ランサーズは、Webライター初心者が登録すべきおすすめのクラウドソーシングサイトです。
しかし、ただ登録するだけでは仕事につながりません。多くのライバルがいるなかで、信頼度を高めて自分をアピールすることがかなり重要です。
この記事では、Webライター初心者がランサーズで稼ぐために必要なことをすべて詰め込みました!
- 仕事をする前に確認すべきポイント
- ランサーズで稼ぐコツ
- 案件選びの注意点
どれも大切なことなので、必ず最後までご覧ください。
沖ケイタ
- 株式会社沖プロ代表
- 株式会社Webライタープロ取締役
- 1700人以上が受講するWebライター講座「Writing Hacks」メイン講師
- 100名の精鋭Webライター集団「Webライタープロ」運営
- 執筆に携わった記事は数千記事を超える
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Webライター初心者がランサーズで仕事をする前に確認すべき4つのポイント
1. 本人確認を済ませておく
2. 認証済みのチェックを増やしておく
3. プロフィールを整える
4. インボイスの手続きをしておく(対象者のみ)
1. 本人確認を済ませておく
ランサーズに登録したあとは、最初に本人確認を行うことが重要です。本人確認が完了しないと、振込先口座の登録など、必要な手続きができません。
「プロフィール編集」で住所を最後まで登録してから、本人確認を行いましょう。
手続きの方法は提出する書類によって異なります。
運転免許証かマイナンバーカードを用意できるなら、1~2営業日で手続きが完了する「スマホでかんたんオンライン本人確認」がおすすめです。
「ランサーズ事務局経由の本人確認」の場合は1~5営業日かかります。
2. 認証済みのチェックを増やしておく
ランサーズでは4つの認証項目が用意されています。
本人確認 | 実在する人物であるかの確認 |
秘密保持確認 | 情報などを勝手に流出させないことを約束する契約 |
電話確認 | 信頼性の向上目的 |
ランサーズチェック | 仕事をするうえでの環境や行動に関する確認 |
仕事を受注するうえでの信頼度に大きく関わる部分です。
クライアントが安心して依頼できるWebライターを探すときに、認証状況で絞り込むこともあります。
採用率にも関わってくるため、安定して仕事を獲得したいならすべて済ませておきましょう。
具体的な確認方法は「ランサーズの登録方法3ステップ」の記事でまとめているのでご確認ください。
3. プロフィールを整える
Webライターの選考時に、クライアントはプロフィールを確認します。ランサーズで活躍している人ほどプロフィールが作り込まれているので、より多くの項目を入力しておくことが大切です。
- プロフィール
- スキル
- 業種
- カテゴリー
- ビジネス経験
- 資格
- ポートフォリオ
特に近年では誰でも書ける記事よりも、一次情報を多く書けるWebライターほど重宝される傾向があります。初心者でも、今までの経験やスキルをまとめておくことで採用率が高まる可能性があるのです。
入力できる項目はすべて入れておきましょう。
書き方に悩んだら、登録済みのほかのランサーのプロフィールを参考にするのもおすすめです。
特に重要な自己紹介については、次の章「Webライター初心者がランサーズで稼ぐ9つのコツ」の部分で解説しているのでご覧ください。
4. インボイスの手続きをしておく(対象者のみ)
適格請求書発行事業者の登録番号を取得している人は、インボイスの手続きも忘れないようにしましょう。
本人確認が完了すると登録できるようになります。
Webライター初心者がランサーズで稼ぐ9つのコツ
1. 自己紹介を詳しく書いてアピールする
2. 実名と顔写真を公開する
3. 提案文に力を入れる
4. パッケージ出品に登録する
5. ブログで自分の強みを作る
6. 書きやすいジャンルで実績を増やす
7. 文字単価1.0円以上の案件を選ぶ
8. コミュニケーションも大切にする
9. シルバーランクを目指す
1. 自己紹介を詳しく書いてアピールする
Webライター初心者にとって自己紹介はかなり重要です。
「Webライターのポートフォリオの作り方と実例」の記事を参考に、ポートフォリオを凝縮する形で書いてみましょう。
Webライターとして執筆したいジャンルがある程度決まっているなら、その内容に沿ったアピールをすることが大切です。
例えば「美容系の仕事をしていた」「美容が大好きでコスメに詳しい」などの理由で美容系の記事を書きたいと考えているなら、美容に関する経験をアピールする必要があります。
一般的な自己紹介をするのではなく、Webライターとして仕事をするうえで必要な情報をまとめましょう。
