現役美容ライターが教える6つの稼ぐコツ!正しい始め方を徹底解説

「大好きな美容情報を発信するWebライターになりたい」
「美容ライターに必要なスキルはある?」
「美容ジャンルだけで安定して稼げるようになりたい」

初めまして。Webライターの七瀬です!私は薬機法管理者とコスメ薬機法管理者の資格を取得し、美容ライターとしても仕事をしています。

美容業界は常に変化しているため、仕事がなくなる心配がありません必要な資格もないので、誰でも始めやすいジャンルです。

さらに、広告費が多く流れるジャンルなので文字単価2円以上も目指せます

しかしその分ライバルが多く、美容に関する専門知識をもつWebライターほど有利なジャンル。せっかくなら安定して稼げるようになってほしいという想いで、この記事をまとめました。

私自身の経験をもとに、以下の順で詳しく解説します。

  • 美容ライターの仕事内容と報酬
  • 必要なスキル
  • 美容ライターの始め方(初心者向け)
  • 安定して稼ぐコツ
  • 美容ライターに向いている人

美容に特化したWebライターを目指している方は、ぜひ最後までご覧ください。

この記事を書いた人

七瀬あみ

  • 株式会社Webライタープロ所属
  • 3人の子供を育てる主婦ライター
  • 運営ブログは受賞歴あり
  • 40種類以上の資格を保有(薬機法管理者・SEO検定1級など)
  • サイト構築や編集など、幅広い業務に対応

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目次

美容ライター(美容系Webライター)の仕事内容と報酬

1. 美容ライターの仕事内容
2. 文字単価2.0円以上も可能

1. 美容ライターの仕事内容

美容ライターの主な仕事内容
  • 美容商品の紹介
  • 美容施設の紹介
  • コラムの執筆
  • 美容記事の編集、監修
  • Instagram投稿の作成 など

ひとまとめに「美容」と言っても、その範囲は多岐にわたります。

  • 化粧品
  • 美容家電
  • 健康食品
  • サプリメント
  • エステ
  • 脱毛
  • ダイエット など

女性人気の高いジャンルですが、近年では男性美容に関する情報も増えています

美容に興味をもつ男性が増えると同時に、美容に詳しい男性Webライターの需要も高まっていくでしょう。

2. 文字単価2.0円以上も可能

美容ライターの報酬は、スキルによって大きな差があります。専門知識や専門資格があるWebライターであれば、文字単価2.0円以上の収入を得ることも可能です。

例えば誰でも書けるようなコスメや美容グッズのレビュー記事の場合、クラウドソーシングでは文字単価0.2円ほどから募集があります。エステや脱毛などの専門分野は、1.0円以上が相場です。

薬機法管理者資格や日本化粧品検定など、専門資格の保有者を指定した2.0円以上の案件もあります。

資格保有者は、監修者として仕事を受注する機会もあるでしょう。

  • コスメが好き
  • 美容に詳しくなりたい

そんな気持ちさえあれば、誰でも美容ライターになれます。

しかし、安定して稼ぎたいのなら「どれだけ美容が好きで知識があるのか」をアピールすることが大切です。

この記事では稼げる美容ライターになるコツをまとめていますので、ぜひ自分にできる方法を探してみてください。

美容ライターに必要なスキル

1. 美容に関する幅広い知識
2. Webライティングのスキル
3. SEOに関する知識
4. 薬機法に関する知識

1. 美容に関する幅広い知識

美容業界は、トレンド商品の移り変わりが激しいジャンルです。

美容に関する基本的な知識だけでなく、継続的な情報収集を行うことで、より専門性を高められます。

美容ジャンルはかなり範囲が広いため、自分の得意分野に絞って知識を深めるのもよいでしょう。

ちなみに私の場合、偶然声をかけてもらったのが美容案件であり、そこから興味をもち始めました。「安定して稼げるようになりたい」という理由で薬機法管理者資格を取得し、仕事につなげています。

