実績なしのWebライターが仕事を始める6ステップ!採用されるコツも解説

「実績なしでWebライターになるにはどうすればいい?」
「実績がなくても仕事はすぐに取れるの?」
「少しでも早く稼げるようになる方法を知りたい」

結論、実績なしの状態からWebライターで初案件をGETするのは難しくありません。Webライターになることを決意した初月から、すぐに仕事を始められます。

ただし、どんな仕事も最初はやり方を学ばなければいけないのは同じです。Webライティングの学習を怠ると、まったく稼げないまま挫折する可能性が高いので注意しましょう。

この記事では、実績なしの状態からWebライターとして成功する方法を解説します。

  • 実績なしのWebライターが最初にやるべきこと
  • Webライターの始め方6ステップ
  • 初仕事を獲得する6つのコツ
  • ブログ開設をおすすめする5つの理由

Webライターとして初案件を獲得するために、ぜひ最後まで読んでお役立てください。

この記事を書いた人

沖ケイタ

  • 株式会社沖プロ代表
  • 株式会社Webライタープロ取締役
  • 1700人以上が受講するWebライター講座「Writing Hacks」メイン講師
  • 100名の精鋭Webライター集団「Webライタープロ」運営
  • 執筆に携わった記事は数千記事を超える

>>詳細なプロフィールはこちら

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目次

実績なしでWebライターを始めるときにやるべきこと

Webライターを始めるために最低限必要なのは、パソコンとインターネット環境です。高スペックなパソコンは必要ありませんが、スマホだけでWebライターをするのはおすすめしません。

文字入力やインターネット接続ができれば中古の安いものでもいいので、パソコンを準備しましょう。

本格的にWebライターとして頑張ることを決意した場合は、当メディアで紹介している「Webライターに必要なもの(必需品~準備しておくと便利なもの)」の記事をご覧ください。

必要になったときに慌てないためにも、できる限り用意しておきましょう。

また、自分がどんな案件が向いているのかを知るために、好きなことや興味のあること、今までの経験などを洗い出す「自分の棚卸」をするのがおすすめです。

子育て中のママなら幼児教育に関する記事や生活用品に関する記事、キャンプが好きな人ならキャンプ用品や旅行の記事など、案件を探す際のヒントになります。

実績なしの状態からWebライターを始める6ステップ

1. Webライティングについて学ぶ
2. クラウドソーシングに登録する
3. プロフィールを作成する
4. 仕事に応募する
5. テストライティングを受けて案件を獲得する
6. 記事を執筆して納品する

1. Webライティングについて学ぶ

Webライターとして仕事を始めるためには、新聞や小説とは違うWebライティング特有の型を学ぶ必要があります。

主に学ぶべきスキルは以下の4つです。

学ぶべきスキル
  • Webライティングの基礎
  • SEOの基礎
  • WordPressの基本操作
  • コミュニケーションスキル

Webライターの基礎をしっかり身につければ、実績がなくてもすぐに仕事を獲得できるでしょう。

正直なところ、最初にほとんど学習をせずにWebライターになる人が非常に多いのが現実です。当然、そういった人は思うように稼げないまま早い段階で挫折します。

なお、Webライターになるための学習は独学でも十分可能です。

WebサイトやSNS、書籍など、ほとんどお金をかけずに基礎的な知識が身につく環境が整っています。

独学での具体的な勉強方法は「独学でWebライターになるための勉強方法」を紹介した記事をご覧ください。早く稼げるようになりたいなら、少しでも多くの知識を身につけて他のWebライターと差をつけましょう!

なお当メディアでは、僕のKindle本Webライター未経験から月収100万円を稼ぐまでのロードマップを無料で公開しています。Webライターとしてステップアップするために重要なことをまとめているので、あわせてチェックをお願いします!

