初めまして。専業Webライターの梅澤です!私は月に40〜50万円程度を1年間ほど安定して稼ぎ、生計を立ててきました。
結論から言うと、専業Webライターになることは簡単ではないものの、条件を満たせば決して難しくありません。
私が実体験から厳選した「専業Webライターになる条件」は以下の4つです。
- スキルが高い
- 案件を安定して確保できる
- 経済的な不安が小さい
- 継続できる
しかし、専業を目指したものの、これらの条件を満たせずに挫折してしまう人は少なくありません。
そこでこの記事では、各条件が重要である理由だけでなく、これらを満たすための8つの方法を具体的に解説します。
専業Webライターとして無理なく生計を立てていくために、ぜひ最後まで読んでお役立てください。
梅澤浩太郎
- 株式会社Webライタープロ所属
- Webライター歴1年で月収40万円を達成
- Webマーケや人工知能分野で執筆経験あり
- LPとメルマガを組み合わせた仕組み構築が得意
- 東北大学大学院修了
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専業Webライターになる4つの条件とその理由
1. スキルが高い
2. 案件を安定して確保できる
3. 経済的な不安が小さい
4. 継続できる
1. スキルが高い
最も重要な条件は「スキルが高い」ことです。Webライターの仕事は「誰でも手軽にできる」イメージがあるかもしれませんが、長く続ければ収入とスキルは連動します。
この点に気づかず、あまり勉強をせずに低スキルのまま稼げないの人が少なくありません。逆に言えば、スキルを身につけるだけでライバルは大幅に減るでしょう。
スキルが高いWebライターは貴重なため、多くの発注者から求められます。
その結果、以下のような状態になり、ストレスなく高収入を得やすくなるのです。
- 長期間継続して依頼される
- 発注者を選べる
- 単価交渉に応じてもらえる
- 仕事に困らないので営業が不要になる
スキルを身につける方法については、後ほど紹介します。
2. 案件を安定して確保できる
専業Webライターにとって、取り組む案件がなくなることは、収入が途絶えることに直結します。生計を立てるためには、案件を安定して確保することが欠かせません。
1人の発注者に依存すると危険なので、常に3〜5案件を抱えておくべきです。それでも案件が一気になくなるリスクをゼロにはできません。
スキルが十分にあったとしても、発注者側の都合で案件が終了することはあります。専業Webライターにとって、新しい案件を獲得する力は必須です。
3. 経済的な不安が小さい
経済的な不安が大きいと「今月の収入」ばかりにこだわってしまい、長期的な視点で物事を考えにくくなります。
すると、新しい種類の仕事への挑戦や勉強ができなくなり、専業Webライターを続けることが難しくなっていきます。これを避けるために、経済的な不安を小さくすることが大切です。
実は十分な収入を得られるようになっても、経済的な不安は大きいままの人はいます。Webライターは、来月や来年も必ず稼げる保証がないため、不安を完全に消すことは難しいでしょう。
とはいえ、不安を緩和する方法ならあるので、後ほど紹介します。
4. 継続できる
専業Webライターになれば、何年にもわたって生計を立て続ける必要があります。
取り組む案件が十分にあったとしても、モチベーションを保って安定して執筆を継続するのは簡単なことではありません。
心の健康を維持して長くWebライターを続けるために、私自身も工夫をしてきました。
次章からは「4つの条件」を満たすための具体的な方法を2つずつお伝えします。
専業Webライターとして十分なスキルを身につける方法2選
1. 教材を反復して学ぶ
2. フィードバックを保管して見返す
1. 教材を反復して学ぶ
専業Webライターを目指すなら、有料教材を購入して学びましょう。基礎から応用まで体系立てて学ぶことで、さらにスキルを伸ばしていく土台が作れるため、大きな価値があります。
Webライターはお金をかけなくても始められますが、教材費は「将来への投資」だと考えて、節約せずに使うべきです。
また、教材は1回学ぶだけでは、内容が十分に身につかないことが多いです。時間をおいて何度も反復してこそ、理解が深まって実践できるようになります。
おすすめの有料教材については「Webライターにおすすめの講座」を紹介した記事をご覧ください。特徴が異なるさまざまな講座を比較し、自分に合ったものを選びましょう。
なかでも当メディアの運営者沖ケイタが講師を務める「Writing Hacks」はおすすめの教材です。動画で学べて理解しやすいだけでなく、質問回答や添削のサービスもあり、確実にスキルを伸ばせます。
私自身は「Writing Hacks」の動画を最初から最後まで3回反復し、さらに必要な箇所は何度も見返しました。その結果、スキルが大幅に高まり、収入アップにつながった実感があります。
また、当メディアではKindle本「Webライター未経験から月収100万円を稼ぐまでのロードマップ」を無料で公開しています。Webライターとして稼げるようになるまでの流れがわかるので、ぜひこちらもお役立てください!
