「学校で読書感想文が苦手だった自分にもWebライターはできる?」
「仕事を受けてから何も書けなかったらどうしよう…」
「頑張ってもあまり稼げないのは嫌だな…」
初めまして。Webライターの梅澤です!
私も未経験からWebライターの仕事を始めるときには「本当に自分にもできるのか」と不安でした。
結論から言うと、Webライターの仕事は誰でも簡単に始められます。その一方、気軽に始めたものの十分なお金を稼げず、すぐに辞めてしまう人も多いのが現実です。
私自身は最初の数ヶ月間こそ「Webライターは難しい…」と感じたものの、1年続けたら月収40万円を達成できました。
慣れるまで続けられればその後は難しくないので、正直かなりおすすめの仕事です。
この記事では私の実体験に基づいて、以下を詳しく解説します。
- Webライターを難しいと感じる2大ポイント
- 文章を書くのが難しい場合の対処法6選
- 稼ぐのが難しい場合の対処法7選
最初の時期に苦労した経験を嘘偽りなくさらけ出しているので、ぜひ最後まで読んでお役立てください。
梅澤浩太郎
- 株式会社Webライタープロ所属
- Webライター歴1年で月収40万円を達成
- Webマーケや人工知能分野で執筆経験あり
- LPとメルマガを組み合わせた仕組み構築が得意
- 東北大学大学院修了
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Webライター「未経験→月収100万」最短ロードマップ
Webライターの仕事が難しいと感じる2大ポイント
1. 「書く」のが難しい
2. 「稼ぐ」のが難しい
1. 「書く」のが難しい
「文章を書くことが苦手だから、私には難しいかも…」と、思い込んでいないでしょうか。
苦手な理由としてよく挙げられるのが、学生の頃に書かされた読書感想文です。「読書感想文が苦手だった自分に文章を書く仕事なんてできるわけがない」と思ってしまう傾向があります。
しかし、Webライターとして書く文章は、読書感想文とはまったく違います。読書感想文や作文が苦手だった人でも、書き方を学べば、発注者に評価される文章を書くことは十分に可能です。
実際に私自身も読書感想文は苦手でしたが、Webライターとして活躍できています。
学生の頃の記憶に引っ張られてしまうと、せっかくの自分の可能性を潰してしまいかねません。
2. 「稼ぐ」のが難しい
「Webライターとして十分な額を稼ぐことは難しいのでは?」と、不安を感じる人もいるでしょう。
もしかしたら、以下のような話を聞いたことがあるかもしれません。
- Webライターは飽和している
- 仕事に時間がかかる割に報酬は安い
- 案件を取るのに苦労する
上記はどれも、まったくの的外れとは言えません。確かにWebライターになれば、誰でも簡単にお金が稼げるわけではないのです。
しかし、スキル高めつつ実績を重ねていけば、稼ぐことはどんどん簡単になっていきます。
稼げない場合の正しい対処法を知っておき、改善しながらWebライターの仕事を続ければ、収入を高めていくのは難しくありません。
Webライターとして文章を書くのが難しい場合の対処法6選
1. リサーチに注力する
2. 構成を作ってから書き始める
3. 最後まで一気に書いてから修正する
4. 文章の型を使う
5. マニュアルやフィードバックのある案件を選ぶ
6. SEOライティングを学ぶ
1. リサーチに注力する
Webライターの案件で文章を書く際には、他の記事や資料などを読んで客観的な情報を集める「リサーチ」が重要です。
なぜなら、文章を書くためには「材料」となる情報が必要だから。以下のような情報を十分に集められれば、組み合わせて文章を整えるだけで記事はほとんど完成します。
- 検索者が知りたい情報
- 検索者にとって役立つ情報
- 主張の根拠となる統計データ
私の経験上、うまく文章を書けない原因はたいていの場合、リサーチが不十分なことにあります。
Webライターの案件では、自分が書きたいことを書くわけではありません。検索ユーザーが求める情報をわかりやすく伝えることが大切なのです。
