セールスライターとは?未経験からのなり方と仕事内容を詳しく紹介

セールスライターとは?未経験からのなり方と仕事内容を詳しく紹介

セールスライターとは、商品やサービスを販売するための文章を執筆する仕事です。Webライターが執筆するSEO記事とは、求められるスキルが異なります。

この記事では、未経験からセールスライターになりたい人に向けて、仕事内容やなり方などをまとめました。

AIの台頭により、業界ではハイスキルなセールスライターの需要がより高まっています。興味がある人は、ぜひスキルを身につけて挑戦してみてください。

この記事を書いた人

沖ケイタ

  • 株式会社沖プロ代表
  • 株式会社Webライタープロ取締役
  • 2000人以上が受講するWebライター講座「Writing Hacks」メイン講師
  • 100名の精鋭Webライター集団「Webライタープロ」運営
  • 執筆に携わった記事は数千記事を超える

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目次

セールスライターとは?

セールスライターとは、LPやダイレクトメールなど、商品やサービスを販促するための文章を執筆する人のことです。

まずは、主な仕事内容や報酬の目安などを確認しておきましょう。

主な仕事内容

セールスライターの仕事内容は案件に応じて異なります。

主な仕事内容
  • LP(ランディングページ)
    例:サプリメントやオンライン英会話などの紹介ページ
  • DM(ダイレクトメール)
    例:おすすめ商品の紹介メール、ECサイトの呼び戻しメール
  • ステップメール
    例:店舗の見込み客育成用のLINEメッセージ
  • 記事型広告
    例:商品のLPへ誘導するための商標記事

基本的には、案件の受注後にクライアントとのすり合わせから始まるのが特徴です。クライアントとのやり取りも増える傾向があります。

Webライターからセールスライターになる人もいますが、ゼロから学び直す覚悟が必要です。SEO記事とは求められるスキルが異なります。

報酬の目安

セールスライターの報酬体系は、案件によって大きく変わります。案件単位(1件◯◯円)もしくは時給制で計算される場合が多い傾向です。

例えば、クラウドソーシングで確認したところ、以下のような募集がありました。

  • 在宅でのLPライティング:時給1922円~
  • 自社商品の販売サイト設計:時給1225円~
  • AIが作成したLP原稿のブラッシュアップ:1記事5000円~
  • LP記事の制作:11,000円~
  • 化粧品や健康用品の記事型広告:1記事60,000円~

高単価案件を獲得するには、高度なスキルと豊富な実績が必要です。初心者のうちはあまり単価を気にしすぎず、実績とスキルを積み上げることをおすすめします。

セールスライターとして仕事が安定し、月収数十万~数百万円を稼ぐケースも珍しくありません。

コピーライターやWebライターとの違い

セールスライターと混同されがちな言葉に、コピーライターやWebライターがあります。

仕事内容の違いは以下のとおりです。

各職種の特徴
  • セールスライター:LPやステップメールなど、販売訴求や集客のための広告を書く
  • コピーライター:企業や商品のブランディングや、認知向上のための広告を書く
  • Webライター:主に検索結果で上位表示させるSEO記事を書く

コピーライターとは、企業や商品のブランディング、認知向上を目的とした「イメージ広告」を執筆する仕事です。

一方、セールスライターは、商品・サービスの集客や販売訴求、顧客育成が目的の「レスポンス広告」を執筆します。

そのため「広告を書く」面に着目すると、セールスライターは、広義的にはコピーライターに含まれます

そして、Webライターの主な仕事は、SEO記事の執筆です。セールスライターやコピーライターとは、明確に仕事内容が異なります。

ただし、セールスライターのなかには、Webライターと並行して取り組む人も多くいます。SEO記事の業務を巻き取れれば、1つのクライアントから多くの仕事を得られるでしょう。

SEO記事の執筆に興味がある人は、ぜひ僕のKindle本Webライター未経験から月収100万円を稼ぐまでのロードマップを読んでみてください。

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セールスライターに必要な4つのスキル

1. コピーライティングスキル
2. マーケティングスキル
3. 心理学スキル
4. リサーチスキル

1. コピーライティングスキル

コピーライティングスキルは、セールスライターにとって最も重要です。Webライターに求められる「SEOライティングスキル」とは、毛色が異なります

端的に言えば、商品やサービスを「訴求・販売」するための文章を書くスキルです。

コピーライティングスキルの具体例
  • 相手に刺さる「キャッチコピー」を考える能力
  • 相手の欲求を引き出して解決策を的確に提示する能力
  • 相手の行動を正当化させる構成力

