「Webライターの稼げるジャンルを教えて!」
「稼げるジャンルで採用されるコツを知りたい…」
「初心者におすすめのジャンルをまとめて知りたい!」
初めまして。Webライターの七瀬です!私は自分の得意ジャンルをいくつか絞って、Webライターで安定収入を得ています。
この記事では「資格」と「経験」を活かして稼げるジャンル10選をピックアップしました。”稼げる”と言われているジャンルには以下のような特徴があります。
- 専門性が高い
- 需要がある
- 動くお金が大きい
報酬が良い案件ほどWebライティングのスキルも求められるため、初心者から稼げるわけではありません。
記事の後半では、初心者におすすめのジャンルも一覧で紹介しています。
ジャンル選びのポイントもまとめていますので、稼ぐコツを知りたい方はぜひ最後までご覧ください。
七瀬あみ
- 株式会社Webライタープロ所属
- 3人の子供を育てる主婦ライター
- 運営ブログは受賞歴あり
- 40種類以上の資格を保有(薬機法管理者・SEO検定1級など)
- サイト構築や編集など、幅広い業務に対応
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「資格」を活かしてWebライターが稼げるジャンル5選
1. 金融
2. 不動産
3. 医療・健康
4. 美容
5. IT
1. 金融
- 資産運用
- 保険
- 年金
- 税金
- クレジットカード
- 株式投資
- 仮想通貨
- FX
金融ジャンルは、FP資格(ファイナンシャルプランナー)や税理士など、お金に関わる専門資格を保有している方ほど高単価につながるジャンルです。
文字単価2円~15円を目指せます。
銀行や保険会社など、金融に携わる機関での勤務経験があり、専門知識が深い方ほど高単価案件を狙いやすいのがメリットです。監修者としてのニーズも高まります。
これから金融ライターに挑戦したい方は、FP2級の取得を目指しましょう。
なかには資格保有者に限定せず、クレジットカードの利用やFXなどの経験を求める案件もあります。しかし、金融ジャンルのなかでも比較的執筆しやすいため、文字単価2円以下も多い印象です。
当メディアの運営者沖ケイタも、稼ぐ方法の1つとして金融特化ライターとしての働き方を推奨しています。
多くのWebライターから高い評価を得ている「金融特化ライターマスター講座」の監修も行っているので、金融ジャンルに特化したい方はぜひチェックしてみてください。
2. 不動産
- 住宅の購入
- 住宅の売却
- 相場や間取り
- リフォーム
- リノベーション
- 不動産投資
不動産ジャンルは、宅建(宅地建物取引士)の資格や不動産業界での経験を活かせる専門ジャンルです。
本業で不動産業界で働きながら、副業で不動産ライターとして活動している方も多くいます。
不動産関連は一度に動くお金が大きいため、高単価になりやすく、文字単価10円を目指せるジャンルです。実務経験を重視して、記名記事を書けるWebライターを募集している案件もあります。
専門性を高めたい方は、宅建にチャレンジしてみましょう。合格率は15~18%程ですが、毎年3万人以上が合格している資格です。
3. 医療・健康
- 病院やクリニックの紹介
- 診療科の情報
- 病気の症状
- 病気の予防
- 薬の知識
- 医療費
- 医療機器
医療・健康は人の命に関わるジャンルです。
医師や看護師、薬剤師など、専門資格や豊富な実務経験のある人材が求められます。
特に医師や看護師は校正・校閲や監修者としての需要も高く、それだけでコンスタントに稼いでいる方もいるほどです。文字単価は2円以上が相場で、10円以上の案件もあります。
また、近年ではペットの需要が高まり、ペットビジネスも多様化しています。獣医など、ペットの健康を支えるWebライターの存在も貴重です。
4. 美容
- コスメ
- スキンケア
- サプリメント
- 健康食品
- 脱毛
- エステ
- ダイエット
美容ジャンルは、薬機法や景品表示法といった法律が深く関わるジャンルです。
特に薬機法の規制は年々厳しくなっており、効果効能に関する表記には厳しい決まりがあります。
私自身、Webライターになってから専門性を高めるために薬機法管理者資格を取得しました。資格保有者であるというだけで、文字単価2.5円以上の案件や、監修者としての依頼を受けた経験もあります。
コスメが好きな方は、日本化粧品検定1級の取得を目指すのもおすすめです。薬機法管理者資格とあわせて求められやすい資格になります。
