僕は今まで数多くのWebライターを見てきましたが、早い段階で稼げるようになる人には共通点があります。
この記事では、そんな共通点を凝縮し、未経験者でも失敗しないWebライターの始め方として1つのロードマップにまとめました。
今回紹介する12ステップを1つずつこなしていけば、半年後には月収50万円Webライターも現実的です。
ほかにも、以下について解説します。
- Webライターの仕事内容と収入
- 始める前に知っておくべき注意点
- 月収50万円を達成した事例
- Webライターが向いている人
- Webライターのメリット・デメリット
これからWebライターを始めようとしている人は、ぜひこの記事の始め方を参考にしてください。
沖ケイタ
- 株式会社沖プロ代表
- 株式会社Webライタープロ取締役
- 1700人以上が受講するWebライター講座「Writing Hacks」メイン講師
- 100名の精鋭Webライター集団「Webライタープロ」運営
- 執筆に携わった記事は数千記事を超える
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Webライター「未経験→月収100万」最短ロードマップ
Webライターの仕事内容と収入
1. 仕事内容
2. 報酬形態
3. 収入の目安
1. 仕事内容
Webライターの主な仕事内容は、Webサイト上に掲載する記事の執筆です。情報収集や画像の選定・作成など、記事を公開するために必要な業務に対応します。
未経験でもできる仕事ですが、誤った情報を発信しないように注意することが重要です。
仕事の種類は多岐にわたり、以下のような種類があります。
- SEOライティング
- 取材ライティング
- セールスライティング
- コピーライティング
- シナリオライティング
- SNSライティング
- コラム
- 広報・PR
なかでももっとも多いのがSEOライティングです。GoogleやYahoo!などで検索したときに、検索結果上に表示される記事にあたります。
これからWebライターを始めるのであれば、まずは基礎ともいえるSEOライティングを押さえておきましょう。
基本的な記事の書き方を学んでから、それ以外の仕事に展開していくのがおすすめです。複数の仕事に対応できるほど、Webライターとして安定して稼げるようになります。
2. 報酬形態
Webライターの報酬形態は、主に以下の4種類に分類されます。
- 文字単価(1文字○円)
- 記事単価(1記事○円)
- 時給制(1時間○円)
- 固定給制
もっとも多いのは、文字単価や記事単価の仕事です。仕事をした分だけ収入を得られる反面、自分自身で案件を探す必要があります。
安定収入を得たい人は固定給制での働き方もありますが、企業に属して働くため、拘束時間などが制限されるのがデメリットです。
この記事では、副業やフリーランスで働きたい人向けの始め方を紹介します。
3. 収入の目安
Webライターはスキルによる収入の差が激しいため、よくある平均値は気にしなくてOKです。ガッツリ稼ぐ人もいれば、まったく稼げない人もいます。
そこで当メディアでは、今まで数百人以上に発注してきた僕の経験に基づいて年収を算出しました。職種別にまとめたTOP25%の平均年収です。
職種 | 年収 |
---|---|
SEOライター | 500〜600万円 |
副業ライター 主婦ライター | 100〜200万円 |
特化ライター | 700〜1200万円 |
取材ライター | 600〜1000万円 |
ディレクター(編集者) | 800〜1500万円 |
詳しくは以下の記事でまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
【未経験OK】失敗しないWebライターの始め方12ステップ
1. 作業環境を整える
2. 書籍で勉強する
3. SEOの勉強に注力する
4. ブログを開設する