コピーライティングスキルを向上させるには、上手な文章を書けるだけでは足りません。ターゲット層への理解や人を行動させるための言い回しなど、さまざまな文章の型を使いこなすことが求められます。

2. マーケティングスキル

セールスライターは、マーケターとしての一面を持ちます。よって、適切なマーケティングスキルを持たなければ、業務を進めることは困難です。

セールスライターに求められるマーケティング思考
  • 訴求したいターゲット層はどのようなタイプか
  • 訴求する商品やサービスの強みは何か
  • 市場にはどのような競合がいるか
  • 競合はどのように商品やサービスを展開しているか など

セールスライターは、クライアントとターゲット、市場のすべての動向や戦略を把握する必要があります。

そのうえで、目標を達成するための最適なマーケティング手段を選定しなくてはいけません。

3. 心理学スキル

セールスライターが避けて通れないのは、行動心理学や社会心理学への理解です。

売るための文章というのは、顧客の「買いたい」という意識を引き出すことに特化します。

そのような文章を書くには、心理学を用いて、読者が行動したくなる状況を作り出すことが求められます。

心理学スキルは、セールスライターにとって必須と言えるでしょう。

4. リサーチスキル

徹底的にリサーチすることも、効果的なセールスライティングには欠かせません。どれだけ情報を深く掘り下げられるかで、顧客の集客力や訴求力は大きく変わります。

セールスライターに求められるリサーチスキル
  • 商品やサービスの特徴や開発背景、競合との優位性
  • ターゲット層(見込み客)の悩みや欲求
  • 競合他社の徹底的な分析 など

セールスライティングで成果を上げられるかどうかは、どれくらい深くリサーチできたかにかかっています

また、リサーチスキルはWebライターの仕事にも応用できる、汎用性が高いスキルです。

Webライター向けのスキルについては、僕のKindle本「Webライター未経験から月収100万円を稼ぐまでのロードマップ」を読めばすべて分かります。

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未経験からセールスライターへのなり方4ステップ

STEP1. セールスライターに必要なスキルを学ぶ
STEP2. ポートフォリオを作成しつつ練習する
STEP3. 案件に応募して実績を積む
STEP4. 専門性を高めてより条件の良い案件を狙う

STEP1. セールスライターに必要なスキルを学ぶ

セールスライターのスキルを学ぶ手軽な方法として、専門書を読むのがおすすめです。

特に以下に挙げる書籍では、セールスライターに必要な知識を効率よく身につけられます。

Webライター向けの書籍のなかには、セールスライターに応用が利くものも多くあります。興味があれば、以下の記事もあわせて読んでみてください。

もし、独学での学習に自信がない場合は、オンライン講座やスクールを活用するのもおすすめです。

STEP2. ポートフォリオを作成しつつ練習する

ポートフォリオとは、自分の名刺代わりとなる資料のことです。以下の内容をGoogleドキュメントなどにまとめ、案件応募時に提示できるようにしておきましょう。

ポートフォリオにまとめる内容
  • 自己紹介
  • 学歴・経歴
  • 保有資格
  • 実績や自分の制作物
  • 経験・趣味
  • 得意ジャンル
  • 稼働可能時間
  • 連絡先

ただし、セールスライティング未経験の場合は、応募する際に提示できる実績がありません。

まずは練習も兼ねて架空の案件を設定し、LPやセールスレターを作成してみましょう。

なお、すでにSEO記事などで実績がある場合は、1つのポートフォリオに全部まとめておくことが大切です。企業が自分の文章力を確認するための判断材料となります。

ポートフォリオがまとまったら、なるべく早く案件応募に進みましょう。

STEP3. 案件に応募して実績を積む

案件に応募する際のポイントは、以下の3つです。

  1. 募集要項の熟読: クライアントが求める内容を理解し、最適な提案文やポートフォリオを選択する
  2. 提案文: テンプレートを使い回さず、なぜこの案件に興味を持ったのかを具体的に記述する
  3. ポートフォリオの提示: STEP2でまとめたポートフォリオや、案件に合った過去の実績を提示する