2. クラウドソーシングに登録する

実績なしの状態から最初に案件を獲得するなら、クラウドソーシングがおすすめです。

クラウドソーシングとは、インターネット上で個人や企業が不特定多数の人に業務を依頼したり、Webライターが応募したりできるプラットフォームです。

まずは「クラウドワークス」と「ランサーズ」に登録しましょう。

どちらも最大手のクラウドソーシングサイトで、Webライター向けの案件が豊富に揃っています。

特に初心者向けの案件が多く、匿名で登録できるため、Webライターデビューに最適です。

具体的な登録方法は以下の記事をご覧ください。

3. プロフィールを作成する

クラウドソーシングに登録したら、最初にプロフィールを作成しましょう

発注者は採用前に必ずプロフィールを確認します。そこで興味をもってもらえなければ採用されません。

以下の項目を含めることを意識して、あなたのアピールポイントを盛り込むことがポイントです。

プロフィールに含める項目の例
  • 経歴
  • 保有資格
  • 写真・似顔絵イラスト
  • 得意分野
  • 実績
  • 対応可能な業務範囲
  • 希望報酬額
  • 対応可能日・時間
  • 連絡先
  • 仕事への熱意

プロフィールの記載方法は「Webライターのプロフィールに必要な項目」をまとめた記事をご覧ください。例文付きで解説しているので、自分の情報に置き換えて作ってみましょう。

4. 仕事に応募する

取り組めそうな案件を探して応募します。自分の好きなことや今までの経験などを活かせる、書きやすい案件を探すのがおすすめです。

最初にWebライティングをしっかり学んでいるのであれば、実績なしの状態でも文字単価1円前後の案件を探してみてください。初心者だからといって、文字単価の低い仕事から取り組む必要はありません。

特に文字単価が0.5円以下の案件に応募するのは、絶対にやめましょう。Webライターを使い捨てる悪徳業者が多いからです。

挑戦したい案件が決まったら「提案文」と呼ばれる文章を添えて応募します。

提案文の書き方は「Webライターの提案文の書き方」を参考にしてください。プロフィールと同様に、Webライターとして仕事をするうえで大切な選考材料になります。

5. テストライティングを受けて案件を獲得する

Webライターとして本格的に採用される前に、テストライティングを行うケースが多々あります。その結果次第で採用されるかが決まるという流れです。

テストライティングがある場合は、レギュレーションと呼ばれる指示書に従い、120%の出来栄えを目指して記事を完成させましょう

そして、誤字・脱字がないか、指示書通りに執筆できているかなどを、必ず納品前に確認してから提出してください。どんなに初心者でも、誤字・脱字を防ぐことは誰にでもできます。

ポイントとして、記事の確認は翌日以降にするのがおすすめです。

記事が完成してすぐにチェックをすると、思い込みが邪魔をして間違いに気づかないことがあります。

6. 記事を執筆して納品する

テストライティングに合格したら、本格的にWebライターデビューです。

クライアントが指定した方法で記事を作成し、納品します。

Webライティングに慣れていない最初のうちは、たくさん修正されるかもしれません。そこでめげずに改善できる人ほど、どんどんレベルアップして稼げるようになります。

なお、業務の進め方やレギュレーションは必ず仕事を始める前に確認しましょう。業務の対応範囲は案件によって異なります。

依頼される業務の例
  • 執筆のみ
  • 構成・執筆
  • 構成・執筆・入稿
  • 画像の選定

最初はみんな初心者からのスタートなので、実績なしの状態でもさまざまな案件に挑戦して経験を増やしていきましょう!

実績なしでWebライター初の仕事を獲得する6つのコツ

1. 初心者アピールをしない
2. 実績を作って誠実さを伝える
3. プロフィール作りに力を入れる
4. 読まれる提案文を作る
5. 文字単価1円前後を狙う
6. テストライティングで120点を目指す

1. 初心者アピールをしない

実績なしのWebライターがやりがちなミスは、プロフィールや応募文に「未経験」や「初心者」という言葉を入れてしまうことです。最初にしっかり学んでいるなら、初心者だとアピールする必要はありません

