初めまして。Webライターの七瀬です!
結論から言うと、Webライターで月5万円を稼ぐのは難しくありません。副業でも十分可能です。
以下に月5万円を達成するまでの目安をまとめました。
未経験から月5万円に 到達する期間 | 2〜3ヶ月 |
---|---|
1ヶ月の稼働時間 | 35時間前後 (時給:約1500円) |
月5万円は2〜3ヶ月程度あれば到達できる基準です。
しかし現実は、正しいステップでスキルを身につけずに、自己流で進んで挫折する人が多くいます。
そこでこの記事では、最速最短で月5万円を稼げるようになるために重要な「7つの行動指針」をまとめました。
ぜひ今すぐチェックして、確実に月5万円稼げるスキルを身につけましょう。
七瀬あみ
- 株式会社Webライタープロ所属
- 3人の子供を育てる主婦ライター
- 運営ブログは受賞歴あり
- 40種類以上の資格を保有(薬機法管理者・SEO検定1級など)
- サイト構築や編集など、幅広い業務に対応
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Webライター「未経験→月収100万」最短ロードマップ
まずは月3万円!Webライター初心者の壁を突破しよう
Webライターは初月から報酬を得られる仕事です。しかし、未経験からWebライターを始める方にとって、月5万円はすぐに達成できる基準ではありません。
Webライターの多くが初月から数千円~1万円ほどの報酬を獲得し、実績を積みながら徐々に収入を上げていきます。
未経験者はまず、月3万円を稼ぐことを目標にするのがおすすめです。
月3万円を稼ぐ具体的な方法は「Webライターで月3万円を稼ぐステップ」で解説していますが、そのポイントをこちらでも紹介します。
まず大前提として、文字単価1円の案件獲得を目指しましょう。継続案件を獲得できれば、月3万円のハードルはあまり高くありません。
クラウドソーシングサイト(クラウドワークスやランサーズ)でも文字単価1円の案件が豊富にあります。プロフィールを整え、コツコツ実績を積み上げていく努力が大切です。
また、文字単価を上げるためには、WebライティングとSEOの基礎知識を身につけることも重要です。このスキルがあるほど、3万円、5万円、10万円…と収入アップにつながりやすくなります。
なお当メディアでは、Kindle本「Webライター未経験から月収100万円を稼ぐまでのロードマップ」を無料で公開しています。稼げるようになる流れがわかりやすく解説されているので、ぜひこちらもお役立てください!
Webライターで月5万円を稼げるようになる具体的な7つの行動
1. 時間に余裕があるなら作業量アップでOK
2. 副業なら文字単価1.5円~2.0円の案件に挑戦する
3. 時給を意識して執筆する
4. 直接契約の継続案件を獲得する
5. 構成作成済みの案件を狙っていく
6. ポートフォリオを充実させる
7. 修正を減らす努力をする
1. 時間に余裕があるなら作業量アップでOK
月3万円だった収入を月5万円にアップさせるのは、あまり難しいことではありません。単純に作業時間を増やせるなら、それだけでクリアできるでしょう。
月3万円なら文字単価1.0円で十分達成できます。3000文字の記事なら10記事書けばOKです。
ある程度執筆に慣れてくれば、3000文字の記事は1日で完成します。単純計算で、月3万円なら10日間でクリアできることになりますね。
これが月5万円なら必要な記事は17記事。つまり、17日間あれば達成できます。
もちろん文字単価を上げる努力も大切ですが、作業量を増やしつつ、スキルアップするための時間も確保できるでしょう。
2. 副業なら文字単価1.5円~2.0円の案件に挑戦する
文字単価が違うだけで、同じ作業量でも報酬に大きな差が出ます。限られた時間で副業をする方が月5万円を目指すなら、より高単価で好条件の案件に挑戦すべきです。
例えば3000文字の記事を月に10記事執筆する場合だと、文字単価の違いによって以下のような差があります。
文字単価 | 1記事の報酬 | 1ヶ月の報酬 |
---|---|---|
1.0円 | 3000円 | 30,000円 |