「美容について詳しくなりたい」という気持ちをもち、知識を深めていくことが大切です。

2. Webライティングのスキル

必要なWebライティングのスキル
  • わかりやすく伝える構成力
  • 読みやすさを意識した文章力
  • 執筆ルールを守る対応力

Webライティングのスキルによって、報酬や仕事量は大きく変化します。

安定して稼ぐために、Webライターとして努力しなければならない部分です。

特に美容に関する記事を執筆する場合、専門用語が多くなります。知識のない方でも理解しやすいようにまとめることが大切です。

3. SEOに関する知識

SEOは「Search Engine Optimization」の略で、検索エンジン最適化という意味をもつ言葉。検索ユーザーが求める有益なコンテンツを、検索結果の上位に表示されるように最適化する取り組みのことをいいます。

SEO(検索エンジン最適化)

Webライターとして活動するうえで、SEOの知識は必須です。

特に美容ジャンルは商品やサービスの紹介も多いため、SEOの知識が深いWebライターほど必要とされる傾向があります。

必要なSEOの知識
  • タイトルの付け方
  • 競合記事のリサーチ
  • 読者の悩みを解決する構成作成
  • 読者に続きを読みたいと思わせるリード文の執筆

Webライティングのスキルを身につけると同時に、SEOへの理解を深めましょう。

4. 薬機法に関する知識

薬機法の正式名称は「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」。消費者が安全に商品やサービスを購入できるように、製造や販売、広告などを規制する法律のことをいいます。

美容業界は規制が厳しいジャンルです。

なかでも薬機法の知識は必須であり、知らなかったでは済まされません。

例えば化粧品をレビューする記事の場合、表現できる効果・効能は限られています。自分の感想だとしても、読者に誤解を与えるような表現をしてはいけません。

肌荒れについての効果・効能を伝える場合

OK例:肌荒れを防ぎます
NG例:肌荒れが治ります

「これを使えば絶対に効果がある」と保証するような表現はできません。

薬機法に関する基礎知識であれば、Webサイトや書籍、YouTubeなどで簡単に得られます。わざわざ資格を取得する必要はありませんので安心してください。

あわせて景品表示法や医療法についての基礎知識も身につけておくとよいでしょう。

【初心者向け】美容ライターの始め方を3ステップで解説

STEP1. 作業環境を整える
STEP2. 必要なスキルを身につける
STEP3. クラウドソーシングに登録する

STEP1. 作業環境を整える

最低限必要なもの
  • インターネット環境
  • パソコン

長期的な仕事として考えている方は、作業しやすいデスクや椅子があるとよいでしょう。

コスメなどのレビューをする場合は、背景シートや撮影ボックスがあると便利です。

STEP2. 必要なスキルを身につける

美容ライターに必要なスキル
  • 美容に関する幅広い知識
  • Webライティングのスキル
  • SEOに関する知識
  • 薬機法に関する知識

「美容ライターに必要なスキル」で紹介した、上記4つのスキルを身につけましょう。

まずは何となく理解するところから始め、実践あるのみです。

STEP3. クラウドソーシングに登録する

クラウドソーシングは、仕事を発注したい人(クライアント)と受注したい人を結びつけるサービスのこと。初心者向けの案件を探しやすいという特徴があります。

初心者が最初に登録すべきクラウドソーシングは「クラウドワークス」と「ランサーズ」です。

WebライティングとSEOのスキルを向上させるために、実践を重ねましょう同時に、さまざまなクライアントがいることを知っていくことが大切です。

ただし、初心者のうちは美容案件にこだわらずに仕事を探したほうが実績を積み上げられます。さまざまな案件に挑戦してWebライティングに慣れることが優先です。

各クラウドソーシングに登録したら、まずはプロフィールを充実させましょう。

なおクラウドワークスであれば、無料でWEBライター検定3級に挑戦できます。ライティングの基礎を学べる動画も視聴できるので、ぜひチェックしてみてください。

また当メディアでは、Kindle本Webライター未経験から月収100万円を稼ぐまでのロードマップを無料で公開しています。Webライターとして稼げるようになる方法が掲載されているので、ぜひこちらもお役立てください!

