「Webライター案件の探し方にはどんな方法があるの?」
「初心者はどうやって探せばいい?注意点はある?」
「採用率を高めて稼げるWebライターになりたい!」
初めまして。Webライターの七瀬です!
私は今まで以下の方法で、Webライター案件を獲得してきました。
- クラウドソーシング
- X(Twitter)
- 知人の紹介
- マッチングサイト
- ブログの運営
Webライターで安定して稼ぐためには、複数の方法で案件を探すことが大切です。
積極的に自分をアピールし、行動できる方ほど採用率が高まります。
この記事では私自身の経験をもとに、以下の内容を詳しくまとめました。
- Webライター案件の種類
- 案件を獲得する方法(11種類)
- 避けるべき案件の特徴(初心者向け)
- 採用率をアップさせるポイント
- 案件獲得でよくある質問
初心者から経験者まで役立つ方法を紹介しています。案件探しで悩んでいる方は、ぜひ最後までご覧ください。
七瀬あみ
- 株式会社Webライタープロ所属
- 3人の子供を育てる主婦ライター
- 運営ブログは受賞歴あり
- 40種類以上の資格を保有(薬機法管理者・SEO検定1級など)
- サイト構築や編集など、幅広い業務に対応
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Webライター案件の種類
Webライターの仕事には、大きく分けて以下のような種類があります。
- SEOライティング
- 取材ライティング
- セールスライティング
- コピーライティング
- シナリオライティング
- SNS代行
- コラム
- 広報・PR
なかでももっとも多いのがSEOライティング。
初心者はSEOライティングで実績を増やしてから、ほかの仕事に展開していくのがおすすめです。
各仕事の詳細は、以下の記事をご覧ください。
この記事で紹介する案件獲得方法は、上記で紹介した仕事すべてに共通する方法です。
初心者でもすぐに実践できる方法がたくさんあるので、ぜひ行動につなげましょう。
Webライターの案件獲得方法11選
1. クラウドソーシングサイトを利用する
2. X(Twitter)から応募する
3. 求人サイトで検索する
4. Web制作会社のHPで募集を確認する
5. メディアへ直接営業を行う
6. マッチングサイトに登録しておく
7. 合格審査のあるライター募集サイトに挑戦する
8. ポートフォリオになるブログを作る
9. 交流会や紹介で受注する
10. Webライター専用転職エージェントに登録する
11. Webライティングの講座を受講する
1. クラウドソーシングサイトを利用する
クラウドソーシングサイトには、初心者向けから経験者向けのサイトまで幅広くあります。
なかでも初心者におすすめなのは、豊富な案件数が人気の「クラウドワークス」と「ランサーズ」です。ただし報酬からシステム利用料が引かれるため、慣れてきたら以下のようなサイトにも登録してみましょう。
私は初心者の頃にクラウドワークスを利用していました。現在はサクラサクワークスで単発案件を受注しながら、計画的に収入を得ています。
Webライティングに自信がついてきたら、ココナラでスキルとして出品するのもおすすめです。自分で文字単価などの料金を設定でき、仕事を待つ働き方ができます。
2. X(Twitter)から応募する
X(Twitter)から応募する場合は、以下のような方法で探してみましょう。
- 「#Webライター募集」「#ライター募集」で検索する
- Web制作会社や編集者をフォローしておく
できる限り多くのWebライターとつながっておくことで、いち早く情報を知れるメリットがあります。
定期的に募集をしている方がいたら、フォローしてこまめにチェックしましょう。
ときにはプロフィールを見たクライアントから、DMで仕事を依頼されるケースもあります。
Webライター用のXアカウントを用意し、必ずDMを受信できる状態にしておくことが大切です。
3. 求人サイトで検索する
Webライターは、正社員や契約社員、アルバイトといった雇用形態で働くことも可能です。
企業で本格的にライティングを学び、安定して稼ぎたい方は求人サイトで募集を見てみましょう。
ほかにも、検索エンジンで「Webライター 求人」と検索し、上位に出てくる求人サイトをチェックしてみるのもおすすめです。
書きたいジャンルがある方は「Webライター 求人 美容」「Webライター 求人 金融」など、特定のキーワードで絞って探してみましょう。
4. Web制作会社のHPで募集を確認する
気になるWebサイトを見つけたら、運営会社をチェックして会社のHP(ホームページ)を見てみるのも有効な案件獲得方法です。
