Webライターの仕事がきつい7つの理由を暴露!乗り越える解決策を公開

結論から言うと、Webライターの仕事は最初が結構きついです。しかし、そこを正しく乗り越えれば、時給も高く、在宅で好きな時間で働ける最高の職業です。

僕は今まで、1000人以上のWebライターを見てきましたが、多くの人が「初期のきつい時期を乗り越える正しい解決策」を知らないがために挫折してしまいます。

個人的には「ここで諦めちゃうのはもったいないなぁ…」と悲しい気持ちになります。

そこでこの記事では、以下を一次情報モリモリでまとめました。

  • Webライター初期に「きつい」と感じる7つの理由
  • きつい状況を乗り越える10個の解決策
  • Webライターをおすすめする理由

スキルのあるWebライターは、まだまだ不足している状態です。ぜひ最後まで読んで、きつい状態から早めに抜け出しましょう!

この記事を書いた人

沖ケイタ

  • 株式会社沖プロ代表
  • 株式会社Webライタープロ取締役
  • 1700人以上が受講するWebライター講座「Writing Hacks」メイン講師
  • 100名の精鋭Webライター集団「Webライタープロ」運営
  • 執筆に携わった記事は数千記事を超える

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目次

Webライター初期に「仕事がきつい」と感じる7つの理由

1. 最初は低単価である
2. 悪質なクライアントに当たる可能性がある
3. SEOの勉強をする必要がある
4. なかなか案件が取れない
5. 案件が急に終了するリスクがある
6. 文章が速く書けない
7. 確定申告や請求書の発行などが発生する場合もある

1. 最初は低単価である

Webライターになったからといって、最初から稼げるわけではありません。特に初心者のうちはクラウドソーシングを利用するケースが多いですが、いきなり文字単価1.0円以上の仕事を獲得するのは難しいです。

実際にクラウドワークスで調べたところ、初心者OKの案件でもっとも多いのは文字単価0.5円以下でした。

なかには初心者OKで文字単価1.0円の募集もありますが、250人以上の応募がある状態。実際に初心者が入り込むのはほぼ無理です。

正直、Webライターを名乗ることは誰でもできます。しかし、思うように稼げないことが理由で仕事がきついと感じ、挫折する人が後を絶ちません。

逆を言えば、挫折する人が多いからこそチャンスです。そこを乗り越えれば安定して稼げるようになります。

記事の後半で低単価から抜け出す方法をじっくり解説しているので、Webライターで稼ぎたい方はぜひ最後までご覧ください。

2. 悪質なクライアントに当たる可能性がある

匿名でやり取りできるクラウドソーシングは、悪質なクライアントに当たる可能性がグッと高まります

特に、警戒心の弱い初心者を狙って搾取する案件が非常に多いです。

  • 報酬が超低単価
  • 納品後に音信不通になった
  • 報酬が支払われない
  • 聞いていた仕事と違う

こんなトラブルに巻き込まれたら「Webライターをやめようかな…」と感じて当然ですよね。本当に色々なクライアントがいます。

必ず応募前に発注者のプロフィールと評価を確認し、安心できるクライアントであるか確認しましょう。明らかに条件の良すぎる案件も注意が必要です。

3. SEOの勉強をする必要がある

WebライターにとってSEOの知識は必須です。

しかし、SEOをどうやって学んでいいかわからず、中途半端な知識になっている人が多くいます。なかなか理解できず、勉強がきついと感じてしまう人もいるでしょう。

SEOは「Search Engine Optimization」の略称で、検索エンジン最適化という意味をもつ言葉。検索するユーザーが求める価値のあるコンテンツを提供し、検索結果の上位表示を狙う取り組みのことです。

SEO(検索エンジン最適化)

Webライターに執筆を依頼するクライアントは、自社商品(サービス)の販売や認知拡大など、さまざまな目的があります。検索結果で上位表示されなければ、その目的が達成されません。