「Webライターがリサーチ時間を短縮するコツ」は別の記事で詳しく解説しています。私自身のやり方などを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
2. 構成を作ってから書き始める
リサーチを十分に行った後は、文章の目次にあたる「構成」を作りましょう。最初に構成を作っておくことで、どの章に何を書くかが明確になり、迷わずに執筆を進められます。
リサーチと構成作りを済ませてから書き始めれば、長文でも驚くほど簡単に書けるでしょう。
案件によっては、作成済みの構成を渡されることもあります。その場合、構成に沿って必要な情報をリサーチしておくと執筆が楽になります。
3. 最後まで一気に書いてから修正する
文章を書くごとに見直して修正していると、なかなか執筆を進められず、難しいと感じてしまいがちです。
いきなり良い文章を書こうとはせず、見直しなしでとりあえず最後まで書ききってしまいましょう。
事前にリサーチと構成作りをしておけば、それほど難しくないはずです。
最後までざっと書いた後で、見返して文章を整えていきます。このやり方だと「文章を書き終えられなかったらどうしよう」という不安を早めに解消できるので、心に余裕を持ちやすいです。
私自身も納期に間に合うかが不安で、ストレスを感じてしまう時期がありました。仕事のことがずっと頭を離れず、常に時間に追われている感じがしたのです。
でも、この方法で執筆するようになってからは、精神的な余裕を持てるようになりました。
4. 文章の型を使う
文章には「こう書けば伝わりやすい」という型があります。書くのが苦手な人でも、型にあてはめることで良い文章を執筆しやすくなります。
なかでも、初心者がまずマスターすべき型は「PREP法」です。
「PREP」とは以下の要素の頭文字をとったもので、この順番を意識すると伝わりやすい文章を書けます。
- P(Point):結論
- R(Reason):理由
- E(Example):具体例
- P(Point):結論
さまざまな文章の型を覚えて使い分けることで、楽に執筆できるようになっていくでしょう。
5. マニュアルやフィードバックのある案件を選ぶ
執筆用のマニュアルには、発注者が蓄積してきたライティングのノウハウが詰まっています。しっかり読んで厳守しながら書くことで、スキルを伸ばせるでしょう。
また、執筆した文章に対してフィードバックをもらえる案件は貴重です。フィードバックを受けることで、自分では気づけない改善点を教えてもらえます。
初心者のうちは、マニュアルが充実していたりフィードバックをもらえたりする案件を選んで、応募するとよいでしょう。
私は最初に取り組んだ案件でたまたま詳細なマニュアルが用意されていて、フィードバックも受けられたことがラッキーでした。
その案件で身につけたスキルは、別案件の執筆でもかなり役立ちました。
6. SEOライティングを学ぶ
SEOは「Search Engine Optimization」の略で、日本語では「検索エンジン最適化」という意味をもつ言葉です。
Googleなどで検索した際に、記事が検索結果の上位に表示されるようにすることを指します。
Webライターの多くの案件で、SEOを意識した執筆である「SEOライティング」が求められます。
SEOライティングを行うと、何をどのように書くべきかが明確になり、迷わず執筆しやすくなります。Webライターにとって必須のスキルなので、できるだけ早く勉強しておきましょう。
もし効率よくSEOライティングを身につけたい人は、当メディアを運営する沖ケイタが講師を務める「Writing Hacks」の受講がおすすめです。
私自身も受講して、文章力がアップした実感があります。
また、当メディアではKindle本「Webライター未経験から月収100万円を稼ぐまでのロードマップ」を無料で公開しています。Webライターが稼げるようになる流れがまとめられているので、ぜひこちらもお役立てください!
