「副業Webライターは1日に何時間働けばいい?」
「月20万円を稼ぐために必要な時間を知りたい」
「Webライターの1日のスケジュールを公開してほしい!」
専業Webライターとして活動している梅澤です。
結論から言うと、Webライターの1日の作業量は以下をベースに考えるとよいでしょう。
1日の作業時間 | 月収 | |
---|---|---|
副業 | 3〜4時間 | 10〜20万 |
専業 | 6時間 | 40〜50万 |
もちろん、本業が忙しい場合はもっと少ない時間からでも始められます。
Webライターは1日のスケジュールを自分で決められるため、無理なく働きやすい仕事です。
しかも、月収40〜50万円と高収入にも関わらず、作業時間は1日に6時間程度。正直に言って、かなりおすすめです。
この記事では、以下の内容を解説します。
- 専業&副業Webライターのリアルな1日のスケジュール
- 1日の作業量を決める要素
- 具体的な計算例(月収20万円を稼ぐ場合)
- 1日の作業量を増やす裏技
私の実体験に基づいて嘘偽りなくさらけ出しているので、ぜひ最後まで読んでお役立てください。
梅澤浩太郎
- 株式会社Webライタープロ所属
- Webライター歴1年で月収40万円を達成
- Webマーケや人工知能分野で執筆経験あり
- LPとメルマガを組み合わせた仕組み構築が得意
- 東北大学大学院修了
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【実例】専業Webライターの1日の作業量とスケジュール
9:30 | 起床、朝食 |
---|---|
10:30 | Webライターの仕事 |
12:30 | 昼食、自由時間 |
17:00 | Webライターの仕事 |
19:00 | 夕食、入浴、自由時間 |
22:30 | Webライターの仕事 |
24:30 | 就寝 |
上表は、私自身のよくある1日のスケジュールです。
私はスキルを高めつつ実績を積んだので、今は報酬が上がり、時給も高く働けています。1日の稼働時間は6時間前後です。
- 午前:2時間
- 午後:2時間
- 夜:2時間
もっと稼ごうと思えば稼げますが、私の場合は月収50万円程度あれば満足なため、自由な時間を優先しています。
また、専業Webライターは仕事の休日を自由に設定することが可能です。
「働く日と休む日をきっちり分ける」こともできますが、私自身は「毎日同じように過ごす」ほうが性格に合っているため、休日はつくっていません。
毎日6時間働くと、1週間の合計は「6×7」で42時間です。「1日8時間で週5日」のフルタイムで働くと40時間なので、同じくらい仕事をしています。
1日のスケジュールには自由時間をたっぷり取っているため、常に余裕があります。急な用事や仕事が入っても、無理なく対応が可能です。
そのため「1日中仕事に追われて大変!」という状況になることは、ほとんどありません。
副業Webライターの1日の作業量とスケジュール
1. 平日のスケジュール例
2. 休日のスケジュール例
3. 副業Webライターの実例
1. 平日のスケジュール例
7:00 | 起床、朝食 |
---|---|
7:30 | Webライターの仕事 |
8:30 | 通勤 |
9:00 | 本業 |
18:00 | 通勤 |
18:30 | 夕食、入浴 |
20:00 | Webライターの仕事 |
23:00 | 自由時間 |
24:00 | 就寝 |
- 勤務時間の長さ(残業の有無)
- 通勤時間の長さ
- 通勤中に作業が可能か
上表の例は「通勤時間は片道30分、残業なし」という条件でのスケジュールです。
この場合「朝に1時間」「夜に3時間」の合計4時間を、Webライターの仕事のために確保できます。
この例では稼働時間が長めですが、まずは1日1〜2時間程度を確保できればOKです。
2. 休日のスケジュール例
8:00 | 起床、朝食 |
---|---|
8:30 | Webライターの仕事 |
12:00 | 昼食、自由時間 |
16:00 | Webライターの仕事 |
18:30 | 夕食、入浴 |
20:00 | Webライターの仕事 |
22:00 | 自由時間 |
24:00 | 就寝 |
副業Webライターにとって、休日は作業時間を確保するチャンスです。
上表の例では、以下の時間帯の合計で、1日に8時間をWebライターの仕事に使っています。
- 午前:3時間半
- 午後:2時間半
- 夜:2時間
紹介した例では、平日5日と休日2日を合わせて、以下の計算のとおり「1週間に36時間」を確保できました。
(4×5)+(8×2)=36
ちなみに「1日8時間で週5日」のフルタイムで働く場合、1週間では「8×5」で40時間です。これに近い時間をWebライターに費やせば、副業でも月収25万円前後を稼ぐことが可能です。
