「定年退職後も仕事を続けたい」
「通勤や長時間労働をずっと続ける自信がない」
「今までの経験を活かしてWebライターに挑戦したい」
初めまして、Webライターの濱田真理です!
Webライターは50代から始めても遅くありません!実際に私は60代でWebライターを始めて、現在も継続しています。
自宅でできる仕事なので、体力に自信がなくてもOK。私自身の経験からかなりおすすめできる仕事ですが、学ぶ姿勢がないと続けられないのは事実です。
この記事では私自身の実体験をもとに、以下の内容を詳しくまとめました。
- 50代以上の年齢の人にWebライターをおすすめする理由
- 50代からWebライターを始めるメリット
- 成功するための5つのコツ
- Webライターを始める4ステップ
定年退職などを機に、今後の新たな働き方を探している方は多いと思います。この記事を読んで、50代以上の年齢でもWebライターになろうと思う人が増えると幸いです。
沖ケイタ
- 株式会社沖プロ代表
- 株式会社Webライタープロ取締役
- 1700人以上が受講するWebライター講座「Writing Hacks」メイン講師
- 100名の精鋭Webライター集団「Webライタープロ」運営
- 執筆に携わった記事は数千記事を超える
【無料配布】
Webライター「未経験→月収100万」最短ロードマップ
50代以上の年齢の人にWebライターをおすすめする4つの理由
1. 年齢制限がなく長期的にできる
2. 体への負担が少ない
3. 今までの人生経験が活かせる
4. 資格がなくてもできる
1. 年齢制限がなく長期的にできる
Webライターに年齢制限はなく、定年退職を迎えた方でも始められます。そもそもWebライターは請負業務が中心なので、定年という基準がありません。
私は63歳でWebライターになり、66歳の今も続けているので、始めるのに遅すぎるということはないと断言できます。
スキルを磨き続ければ、Webライターは年齢に関係なく長期的にできる仕事です。
読者が求めている情報を正しくリサーチし、わかりやすい文章を書くスキルなどが求められます。
2. 体への負担が少ない
50代以上で新たに始められる仕事は限られます。仕事があったとしても、スーパーのレジ打ちや販売員などの立ち仕事、マンションの清掃といった肉体労働が多いでしょう。
Webライターはデスクワークのため、体への負担が少なく、足腰が弱っていても座ったままできる仕事です。
さらに、満員電車で通勤する必要もありません。頭と目と手先が使えれば、体力に関係なく続けられます。
3. 今までの人生経験が活かせる
Webライターの仕事では、過去の職業や人生で得た知識と経験が活かせる場合があります。病気・離婚・転職・子育てなどの人生経験は、若い世代にとって貴重な体験談になるでしょう。
若い人が苦手な尊敬語や謙譲語などの使い方も、知識として活かせます。
また、看護師や宅地建物取引士など、専門性の高い資格を持っているほど有利です。報酬の高い仕事を得られたり、ライバルよりも採用されやすかったりする場合があります。
私自身、過去に取得していた宅地建物取引士の資格が役に立ちました。現在は不動産系の執筆を専門とするWebライターとしても仕事をしています。
4. 資格がなくてもできる
Webライターに資格は必要ありません。
代わりに必要なのは、Webライティングを学ぶこと。新聞や小説の文章とは違い、Webライティングには独特のルールがあります。
Web記事を読む人のほとんどは、悩みや疑問を解決するために情報を検索しています。早く答えを知りたいので、必要な情報をわかりやすく伝える技術が求められる仕事です。
すぐに答えが見つからなかったり、文章が読みにくかったりしたら、記事を読むのをやめてしまうでしょう。そうならないために必要なのが、Webライティングならではのルールとテクニックです。
集中的に学べば1~3ヶ月で基礎的な書き方を習得できます。私は副業として60代で習得したので、50代以上でこれからスタートする方でも安心してください。
年齢は気にしなくてOK!50代からWebライターを始めるメリット
1. 説得力のある記事が書ける
2. 知識が増えて世界が広がる
3. 仕事をしながら脳活ができる
4. 自分のペースで仕事ができる
1. 説得力のある記事が書ける
50代以上の年齢になると、成功や失敗をすべて含めて、豊富な人生経験があることでしょう。今までの経験をもとに執筆する一次情報は、悩みや疑問を抱える読者にとって説得力の高い有益な情報です。
例えば、仕事や趣味で長年培ってきた経験や知識は、これから始める方にとって心強い情報になります。ビジネスでの転職体験や失敗談など、当事者にしかわからない情報はかなり貴重です。
また、子育てや介護といった生活における体験談も、経験した人にしかわからないつらさや楽しさがあります。自身の経験を活かせる案件で執筆できれば、貴重なアドバイスになるでしょう。