5. 記事を執筆する
6. ポートフォリオを作る
7. クラウドソーシングに登録する
8. プロフィールを充実させる
9. 案件を探す
10. 案件に取り組む
11. 直案件を獲得する
12. ポートフォリオをさらに充実させる
1. 作業環境を整える
Webライターの仕事をするなら、パソコンとインターネット環境は必須です。ハイスペックなパソコンは必要はなく、3〜4万円程度の安いものでも問題ありません。
記事を納品する方法は、クライアントによって異なります。GoogleドキュメントとWordの両方に対応できるようにしておくとよいでしょう。
また、ポケットWi-Fiがあると外で仕事ができるので便利です。とはいえ、そこまで通信量の多い作業はないため、スマホのテザリングでも代用できます。
「Webライターに必要なもの(必需品~準備しておくと便利なもの)」で詳しくまとめているので、確認しておきましょう。
2. 書籍で勉強する
何を勉強するにせよ、最初は全体像を把握することが大切です。
YouTubeやブログ記事も勉強になりますが、断片的な知識だけが増えてしまい「結局何を学んでいるのか」がわからなくなる恐れがあります。
だからこそ、まずは全体像をつかむのに最適な書籍で勉強するのがおすすめです。以下の2冊は必ず読んでおきましょう。
これらの書籍や他のおすすめ本については「Webライター初心者におすすめの本」で詳しく紹介しています。
また、当メディアでは僕のKindle本「Webライター未経験から月収100万円を稼ぐまでのロードマップ」を無料で公開しています。Webライターで稼ぐために必要なことがすべてわかる1冊になっているので、ぜひこちらもお役立てください!
3. SEOの勉強に注力する
SEOは「Search Engine Optimization」の略称です。
日本語では「検索エンジン最適化」と呼ばれ、Googleなどで検索された際に、結果画面の上位に記事が表示されるように対策することを指します。
Webライターに執筆を依頼するクライアントには、さまざまな目的があります。
- 自社商品やサービスの販売
- 自社の認知拡大
- 資料のダウンロード
- 広告収入目的 など
検索結果で上位表示されないと、ユーザーに認知すらされません。そのために重要になってくるのが、SEOへの理解が深いSEOライターの存在です。
Webライターの仕事では、SEOを意識した記事を書く「SEO案件」が圧倒的に多くあります。事前に勉強し、対応できるようにしておきましょう。
なかでもYouTubeなら、SEOを勉強できる動画が無料で見られます。特におすすめなのは以下のチャンネルです。
最初のうちは理解できない部分があるかもしれませんが、学びと実践によって自然と身についていきます。
4. ブログを開設する
Webライティングの基礎を学んだら、WordPressでブログを開設して実践してみましょう。
ブログはWebライターの練習場所として最適です。
- 記事の書き方
- WordPressの操作
- SEOへの深い知識
- キーワード選定の方法
- アイキャッチ画像の作成
- ツールの使い方
仕事でWordPressへの入稿を求められる機会が多くあるため、問題なく操作できるWebライターのほうが需要があります。月額千円程度で開設できるので、ぜひWordPressで作りましょう。
また、書いた記事は実績として蓄積されます。クライアントに見せることで「こういう記事が書けます」とアピールすることが可能です。
WordPressでブログを開設する方法は「Webライターがブログを活用する方法」の記事でまとめているので、ぜひ参考にして開設してみてください。
5. 記事を執筆する
開設したブログに記事を投稿していきましょう。勉強したSEOの知識を活かして、検索上位を目指した記事を書いていきます。
記事の書き方は「Webライターの記事の書き方とコツ」で実例を用いて詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
