「Webライターの時給ってどのくらい?」
「文字単価じゃなくて時給で働く案件もあるの?」
「時給を上げて効率よく稼ぐ方法が知りたい!」
初めまして。Webライターの梅澤です!
私はWebライターの仕事を始めて1年で月収40万円を達成し、その後は高めの時給を維持しながら働いています。
結論として、Webライターなら時給6000円も可能です。私が「1記事5万円」の継続案件を毎回8時間ほどで仕上げていたときは、時給換算すると「50,000÷8」でこの程度の時給でした。
スキルと工夫次第で時給をどんどん高めていけるので、正直に言ってWebライターはかなりおすすめです。
一方で、最初から報酬が時給で決まっている案件で安定して稼ぐ方法もあります。
この記事では以下について詳しくまとめました。
- Webライターの時給の相場
- 時給を高める6つの方法
- 意識すべき2つの注意点
- 時給制の仕事が向いている人の特徴
私の実体験とWebライター仲間の生の声を踏まえて、嘘偽りなく解説しているので、ぜひお役立てください。
梅澤浩太郎
- 株式会社Webライタープロ所属
- Webライター歴1年で月収40万円を達成
- Webマーケや人工知能分野で執筆経験あり
- LPとメルマガを組み合わせた仕組み構築が得意
- 東北大学大学院修了
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【調査】Webライターの時給の相場
1. 時給制の案件の場合
2. 文字単価や記事単価の案件の場合
1. 時給制の案件の場合
求人ボックスのデータによると、Webライターを含む「ライター」の平均時給は以下の通りです。(2024年6月時点)
- 派遣社員:1697円
- アルバイト・パート:1187円
その他に「クラウドワークス」で時給制の案件の報酬額を調べてみたところ、ほとんどが「1000〜1500円」の範囲内でした。手取りで、時給1100円ほどの案件が多かったです。
時給制のWebライター案件の報酬は、他の種類の仕事と同程度だと感じました。
とはいえ、Webライターの大きなメリットは、時間と場所に縛られずに働けることです。
在宅で好きなときに働けるのに、コンビニや飲食店でのアルバイトと同程度の時給を得られるのはかなり魅力的だといえます。
2. 文字単価や記事単価の案件の場合
Webライターの報酬は、時給制よりも「文字単価」や「記事単価」で決まっていることが圧倒的に多いです。
こうした案件でも「得られた報酬÷かかった時間」で計算すれば、時給換算でいくらかがわかります。
そして、計算した時給は、人によって10倍以上の違いがあります。
私自身の経験と知り合いのWebライターから聞いた話をまとめると、時給の目安は以下の通りです。
- 初心者:300円
- 初級者:1000円
- 中級者:3000円
- 上級者:5000円以上
初心者のうちは低単価の案件しか獲得できず、執筆に時間がかかる傾向があります。そのため、一般的なアルバイトの半分以下しか稼げないことが多いです。
しかし、スキルアップすれば報酬の高い記事を短時間で納品できるようになります。努力次第で時給を高めていけるのが、文字単価・記事単価の案件の大きな魅力です。
Webライターが時給を高める6つの方法
1. 専門性を高める
2. 作業時間を記録する
3. 再活用を前提にしてリサーチする
4. パソコンの機能を執筆に活用する
5. 推敲時に校正ツールを利用する
6. 単価交渉をする
1. 専門性を高める
Webライターの時給を高めるには、大きく分けて「執筆スピードを上げる」「単価を高める」といった2つの方法があります。専門性を高めることで、この両方を同時に実現可能です。
同じジャンルで執筆し続けると、専門知識がどんどん蓄えられていきます。その結果、時間をかけなくても内容の濃い記事が書けるようになるのです。
また、専門知識に基づいた高品質な記事が書けるようになると、仕事の単価も上がっていきます。
執筆スピードと単価を同時に上げられるので、時給を高めたければ専門性を高めるのがおすすめです。
2. 作業時間を記録する
執筆スピードを上げたければ、作業ごとに時間を計って記録することは必ずやりましょう。
計測することで自然と時間を意識するようになり、ダラダラすることを減らせるので、これだけでもスピードアップに効果があります。
さらに、作業ごとに計測することで、自分がどこに特に時間がかかっているのかが明確になります。
- リサーチ
- 執筆
- 推敲
時間がかかっている作業を重点的に対策すれば、効率よく執筆スピードを上げられるでしょう。
どれだけ時間が短縮されたかも、データに基づいて客観的に確認できます。
3. 再活用を前提にしてリサーチする
作業全体の中でも、リサーチに時間がかかることに悩んでいるWebライターは多いです。私も経験がありますが、前提知識がないジャンルだとリサーチに苦労するものです。
リサーチにかかる時間を短縮して時給を上げるために、調べた情報を再活用する意識を持っておきましょう。
具体的には以下を行うと効果的です。
- 有益なサイトをブックマークして集める
- 使えそうな情報はスプレッドシートなどにメモして残す