1.5円 | 4500円 | 45,000円 |
2.0円 | 6000円 | 60,000円 |
クラウドソーシングに慣れてしまうと、文字単価1.5円~2.0円はハードルが高く感じてしまうかもしれません。しかし、WebライティングやSEOのスキルが伴っていれば、十分狙える範囲です。
正直、文字単価はクライアントの規模によっても変わってきます。簡単な案件だから文字単価が低いとは限りません。
クライアントの規模が大きいほどマニュアルが厳しいケースもありますが、逆に成長できるチャンスです。
たとえテストライティングで落ちたとしても、挑戦する価値がある案件は積極的に狙っていきましょう。
ちなみに私の場合、最初にライティングスキルの向上に力を入れ、約2ヶ月で文字単価2.0円以上の案件を獲得できるようになりました。だからこそ、まずはスキルアップに力を入れることをおすすめしています。
3. 時給を意識して執筆する
たとえ文字単価が良くても、時給に換算するとあまり効率よく執筆できていないケースもあるので注意しましょう。
リサーチから納品までにかかる時間をトータルし、時給に換算することが大切です。
例えば、文字単価1.5円で3000文字の記事を執筆して、3時間かかった場合の時給は以下のようになります。
- 文字単価1.5円×3000文字=4500円(報酬)
- 4500円÷3時間=1500円(時給)
もちろん、自分の知識がない分野の執筆は時間がかかります。数記事書くうちに知識が増え、執筆スピードが速くなるなら問題ありません。
しかし、いつまでたっても時間がかかり、時給が上がらない案件は見切りをつけるべきです。
時給を意識していると、自分と相性のいい案件に気づくきっかけになります。文字単価を上げることは大切ですが、同時に時給を意識することも、月5万円以上を稼ぐために大切なポイントです。
4. 直接契約の継続案件を獲得する
月3万円を目的とするなら、クラウドソーシングだけでも十分可能です。しかし、月5万円を目指すなら、早い段階で直接契約の継続案件を獲得する努力をしましょう。
なぜならクラウドソーシングで人気のクラウドワークスやランサーズは、振込手数料とは別にシステム利用料を引かれてしまうから。
- クラウドワークス:5~20%
- ランサーズ:16.5%
もし10,000円の報酬を得たとしても、20%の手数料が引かれたら8000円になってしまうのです。さらに100円~500円程の振込手数料まで引かれてしまいます。
直接契約なら、手数料はもちろん、振込手数料を引かれることもほとんどありません。10,000円の報酬をそのままもらうことができます。
なお、直接契約の案件を探すなら、X(Twitter)を利用するのがおすすめです。多くのクライアントがXからWebライターの募集を行っており、初心者向けで募集しているケースもあります。
Xで「#ライター募集」「#Webライター募集」と検索をかけてみましょう。
5. 構成作成済みの案件を狙っていく
Webライターは構成からすべて作る仕事だと思われがちですが、構成作成済みの案件も意外と多くあります。
多少文字単価が低くても構成を考える手間が省けるため、時給が高くなるケースもあるのです。
例:3000文字の記事を執筆する場合
文字単価 | 報酬 | かかった時間 | 時給 |
---|---|---|---|
1.5円 構成作成あり | 4500円 | 3時間 | 1500円 |
1.2円 構成作成なし | 3600円 | 2時間 | 1800円 |
構成作成済みの案件は、参考にすべきURLが記載されていることもあります。細かい指示があるほど時間短縮になるので、効率よく作業できるでしょう。
文字単価だけにとらわれず、作業内容を確認して時給を意識することが大切です。
ただし、構成作成済みでも画像の選定や直接入稿が求められるケースもあります。あくまでも納品までにかかったトータルの時間で時給を計算しましょう。
6. ポートフォリオを充実させる
月5万円を目指してより好条件な案件を探すなら、ポートフォリオは重要です。
たとえ実績が少なくても、以下の項目を埋めるようにしましょう。
- 自己紹介
- 経歴・保有資格