また、以下の記事はWebライターが意識すべき基礎知識なので、1つずつ読んで少しずつ覚えていきましょう。
なお、記事を執筆する際は「キーワード」を決めることが必須です。最初のうちは、自分が詳しいジャンルでキーワードを設定してみてください。
なかでも仕事や趣味に関連した分野なら、経験や知識を活かせるので執筆しやすくなります。
どんな記事を書くべきか迷ってしまう場合は、SEOの勉強が足りていないのかもしれません。もう一度やり直しましょう。
6. ポートフォリオを作る
記事をいくつか書けたら、ブログ内に「ポートフォリオ」を作ります。ポートフォリオとは、案件への応募時にクライアントに伝えたい情報をまとめたページのことです。
以下のような情報を盛り込んで、クライアントにアピールしましょう。
- 自己紹介
- 経歴・保有資格
- 経験・趣味
- 得意ジャンル・執筆実績
- 業務の対応範囲
- 参考単価
- 連絡先
初心者が実績として見せられるのはブログしかありません。STEP5で執筆したブログ記事を、サンプル記事として載せてください。
初心者で実績のない状態でも、Webライター自身のスキルがクライアントに伝わります。
ポートフォリオの書き方は「Webライターのポートフォリオに載せる項目と実例」の記事で詳しく紹介しています。見本付きで紹介しているので、ぜひ自分の情報に置き換えて作ってみてください。
7. クラウドソーシングに登録する
Webライターの案件を探すなら、最初のうちはクラウドソーシングを利用しましょう。常に豊富な募集があるため、初心者OKの案件を見つけやすいからです。
まずは大手サイトである「クラウドワークス」と「ランサーズ」に登録しましょう。この2サイトだけでも大量の案件があるので、応募には困りません。
具体的な登録方法は以下の記事をご覧ください。
クライアントから「評価」されて実績が増えていくのも、クラウドソーシングの特徴です。
評価は、クライアントがWebライターを選ぶ際の重要な判断材料になります。仕事を獲得しやすくするためにも、良い評価を集めることを意識しましょう。
8. プロフィールを充実させる
クライアントはWebライターに発注する前に、必ずプロフィールを確認します。クラウドソーシングに登録したら、応募前にプロフィールを整えておきましょう。
プロフィールを見たクライアントからスカウトされることもあるため、自分をアピールするための情報を簡潔にまとめることが大切です。
- 経歴
- 保有資格
- 写真・似顔絵イラスト
- 得意分野
- 実績
- 対応可能な業務範囲
- 希望報酬額
- 対応可能日・時間
- 連絡先
- 仕事への熱意
詳しい書き方は「Webライターのプロフィールの書き方」で例文付きでまとめています。ぜひ参考にしてみてください。
また、クラウドソーシングサイトごとに、以下のような確認事項が用意されています。
- 本人確認
- 機密保持確認
- 電話確認
なかでも本人確認は時間がかかるため、早めに済ませておきましょう。これらの確認を済ませておくことで、クライアントからの信頼が高まります。
9. 案件を探す
クラウドソーシングで、自分にできそうな案件を選んで応募します。採用率を高めるために、サンプルで用意した記事と似た案件を探すのがおすすめです。
もしくは、今までの経験や知識が活かせる案件があれば、その強みをアピールしましょう。実績よりも、Webライター自身の一次情報を優先する案件も多くあります。
いずれの場合も、文字単価が0.5円以上に絞って応募することが重要です。Webライティングの基礎を学んでブログで実践したのであれば、最初から文字単価1.0円前後の案件を積極的に狙っていきましょう。
また、初心者が効率よくスキルアップするためには、以下のような記載のある案件を選ぶことをおすすめします。
- マニュアルあり
- フィードバックあり
