「副業ライターを始めたいけど、本名は出したくない」
「ペンネームでも稼いでいるライターはいるの?」
「仕事が取れるペンネームの決め方を知りたい」
こんな疑問を抱えていませんか?
Webライターとして活動するにあたって、名前(ライターネーム)をどうするか迷いますよね。
特に名前は仕事をするうえで自分の看板になるので、しっかり考えて決める必要があります。何度も変えるのはおすすめできません。
この記事では、数多くのWebライターと仕事をしてきた僕が以下について解説します。
- ペンネームでやるメリット・デメリット
- 本名風ペンネームをおすすめする理由
- 間違いのないペンネームの決め方
先に結論から言うと、WebライターはペンネームでもOK。特に「本名風のペンネーム」で活動するのがおすすめです。
「本名風ペンネームって何だ?」と思った人も多いと思うので、このあと詳しく説明しますね。ぜひ最後までお読みください。
沖ケイタ
- 株式会社沖プロ代表
- 株式会社Webライタープロ取締役
- 1700人以上が受講するWebライター講座「Writing Hacks」メイン講師
- 100名の精鋭Webライター集団「Webライタープロ」運営
- 執筆に携わった記事は数千記事を超える
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結論:WebライターはペンネームでもOK【本名以外で活躍している人多数】
冒頭で説明したとおり、Webライターはペンネームでの活動でもOKです!
ペンネームだから仕事がもらえないということはありません。
実際にWebライターとして実績を持っている人で、ペンネームの人はたくさんいます。
例として僕が知っている以下の3人は、本名とまったく違う名前でガンガン仕事を獲得しています。
なので、会社バレしたくない人も、安心してペンネームで仕事に取り組んでいただいてOKです。
ただし、特に問題ないのであれば、本名で活動するほうが信頼度アップなどのメリットがあります。自分の状況に合わせて決めましょう。
ペンネームで活動する場合は、奇抜な名前やふざけた印象をもたれる名前は避けてください。
たまにインパクト重視で奇をてらったライターネームをつける人もいますが、完全に逆効果です。「この人ちゃんと仕事できるかな…」と思われてしまうので注意しましょう。
なお当メディアでは、Kindle本「Webライター未経験から月収100万円を稼ぐまでのロードマップ」を無料で公開しています。Webライターが稼ぐために必要なことをまとめているので、ペンネーム以外で大事なポイントも確認しておきましょう!
Webライターがペンネームで活動するメリット3選
1. 身バレを防げる
2. 覚えてもらいやすい
3. 本名が変わっても問題ない
1. 身バレを防げる
Webライターの仕事はWeb上で完結します。そのため、ペンネームで活動していれば実生活とは切り離して活動でき、会社にバレることがありません。
もしあなたが会社に内緒で副業Webライターをしているなら、ペンネームで活動するのがおすすめです!
ペンネームでWebライターをしていると、現実世界への影響はほとんどありません。
あまり考えたくありませんが、もし間違えた情報を書いてしまった場合などでも、本業に影響することはないのです。
他にも、Webライターは実体験をもとに記事を書くことがあります。
例えばマッチングアプリの体験談を書く場合、正直、実名では書きにくいと思うのではないでしょうか。ペンネームを使っていれば、友人や家族にもバレずに記事を書くことができます。
しかし、クライアント(依頼者)には報酬が振り込まれる際に本名がバレてしまうことは頭に入れておきましょう。デメリットの部分で詳しく解説します。
2. 覚えてもらいやすい
実名が読みにくい漢字やよくある名前の場合は、ペンネームを使ったほうがいいケースもあります。クライアントに覚えてもらいやすくなるからです。
「あの人にもう1度お仕事をお願いしたいな」というときに、思い出してもらいやすいライターネームで活動しましょう。
3. 本名が変わっても問題ない
結婚や離婚などが理由で、必然的に名字が変わることもあるでしょう。それに合わせて名字を変えて活動すると、今までやってきた実績を引き継ぐのが難しくなります。
しかし、ペンネームなら名前が変わっても問題ありません。
ただし、生活上で名字が変わっても、前の名字のまま活動する人も多くいます。
ルールはないのでライターネームはいつでも変えられますが、そういったリスクを避けたいなら最初からペンネームにしておくのがおすすめです。
Webライターがペンネームで活動するデメリット3選
1. 奇抜なペンネームは信頼を得にくい
2. クライアントには本名がバレる
3. 記名記事を断られるケースがある
1. 奇抜なペンネームは信頼を得にくい