2. 知識が増えて世界が広がる
定年退職後もWebライターとして仕事ができれば、新しい挑戦を通じて社会とのつながりを維持でき、人生を充実させられます。
さまざまなジャンルの記事を執筆するなかで幅広い知識を得られ、新たな興味や関心が生まれるのもメリットです。
また、クライアントやWebライターとの交流を通じて人脈が広がり、同じ志を持つ仲間ができることもあります。
私自身、Webライターの仕事を通じて20代から50代の仲間が増えて、今までとは違う世界が広がりました。読みたい本が増えたのも、おすすめの本を紹介する記事の執筆がきっかけです。
3. 仕事をしながら脳活ができる
Webライターは常に文章を考えて書くため、思考力や記憶力、表現力が鍛えられ、脳への良い刺激になります。リサーチを通して常に新しい知識に触れることも、脳活効果が絶大です。
また、Webライターの仕事には納期がある場合が多く、計画的に仕事を進めるスケジュール管理能力が身につきます。
クライアントの意図を理解して迅速な対応をすることは、コミュニケーション能力を鍛える良いトレーニングになるでしょう。
さらに50代以上で苦手な人が多い、デジタルツールに慣れることができるのもメリットです。自然とタイピングが速くなり、オンラインで書類や画像のやり取りを行えるようになります。
私自身、Webライターになってからオンラインで会議やセミナーに参加する機会が増え、使い方に慣れていきました。
4. 自分のペースで仕事ができる
50代は介護や子育て、孫の世話などが理由で、思い通りに生活できないことも多いでしょう。Webライターは自宅で仕事ができるので、毎日のスケジュールがバラバラでも両立できます。
多少体調が悪くても、無理のないペースで仕事を進めることが可能です。
私自身、会社帰りに大雪で電車が立ち往生した経験があり、在宅ワークのありがたみを痛感しています。
自宅以外にカフェやコワーキングスペースなど、好きな場所で仕事ができるのも魅力です。場所に縛られないため、地方移住や海外ノマドも夢ではありません。
また、通勤する必要がないので、時間を有効に使えて、交通費や外食費などの支出も抑えられます。通勤ラッシュや職場の人間関係によるストレスからも解放されます。
50代以上の年齢の人がWebライターで成功する5つのコツ
1. 常に新しいことを学び続ける
2. プライドを捨てて謙虚な姿勢で学ぶ
3. 最初は稼げないことを覚悟する
4. 積極的に自分で仕事を取りに行く
5. 体調管理を徹底する
1. 常に新しいことを学び続ける
Webライティングに関する情報は日々更新されるので、新しいことを学び続ける姿勢が大切です。業務効率化に役立つツールも進化しているため、Webライターは情報もツールも積極的に学ぶ必要があります。
また、Webライターには、正確な情報を効率的に収集する能力が求められます。メールやチャットなどでの適切な言葉遣いやビジネスマナーも重要です。
このようなソフトスキルは、クライアントと円滑なコミュニケーションを進めるうえで必要不可欠です。ソフトスキルが高いWebライターは、継続的に案件を受注できます。
2. プライドを捨てて謙虚な姿勢で学ぶ
現在のWeb業界を動かしているのは、自分の子どもや孫くらいの若い世代が中心です。Webライターとして成功するには、過去のキャリアや実績に捉われず、プライドを捨てて真摯に学ぶ必要があります。
プライドを捨てられない人は、早い段階で挫折する可能性が高いので気をつけましょう。
特に若い世代は、さまざまなツールを使いこなしています。謙虚な姿勢で学べば、ツールの使い方やWebライティングの知識など、学べることが山ほどあるのです。
私自身、Webライターを始めてからさまざまなツールに関する知識を教えてもらい、その利便性を改めて痛感しました。
3. 最初は稼げないことを覚悟する
未経験のうちは、最初から単価の高い案件の受注は難しいのが現実です。未経験でも応募できる案件は単価が低いケースが多いうえに、ライバルも多いのでなかなか受注できません。
やっと受注できても慣れないうちは1記事仕上げるのに時間がかかるため、時給換算すると50円程度になってしまうこともあります。
質の高い記事を書けるようになるまでには、ある程度の時間と経験が必要です。
スキルアップのために書籍を購入したり、オンライン講座を受講したりするなど、自己投資が必要になることもあります。自己投資すると確実にスキルアップできるので、結果的に稼げるWebライターになる近道です。
私自身も複数のコミュニティに参加し、オンライン講座で学んだことでスキルアップできました。
当メディアでは、運営者である沖ケイタのKindle本「Webライター未経験から月収100万円を稼ぐまでのロードマップ」を無料で公開しています。実績のある方がWebライターに必要なスキルなどをすべてまとめている1冊なので、ぜひ読んでおくことをおすすめします!