近年では男性向けの商品も増えているため、美容に詳しい男性Webライターの需要も高まるでしょう。美容ジャンルは商品の入れ替わりが激しく、需要が途切れる心配がありません。
5. IT
- Webサイトの構築
- ソフトウェアの開発
- アプリケーションの開発
- 電子機器
- AI
ITジャンルは、専門資格や実務経験があるほど高単価を狙えるジャンルです。
文字単価3円以上の募集が多く、専門的な技術への理解が必要なものほど高単価になります。
専門知識がないと執筆が難しいため、ほかのジャンルに比べてライバルが少ないのがメリットです。
IT業界への知識がある方は積極的に狙っていきましょう。
「経験」を活かしてWebライターが稼げるジャンル5選
1. 物流
2. 転職
3. 留学・海外
4. 婚活
5. 取材
1. 物流
- 物流効率化のノウハウ
- 自動化に関する情報
- ECサイト向けの記事
物流業界での勤務経験がある方は、物流ライターとして専門性を高めるのもおすすめです。私自身も物流業界での経験を活かして、物流ライターとして仕事を受注しています。
ノウハウや事例を交えながら説明する部分も多く、経験者の一次情報が求められるジャンルです。
文字単価2.5円~5円ほどで仕事を受注した経験があります。
ただし、案件数は多くないため、ほかのジャンルと掛けもつのがおすすめです。BtoB向けの執筆が多く、ライバルが少ないので経験さえあれば高単価を狙いやすくなります。
物流業界でさまざまな商品を取り扱ってきた方、自動化が進んでいる会社で勤務している方など、商品の流れや倉庫の課題を理解できている方ほど稼ぎやすいでしょう。
2. 転職
- 転職の経験
- 転職エージェント
- 働き方に関する記事
- 退職代行
転職経験のある方、転職エージェントで勤務していた方など、転職ジャンルではWebライター自身の一次情報が求められます。
クラウドソーシングやX(Twitter)での募集も多く、文字単価1円~3円程が相場です。
そこまで高単価ではありませんが、経験をもとに執筆すればリサーチ時間を短縮できます。
また、転職は長期にわたって需要が高く、今後もなくなることがないジャンルです。経験者は効率よく執筆できるジャンルの1つとして、専門ジャンルに入れておくとよいでしょう。
3. 留学・海外
- 留学の経験
- ワーキングホリデー
- 各国の情報
- 海外旅行
Webライターのなかには、海外で生活しながらその国の情報を発信している方もいます。情報の価値が高いため、文字単価2円以上を目指しやすいジャンルです。
なかでも留学などを経験し、海外で生活した実体験はとても重宝されます。海外旅行が趣味の方も、好きなことを発信しながら楽しく執筆できるでしょう。
私自身、ワーキングホリデーに関する記事の構成を担当したことがあります。調べる国によっては情報がかなり少なく、リサーチに苦戦しました。
情報が少ない分報酬は高めで、構成は時給2000円以上。執筆担当者の文字単価も2円以上でした。
4. 婚活
- 婚活の経験
- マッチングアプリ
- 結婚相談所
- 恋愛に関する記事
婚活ジャンルでは、転職ジャンルと同様に実体験が求められます。不安や迷いを抱えている方が、安心してサービスを利用できるように後押しできる記事が理想です。
文字単価は1円~2円が多いですが、勤務経験のある方に絞った監修者の募集もあります。経験が多い方ほど、恋愛向けの記事もスラスラ書けるでしょう。
リサーチ時間を短縮し、知識や経験を活かして書きやすいジャンルです。
5. 取材
- お店の取材
- 新サービスの取材
- 人物へのインタビュー
- 地域の情報発信
- イベントの体験
人と話すことが好きな方、行動力のある方、営業経験のある方などは、取材に特化した働き方もおすすめです。
質問力やビジネスマナーも重要になるので、スキルを身につけて挑戦してみましょう。
取材ライターの場合、業務の対応範囲も広くなります。
- 取材先の選定
- 取材先のアポ取り
- 下調べやリサーチ
- 対面での取材
- 文字起こし
- 写真撮影
- 記事の執筆
上記以外にも、取材先とのこまめなやり取りが必要です。
どこまで対応するかは案件によって異なります。文字単価10円や記事単価30,000円など、報酬の差が大きいのが特徴です。
対応範囲を確認し、トータルで必要になる時間を考慮して選びましょう。
稼げるジャンルで採用率をアップする3つのポイント
1. ライティングスキルを向上させる
2. 専門性をアピールする
3. トレンドをチェックしておく
1. ライティングスキルを向上させる