HP内でWebライターを募集しているWeb制作会社は意外と多いため、確認してみましょう。
私は初心者の頃に上位表示されているさまざまなWebサイトを読み、どんな人(会社)が書いているのかを見ていました。
Web制作会社であれば、マニュアルやフィードバックがルール化されているケースも多くあります。SEOのプロのもとで学びたい方に適した環境です。
5. メディアへ直接営業を行う
気になるWebサイトがあって運営元がわからない場合は、直接お問い合わせから確認してみるのもありです。
少しハードルは上がりますが「どうしてもここで書いてみたい」という想いがあれば試してみましょう。
運営者側のタイミングなどもあるため、すぐに案件獲得につながる確率は低いかもしれません。
しかし、時間が経ってから「やっぱり依頼したい」と連絡が来るケースもあります。自分の存在をアピールすることが大切です。
6. マッチングサイトに登録しておく
私はWebライター向けのマッチングサイト「ミライトマッチ」を利用しています。
自分のプロフィールを登録しておくと、案件募集の連絡や企業からのスカウトが届く仕組みです。
案件数はあまり多くありませんが、結構条件の良い提案をいただいたことがありました。Webライティングに慣れてきたら登録してみましょう。
7. 合格審査のあるライター募集サイトに挑戦する
Webライターとしての実績が増えてきたら、合格審査のあるライター募集サイトに挑戦してみるのもおすすめです。
ライターステーション | ・不定期で募集 ・課題文で合否を決める |
---|---|
Webライターズバンク | ・ライター歴1年以上 ・実績のわかる資料などで合否を決める(テストライティングのケースもあり) |
自分の実力を試すよい機会にもなるので、全力で取り組みましょう。
8. ポートフォリオになるブログを作る
私の場合、運営するWebサイト経由で、企業から執筆依頼を受けたことが何度かあります。偶然見かけた私の記事を気に入っていただき、お問い合わせから連絡が届きました。
Webライターの多くは、WordPressを使ってポートフォリオを作成します。ただ自分の情報をまとめるだけでなく、自分の得意分野でブログ記事を入れておくことが大切です。
読みやすさだけでなく、デザインなども工夫すれば「WordPressの操作ができる」と評価してもらえます。ブログそのものをポートフォリオとして提出できるように整えておきましょう。
9. 交流会や紹介で受注する
私自身、もともと関わりのあった方から執筆を依頼された経験が何度もあります。日頃からWebライターであることをアピールしていたため、得られた案件です。
なかにはWebライターやフリーランスの交流会に積極的に参加し、人脈を広げて案件獲得につなげる方もいます。コミュニケーションが苦じゃない方は、直接人と会ってつながりを深めていきましょう。
ほかにも、Webライター向けのオンラインサロンに所属するのも案件獲得方法の1つです。サロン内限定でWebライターの募集を行うケースもあります。
10. Webライター専用転職エージェントに登録する
当メディアの運営者沖ケイタが運営する、Webライター&編集者専用の転職エージェント「Writing Job」への登録も、案件を獲得するおすすめの方法です。
【ご報告】
— 沖ケイタ (@namakemono0309) April 21, 2023
本日、Webライター・編集者に特化した転職エージェント「Writing Job」をリリースしました。https://t.co/3qIhUzhijc
サービスの詳細と思いを綴りましたので、ぜひ最後までお読みください。
■特徴
エージェントは全員がWebライター・ディレクター経験者です。…
Writing Jobは、働き方などを相談しながら、面接対策やポートフォリオの添削をサポートしてもらえる転職エージェント。2023年4月にリリースし、わずか1日で登録者数400名を突破しました。
Writing Jobへの登録は無料です。自分に合った働き方で安定して稼ぎたい方は、ぜひ検討してみてください。
11. Webライティングの講座を受講する
初心者が効率よくライティングスキルを身につけて案件獲得を目指すなら、案件紹介付きの講座を受講するのもよいでしょう。
さまざま講座があるため、自分に適したものを「Webライターにおすすめの講座」で比較してみてください。
例えば当メディアの運営者である沖ケイタがメイン講師を務める「Writing Hacks」には、卒業生特典として「限定グループでの仕事の共有」があります。