つまり、SEOへの理解が深いWebライターほど重宝される傾向があります。ライバルに差をつけ、より高単価な仕事を獲得できるチャンスです。

SEOについては「SEOライティングの基礎知識」の記事で詳しく解説しているので、あわせてチェックしておきましょう。

4. なかなか案件が取れない

「たくさん応募してもなかなか採用されない…」という声をよく耳にします。特に初心者でスキルのない状態では、仕事を獲得するだけでも一苦労です。

何度も不採用が続くと、気持ち的なダメージを受けてしまうこともあるでしょう。それでも積極的にチャレンジし、自分の力で仕事を獲得しなければなりません。

言葉で言うのは簡単ですが、結構きついし、しんどいですよね。

  • スキル不足なのか
  • 提案文に問題があるのか
  • ポートフォリオがイマイチなのか
  • テストライティングで落ちるのか

なかなか案件が取れない原因をはっきりさせ、現状を打破するために自分の苦手な部分と向き合うことが大切です。

5. 案件が急に終了するリスクがある

僕も発注者側として心苦しいのですが、案件が急に終了するのはよくあることです。1本の案件に絞って仕事をする場合、終了すれば収入が0円になってしまいます。

毎月の収入が安定しないのは結構きつい部分です。

Webライターは仕事をした分だけ報酬がもらえる仕組み。努力すればどんどん収入が増えますが、1つのクライアントにこだわるのはおすすめできません

6. 文章が速く書けない

慣れないうちは時間がかかって当たり前。1記事書くだけで数日かかるケースも多く、その時点で「自分に合っていない」と判断し、挫折する人がかなりいます。

特に知識のないジャンルのときは、リサーチだけで結構きついこともあるでしょう。

確かに執筆速度は速いほうが有利ですが、記事の質を高める文章力やていねいさのほうが重要です。あまり速くなくても、良質な記事を納品することで高単価案件を獲得しているWebライターは多くいます。

また、執筆速度は慣れやタイピングの練習によって改善できる部分です。記事を書くこと自体が苦痛でないのなら、速く書けないという理由だけで諦める必要はありません。

7. 確定申告や請求書の発行などが発生する場合もある

Webライターを副業でやる場合は、年間所得が20万円を超えると確定申告が必要です。

20万円の基準は、収入から経費を引いた金額。この仕組みを理解しておかなければなりません。

また、クライアントと直接契約をする場合、Webライター側で請求書の発行が必要です。記事を書くこと以外にもやるべき作業が多く、面倒できついと感じる人もいます。

ただ、慣れてしまえば難しくないので、僕としてはそんなに気にする必要はないかなというのが本音です。

Webライターはきつい。しかし、他の職種はもっときつい

確かにWebライターはきついと感じる部分もあります。ただ、エンジニアやデザイナー、動画編集はもっときついです。

  • 仕事をこなせるレベルにいくまで時間がかかる(エンジニア)
  • 案件が単発で継続しづらい(デザイナー)
  • 単価が上がりづらい(動画編集)

動画編集のリアルについては、動画編集CAMPが運営する「動画編集CAMPメディア」の記事が参考になります。

Webライターは他のWebフリーランス系の職業と比べても、スキル習得までの時間が短く、案件の継続性が高く、さらに単価も上がりやすい(月収100万も可能)最高の職業です。

おまけに、他の職種と違ってPC1台あれば、初期投資はほとんどかかりません。だからこそ、最初のきつい状況で辞めてしまうのが、死ぬほどもったいないのです。

当メディアでは「未経験からWebライターとして成功した人の体験談」を紹介している記事もあるので、さまざまな成功ルートを確認しておきましょう。

Webライターがきつい状況を乗り越える10個の解決策

1. スキルを身につける
2. ブログを開設する
3. ポートフォリオ・提案文を見直す
4. 作業フローを見直す
5. 案件は常に分散させておく
6. 超低単価案件は避ける
7. 特化ライターを目指す
8. 取材ライターを目指す
9. Webライターで稼ぐ未来を想像する
10. Webライターの仲間をつくる

1. スキルを身につける

Webライターがきついと言われる理由のほとんどは、スキルを身につけることで解決します

Webライターに必要なスキルの例
  • 正しい日本語を書くスキル
  • 正確な情報を見極めるリサーチ力
  • わかりやすくて読みやすい文章力
  • SEOライティングのスキル
  • WordPressの操作スキル
  • 画像や図解の作成スキル
  • 写真撮影スキル など

Webライターで稼ぐために必要なスキル」の記事で詳しく解説しているので、身につけるべきスキルを確認しておきましょう。

スキル不足を実感しているなら、あなたには伸びしろしかありません。1つでも多くのスキルがあるほど採用率が高まり、より高単価案件を獲得しやすくなります。

僕が発注者側として言えることですが、多くのクライアントが求めているのはスキルのあるWebライターです。どんなに初心者でも、基礎知識があるかないかで大きな差が出ます。

スキルを身につける方法は色々あるので、できることから始めてみましょう。

  • 多くの記事を読む
  • 書籍で学ぶ
  • ライティング講座を受講する
  • フィードバックで学ぶ
  • ブログで練習する

低単価や案件が取れないことできつくと感じているなら、何よりもスキルアップが重要ほかのWebライターとの差別化につながる部分です。

なお当メディアでは、Kindle本Webライター未経験から月収100万円を稼ぐまでのロードマップを無料で公開しています。スキルアップしてWebライターとして活躍している事例などを紹介しているので、ぜひチェックしてみてください!