稼げるジャンルを狙うなら、Webライティングのスキルは必須です。
クライアントからの信頼を得て採用につなげるためにも、実績を積み上げてから稼げるジャンルに絞っていきましょう。
”稼げる”と言われるジャンルほど、クライアントが支払う金額も大きくなります。採用されたとしても、毎回同じことを指摘されるWebライターは継続につながりにくいでしょう。
ライティングスキルと同時に、SEOの知識とスキルを身につけることも大切です。
SEOについては「Webライターに必要なSEOライティング」で画像を用いて詳しく解説しています。初心者でも基礎知識が身につく内容になっていますので、ぜひ参考にしてみてください。
また、当メディアではKindle本「Webライター未経験から月収100万円を稼ぐまでのロードマップ」を無料で公開しています。Webライターで結果を出している方々の事例が掲載されているので、ぜひこちらもお役立てください!
2. 専門性をアピールする
- SNS
- プロフィール
- ポートフォリオ
- ブログ
上記の媒体を活用し、専門ジャンルを積極的にアピールすることが大切です。
例えば美容ライターとして活動したいのであれば、X(Twitter)のプロフィールに専門ジャンルを入れるだけでなく、日々のポストで美容に関する情報発信を行うのもよいでしょう。
ポートフォリオには専門分野に関する知識の深さや、今までの経験を詳しく記載することが重要です。
記載できる実績がない方は、WordPressを開設してブログを書き、専門分野の「サンプル記事」を入れておきましょう。
専門性をアピールし、クライアントに「このWebライターに継続して依頼したい」と思ってもらえる努力が必要です。
3. トレンドをチェックしておく
”稼げる”と言われるジャンルは、世の中の移り変わりとともに変化します。
日々のトレンドをチェックし、今後どのようなジャンルの需要が高くなるのかを見ておくのも採用率を高める方法です。
需要があるジャンルがいち早くわかれば、早い段階でその分野の知識を深めて、ライバルが少ないうちに専門ジャンルに変えてしまいましょう。
例えば、近年では婚活やマッチングアプリへの抵抗がなくなったものの、以前は世間の見方が違いました。これも世の中の変化によるものです。仮想通貨や音声配信もその例ですね。
今後も新しいサービスはどんどん増え続けます。新しく稼げるジャンルを見つけるために、トレンド情報をキャッチできるようにしておきましょう。
Webライター初心者におすすめのジャンル一覧
- 恋愛
- 生活
- 子育て
- 知育
- 料理
- グルメ
- 旅行
- ペット
- ファッション
- アウトドア
- エンタメ
- 副業
- 商品レビュー
Webライター初心者は、稼げるジャンルを探すよりも、ライティングスキルを向上させることが優先です。
自分の知識や経験を活かして、一次情報が書ける記事でWebライティングを学んでいきましょう。
書きやすいジャンルであるほど、リサーチにかかる時間が短くなります。自然と執筆速度も速くなるため、納品できる記事数が増え、収入アップにつながるのがメリットです。
まずは書きやすいジャンルで実績を積み上げてから、専門性を高めていきましょう。
稼げるジャンルで安定収入を得たいなら、スキルアップが重要です。
Webライターのジャンル選びで大切な5つのポイント
1. 一次情報を多く書けるジャンルを選ぶ
2. 文字単価と時給を意識してジャンルを絞る
3. 将来的に稼げるジャンルにつながる案件を選ぶ
4. クライアント選びを慎重に行う
5. 無理なく継続できるかを考慮する
1. 一次情報を多く書けるジャンルを選ぶ
近年では一次情報の重要性が高まっています。
ただ単に書きやすいジャンルを選ぶのではなく、”一次情報があるから書きやすい”と思えるジャンルを選ぶことが大切です。
一次情報が中心となる記事の場合、ジャンルによっては初心者でも文字単価2円近くを狙えます。
ただし、企業のメディアなど、案件によっては自分の経験を強くアピールできないケースもあるでしょう。
そういった場合は、1つの事例として「例えば○○の場合~」と、具体的な解説ができるスキルが必要です。
ほかの記事にはない情報を入れることで、オリジナリティの高い記事になり、検索エンジンに評価されやすくなります。クライアントにも喜ばれるでしょう。
2. 文字単価と時給を意識してジャンルを絞る
Webライターの報酬は、文字単価で設定されることが多くあります。
ただし、文字単価ばかりにこだわるのはよくありません。
例えば、以下のような2種類の案件があったらどうでしょうか?