より優秀な卒業生は編集プロダクションであるWebライタープロに所属できるチャンスもあるため、目標をもって受講できるのが魅力です。ライティングスキルの向上とともに、案件獲得を目指せます。
【要注意】初心者が避けるべきWebライター案件の特徴4選
1. クライアントの信頼性が低い案件
2. 文字単価0.5円未満の低単価案件
3. フィードバックがない案件
4. 条件の良すぎる案件
1. クライアントの信頼性が低い案件
応募前に必ずクライアントのプロフィールを見て、信頼できる相手であるか確認することが重要です。初心者ほど見落としがちな部分なので、悪質な案件を受注しないためにも覚えておきましょう。
クラウドソーシングを利用する場合は、以下の点で信頼性を見極められます。
- ★(星)評価が低い
- 評価コメントに不満の声が多い
- 本人確認済みになっていない
評価を見て判断するのがもっとも有効な方法です。特にコメント部分を確認し、Webライターからの評価を参考にしましょう。
なお、新規のクライアントで情報がない場合は、より慎重な対応が必要です。何度もアカウントを変えて、初心者を狙った悪質な案件で募集している可能性があります。
X(Twitter)などのSNSから応募する場合は、プロフィールから会社情報などを確認してみましょう。会社名で実際に検索してみるのもおすすめです。
クライアントがどのようなメディアを運営しているのかわかるほど、安心して応募できます。
2. 文字単価0.5円未満の低単価案件
どんなに初心者でも、文字単価0.5円未満の案件に応募するのはやめましょう。特にクラウドソーシングで多く見かけますが、システム利用料や振込手数料が引かれることを考慮しなければなりません。
正直、初心者でも文字単価1.0円は狙えます。X(Twitter)上の募集であれば、1.0円以上の募集がほとんどです。
「初心者だから」という理由で低単価すぎる案件を選ぶ必要はありません。最初にWebライティングの基礎を身につけて、初心者から文字単価1.0円に近い案件を狙っていきましょう。
3. フィードバックがない案件
Webライターとして成長するうえで、クライアントのフィードバックは欠かせません。私もフィードバックのおかげでライティングスキルを向上できました。
残念ながら、フィードバックがない案件も多くあります。その分文字単価を低くし、スキルのないWebライターはすぐ契約を切る…というクライアントがいるのも事実です。
契約前に必ずフィードバックの有無を確認できるとは限りません。しかし、Webメディアを多数展開している制作会社であれば、成長できる環境を仕組み化している可能性が高いでしょう。
4. 条件の良すぎる案件
私がクラウドソーシングを利用していた頃に、スカウトでとても条件の良い案件を提示されたことがあります。初心者を狙った悪質な案件である可能性が高いので要注意です。
私のもとに届いたスカウトは、最初は10記事分の試用期間があり、報酬は各500円。その後文字単価2.0円以上を保証するという内容でした。
初心者だったのでかなり魅力を感じて少し悩みましたが、クライアントは新規のアカウントでプロフィールも評価もない状態。「アカウントを頻繁に変える悪質な案件かもしれない…」と思ってお断りしました。
実際にこのような案件を受けてしまい、後悔している方も知っています。
- 途中で音信不通になった
- 10記事書いて継続できないと連絡がきた
クライアントは最初から継続させる気がないのです。
なかには初心者向けに教材を購入させるようなクライアントもいます。怪しいと思ったらすぐに辞退する勇気が必要です。
Webライターが案件獲得の採用率をアップする7つのコツ
1. Webライティングのスキルを向上させる
2. アカウントのプロフィールを充実させる
3. 興味をもってもらえる応募文を作る
4. 失敗を恐れず積極的に応募する
5. ブログ運営でスキルをアピールする
6. 自ら営業して熱意を伝える
7. 資格を取得してスキルの幅を広げる
1. Webライティングのスキルを向上させる
最初にWebライティングをきちんと学んだ方ほど、採用率アップにつながる傾向があります。
初心者のうちから採用率をアップさせたいのであれば、”初心者”だと思わせないことが大切です。書籍などでWebライティングの基礎知識を身につけておきましょう。
私は最初にWebライティングの学習に力を入れ、2ヶ月目で文字単価2.5円の案件を獲得しました。3ヶ月ほどあれば、初心者が月10万円を目指すことも可能です。
なお当メディアでは、Kindle本「Webライター未経験から月収100万円を稼ぐまでのロードマップ」を無料で公開しています。採用率をアップさせて稼げるWebライターになりたい方は、ぜひこちらもお役立てください!