なお、1週間に数時間しか使えない場合にも、問題なく取り組める案件はたくさんあります。
Webライターとして働くことを諦めず、確保できる時間に合わせて受注する仕事量を調整しましょう。
3. 副業Webライターの実例
副業Webライターとして働く人のリアルなスケジュールを、SNSで調べてみました。
結果を出している人ほど、忙しいなかでも毎日工夫して時間を確保している様子がわかります。
育休中にWebライターで
— 土居あき@webライター兼ディレクター (@shimizu_akimama) May 30, 2024
月収20万円稼いだときの
1日のスケジュール
■1歳児+2人目妊娠中のワンオペ
■週1〜2日は一時保育に預ける
8:00 子どもと起床して朝ごはん
↓ 遊ぶ
11:00〜子どもお昼寝+ママ仕事
13:00〜お昼ご飯
15:00〜子どもお昼寝+ママ仕事
17:00 子ども起床
18:00 夜ご飯とお風呂…
副業ライターの1日
— つばき@副業WEBライター (@sibainutubaki) June 26, 2024
【4:00】起床~作業
【5:30】朝食、弁当作り×3、出勤準備
【7:00】出勤
【7:30】業務開始
【12:50~13:30】作業(休憩時間)
【17:30】退勤~帰宅
【18:00】夕食作り、入浴、晩御飯
【20:30】作業開始
【23:30】作業完了~自由時間
【0:00】就寝
わたしの日常です。
副業Webライター×シングルマザーの1日を描いてみました🐾(クオリティはご愛嬌🥺)
— ひろな@Webライター🔥×シングルマザー (@hirona_621) November 30, 2023
育児、家事、仕事の日々☺️毎日の朝活やお昼休みを使って仕事や課題、勉強してます💨これ以上時間作れないから作業スピードを上げるのが今の目標!引き続きこの生活スタイルで頑張るぞ!#Webライター #シングルマザー pic.twitter.com/8lh37uIsv8
親の介護しながら本業×副業ライターの1日
— なつゆめ|LP制作したり文章書いたり (@hatsu_note) April 26, 2024
4時 起床即副業
7時 父宅で介護
9時 本業
12時 ご飯食べながら副業
17時 就業
18時 父宅で介護
22時 帰宅、ご飯
23時 副業、終了次第寝る
こんな感じで副業時代に月100達成したので、月100はたぶん9割の人が行ける。
正直、Webライターの副業で月10万円を稼ぐのはあまり難しくありません。
Webライターの1日の作業量を決める3つの要素
1. 稼ぎたい金額
2. 仕事の単価
3. 作業しない日の数
1. 稼ぎたい金額
収入を増やすためには、金額に応じた作業量が必要です。
Webライターの仕事を始める前に「月収5万円」など、具体的な目標金額を設定しましょう。
稼ぎたい金額を決めずになんとなく働いていると、以下のような問題が起きます。
- 受注すべき仕事量がわからない
- 仕事の単価を上げる必要性に気づけない
- 不必要な長時間労働で健康を害する
自分に合った働き方を考える際の指針となるので、目標金額は決めておきましょう。
また、当メディアではKindle本「Webライター未経験から月収100万円を稼ぐまでのロードマップ」を無料で公開しています。実際にWebライターで稼いでいる人の事例が掲載されているので、ぜひこちらもお役立てください!
2. 仕事の単価
Webライターの報酬は主に以下の3種類です。一般的には文字単価の案件が多くあります。
- 文字単価
(例)単価1円×3000文字=3000円 - 記事単価
(例)単価4000円×2記事=8000円 - 時間単価
(例)時給1500円×2時間=3000円
仕事の単価が高ければ、少ない作業量で大きく稼ぐことが可能です。スキルを高め、実績を積むことで高単価の案件を獲得できるようになっていきます。
時間に余裕のある1日を実現するためには、仕事の単価を上げることを意識すべきです。
3. 作業しない日数
「仕事をしない日」を増やすほど、その分働く日に負担が集中します。
「1日あたりの負担」を考えて、作業しない日数を決めることが大切です。
働く日を自由に設定できることは、Webライターの魅力の1つです。ただし、自由度が高いからこそ、自分自身で休日を管理する必要があります。
【計算例】Webライターで月収20万円を稼ぐのに必要な1日の作業量
専業Webライターを目指す際に「月収20万円」が目標とされるケースが多くあります。月収20万円を稼ぐために1日の作業量はどれだけ必要か、具体的に計算してみましょう。
以下の3つのケースを想定して目安を計算しました。
1. 文字単価1円/1時間に1000字執筆
2. 文字単価2円/1時間に2000字執筆
3. 文字単価8円/1時間に1000字執筆
1. 文字単価1円/1時間に1000字執筆