なお、ランサーズではスキルに応じてランクが用意されています。
- レギュラー
- ブロンズ
- シルバー
- 認定ランサー
1番下のレギュラーランクになるためには、300文字以上の自己紹介が必須です。
300文字以上になるように意識して自己紹介をまとめましょう。
2. 実名と顔写真を公開する
ランサーズでは、実名と顔写真を公開するほど優遇される仕組みがあります。主なメリットは、発注者がWebライターを検索した際に上位表示されやすくなることです。
顔写真を登録する場合は、はっきりと顔がわかる正面の写真を用意しましょう。
ランサーズでは自動で顔写真判定を行っているため、顔写真と認められれば「現在、顔写真として判定されています」という表示に変わります。
判定結果が出るのは、顔写真を登録してから1週間ほどです。
ただし、実名と顔出しはリスクがあるので必須ではありません。
公開してもOKな人は、採用率を高めるためにぜひ活用しましょう。
3. 提案文に力を入れる
そもそも提案文が魅力的でなければ、プロフィールを見てもらえません。依頼内容をよく確認してから提案に進みましょう。
依頼内容の中に、クライアントからの質問が書かれていることがあります。
見落とさないように注意し、提案時にきちんと回答を含めることが重要です。
回答が含まれていない場合は「よく読んでいない人」と判断され、その時点で選考から外れるでしょう。
なお、提案文には以下の項目を含めることが大切です。
- あいさつ・自己紹介
- 質問への回答
- 経歴・保有資格
- 執筆実績・得意ジャンル
- 対応できる業務
- 対応できる本数
- 締めの言葉
具体的な書き方は「Webライターの提案文の書き方とNG行為」の記事で解説しています。あわせてご確認ください。
4. パッケージ出品に登録する
ランサーズには、自分のスキルをパッケージとして出品できるサービスがあります。
1記事も書いたことがない初心者がスキルを出品するのは難しいですが、ランサーズで稼ぐために知っておくべき部分です。
実績が増えてきたら挑戦してみましょう。
なおパッケージ出品では、Webライター自身で対応できる仕事の範囲や納期、執筆料などを設定することができます。クライアントからの依頼を待つ働き方が可能です。
特に自分の知識や経験を活かして専門性の高い記事が書ける人は、積極的にスキルをアピールしてみてください。希望する仕事を受けやすくなります。
初心者のうちは早めにライティングスキルを身につけて、積極的にチャレンジする姿勢を大切にしましょう。
Webライターは、ステップアップすることでどんどん報酬を増やせる仕事です。
なお当メディアでは、Kindle本「Webライター未経験から月収100万円を稼ぐまでのロードマップ」を無料で公開しています。Webライターが稼げるようになるまでの流れをまとめているので、ぜひ確認しておきましょう!
5. ブログで自分の強みを作る
少しでも早く初心者がライティングスキルを身につけるためには、とにかく記事を書いて練習することが重要です。
Webライティングの基礎知識を学ぶと同時に、自分でブログを開設して練習をしましょう。
そして、自分の知識やスキルをアピールできるジャンルで記事を書き、サンプル記事として用意しておくことがポイントです。ポートフォリオにも掲載できます。
なお、ブログの開設はnoteなどの無料ブログではなく、必ずWordPressで行いましょう。記事を書く練習と同時に、以下のようなスキルが身につきます。
- WordPressの操作
- 実践的なSEOライティング
- アフィリエイトの知識
- アイキャッチ画像の作成
- ツールを使った分析
スキルが増えるほど、ランサーズのパッケージに含めて出品できるのがメリットです。
6. 書きやすいジャンルで実績を増やす
ランサーズで稼ぐためには、コツコツと評価の良い実績を増やすことが大切です。
良い評価が増えることで、クライアントも安心して仕事を任せられるようになります。
特に初心者のうちはWebライティングに慣れることが優先。知識や経験のある書きやすいジャンルで、記事を書くことに慣れていきましょう。
そのほうが、実績として良い評価につながりやすくなります。
7. 文字単価1.0円以上の案件を選ぶ
Webライター初心者でも、書籍などで基礎を学んでいるなら文字単価1.0円以上の案件を積極的に狙っていきましょう。
ランサーズで仕事を探すときに「初心者」「未経験」に絞って検索してみるのもありです。
さらにその中から「文字単価1.0円以上」に絞って検索することもできます。
ブログ経験がある人や、ブログで実践的に練習している人は、0.5円前後の低い文字単価から始める必要はありません。
8. コミュニケーションも大切にする
ランサーズのプロフィールでは、実績と評価以外にリピーター数が表示されます。