フィードバックありの案件なら、自分ができていないところを編集者やディレクターに指摘してもらい、より早くライティングスキルを向上できます。
ただし、応募前に必ずクライアントの情報を見ることが重要です。信頼できる相手であるか、プロフィールや評価を確認してから応募しましょう。
最初はなかなか採用されなくて思うように稼げないかもしれません。初心者の大変さは誰もが通る道なので、諦めずにチャレンジしましょう。
10. 案件に取り組む
案件に採用されたら、執筆を進めていきます。もっとも重要なのが、案件ごとに用意されたマニュアルやレギュレーションを厳守することです。
「Webライターにこれだけは守ってほしい」と、クライアントが決めたルールが書かれています。
例を挙げると以下のとおりです。
- 用語の表記
- 漢字とひらがなの使い分け
- 見出しごとの文字数
- リンクの張り方
- 画像挿入の注意点
実は、マニュアルを完璧に守れるWebライターはあまりいません。だからこそ、マニュアルを厳守するだけで、クライアントから高い評価を受けられます。
クライアントから認められれば、継続して仕事を発注してもらえるでしょう。すると、案件を探して応募する手間がなくなり、マニュアルを守ることにも慣れていくので仕事が楽になります。
ただし、執筆時にほかの記事の文章をそのままコピーするのはNGです。情報を参考にするのはOKですが、必ず自分の言葉でまとめ直す必要があります。
初心者のうちは「CopyContentDetector」を使って、コピペチェックを行う習慣をつくりましょう。気をつけているつもりでもコピペ率が高くなることがあるため、特に初心者は要注意です。
11. 直案件を獲得する
Webライターとして安定して稼ぎたいなら、クライアントと直接契約できる案件の獲得が欠かせません。クラウドソーシングとは違い、システム利用料や振込手数料を引かれないのがメリットです。
執筆に慣れてきたら、クラウドソーシング以外でも仕事を探してみましょう。
- ポートフォリオへの導線を作って待つ
- メディアに営業する
- 制作会社に営業する
- SNSでの募集に応募する
- 求人サイトの業務委託案件に応募する
- リアルな場での営業で将来の仕事につなげる
例えばSNSを使う場合は、Webライター専用のXアカウントを開設し、以下の方法で探すのがおすすめです。
- SEO会社やWeb制作会社をフォローしておく
- 定期的に募集をかけるアカウントをフォローしておく
- ほかのWebライターと交流して情報を集める
- 「#Webライター募集」「#ライター募集」で検索する
詳しくは「Webライターが直接契約を獲得する方法」でまとめています。ぜひ参考にしてみてください。
12. ポートフォリオをさらに充実させる
ポートフォリオはこまめに見直し、リアルタイムの情報を記載することを心がけましょう。
Webライターとしての実績が増えてきたら、ポートフォリオに追記していくことが大切です。
ただし、執筆した記事を実績として掲載する場合は、必ずクライアントの許可を得る必要があります。
掲載できる実績がなければ、どんなジャンルの記事を書いた経験があるのかをまとめておきましょう。
- コスメに関する記事を10記事執筆
- 金融系メディアでBtoB記事を10記事執筆
また、実績の積み上げと同時に、ブログ記事を増やしていくことも大切です。スキルアップした実力がわかるように、よりクオリティの高い記事をサンプル記事として掲載しましょう。
Webライターとして収入を増やすためには、常に向上心を持ち続けることが重要です。案件を通してスキルを高めながら、自分にできることを増やしていきましょう。
僕のKindle本「Webライター未経験から月収100万円を稼ぐまでのロードマップ」では、Webライターとして成功した人たちの体験談を掲載しています。無料で受け取れるので、月収100万円を目指すために必要なことを確認してみてください!