2. フィードバックを保管して見返す
スキルを伸ばすうえで、発注者やディレクターから受けるフィードバックは貴重です。なぜなら、自分の文章の足りないところに気づいて、改善するきっかけになるからです。
専業になることを意識する頃にはライティングの基礎が身についているため、修正依頼を受ける機会も減ってくるでしょう。だからこそ、フィードバックをくれる案件は大切にすべきです。
誰でも文章には「くせ」があります。例えば私は「1文が長くて読みにくい」という指摘を、複数の案件で受けたことがありました。
指摘されたときは「今後は気をつけよう」と思っても、しばらくすると忘れてしまうことが多々あります。
だからこそ、フィードバックはGoogleスプレッドシートなどにまとめておき、時々見返しましょう。自分の文章を少しずつ改善していくことで、大きくスキルアップできます。
専業Webライターが案件を安定して確保する方法2選
1. 得意な案件獲得場所を持つ
2. 専門分野を決めて実績を積む
1. 得意な案件獲得場所を持つ
- クラウドソーシングサイト
- メディアの問い合わせフォーム
- XなどのSNS
- 求人サイト
- 交流会やイベント
自信のある案件獲得場所を持っておくと、仕事量を安定させやすくなります。
営業を繰り返すうちに、自分にとって成功率の高い場所がわかってくるでしょう。経験を積んで改善を繰り返すことで自信が深まり、さらに採用率が高まる好循環が生まれます。
すると「必要になればいつでも仕事を獲得できる」という安心感を持てるはずです。
どの場所で案件を獲得しやすいかは、スキルや経験などによって異なります。例えば、X(Twitter)で信頼を蓄積している人であれば、XでのWebライター募集に合格しやすいでしょう。
当メディアで紹介している「Webライターが案件を獲得する方法」を参考に、さまざまな方法で案件獲得を目指しましょう。
2. 専門分野を決めて実績を積む
専業になるなら、自分の専門分野を決めるのがおすすめです。ある分野の専門家だとアピールすることで、案件を獲得しやすくなります。
例えば、株式投資に関する記事の執筆を依頼したい発注者であれば、投資に詳しいWebライターに魅力を感じるでしょう。
「どんな記事でも書けます」は良いことに思えるかもしれませんが、実際には「何の強みもないWebライター」と感じられやすいのです。
実績を積むと専門性が強化され、案件を獲得しやすくなっていきます。最初は仮でもいいので、専門分野を決めて営業を行ってみましょう。
専業Webライターが経済的な不安を緩和する方法2選
1. 十分に貯蓄をしてから専業になる
2. 収入を得る別の手段を考えておく
1. 十分に貯蓄をしてから専業になる
専業Webライターを目指すのであれば、まずは副業から始めるのがおすすめです。特に子どもがいて多くの収入が必要な場合は必須といえるでしょう。
本業を辞める前に貯蓄を十分にしておけば、収入が途切れたとしても長期間生活できるため、経済的な不安を小さくできます。
別の仕事をしつつ、Webライターの副業でも稼いでいけば、速いペースで貯金を増やせるはずです。目安として半年分の生活費を貯められれば、ある程度は安心できるでしょう。
ただし、どれだけ貯金を増やしても不安をゼロにすることは難しいため、本業を辞めるときには思い切りが必要になります。
2. 収入を得る別の手段を考えておく
「突然すべての案件が打ち切りになったらどうしよう」「貯蓄もいつかはなくなる…」といった不安が強い人もいるでしょう。
その場合は、Webライターとして稼げなくなったときに収入を得る手段を考えておくと、不安を緩和できます。
- 前職の経験を生かして就職する
- Webライターの経験を生かして就職する
- 派遣社員として働く
- アルバイトする
冷静になって考えると、生計を立てることはそれほど難しくないと感じられるでしょう。
私は専業Webライターになったとき、ほとんど不安を感じませんでした。私は独身なので「いざとなったら就職かアルバイトをすれば、どうにでもなる」と思えたからです。
Webライターに限らず、将来が保証されている仕事はありません。落ち着いて備えておきましょう。
心の健康が大切!Webライターを専業で継続する方法2選
1. 仕事の幅を広げて「飽き」を防ぐ
2. Webライター仲間と交流する
1. 仕事の幅を広げて「飽き」を防ぐ
専業Webライターを続けるうえで、あなどれない障害が「飽き」です。Googleなどで検索上位を狙うSEO記事では、執筆の手順がいつも似ているため「飽き」を感じやすい傾向があります。
「同じような作業を毎日、何年も続けるのか…」と考えると、モチベーションが上がらなくなることがあるでしょう。
その際の有効な対策は、仕事の幅を広げることです。WebライターはSEO記事以外にも、以下のような種類の仕事があります。
- インタビュー記事
- メールマガジン
- LINEのメッセージ
- SNSの投稿
- YouTube動画の台本
- ランディングページ(LP)
仕事に慣れて「飽き」を感じてきたら、これまでとは違った案件に挑戦するとよいでしょう。
私自身も、SEO記事の合間にメールマガジンの執筆をしたことで、気分を切り替えて楽しく仕事ができた経験があります。
自分のやる気の管理も仕事の一部だと考えて、取り組む案件を決めましょう。
当メディアで紹介している「Webライターの仕事の種類」を参考に、自分にできることを探してみてください。スキルの幅が広がるほど、稼げるチャンスが増えます。
2. Webライター仲間と交流する
Webライターは1人で働くことが多いため、孤独を感じやすい仕事です。心の健康を維持するためにも、意識して人と交流する機会を持ちましょう。
具体的には、Webライターが集まるオンラインサロンに所属したり、対面のイベントに積極的に足を運んだりするのがおすすめです。私自身も実践しており、効果を実感しています。
ライター仲間に仕事のちょっとした悩みを相談できるだけでも、かなり心がすっきりするものです。しんどいときでも仲間ががんばっている様子を見ると、刺激されてやる気が出ます。
また、ライター仲間から聞く生の情報は、仕事に直接役立ちます。専業Webライターを長く続けるために、信頼できる仲間を作っていきましょう。