4. 積極的に自分で仕事を取りに行く
Webライティングの案件は請負業務が多いため、自分で仕事を取りに行く積極性が必要です。
案件を獲得するためには以下のような方法があります。
- クラウドソーシングサイトを活用する
- Webサイトの「ライター募集」ページを確認する
- X(旧Twitter)やFacebookなどのSNSで募集情報を探す
- WantedlyやIndeedなどの求人サイトを活用する
また、企業に直接メールや電話で問い合わせるなど、積極的に営業活動を行うとさらに効果的です。
勉強会やセミナーに参加してオフラインでの人脈を作ると、その場で仕事につながることもあります。
ブログやSNSで、Webライティングに関する情報発信を行うのもおすすめです。クライアントから仕事の依頼が来る可能性が高まります。
私自身も、Xやコミュニティを通じて多くの案件を獲得してきました。
5. 体調管理を徹底する
Webライターは自分のペースで仕事ができる反面、体調を崩しやすいので注意が必要です。睡眠不足や不規則な生活は、集中力や作業効率の低下につながります。
特に50代以上は若い頃と違って無理が利かないうえに、体調不良に陥りやすく、回復に時間がかかります。
理由が何であれ、納期を守れないとクライアントに迷惑がかかり、最悪の場合、契約の打ち切りにもなりかねません。
また、長時間同じ姿勢での作業は、眼精疲労や肩こり、腰痛の原因になります。こまめな休憩と適度な運動、ストレッチなどが大切です。
個人的には、ポモドーロテクニックを取り入れて仕事をすることをおすすめします。
25分間の作業と5分間の休憩を4回繰り返し、その後、15〜30分の休憩をとる作業方法です。休憩時間に立ち上がることで血流が良くなります。
ポモドーロテクニックは作業効率が上がり、体調管理もできるので一石二鳥の方法です。
50代以上からWebライターを始める4ステップ
STEP1. 必要なものを揃える
STEP2. 基礎知識を身につける
STEP3. クラウドソーシングに登録する
STEP4. 案件を探して応募する
STEP1. 必要なものを揃える
Webライターで稼ぐには、以下の2つが必要です。
- パソコン
- ネット環境
高スペックなパソコンは必要ありませんが、スマホやタブレットでは効率よく仕事ができません。Webライティングに必要なツールが使えないことが多いからです。
中古のパソコンでも良いので、文字が打ててインターネット接続ができるパソコンを準備しましょう。
インターネット環境はホームルーターや光回線が理想的ですが、ポケットWi-Fiやスマホのテザリング(スマホのインターネットにパソコンを接続して4Gや5G接続する機能)でも可能です。
STEP2. 基礎知識を身につける
Webライターが学んでおくべき基礎知識はおもに以下の3つです。
- Webライティングの方法
- SEOの知識
- ソフトスキル
SEOは「Search Engine Optimization」の略称で、検索エンジン最適化という意味があります。検索結果で上位表示を獲得するための重要な取り組みです。
私自身、XやYouTubeでWebライティングの基礎知識を学んでから、光回線の専属ライターになりました。
SEOや文章力は独学でも十分学べますが、情報に偏りが出て基礎がしっかり学べない場合があります。
本なら、Webライティングの基礎を体系的に学べて手軽です。
しかし、最短でWebライターを目指すなら講座の受講がおすすめです。先行投資は必要ですが、動画などでわかりやすく体系的に学べて、結果的に稼げるWebライターへの近道になります。
当メディアで紹介している「Webライターにおすすめの講座・スクール」を参考にしてみてください。
また、当メディアではKindle本「Webライター未経験から月収100万円を稼ぐまでのロードマップ」を無料で公開しています。Webライター初心者に役立つ情報がまとめられているので、ぜひチェックしておきましょう!
STEP3. クラウドソーシングに登録する
Webライター初心者が初めての仕事を獲得しやすい場所が、仕事をしたい人と依頼したい人をマッチングするクラウドソーシングです。
クラウドソーシングには、初心者や未経験者向けの案件が多数掲載されています。
まずは日本最大手の「クラウドワークス」と「ランサーズ」に登録しましょう。
登録方法は以下の記事を参考にしてください。
クラウドソーシングは、仕事探しから契約までをすべてオンラインで行えます。手数料はかかりますが、報酬が未払いになる心配がありません。
STEP4. 案件を探して応募する
クラウドソーシングに登録したら、まずはプロフィールに自分自身の情報を入力しましょう。
具体的な書き方は、当メディアで紹介している「Webライターのプロフィールの書き方」をまとめた記事を参考にしてください。
プロフィールが整ったらいよいよ仕事探しです。最初はなかなか採用されなくて当たり前なので、積極的に応募しましょう。
自分の経験や知識を活かせるジャンルを選ぶと仕事を進めやすくなります。
Webライティングの案件に挑戦するのと同時に、簡単なアンケートに応募してわかりやすい文章を書く練習をするのもおすすめです。最初の実績作りになり、応募に慣れることができます。
ただし、初心者を狙った悪質な案件には注意が必要です。発注者の情報が不明確で、文字単価0.5円以下の低単価案件も避けてください。
最初にきちんとWebライティングを学んでいるなら、初心者のうちから文字単価1円前後の案件に挑戦することをおすすめします。