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2. ブログを開設する

ブログは記事を書く練習に最適です。それだけでなく、Webライターに役立つ以下のスキルを身につけられます。

ブログで身につくスキル
  • WordPressの操作
  • SEOへの深い理解
  • 画像や図解の作成
  • キーワード選定
  • ツールを使った分析

自分で一から記事を書いて投稿する、その記事の順位変動を追うという流れがブログ運営の特徴です。好きなテーマで記事を書き、その記事をポートフォリオにすれば「これだけ記事を書ける」という証明になります。

さらにブログ記事が上位表示されれば、そこから収入を得られるチャンスです。メリットだらけなのでやって損はありません。

なお、ブログは必ずWordPressで作りましょう

Webライターは仕事でWordPressへの入稿を求められるケースが多く、使いこなせれば有利なスキルになります。

3. ポートフォリオ・提案文を見直す

なかなか案件を取れない人は、ポートフォリオと提案文の見直しが必要です。読みやすく、魅力的な内容になっているか確認しましょう。

ポートフォリオには以下の項目を入れ、箇条書きなどを使って読みやすくすることが大切です。

ポートフォリオに含める項目
  • 自己紹介
  • 保有資格
  • 今までの経験
  • 実績・サンプル記事
  • 業務の対応範囲
  • 参考単価
  • 対応時間
  • 連絡先

具体的な書き方は「Webライターがポートフォリオに載せる項目と実例」を紹介した記事で解説しています。

提案文では自分をアピールするだけでなく、どんなことができて、採用することで相手にどんなメリットがあるのかを入れましょう。

クライアントが求める人材を理解し、それに沿った提案をするのがポイントです。

【例】
・過去に3回転職経験があるため、実体験に沿った転職記事の執筆が可能です。
・FP2級を保有しており、金融ジャンルで50記事以上執筆しています。ブログ運営もしているため、WordPress入稿やアイキャッチ画像への対応も可能です。

具体的な提案の仕方は「Webライターの提案文の例文とNG行為」を紹介した記事でチェックしてみてください。

ポートフォリオと提案文を変えるだけで採用率がグッと変わります。自分よがりの文章になっていないか確認してみましょう。

4. 作業フローを見直す

作業環境を見直すことで、思うように記事が書けないきつさから解放される可能性があります。効率化できる部分がないか見直すことが大切です。

以下を参考に、できることを試してみましょう。

作業を効率化する方法
  • 辞書登録を活用する
  • ショートカットキーを覚える
  • トラックパッド(タッチパッド)の速度を最速にする
  • ポモドーロ・テクニックを取り入れる
  • Notionでタスク管理を行う

よく使う言葉や間違えやすい英単語などは、辞書登録しておけばかなり効率化できます。切り取りや貼り付けなど、基本的なショートカットキーは覚えておきましょう。

なお、集中力が続かない、座りっぱなしがきついという悩みがある人は、ポモドーロ・テクニックを取り入れてON・OFFを切り替えるのも効率化する方法です。

ポモドーロ・テクニックの手順

【ポモドーロ・テクニックの例】

  1. 25分間作業をする
  2. 3~5分の休憩をとる
  3. 4~5回に1回、15~30分の休憩をとる

休憩時間に体を動かすなどして、気持ちをリセットしましょう。

5. 案件は常に分散させておく

複数の案件を掛け持つことで、仕事が急になくなるリスクを回避できます。1つの案件にこだわりすぎるのはやめましょう。

また、複数の案件を掛け持っているからといって、そこで満足してはいけません。より良い条件の案件を獲得できるように、常に募集をチェックすることが大切です。

何度も言いますが、スキルのあるWebライターほど高単価につながりやすくなります。自分がスキルアップすることも忘れないでください。

6. 超低単価案件は避ける

初心者が低単価になりがちなのは仕方のないことです。しかし、文字単価0.5円以下の超低単価案件はおすすめしません。

すでにブログで記事を書く練習をしているのなら、最初から文字単価1.0円前後を狙うべきです。

なお、X(Twitter)でも初心者向けの募集をしていることがあります。その場合は最低でも文字単価1.0円を基準とすることが多いので、積極的にチャレンジしていきましょう。