まずは初心者Webライターを想定して、以下の条件を設定します。
- 文字単価:1円
- 執筆スピード:1時間に1000字
- 1ヶ月に働く日数:20日
月収20万円を稼ぐために「1日に何時間働く必要があるか」は、以下のように計算できます。
200,000÷(1×1000×20)=10
つまり、1日に10時間も働く必要があるとわかりました。
このペースで長期間にわたって仕事を続けると、体調を崩してしまう可能性が高いでしょう。
私自身、Webライターの仕事を始めて半年間ほどで受注できたのは、文字単価1円程度の案件ばかりでした。毎日忙しいわりに収入は低く「Webライターって大変だな」と感じていました。
余裕を持って仕事をするためには、文字単価と執筆スピードをもっと上げる必要があります。
2. 文字単価2円/1時間に2000字執筆
Webライターとして実績を積み、スキルが高まってくると、文字単価の高い案件も獲得できるようになっていきます。「文字単価2円」前後の案件が増えてくるでしょう。
また、仕事に慣れることで執筆スピードが早くなり「1時間に2000字」が執筆できることも珍しくありません。これらの条件で、先ほどの計算をやり直すと以下のとおりです。
200,000÷(2×2000×20)=2.5
1日あたりの作業時間が2.5時間なので、副業でも十分に達成できます。副業で月収20万円を達成できれば、本業を辞めて専業Webライターになることもできるでしょう。
私はWebライターの仕事を始めて1年弱で、文字単価2円以上の案件を安定して受注できるようになりました。執筆スピードも上がっていたため、始めたばかりの頃よりもだいぶ楽に収入を得られました。
3. 文字単価8円/1時間に1000字執筆
私は現在、文字単価8円前後で仕事をしています。文字単価が上がると求められるクオリティも上がるので、執筆スピードは落ちて「1時間に1000字」程度です。
この条件で月収20万円を稼ぐ場合、1日の作業量を計算すると以下のとおりです。
200,000÷(8×1000×20)=1.25
1日あたりの労働時間は1.25時間、つまりたったの1時間15分で済みます。
このように、文字単価を高められれば、目標金額を稼ぐための労働時間を大幅に減らすことが可能です。
趣味を楽しんだり、勉強してスキルアップしたりするために、余った時間を使えます。
Webライターが1日の作業量を増やす3つの裏技
1. 仕事を毎日の習慣にする
2. スキマ時間を活用する
3. 作業環境を整えて効率を上げる
1. 仕事を毎日の習慣にする
作業量を増やすには、毎日安定してコツコツと仕事を進めることが大切です。無理なく続けるために時間管理を行い、Webライターの仕事を毎日の習慣にしましょう。
具体的には、以下のような「すでにある習慣の後」に仕事を組み込むと、新たな習慣として定着させやすいのでおすすめです。
- 起床後
- 朝食後
- 帰宅後
- 夕食後
- 入浴後
私自身も「朝食後に仕事をする」と決めて、毎日繰り返すことで習慣化に成功しました。
昼食までに2時間分の仕事を終えることで、その後は余裕を持って過ごせるようになり、大きな効果を感じています。
2. スキマ時間を活用する
わずかなスキマ時間でも、積み重ねれば多くの作業を進められます。特にまとまった作業時間の確保が難しい副業Webライターにとっては、スキマ時間の活用は欠かせません。
例えば、以下の時間を積極的に使いましょう。
- 通勤中
- 昼休み
- 外食時の待ち時間
- 人に会う際の待ち時間
スキマ時間での作業には、スマートフォンが便利です。以下の作業であれば、スマートフォンでも問題なく進められます。
- メールやメッセージのやり取り
- 競合記事の調査
- 推敲
パソコンの前に座り、じっくり執筆するだけがWebライターの仕事ではありません。使えそうなスキマ時間はないか、自分の日常を再確認してみましょう。
3. 作業環境を整えて効率を上げる
仕事道具を購入して作業環境を整えると、限られた時間をより有効に使えるようになります。Webライターの仕事の強力な相棒が、パソコンに接続して使うディスプレイです。
ディスプレイに参照データやマニュアルなどを表示したままにすることで、画面を切り替える必要がなくなり、執筆スピードを上げられます。
1万円程度の安価なものでも、便利さを実感できるでしょう。私自身も毎日ディスプレイを使って仕事をしており、本当に快適です。
また、ハイスペックなパソコンを使うのも効果的です。パソコンの再起動やアプリの立ち上げなど、あらゆる動作が高速になるので、サクサクと作業を進められます。
安いものでも20万円前後と高価ですが、作業効率が上がることを考えれば購入する価値は十分にあるでしょう。
当メディアでは「現役Webライターの作業環境」の記事で、私自身の作業環境を公開しています。ぜひ参考にしてもらえたら嬉しいです!