- 経験・趣味
- 得意ジャンル・執筆実績
- 業務の対応範囲
- 参考単価
- 連絡先
また、WebライターはWordPressの操作を求められることが多くあります。問題なく操作できることをアピールするために、ポートフォリオはWordPressで作るのがおすすめです。
当メディアで紹介している「Webライターのポートフォリオの作り方」を参考に、自分の強みをアピールできるポートフォリオを作ってみてください。
7. 修正を減らす努力をする
ここまで何度も「時給を意識することが大切」だとお伝えしましたが、修正も作業時間にカウントされることを忘れてはいけません。
一度指摘されたことはきちんとメモを取り、同じ失敗を繰り返さないことが大切です。
正直、同じことを何度も指摘されるWebライターはなかなか成長できません。納品するたびに修正が減っていくのが理想です。
修正が減るほどライティングスキルの向上を実感でき、Webライターとしての自信もついていきます。クライアントからの信頼も得られ、継続案件の単価アップにつながる可能性もあるでしょう。
修正が多いとネガティブな気持ちになることもありますが、クライアントも記事をより良くするために時間を割いています。Webライターとして活動する以上、プロとしての行動を心がけることが重要です。
【状況別】Webライターで月5万円を稼ぐために必要な時間の目安
1. 自由に作業時間を確保できる方(文字単価1.0円~)
2. 副業で決まった作業時間を確保できる方(文字単価1.5円~)
3. 主婦のスキマ時間で作業をする方(文字単価2.0円)
1. 自由に作業時間を確保できる方(文字単価1.0円~)
Webライターで本格的に稼ぎたいと考えているなら、文字単価1.0円の案件で作業量を増やしつつ、より高単価な案件に少しずつスライドしていくのがおすすめです。
文字単価1.0円の場合を例にして、1ヶ月で必要な時間を見ていきましょう。
月5万円を稼ぐために必要な文字数は「50,000円÷1.0円」で50,000文字。1記事3000文字程度の執筆なら17記事必要です。
リサーチから納品までにかかる時間は、3時間程(構成1時間、執筆2時間)を想定して計算します。
必要な時間の目安は「17記事×3時間」で51時間。1ヶ月を30日とした場合、1日2時間作業すれば余裕で達成できるでしょう。
これなら作業量を増やしつつ、より高単価案件に挑戦してテストライティングも受けられます。
2. 副業で決まった作業時間を確保できる方(文字単価1.5円~)
副業で決まった時間を確保できる方は、文字単価1.5円を狙えば月5万円を達成するのは難しくありません。
文字単価1.5円の場合、1ヶ月で必要な文字数は「50,000円÷1.5円」で約33,334文字。1記事3000文字程度の執筆なら、12記事必要です。
リサーチから納品までに3時間程かかるなら、必要な時間の目安は「12記事×3時間」で36時間になります。1ヶ月を30日とした場合、1日1時間~1時間半の作業で達成できるでしょう。
毎日作業をしなくても、休日にまとまった時間を確保できれば余裕をもってクリアできます。
3. 主婦のスキマ時間で作業をする方(文字単価2.0円)
子育て中の方にとって、決まった時間を確保するのはなかなか難しいことです。特に子供が幼い場合は、子供が寝たタイミングなどを狙ってスキマ時間を確保するしかありません。
そのため少しハードルは上がりますが、できる限り文字単価2.0円に近い案件を狙っていくことが大切です。
文字単価2.0円の場合、1ヶ月で必要な文字数は「50,000円÷2.0円」で25,000文字。1記事3000文字程度の執筆なら、9記事必要です。
リサーチから納品までに3時間程かかるなら、必要な時間の目安は「9記事×3時間」で27時間になります。1日1時間のスキマ時間を確保できれば、月5万円を達成できますね。
休日に子供の面倒を見てくれる家族の協力があれば、さらにクリアしやすいでしょう。
なおスキマ時間で作業する場合は、構成の作成に時間をかけることがポイントです。途切れ途切れの執筆でも効率よく進むように、構成作成時にリサーチした内容や参考にしたURLをすべて書き留めておきましょう。