案件は、対応できそうなものにすべて応募してください。最初はとにかく実績を増やすこと重視し、数で攻めましょう。

セールスライター向けの案件の主な内容
  • 特定商品やサービスのLP構成案・本文作成
  • LINEのステップメール作成
  • メルマガ作成

低単価の案件でもクライアントのFBを受ければ、効率よくスキルを磨けます。加えて、実績を積むほど、さまざまな案件に応募しやすくなります。

また、受注が決まった案件を真摯にこなすことも重要です。最大限の成果を出せればクライアントから信頼され、継続案件を獲得できる可能性が高まるでしょう。

STEP4. 専門性を高めてより条件の良い案件を狙う

ある程度の実績が増えたら、自分の専門性を高めることをおすすめします。

特定の業界に対する専門知識があれば、より解像度の高い文章(コピー)を書くことが可能です。「LPライター」など、特定の業務に特化している人もいます。

仕事の質が上がれば、単価の高い案件も受注しやすくなるでしょう。

特にセールスライターは、”成約”という形で成果が目に見えやすい職種です。訴求力が高いライターには、クライアントも報酬を惜しみません。

専門性を高めて成果を挙げられるようになれば、単価は自然と上がっていく傾向にあります。

セールスライターの仕事の流れ(受注から納品まで)

対応する業務によって仕事の流れが異なるため、一例としてご確認ください。

STEP1. クライアントからヒアリング
STEP2. 市場リサーチと分析
STEP3. 構成案の作成
STEP4. 本文執筆
STEP5. 推敲・提出

STEP1. クライアントからヒアリング

案件を受注したら、まずはクライアントとミーティングを行います。

オンラインまたは対面にて、プロジェクトの背景とゴールをヒアリングしましょう。

主に次のような点を確認します。

  1. KGI/KPI(最終的なゴール):売上アップやメルマガの登録数アップ、CVRの向上など
  2. 商品・サービスの詳細:特徴や強み、競合と比較しての優位性
  3. ターゲット層(見込み客)について:想定している顧客の具体的な人物像
  4. 競合調査:クライアントが認識している競合のすり合わせ
  5. レギュレーション:薬機法や景品表示法など、遵守すべき法律や表現の制約

ここで徹底したすり合わせをすることで、制作物のクオリティは格段に向上します。

STEP2. 市場リサーチと分析

ミーティングの内容に基づき、市場リサーチを行います。セールスライティングのリサーチで有効なのは「3C分析」と呼ばれる手法です。

以下の要素を徹底的にリサーチします。

要素詳細
自社の商品・サービス
(Company)
・商品の特徴や利点
・購入することで得られる利益
・競合と比較しての優位性 など
競合
(Competitor)
・競合の価格設定や特典
・サービス内容
・サポート内容 など
見込み客・市場
(Customer)
・見込み客の悩みや欲求
・顧客の購入導線
・市場の将来性 など

具体的に、以下のような方法でリサーチを進めましょう。

  • 検索エンジンによる上位サイトの研究・分析
  • Yahoo!知恵袋などで見込み客の分析
  • クライアントから渡された資料や顧客アンケート
  • AIによる壁打ち

ただし、AIを用いたリサーチを行う場合は、情報漏えいに注意してください。

リサーチを十分に行ってから構成案の作成に進みます。

STEP3. 構成案の作成

リサーチで集めた情報をもとに、構成案を作成します。LPでは「ワイヤフレーム」と呼ばれている部分です。

例えばLPのワイヤーフレームでは、ページ全体のレイアウトやコンテンツの配置などを詳しくまとめた設計を作成します。

セールスライターには、デザイナーとしての技量もある程度必要です。

STEP4. 本文執筆

クライアントから構成案のOKがもらえたら、本文の執筆です。

セールスライティングでは、主に以下のような「文章の型」が利用されます

型の名称要素
AIDMAの法則・Attention:注意・認知
・Interest:興味
・Desire:欲求
・Memory:記憶
・Action:行動換気
BEAFの法則・Benefit:利益
・Evidence:根拠・証拠
・Advantage:優位性
・Feature:特徴
PASONAの法則・Problem:問題提起
・Agitation:煽り文
・Solution:解決法
・Narrow down:絞り込み
・Action:行動

