動していることがわかるようにしましょう。作成日や更新日を表示しておくと、クライアント側も判断しやすくなります。
執筆実績や得意ジャンル、参考単価など、公開する情報を見直すことも大切です。情報が古いままでは、受注のチャンスを逃してしまう可能性があります。
案件に応募する度にポートフォリオを見直すようにすると、最新の状態に保ちやすいでしょう。
常に最新の情報を更新しながら、より好条件の案件に挑戦していくことが大切です。
6. 読まれるまでの導線を整えておく
せっかく魅力的なポートフォリオを作っても、読まれなければ意味がありません。ポートフォリオを見てもらえるまでの導線を整えておきましょう。
なかでもX(Twitter)は、直接契約につながる案件を獲得する場所としておすすめです。プロフィールや固定ポストにリンクを貼れるため、積極的にポートフォリオをアピールしましょう。
ただし、ポートフォリオを見る前にクライアントが目にする場所はプロフィールであることを忘れてはいけません。
スキルやアピールポイントをギュッと凝縮して、プロフィールで伝えることが大切です。Webライター専用のアカウントを用意しましょう。
ポートフォリオを見る前に目にする場所が整っていないと、自分に興味をもってもらえません。非常にもったいないです。