7. 特化ライターを目指す

今までの経験や知識を活かして、そのジャンルに特化したライターを目指すのはかなりおすすめです。実績が増えて専門性が高まるほど、単価アップや採用率のアップにつながります。

例えば美容系の仕事経験がある人は、コスメやエステなどの執筆を中心とする美容ライターを目指すのもありです。日本化粧品検定や薬機法管理者資格を取得すれば、さらに大きな武器になります。

ほかにも、稼ぎやすいと言われる金融ジャンルに特化するのもおすすめです。FP2級を取得して金融ライターになり、文字単価10円以上の案件を獲得する人もいます。

もちろん、特別な資格や経験がなくても大丈夫です。今までの人生を振り返り、どんなことが書けるのか考えてみましょう。

  • 3回以上転職した
  • 婚活をしている
  • 釣りが趣味
  • キャンプ用品に詳しい など

近年ではWebライター自身の一次情報を重視する案件も多いため、より詳しく書ける分野を見つけてみてください。その中で、文字単価の相場が高いジャンルを探せればさらにベストです。

8. 取材ライターを目指す

取材ライターは企業や店舗などで取材を行い、その内容をもとに記事を書きます。実は、まだまだ対応できる人が足りていない状態です。

案件によっては文字単価20円ほどになることもあります。参入するなら今がチャンスです。

また、取材ライターは将来性も抜群。人間にしかできない仕事なので、AIに仕事を奪われる心配もありません。

実際に「取材は楽しいから続けられる」という声もよく聞きます。ひたすら記事を書くWebライターの仕事がきついと感じるなら、取材ライターを検討するのも解決策の1つです。

9. Webライターで稼ぐ未来を想像する

正直なところ、最初のきつい時期を乗り越えて稼いでいるWebライターはかなり多いです。きついから早々とやめてしまう人ばかりなので、ここを乗り越えればライバルが減っていきます。

「きついからどうしよう」と考えるのではなく、きつい状態を乗り越えて訪れる未来をイメージしてみましょう。3ヶ月後、もしくは半年後には「〇万円稼いでいる」と想像して、そのために今やるべきことを考えることが大切です。

スキルアップに力を入れれば、副業でも月5万円は余裕で目指せます年間にすると60万円。諦めるよりも突き進んだほうが得られるものが多いですよね。

どんな仕事でもきつい時期があるのは一緒。Webライターはほかの仕事でも役立つスキルが身につくので、ここを乗り越えてほしいというのが僕の想いです。

10. Webライターの仲間をつくる

Webライターとしてのやる気が落ちている状態であれば、仲間と交流することもきつい状況から抜け出す解決策の1つです。

X(Twitter)やオンラインサロンなどを活用し、情報を共有しましょう。

ただし、ほかのWebライターの実績を気にしすぎるのはNGです。人それぞれ状況や作業量が異なります。

あくまでも、モチベーション維持と情報収集のために活用しましょう。

確かに最初はきつい!それでもWebライターをおすすめする理由

未経験から誰でも挑戦できるのがWebライターのメリットですが、最初から稼げる人はなかなかいません

しかし、継続することで以下のようなメリットがあります。

Webライターのメリット
  • 好きな時間に好きな場所で働ける
  • 好きなペースで働ける
  • 副業で継続しやすい
  • スキルが低くてもできる案件が多い
  • 高収入を目指せる
  • スキルを他の仕事やプライベートに活用しやすい
  • 書いた分だけ確実に収入になる

この記事で紹介したきつい状況を乗り越える解決策を実践すれば、少しずつ収入が安定するはずです。本気で取り組む人が少ないからこそ、努力する価値があります。

また、副業でも月5万円以上稼ぐのは難しくありません。月5万円を副業で稼げれば、1年間で60万円の収入です。

未経験からWebライターの副業で稼ぐコツと始め方」を紹介する記事では、実際に副業で稼ぐ人の体験談を紹介しています。

きつい・つらいといったネガティブな情報だけで判断せず、ポジティブな意見も参考にして決めましょう。

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