A案件:文字単価2円/3000文字/6時間で執筆
B案件:文字単価1.5円/3000文字/3時間で執筆
A案件の場合、1記事の報酬が6000円。時給に換算すると「6000円÷6時間」で1000円になります。
B案件の場合、1記事の報酬が4500円。同じく時給に換算すると「4500円÷3時間」で1500円です。
文字単価の低いB案件のほうが効率よく執筆できるという結果になりました。
文字単価が高くても、執筆時間が2倍になったら意味がありません。
知識を深めて速く執筆できるようになればOKですが、何記事書いても変わらないならそのジャンルは避けるべきです。
3. 将来的に稼げるジャンルにつながる案件を選ぶ
この記事で紹介した稼げるジャンルのなかでも、経験を活かしたジャンルを選べば初心者向けの案件もあります。コスメのレビューや、マッチングアプリの利用体験談などです。
例えば将来的に「美容を専門ジャンルにしたい」と考えているなら、やや低単価でも美容に関する記事で実績を積み上げましょう。
条件の良い募集があったときにアピールしやすくなり、そのまま専門性の高いジャンルとして活動しやすくなります。
4. クライアント選びを慎重に行う
稼げるジャンルや報酬額で仕事を選ぶことは大切ですが、もっとも重要なのはクライアントの見極めです。
気になる案件を見つけたら、どんなクライアントが募集しているのかをきちんと確認しましょう。
例えば、薬機法管理者資格の保有を条件とする案件でも、企業が募集する文字単価3円の案件もあれば、個人が募集する1.5円の案件もあります。
クライアントによって外注費にかけられる予算が異なるため、”誰が”募集する案件なのかを見極めて選ぶことが大切です。
できれば、SEOコンサルやWebメディアの制作を専門としている会社を選ぶとよいでしょう。
企業やメーカーなどから委託されてWebサイトを運用しているケースも多く、報酬額がやや高く設定されている傾向があります。
その分守るべきルールも厳しくなりますが、マニュアルやフィードバックが徹底されているため、Webライターとしてスキルアップできるチャンスです。
5. 無理なく継続できるかを考慮する
どんなに稼げるジャンルに特化しても、継続できなければ安定収入につながりません。知識が少なく、興味のないジャンルの場合、書くことが苦痛になる可能性があります。
ある程度専門性を高めることは必要ですが、1つに絞り込みすぎないことも大切です。私は1つのジャンルに絞って気が滅入ってしまった経験があるため、今では複数のジャンルで執筆しています。
また、特定のジャンルのなかで対応幅を広げておくのも1つの方法です。
例えば美容ライターとしてコスメやスキンケア用品に関する記事を執筆しているなら、脱毛やエステへの知識も深めておくとよいでしょう。専門性を高めたまま、仕事の幅を広げられます。
さまざまな分野の執筆を経験して自分に適したジャンルを絞っていくことが、安定収入を継続させるためのポイントです。