良い評価やリピーターは、ライティングスキルだけで判断されるものではありません。クライアントとスムーズなやり取りができるコミュニケーション力も重要です。
- すぐに返信をする
- 簡潔にわかりやすく伝える
- 言葉遣いに気をつける
クライアントがストレスなく仕事を進められるほど、リピーターに直結します。
そして、リピーターが多い人ほど安心感があるため、別の仕事へとつながっていくのです。
Webライターの仕事はメールでのやり取りが中心になるため、必要な内容を簡潔に相手に伝えることを心がけましょう。
9. シルバーランクを目指す
ランサーズで採用率を高めるためには、Webライターとして「シルバーランク」を目指しましょう。実績と評価の高いWebライターとして判断されます。
シルバーランクになるためには、以下の条件が必要です。
- 最終ログインが1ヶ月以内
- 仕事の受注が1件以上
- 過去1年間の仕事完了率が90%以上
- 過去1年間の「満足」評価が95%以上
- 24時間以内のメッセージ返信率が80%以上
仕事を1件受注して、問題なく完了すれば達成できる簡単な基準です。逆に言うと、シルバーランクの基準を満たしていない人は、発注する側として少し不安があります。
まずはシルバーランクをキープすることを意識して、良い評価をもらえるように真剣に取り組みましょう。
ランサーズでのライター案件選びで意識すべき3つの注意点
1. クライアントの情報を確認してから提案する
2. 依頼内容を隅々まで読み込む
3. 実績を増やす目的なら多少低単価もあり
1. クライアントの情報を確認してから提案する
ランサーズで気になる案件に提案するときは、必ず発注者のプロフィールを見て相手の情報を確認しましょう。
多少マイナスの評価があっても、圧倒的に良い評価が多いクライアントのほうが安心できます。
また、2回以上そのクライアントのもとで仕事をしている「継続ランサー」の数が多いほうが、継続的に仕事がもらえる可能性が高まるでしょう。
「実績・評価」の項目でランサーズ独自のAI判定で採点したスコアも見られるため、チェックしておくのがおすすめです。
例えばコミュニケーションの評価が高ければ、メッセージを放置しないクライアントであると判断できます。
2. 依頼内容を隅々まで読み込む
仕事の依頼内容は必ずすべて確認し、納得した状態で提案に進みましょう。
以下の項目がはっきりわかるものだと安心です。
- 納期
- 文字数
- ジャンル
- 継続の有無
- 記事の内容
- 作業の流れ
特に初心者の場合、あまり内容を見ないまま闇雲に提案をしている人がかなりいます。
その結果、クライアントからの質問を見落とすケースが非常に多いです。
依頼内容をよく確認しておかないと、実際に仕事をしてから「こんなはずじゃなかった…」となるケースもあります。不明な点があれば、提案前に質問をして聞いておきましょう。
3. 実績を増やす目的なら多少低単価もあり
「Webライター初心者がランサーズで稼ぐコツ」の部分で、文字単価1.0円以上を目指すことが大切だと伝えました。
しかし「確実に良い評価をもらって実績を増やす」ということだけに注力するなら、最初は文字単価0.5円前後の低単価案件を選ぶのもありです。
そうすることで早い段階でシルバーランクに昇格し、少し信頼度が増します。
また、低単価のほうが誰でも書きやすい案件である傾向が強いのも特徴です。文字単価が高い案件ほど、実績がないと選ばれるのが難しくなります。
ただし、実績を増やす目的としてはありですが、低単価案件をダラダラと継続するのはNGです。
また、文字単価0.3円以下の明らかに低単価すぎる案件はおすすめしません。
Webライター初心者はランサーズとクラウドワークスの併用がおすすめ
Webライター初心者が登録すべきクラウドソーシングサイトとしてよく紹介される「ランサーズ」と「クラウドワークス」。
それぞれ特徴が異なるため、併用して実績を増やしていくのがおすすめです。
Webライター向けの案件数で比較すると、以下のような違いがあります。
- ランサーズ:600件以上
- クラウドワークス:2000件以上
案件数が多く、初心者向けの仕事を探しやすいのはクラウドワークスです。
しかし、クラウドワークスにはランサーズのような「パッケージ出品」の機能がありません。
そのため、ある程度実績が増えて執筆に慣れてきたら、ランサーズでパッケージ出品をするのがおすすめです。
ランサーズとクラウドワークスの両方で実績を増やしながら、より好条件で仕事ができるようにパッケージ出品を活用しましょう。
クラウドワークスの登録方法は「クラウドワークスの登録方法5ステップ」の記事をご覧ください。
さらに「クラウドワークスで案件を獲得する7ステップ」の記事で、初心者から稼ぐ方法を確認しましょう。