ペンネームでWebライターをやっていると、クライアントから信頼を得にくい場合があります。
例えば、同じくらいの実力がありそうなWebライターが2人いたとしましょう。
- 山田太郎
- へのへのもへじ
あなたはどちらの方に仕事を依頼するでしょうか?おそらく「山田太郎」ですよね。
ちょっと奇抜なライターネームにすると、クライアントから信頼を得にくくなり、仕事をもらえない可能性があります。
名前は印象を左右するので、ペンネームだとしても、きちんと考えて決めることが大切です。ふざけた印象をもたれるペンネームはやめましょう。
2. クライアントには本名がバレる
ペンネームで活動していても、報酬が振り込まれる際に本名がバレます。基本的にペンネームで口座を開設することはできず、本名を使用しなければならないからです。
つまり、ペンネームで活動しているからといって、まったく本名を知られないわけではありません。
さらに、クライアントと直接契約をする場合は、業務委託基本契約書の締結を求められるケースが多々あります。Webライター側で請求書の発行も必要です。
案件によっては、住所などの個人情報を提出する必要があることも理解しておきましょう。
なお、振込用の銀行口座であれば、屋号を使って開設できるフリーナンスのようなサービスもあります。屋号は開業届を提出する際に任意で記載する、個人事業主の会社名のようなものです。
このようなサービスがあることも知っておくとよいでしょう。
3. 記名記事を断られるケースがある
記名記事とは、記事自体にWebライターの名前を掲載することができるものです。Webライターにとって大きな実績になるので、チャンスがあればぜひとも書きたい記事といえるでしょう。
しかし、ペンネームで活動しているWebライターの場合は、記名記事を断られてしまうことがあります。
ペンネームを記載することで、読者の記事への信頼度が下がってしまうからです。
特に医療系や法律系のメディアに書く場合は、ペンネームだと断られることが多いでしょう。
ペンネームが原因で記名記事のチャンスを逃すのはもったいないですよね。
次の章で、ペンネームでも記名記事を逃さない方法を紹介しているのでご確認ください。
【解決法】Webライターは本名風のペンネームがおすすめ
「結局ペンネームにするべきなのかよくわからない…」と思っていませんか?
ペンネームのメリットを活かしつつ、デメリットをカバーする方法は、本名のようなペンネームを使うことです。
例えば、僕は「沖ケイタ」というのですが、実は本名ではなくペンネームです。
ペンネームなので現実世界とは切り離しつつも、本名のように見えるので信頼を獲得できるという良いところどりになっています。
さらに身バレを避けつつ、記名記事も狙うことが可能です。
正しいペンネームの決め方は次の章で解説しています。ぜひ最後までご覧ください!
絶対に間違えないWebライターのペンネームの決め方3選
ペンネームは1度決めたら変更することが難しいものです。
変更すること自体は自由にできますが、クライアントに伝える手間などがあります。クライアント側も最初は混乱するかもしれません。
できる限り途中で変更することがないように、正しい決め方を3つ紹介します。
1. 既存の人とかぶらないようにする
2. 本名を少し変えたペンネームにする
3. ココナラでプロに依頼する
1. 既存の人とかぶらないようにする
既存の人とかぶった名前(ライターネーム)は、シンプルに紛らわしいので気を付けましょう。
ベストなのは、これにしようかなという名前を検索してみて、他の人がヒットしないことです。
もし他の人がヒットしてしまうと、あなたのことを知りたいのに他人の情報ばかりがでてきてしまいます。
カタカナやひらがなを使用するなどして、既存の人とかぶる名前は避けましょう。
2. 本名を少し変えたペンネームにする
ペンネームを考えるのはなかなか難しいですよね。そんなときにおすすめなのが、本名を少し変えてペンネームにする方法です。
僕のペンネームである「沖ケイタ」でいうと、実はケイタが本名で、沖はペンネームです。
このように、本名を一部変えたり、カタカナに変換したりしている人は多くいます。
「新しく名前を考えるのが大変」「急にペンネームで名乗るの恥ずかしい…」という人は、本名を少し変えたペンネームも検討してみましょう。
3. ココナラでプロに依頼する
ココナラとは、個人のスキルをWeb上で自由に売り買いできる日本最大級のスキルマーケットです。検索画面でスキルを検索すると、イラストから悩み相談までさまざまな出品があります。
「ネーミング」と検索すれば、1000円程度からペンネームを考えてくれるサービスがあるので見てみましょう。
なかには商標登録がされているかの確認や、画数診断などを同時にしてくれるものもあります。
「名前を決めるのが苦手…」「名前を決めるために時間をかけたくない」という人は、ぜひココナラでプロに依頼してみてはいかがでしょうか。