美容ライターで安定して稼ぐ6つのコツ

1. 資格を取得してスキルをアピールする
2. ポートフォリオを充実させる
3. 案件を探す場所を広げる
4. 美容の中でもさらに特化する
5. 美容に特化したブログを運営する
6. 美容に特化したSNSアカウントで発信する

1. 資格を取得してスキルをアピールする

美容ライターに有利な資格
  • 薬機法管理者資格
  • コスメ薬機法管理者資格
  • 日本化粧品検定
  • 化粧品成分検定
  • スキンケアアドバイザー資格
  • メイクセラピー検定 など

なかでも私が取得した「薬機法管理者資格」は、美容ライターにとって特に有利な資格だと感じています。

プロフィールに資格保有者であることを記載しただけで、監修者や化粧品会社の専属ライターとしての依頼がありました。

コスメやスキンケアに関する資格はいくつかありますが、薬機法に特化した本格的な資格は薬機法管理者資格だけ。だからこそ文字単価3.0円以上の案件や、監修者としてのニーズがある資格だと感じています。

しかし、薬機法管理者の学習では、コスメの基礎知識や成分などを学べません。本格的に極めたいと考えている美容ジャンルに合わせて、必要な資格を選ぶことが大切です。

なかには日本化粧品検定保有者を優遇する案件などもあるため、どのような美容案件があるのかリサーチしてから決めてもよいでしょう。

仕事が絶えない美容ライターを目指すなら、複数の資格を組み合わせるのもおすすめです。

資格を組み合わせる例
  • 薬機法管理者資格×日本化粧品検定
  • 日本化粧品検定×化粧品成分検定

資格があることで専門性が高まり、単価交渉がしやすくなるのもメリットの1つです。

2. ポートフォリオを充実させる

ポートフォリオは、自分の実績や経験を伝えるための名刺代わりになるものクライアントがWebライターの選考をするために見る、重要な資料です。

ポートフォリオには、以下の内容を記載しましょう。

ポートフォリオに含める項目
  • 自己紹介
  • 経歴・保有資格
  • 経験・趣味
  • 得意ジャンル・執筆実績
  • 業務の対応範囲
  • 参考単価
  • 連絡先

美容に対する知識や経験がどのくらいあるのかを伝えることが重要です。

なお、WebライターはWordPressを使って仕事をする機会が多くあります。操作に慣れるためにも、ポートフォリオはWordPressで作成しましょう。

当メディアで紹介している「Webライターのポートフォリオの作り方」を参考に、ぜひ自分の強みをアピールできるポートフォリオを作ってみてください。

3. 案件を探す場所を広げる

Webライティングのスキルさえあれば、文字単価1.0円未満の案件にこだわる必要はありません。初心者向けのクラウドソーシングだけでなく、SNSや求人サイトなどでも美容案件を探してみましょう。

X(Twitter)で探す場合は「ライター募集 美容」と検索してみるのがおすすめです。

求人サイトで探すときは、GoogleやYahoo!などの検索画面で「美容ライター 募集」「コスメライター 募集」と検索してみましょう。さまざまな求人サイトが出てくるので、そこから絞っていくのがおすすめです。

求人サイトでは時給や固定給での採用も多くあります。文字単価にこだわらない働き方をしたい方は、さまざまな案件を見てみましょう。

なお、実績やスキルのある美容ライターであれば、ココナラで美容記事の販売も可能です。応募する側ではなく、仕事を受注する働き方ができます。

4. 美容の中でもさらに特化する

コスメ、ダイエット、エステサロンなど、美容にはさまざまなジャンルがあります。

自信をもって執筆できる分野に特化することで、自分の専門性をより高めていきましょう。

  • 元美容部員である
  • 脱毛サロンで働いていた
  • 趣味でコスメ情報を日々発信している

上記のように、実績をアピールできる分野があればかなり強いです。なければ幅広く美容に関する仕事を受注し、自分が長く続けられそうな分野に絞っていくのもよいでしょう。

ちなみに私の場合は、美容の中でも薬機法に特化しています。化粧品や健康食品など、美容全般に関わる薬機法のチェックが可能です。

5. 美容に特化したブログを運営する

WordPressで自ら商品をレビューし、薬機法を意識した執筆ができることをアピールしましょう。

商品の写真をきれいに撮ることを心がけ、撮影スキルを伝えることも大切です。

なお、WordPressでブログ運営をするメリットはほかにもあります。

ブログ運営のメリット
  • WordPressスキルが身につく
  • ライティングスキルが向上する
  • SEOを実践して理解度が増す
  • ポートフォリオになる
  • 副収入を得られる可能性がある