Webライターで稼ぐのが難しい場合の対処法7選
1. 他人と自分を比べて焦らない
2. 案件にどんどん応募する
3. プロフィールを整える
4. ブログを実績として見せる
5. 継続案件を増やす
6. 執筆スピードを上げる
7. スキマ時間を活用する
1. 他人と自分を比べて焦らない
案件を獲得するには実績やスキルが大切ですが、初心者のうちはどちらもないため「お金を稼ぐのは難しい」と感じやすいです。
実績を増やしつつスキルを向上させるには、一定の期間が必要です。なかなか稼げなかったとしても、焦らないようにしましょう。
X(Twitter)などのSNSですぐに稼げるようになった人を見かけて、自分と比較して落ち込んでしまうことがあるかもしれません。
しかし、稼げるようになるペースは人によって違うのが当たり前です。新しい案件を獲得して一気に収入が伸びることもあるので、焦らずコツコツと案件に取り組みましょう。
2. 案件にどんどん応募する
案件を獲得できないといった悩みの原因は、応募数がそもそも少ないことにある場合が多いです。
実績が少ないうちは、案件に応募しても採用されにくいのは当然だといえます。不採用となることを恐れず、どんどん応募しましょう。
「クラウドワークス」や「ランサーズ」などのクラウドソーシングサイトでは、常にたくさんの案件でライターが募集されています。毎日チェックして応募することを習慣にしましょう。
私自身も最初は、10件応募しても採用まで進めたのは1件だけでした。実績を重ねれば採用される確率は上がっていくので、それまではとにかく数をこなすことが大切です。
3. プロフィールを整える
応募時の採用確率を上げるために、プロフィールの情報を充実させておくことが欠かせません。
以下の情報は必ず掲載して、発注者に悪い印象を持たれるのを避けつつ、効果的にアピールしましょう。
- 本名(載せられない場合はペンネームでも可)
- 顔写真(載せられない場合は似顔絵でも可)
- 得意ジャンル
- 過去に執筆した記事のURL
- 執筆に関連した過去の経験
- 経歴
- 保有資格
Webライターを続けていれば、掲載できる実績は増えていくはずです。
プロフィールはこまめに更新して、最新の実績を追加していきましょう。
4. ブログを実績として見せる
実績が少ないせいで案件を思うように獲得できないときは、ブログを活用しましょう。
案件への応募時に、ブログ記事のURLを添付して「私はこういう記事を書けます」とアピールすると効果的です。
記事の質が高ければ、発注者に「こういう記事を書けるなら、安心して仕事を任せられそうだ」と判断してもらえるでしょう。
案件と同じジャンルで記事を書けば、その分野に知見があることをアピールできるので、特に有効です。
応募締め切りまでに時間がある場合は、急いで同じジャンルで記事を1つ書いて「サンプル記事」としてURLを添付するとよいでしょう。
それを繰り返すうちに記事が蓄積されて、ブログ全体が大きな実績になっていきます。
5. 継続案件を増やす
新しい案件を探して応募することは大切ですが、そのこと自体には報酬は発生しません。
時間を有効に使って稼ぐためには、同じ発注者から何度も依頼を受ける「継続案件」を増やすことが大切です。継続案件を確保すれば、執筆に専念できます。
応募する際には、継続して仕事をもらえそうな案件を優先して選びましょう。
採用後は「このWebライターに引き続き執筆してほしい」と思われることが大切。発注者の指示に確実に従いつつ、質の高い記事を納品しましょう。
6. 執筆スピードを上げる
案件を十分に確保できるようになると、執筆スピードを上げることが収入アップに直結します。
作業時間が限られている副業ライターであれば、1記事あたりにかかる時間の短縮は特に重要です。執筆スピードを上げるために、以下のような工夫をしましょう。
- 音声入力を使う
- ショートカットキーを使う
- 執筆前のリサーチを十分に行う
- 最後まで一気に執筆する
また、特定のジャンルで執筆を重ねると知識が蓄積されて、リサーチに時間をかけなくても、高品質な記事を書けるようになっていきます。
私自身も得意ジャンルである「Webマーケティング」関連の記事なら、他分野の記事より速く書けます。効率よく稼ぐために、得意ジャンルを持つのはおすすめです。
7. スキマ時間を活用する
稼ぐのが難しいと感じる人のなかには、そもそもWebライターの仕事に十分な時間をかけられていない人もいます。
どんな仕事であれ、ある程度の時間を費やさなければ稼げるようにはなりません。
まとまった時間を確保するのが難しい場合は、以下のようなスキマ時間を活用しましょう。
- 通勤や通学時
- レストランでの待ち時間
- 人との待ち合わせの時間
スマートフォンを使って作業すれば、外出先でもリサーチや構成作成を問題なく進められます。
スキマ時間で少しずつ作業を進めると、案件を完了させるのが楽になるでしょう。