Webライターを始める前に知っておきたい3つの注意点
1. 最初は稼げないことを理解しておく
2. 初心者でもプロ意識を持って取り組む
3. 常にスキルアップする姿勢を忘れない
1. 最初は稼げないことを理解しておく
Webライターになるのは簡単ですが、最初から稼げる仕事ではありません。納品した記事に対して報酬が支払われるため、自分の努力次第でどれだけ稼げるかが変わります。
特に初心者の頃は、3000文字を1記事仕上げるだけで数日間かかるかもしれません。何度も練習するうちに速くなりますが、最初の1~2ヶ月はアルバイトで働くほうが稼ぎやすいと感じるでしょう。
しかし、最初のつらい時期を乗り越えれば、会社員以上の収入を得ることも可能です。ほとんどの人が最初のつらい時期で辞めてしまうので、負けずに乗り越えましょう。
2. 初心者でもプロ意識を持って取り組む
報酬をもらって仕事をする以上、初心者でも立派なWebライターです。記事に誤った情報を書かないように、常に全力で取り組みましょう。
Webライターは誰でもすぐに始められるのがメリットですが、責任感のない人がたくさんいます。平気で納期を守らない人や、音信不通になる人がかなり多いのが現実です。
だからこそ、初心者でもきちんと責任を持って仕事に対応してくれるだけで、クライアントからの評価が高まります。
3. 常にスキルアップする姿勢を忘れない
Webライターとして収入を増やしていくためには、スキルアップが必須です。始めるのは簡単ですが、常に向上心がないと一定の金額で頭打ちになるでしょう。
月収50万円以上稼いでいる人は、スキルを高めたり、途中で方向転換をしたりして、試行錯誤を重ねながら継続しています。
- 専門分野に特化する
- Webディレクターになる
- 編集や校閲を行う
- 資格を取得する
- 仕事内容を変える など
向上心がないと、一定のレベルで止まったままの状態が続きます。決して楽して稼げるわけではないことを理解しておきましょう。
【体験談】Webライターで月収50万円を達成した私の始め方
この章はWebライターの梅澤浩太郎さんに、リアルな体験談を書いてもらいました。
梅澤さんは2021年1月にWebライターの仕事を始め、1年で月収40万円、2年目には時間に余裕を持ちつつ月収50万円を達成しています。
1. 1ヶ月目
2. 3ヶ月目
3. 6ヶ月目
4. 1年目
5. 2年目
1. 1ヶ月目
月収:7千円
文字単価:0.5円
執筆本数:2本
ジャンル:転職
最初はランサーズに登録して、Webライターの案件を探して応募しました。最初の案件獲得がいちばん苦労して、10件ほど応募してようやく1件採用されました。
その1件は転職ジャンルの案件でした。クライアントが「特定の転職エージェントの利用経験があるライター」を募集しており、私がちょうど当てはまったのです。
「1記事5000文字以上、報酬は5000円」という条件だったので「文字単価に換算すると1円だな」と、案件を獲得したときには私は喜んでいました。
しかし、実際には1記事あたりの文字数が1万文字を超えることもあり、実際の文字単価は0.5円程度でした。
また、初めてのWebライター案件で不慣れなため、1記事を納品するのも大変。最初の記事は50箇所も修正依頼を受け、完成までに20時間ほどかかりました。
時給換算するとたったの「250円」だったので、本当にWebライターとして稼げるようになるのかと不安でした。
でも、修正依頼を受けることで自分の弱点がわかり、それを直すことでスキルアップしている実感があったおかげで続けられました。
2. 3ヶ月目
月収:3万円
文字単価:0.5円
執筆本数:8本
ジャンル:転職
1ヶ月目と変わらず、最初に獲得した転職ジャンルの案件だけをやっていました。
1記事を納品するとすぐに次の記事に取り掛かれる案件だったので、仕事がなくて困る状態にはなりません。
続けるほど速く執筆できるようになり、修正依頼も減っていったため、作業はどんどん楽になっていきました。
しかし、文字単価が低いせいで月収は3万円ほど。それでも、少しずつ稼げる金額が増えていくことに希望を感じていました。
今になって振り返ると、他の案件も探して応募したほうが良かったと思います。でも、当時はどんどん記事を書いていくことに忙しくて、案件探しまではできませんでした。
3. 6ヶ月目
月収:10万円
文字単価:1.2円
執筆本数:15本
ジャンル:Webマーケティング、転職
最初に獲得した転職ジャンルの仕事だけでなく、ようやく他の案件にも取り組むようになりました。