ただし、美容ジャンルのほとんどがYMYL領域に該当するため、収益化を考えるなら注意が必要です。

YMYLは「Your Money or Your Life」の略で、Googleが定めている検索品質評価ガイドラインの1つ。人々のお金や健康などに関わるジャンルが該当し、コンテンツに厳しい基準を設けています。

YMYL

つまり、健康との関連性が高い美容ジャンルは、権威性や信頼性を証明できない個人ブロガーにとってかなり難しいジャンルであるということ。SEOを意識した記事を投稿しても、上位表示に結びつかない可能性があります。

しかし、美容Webライターのポートフォリオとしてブログは最適な手段仕事の幅を広げたい方ほど発信する価値があります。

6. 美容に特化したSNSアカウントで発信する

「美容が好きだから仕事にしたい」と考えている方は、ぜひSNSを活用しましょう。美容好きであることを日々アピールしている方ほど、クライアントに興味をもってもらえます。

Webライターとしてのアカウントではなく、”美容好きであることの証明”として発信することがポイントです。

以下の情報をプロフィールに入れ、ポートフォリオがあればURLを記載しましょう。

SNSのプロフィールに入れるべき内容
  • Webライターであること
  • 美容への熱意(どれだけ好きで詳しいのか)
  • 美容に関する保有資格(あれば)
  • 美容業界での経験(あれば)

特にコスメや美容グッズが好きな方は、Instagramとの相性が抜群です。少しオシャレな写真とともに使用感などを紹介し、自分の知識をアピールしましょう。

私は過去に「アイスマニア」として趣味でX(Twitter)とInstagramを開設し、新作アイスを日々投稿していたことがあります。そこからTV番組への出演や雑誌の取材、記事の執筆や監修などの仕事につながりました。

「好き」をアピールすると、思わぬ仕事が舞い込んでくる可能性があります。美容ライターとしての権威性を高めるチャンスです。

美容ライターに向いている人

1. 美容への興味関心が高い人
2. 情報発信が好きな人
3. 美容業界での勤務経験がある人

1. 美容への興味関心が高い人

「美容に詳しくなりたい」という想いがある方ほど、美容ライターを目指しましょう。性別は関係ありません。

今はまったく美容の知識がない方でも大丈夫。私も知識がほぼない状態からのスタートで、エステやダイエットなどの記事を書きながら詳しくなりました。

最初は理解できない専門用語が多いかもしれません。しかし、徹底的にリサーチをしながら3記事くらい書いていると、頭の中で整理できてきます。

自分の知識も増えていくので「執筆が楽しい」という充実感を感じながら仕事ができるでしょう。

2. 情報発信が好きな人

美容系の商品は日々変化します。流行に敏感で、新しいものをすぐに試してみたくなるタイプの方ほど向いているでしょう。

募集している仕事のなかには、コスメやグッズのレビューもあります。自分の言葉で商品の良さを伝えられるのは、美容好きの方にとって大きなやりがいです。

さらに資格保有者であれば、記名記事や監修者として情報発信できる可能性もあります。

美容に特化して働きたい方は、Webライターとしてのペンネームをきちんと決めておくことも大切です。

3. 美容業界での勤務経験がある人

美容業界で働いた経験と知識があれば、クライアントにとって即戦力となります

特に近年では一次情報の重要性が高まっているため、質が高く、説得力のある記事が書けるWebライターは貴重な存在です。

私自身は物流業界での勤務経験があり、物流ライターとしても仕事をしています。

案件は多くありませんが、専門知識を要するジャンルなので報酬は高め。自分の経験を活かせる執筆はとても楽しいです。

経験者しか知らない、オリジナリティのある情報を求めているクライアントは多くいます。ライティングスキルを高め、専門性を要する文字単価2.0円以上の案件を積極的に狙っていきましょう。

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