2. アカウントのプロフィールを充実させる
- 経歴
- 保有資格
- 得意ジャンル
- 希望文字単価
- 対応できる業務
クラウドソーシングやX(Twitter)など、どのような方法で応募する場合もアカウントのプロフィールを整えておくことが重要です。
大切なのは、自分がどんな人物なのかを理解してもらうこと。特にXは文字数が制限されているため、いかに簡潔に自分をアピールできるかがポイントになります。
ただし、プロフィールで初心者をアピールするのはよくありません。たとえ実績がなくても、責任感をもって対応している意欲を伝えることが大切です。
ときにはクライアントが、資格名や職業で検索をかけてWebライターを探すこともあります。執筆したいジャンルがあれば、意識して入れておきましょう。
3. 興味をもってもらえる応募文を作る
クライアントは提案文から審査しています。箇条書きや改行を適度に入れて、読みやすさを意識してまとめましょう。
- 文章が不自然
- 誤字脱字がある
- 文字が詰まっている
- 自己アピールばかり
- 初心者アピールがある
- 必要事項が記載されていない
なかには「提案文はこれをコピペすればOK」というネット上の情報をもとにつくり、いつも同じ内容で送っている方もいます。
クライアントは多くのWebライターの提案文を読んでいるため、すぐにバレるでしょう。
「きちんと募集内容を読んでいるか」を確認するために、必須項目を設けているクライアントも多くいます。必ず募集内容を隅々まで読み、必要な情報を提案文に盛り込みましょう。
- あいさつ・自己紹介
- 質問への回答
- 経歴・保有資格
- 執筆実績・得意ジャンル
- 対応できる業務
- 対応できる本数
- 締めの言葉
クライアントにどのようなことを提供できるのかを伝えることが大切です。
実績のない初心者の場合は「1日○時間執筆できる」「募集している○○の分野に詳しい」など、採用するメリットを入れましょう。
私は以前、提案文を読んだクライアントから「○○の経験があるならほかのジャンルで執筆しませんか?」と、別の案件を提案されたこともありました。
提案文は採用率をアップさせる重要な要素の1つです。
当メディアで紹介している「Webライターの提案文の書き方」を参考に、自分の強みをアピールできる提案文を書いてみてください。例文付きで紹介しています。
4. 失敗を恐れず積極的に応募する
当たり前ですが、最初から順調に案件を獲得できる人はいません。採用されない恐怖心からなかなか応募できない方もいますが、正直すごくもったいないです。
私自身も、順調に案件を獲得してきたわけではありません。テストライティングで落ちた経験や、最初の応募で落とされたことも多々あります。
大切なのは落ち込むことではなく、なぜダメだったのかを考えること。私が初心者の頃にテストライティングで落ちたのは、すでにあるWebサイトの文章を入れ替えたような記事しか書けなかったからだと感じています。
悔しさをバネにして、自分に足りないスキルを補っていく姿勢が大切です。積極的な行動が採用率のアップにつながります。
5. ブログ運営でスキルをアピールする
「WebライターはWordPressでブログをやったほうがいい」とよく言いますが、それには明確な理由があります。
確実に採用率が高まるので、ぜひ挑戦してみましょう。
- WordPressの操作スキルが身につく
- 実践的なSEOスキルが身につく
- キーワード選定ができるようになる
- 構成を作るスキルがアップする
- アイキャッチ画像を作れるようになる
- さまざまなツールの使い方が身につく
- ライティングスキルをダイレクトに伝えられる
ポートフォリオとなる自己紹介をブログ内に用意するのではなく、コンセプトをもとに作ったWordPressブログそのものをポートフォリオとして提出するのが理想です。
私はいつもブログを提出し、案件の獲得につなげていました。
ブログの完成度を見れば、Webライターとしてのスキルも大体わかります。ブログ内の記事はディレクターなどの手が加わっていないため、Webライター自身の実力を伝える方法としても有効です。
6. 自ら営業して熱意を伝える
自ら積極的に行動できるWebライターほど、採用率がアップし、好条件の仕事を獲得しています。
案件の募集を待つだけでなく、Web制作会社やWebメディアに自ら営業する姿勢も大切です。
営業するタイミングは、ある程度実績を積み上げてからにしましょう。「こんな記事が書ける」「こんな実績がある」と提案しやすくなります。
営業のコツについては「Webライターの営業方法とコツ」で詳しく解説しています。営業文の例も紹介しているので、ぜひ実践でお役立てください。
7. 資格を取得してスキルの幅を広げる
Webライター募集時に、特定の資格保有者に限定された案件もあります。比較的高単価でライバルが少ないのがメリットです。
- FP
- 日商簿記
- 宅建士
- 薬機法管理者
- 日本化粧品検定 など
ちなみに私の場合、Webライターとしてより好条件の案件を獲得するために「薬機法管理者」を取得しました。別の記事で「美容Webライターの始め方」をまとめているので、ぜひ1つの働き方として参考にしてみてください。
ほかにも高単価と言われる「金融ライター」での案件獲得を有利にするために、FP資格を取得する方も多くいます。
Webライターを長期的な仕事と考えている方は、資格取得で採用率を高めるのもありです。