記事の執筆本数が増えるほど情報が蓄積されて、リサーチを短時間で終えられるようになっていきます。目の前の記事を書くことだけでなく、将来の自分を楽にさせることを考えて、リサーチするとよいでしょう。
4. パソコンの機能を執筆に活用する
- 音声入力
- 単語登録
- ショートカットキー
パソコンに標準搭載されている機能をフル活用すると、すぐに執筆時間を短縮できます。
よく使う単語をパソコンに保存しておく「単語登録」は、簡単に使えて効果が大きいです。使ったことのない人は、すぐに試してみてください。
例えば、私は「う」が「Web」と変換されるように、単語登録しています。執筆スピードを上げられるだけでなく「web」や「WEB」といった表記ゆれも防げるので、とても便利です。
5. 推敲時に校正ツールを利用する
「いつも推敲に時間がかかってしまう…」という人には、校正ツールの利用をおすすめします。
誤字脱字や冗長表現などを指摘してくれるので、短時間でミスのない文章に仕上げられます。他にも表記ルールを登録してチェックしてもらうなど、多様な使い方が可能です。
校正ツールは無料・有料どちらも多くの種類があるので、いくつか試してみて自分に合ったものを選ぶとよいでしょう。
6. 単価交渉をする
クライアントと交渉して単価を上げてもらえれば、時給もそのぶん上がるので効果は絶大です。
私の経験から言うと、普段から仕事ぶりを認められていれば、あっさりと単価を上げてもらえることが少なくありません。積極的に単価交渉をしてみましょう。
ただし、クライアントに価値提供して満足してもらっていることが単価アップの前提です。
むやみに交渉すると信頼を失ってしまうため注意しましょう。
当メディアで紹介している「Webライターが単価交渉の成功率を爆上げする方法」を参考に、ぜひ実践してみてください。私自身の経験に沿って、効果的な方法を詳しくまとめています。
Webライターが時給を高めるときに意識すべき2つの注意点
1. 最初は時給が低いことを受け入れる
2. 記事の質が落ちないようにする
1. 最初は時給が低いことを受け入れる
Webライターの仕事を始めたばかりの時期は、以下の理由から時給がかなり低いことが多いです。
- 実績がないため低単価の案件しか獲得できない
- 慣れていないため執筆スピードが遅い
- 仕事のやり方を覚えることに時間を費やす
最初はこうした状態なのは、仕方がないといえます。どんなスポーツでも、いきなりプロ並みにプレーできる人なんていないのと同じです。
Webライターに過度な期待をしていると、時給が低いことに耐えられず、挫折しやすくなってしまいます。
なかなか稼げない時期があると受け入れて、徐々に時給を高めていくことに集中すべきです。
なお当メディアでは、Kindle本「Webライター未経験から月収100万円を稼ぐまでのロードマップ」を無料で公開しています。Webライターとして結果を出している人たちの事例が掲載されているので、ぜひこちらもお役立てください!
2. 記事の質が落ちないようにする
時給を高めようとすれば、執筆スピードを上げることにこだわるでしょう。それ自体は悪いことではないのですが、執筆する記事の質が落ちないように注意が必要です。
質が落ちると、せっかく獲得した案件で継続して依頼をもらいにくくなります。質にこだわらなければ、高単価案件にふさわしいスキルを身につけることも難しいでしょう。
時給を高めようとした結果、むしろ稼げなくなってしまいかねません。
執筆スピードを上げつつ、同時に質も高めていくことは十分に可能です。Webライターとして収入を伸ばしていくためには、執筆時間の短縮ばかりにこだわらないようにしましょう。
時給制の仕事が向いているWebライターの特徴
1. 最初からある程度の時給を確保したい人
2. 執筆時間の短縮が苦手な人
3. 計画通りに収入を得たい人
1. 最初からある程度の時給を確保したい人
仕事を始めたばかりの時期から一定の時給で働けるのは、時給制のメリットです。慣れない仕事で進捗が悪かったとしても、時間をかけたぶんだけ報酬を受け取れます。
文字単価の場合、最初の時期はどうしても時給が低くなりやすいので、それを避けたい人には時給制の案件がおすすめです。
一般的なアルバイトのような感覚で、初月からしっかりと稼げます。
2. 執筆時間の短縮が苦手な人
文字単価の仕事で時給を上げるためには、執筆時間を短縮しようと頑張る必要があります。しかし、執筆スピードを上げることが、どうしても苦手だと感じる人もいるでしょう。
記事の質にこだわりたくなったり、執筆時間を削ることに罪悪感を感じたりするのです。
そうした人は、文字単価の案件よりも時給制で働くのがおすすめです。慌てずに作業ができるため、じっくりと執筆に取り組みやすくなります。
3. 計画通りに収入を得たい人
時給制の案件には、収入の計画を立てやすいというメリットもあります。
例えば、時給1500円で月に80時間の稼働時間を確保しておけば、月収は「1500×80」で12万円になると、前もってわかるのです。
一方、文字単価では執筆スピードが想定よりも遅くなったせいで、計画よりも収入が減る可能性があります。毎月計画した通りの収入を得たい人には、時給制の案件が向いているでしょう。