私は以前にネットビジネスに挑戦していた時期があり、ランディングページ(LP)を作ったり、メールマガジンを運用したりしていました。
その経験を自分のブログ記事にまとめ、実績としてアピールしたところ、Webマーケティングジャンルの案件獲得に成功。文字単価が高くなったことで、稼げる金額も増えました。
また、案件に応募した際の採用率が、最初のころに比べて目に見えて上がりました。
ランサーズ内で実績や評価が蓄積されたことで、クライアントからの信頼を得やすくなったおかげだと思っています。
4. 1年目
月収:40万円
文字単価:4円
執筆本数:15本
ジャンル:Webマーケティング、人工知能
ランサーズで「オファー」をたくさん受けるようになりました。オファーとは、クライアントから「ぜひ記事を書いてほしい」とメッセージが届くことです。
プロフィールをしっかり整えて「Webマーケティングに関する記事の執筆が得意」だとアピールしたのが効果的だったようです。
オファーで「文字単価4円」など高単価案件を獲得でき、月収は40万円に達しました。
獲得した案件がほぼすべて継続案件になったことも、収入を安定して伸ばすうえで大きな効果があったと感じています。
その後も依頼が継続されたのは、スキルアップを意識していたからです。
クライアントのフィードバックから学びつつ、有料講座の「WrigtingHacks」などで勉強しておいて、本当によかったと思っています。
5. 2年目
月収:50万円
文字単価:10円
執筆本数:8本
ジャンル:Webマーケティング、人工知能、LP制作
初めて月収40万円を達成したときは、仕事を詰め込みすぎてブラック労働のようになっていました。
そんな生活から抜け出すために、短時間の作業で効率よく稼げる案件の執筆本数を増やしつつ、他の案件は断ることを決意します。
その結果、1日あたり6時間ほどの労働で月収50万円を達成できたのです。
新たな挑戦として、LP制作の仕事も始めました。過去の経験を活かせるうえに「1件あたり15万円」といった高単価なので、SEO案件よりも稼ぎやすかったです。
自分が得意で稼ぎやすい案件に絞って仕事をすることで、時間と心に余裕を持ちながら高収入を維持できました。
ほかの人の体験談はKindle本「Webライター未経験から月収100万円を稼ぐまでのロードマップ」で紹介していますので、ぜひご覧ください。
Webライターの仕事が向いている人
- 文章を書くのが嫌いじゃない
- 普段から情報収集をする習慣がある
- 相手の立場に立って物事を考えられる
- 信頼できる情報を見極められる
- 日本語を正しく書くことに自信がある
- 報告・連絡・相談を徹底できる
- スケジュール管理ができる
- ブログ運営の経験がある
- 常に向上心をもって取り組める
上記のような人にWebライターの仕事は適しています。
ただし、当てはまらなくても諦めなくてOK。まずは実際にやってみてから向き不向きを判断することが大切です。
最低でも2ヶ月ほど必死に取り組めば、かなり仕事に慣れてくるでしょう。
未経験から月収50万円以上稼げるようになる人はたくさんいるので、ぜひチャレンジしてみてください!
Webライターを始めるメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
時間と場所が自由 ペース配分が自由 初期投資なし 副業から始めやすい 案件が豊富 高収入を目指せる スキルを活用できる 確実に収入になる | 案件獲得に苦労する 最初は時給が低い 収入が不安定 納期のプレッシャー 案件選びでの失敗 やり取りが多い 肩こりや腰痛 不労所得はない |
Webライターは未経験者でも簡単に始められる仕事ですが、最初から稼げるわけではありません。仕事をしないと報酬がもらえないため、収入が安定しないのは大きなデメリットです。
しかし逆を言えば、努力した分だけ稼げる仕事。収入の上限がありません。
会社員の場合は、毎日クタクタになって働いても収入の上限がある程度決まっています。人間関係のストレスもあるでしょう。
そういった環境から解放されたい人に、Webライターはおすすめです。特に、働ける時間が限られている主婦や大学生などは、アルバイトやパートに行くよりも稼ぎやすさがあります。
今までの知識や経験を活かして、今まで以上の収入を得られる。そんな働き方ができるのがWebライターです。
「Webライターのメリット・デメリット」でさらに詳しく紹介しています。仕事を始めてから後悔しないように、メリット・デメリットを事前に確認しておきましょう。