特にPASONAの法則は、Webライティングでもよく使われる型です。

Webライティングで培ったスキルがある人は、セールスライターとしての第一歩を踏み出しやすいでしょう。

STEP5. 推敲・提出

本文の執筆が終わったら、十分に推敲を行いましょう。

推敲時は、主に以下のポイントをチェックすることが大切です。

  • 読者に対する行動喚起(CTA)は具体的かつ明確か
  • ターゲットに提供すべき「理想の未来」が書けているか
  • 売り込みが強すぎないか
  • リズムよく読める内容か

推敲が終わったらクライアントに提出します。

提出後に修正依頼があった場合は、速やかに対応しましょう。

なお、セールスライティングは提出してからが本番と言えます。提出後の成果を確認し、効果測定や改善を行うこともセールスライターの大事な仕事です。

セールスライターの仕事の取り方4選

1. クラウドソーシングサイト
2. XなどのSNS
3. 求人サイト
4. オフラインでの直接営業

1. クラウドソーシングサイト

クラウドワークスランサーズなどの、クラウドソーシングサイトを利用する方法です。

案件を探す際は、以下のようなワードで検索をかけてみてください。

  • LP
  • ライター
  • セールスライター
  • セールスライティング
  • ステップメール
  • 広告 など

クラウドソーシングサイトは、未経験でも応募できる案件を見つけやすいのが特徴です。

ただし、その分ライバルが多く、単価が安くなりやすい傾向があります。

2. XなどのSNS

Xなどで「セールスライター 募集」で検索すると、セールスライター案件がいくつか見つかります。

特にXは、営業ツールとしても非常に有用です。案件を募集している企業の担当者などをフォローし、最新の募集情報などを見逃さないようにしましょう。

ただし、SNS上には怪しい詐欺まがいの募集もあります。詐欺に引っかからないように、事前に報酬形態や案件の詳細を必ずクライアントに訪ねてください。

3. 求人サイト

Indeeddodaなどの求人サイトでは、業務委託から正社員まで幅広い雇用形態のセールスライター案件を探せます。

求人サイトのメリットは、クラウドソーシングサイトよりも単価が高めで、企業の採用担当者と直接やり取りできる点です。

ただし、その分クラウドソーシングサイトよりも高い実績やスキル、学歴を求められやすい傾向があります。未経験者には少しハードルが高いかもしれません。

また、企業の公式サイトを調べて「採用情報」から、直接営業をかける方法も有効です。

Googleで「セールスライター 募集」と検索すれば、Webコンサル企業などのセールスライター募集要項が見つかります。

求人サイトと企業の採用情報を合わせて利用すれば、効率よく案件を探せるでしょう。

4. オフラインでの直接営業

クライアント開拓で1番効果的なのは、オフライン営業です。

中小企業の代表者などが集まるセミナーや勉強会に積極的に参加し、人脈を少しずつ形成していきましょう。

何度も参加するうちにさまざまな人と仲良くなり、ライターとして仕事をもらえる可能性が高まります

セールスライターはWebライターと異なり、クライアントと直接顔を合わせることが多い職種です。オフラインで仲良くなることで相手にも安心感が生まれ、案件を頼まれやすくなります。

セールスライターに関するよくある質問

セールスライターは副業でできる?

セールスライターは、副業でも十分可能です。実際のところ、現役セールスライターの多くは副業からキャリアをスタートさせています。

いきなり専業で始めるのはハードルが高いため、最初は副業で始めることを強くおすすめします。

セールスライターでは食えないって本当?

食えるか食えないかは「やり方次第」です。

スキルと実績を積み上げ、根気強く仕事を継続できるセールスライターは、安定して稼げる可能性が高くなります。

一方、単なる作業者として学びを得ずに仕事をしても、食えるようにはなりません。

これは、Webライターにも同じことが言えます。

セールスライターの年収の目安は?

セールスライターの年収はピンキリです。

低単価な案件ばかりをこなしてるようでは、通常の正社員クラスの年収を稼ぐことも難しいでしょう。

しかし、単価の高い案件をガンガンこなすセールスライターの中には、年収1000万円以上稼ぐ人もいます。

セールスライターに認定資格はある?

セールスライターに、国家資格や公的資格はありません。ただし、民間の企業や団体が主催する「認定セールスライター」といった講座や制度は存在します。

これらの認定は必須ではありません。しかし、スキルを体系的に学び、クライアントへの信頼性を示す目的で取得する人は一定数います。

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