初心者だと言って自信のなさをアピールすれば、採用のチャンスを自ら摘んでしまう可能性があります。

必須要件に経験者のみと入れているクライアント以外は、実績がなくてもしっかり学んでやる気のある人に依頼したいと思っている場合がほとんどです。

2. 実績を作って誠実さを伝える

クラウドワークスやランサーズは、案件をこなすごとにクライアントから評価されるシステムがあります。

実績なしの初心者でも、1件仕事をこなせば立派な実績としてプロフィールに記載される仕組みです。

最初はWebライターに関係のない案件でもいいので、実際にやってみるとよいでしょう。仕事の流れを確認でき、どんなやり取りが必要なのかもイメージできます。

それによって獲得した実績があれば、クライアントがプロフィールを見たとき「きちんと仕事ができる誠実な人である」と判断できるのもメリットです。

少し遠回りではありますが、Webライター向けの案件を探すと同時に試してみてください。

3. プロフィール作りに力を入れる

プロフィールをしっかり作り込んでおくと、以下のようなメリットがあります。

  • 自分の強みをアピールできる
  • スカウトされる可能性が高まる
  • 資格名などで検索される可能性がある

プロフィールに入れる画像は実際の写真がおすすめです。顔出しに抵抗のある場合は後ろ姿や横顔でも構いません。

書き方がよくわらかない場合は、他のWebライターがどんなプロフィールを書いているのかチェックしてみましょう。

また、クラウドワークスとランサーズでは、以下の登録が済んでいるとプロフィールに表示されます。アカウントを作成したら、早めに済ませておくことが大切です。

クラウドワークス・本人確認
・NDA(機密保持契約)締結
・インボイス発行事業者登録
ランサーズ・本人確認
・機密保持契約
・電話認証
・ランサーズチェック

ランサーズチェックは、基本的なビジネス知識の理解度チェックです。ランサーズチェックが済んでいるユーザー限定の依頼もあります。

ランサーズの場合、デフォルトの設定ではクライアントにレギュラーランク以外の人が表示されません

実績がなくてもレギュラーランクにはなれるので、早めにすべて登録しておきましょう。

4. 読まれる提案文を作る

提案文(応募文)を書く際は、募集要項に記載された質問事項や自分が提供できる価値など、クライアントが求めている情報から書きましょう。

忙しいクライアントは多くの提案文を読んで採用者を決めるため、ポイントしか読まない可能性があるからです。最初で興味をもってもらえなければ、その時点で不採用になる確率が高まります。

そして、絶対にやってはいけないのが、一度作った応募文を使い回すこと。提案文を使い回している人は一発でわかります。

クライアントに合わせて必要な内容を含めてください。

5. 文字単価1円前後を狙う

実績なしの初心者でも、文字単価0.5円以下の案件に手を出してはいけません。特にクラウドソーシングは、手数料を引かれることを考慮する必要があります。

また、採用された場合の報酬は高いのに、テストライティングの単価が異常に低い案件も避けましょう。テストライティングで安く記事を書かせて、採用する気がない場合が多いからです。

最初はなかなか仕事が決まらないかもしれません。

しかし、今稼いでいる人でも最初は実績なしの状態からスタートしています。諦めずにたくさん応募することが大切です。

また、得意分野があれば初心者でも採用される確率が高くなります。専門知識を活かせるジャンルがあれば、積極的に応募していきましょう。

6. テストライティングで120点を目指す

実績なしの初心者が、いきなりテストライティングで高く評価されるのは難しいかもしれません。

しかし、学んだことを実践し、120点を目指す意識で取り組むことが大切です。「初心者だから仕方ない」という気持ちで執筆するのは絶対にやめてください。

基本的なルールを守ることは誰でもできるので、レギュレーションと呼ばれる指示書がある場合はよく読んでから執筆しましょう。

もしわからないことがあった場合は、クライアントに聞く前に、自分で検索してみることが大切です。検索してもわからない場合は、YesかNoで答えられるクローズドクエスチョンで質問してください。

相手の時間を奪わず上手に質問できる人は、クライアントに好印象を持ってもらえます。

Webライターで稼ぐ近道はブログ!おすすめする5つの理由

実績なしのWebライターから少しでも早く卒業するためには、ブログの開設がおすすめです。

その理由を解説するので、どんなメリットがあるのかを確認したうえで始めてみましょう。

1. 記事を書く練習ができる
2. ポートフォリオとして使える
3. WordPressの基本操作を学べる
4. SEOを実践的に学べる
5. ブログ経由で仕事がもらえる可能性がある

1. 記事を書く練習ができる

ブログは記事の構成から入稿までを実践的に学べる最高のツールです。

キーワードや文字数を決めて記事を作成することで、案件の疑似体験ができます。

最初は1記事仕上げるまでに時間がかかりますが、徐々になれてくるとスピードアップするはずです。たくさん練習するほど、Webライティングの自信にもつながります。

2. ポートフォリオとして使える

ポートフォリオとは、クライアントに自分の経歴や実績などを提示する資料のことです。

自分の実力を判断してもらう目的で、仕事で執筆した記事を載せたり、自分のブログで書いた記事を公開したりします。仕事で執筆した記事を載せる場合は、必ずクライアントの許可を得てから公開してください。

実績なしの初心者は、ブログで練習した記事をポートフォリオに公開するのがおすすめです。編集者の手が加わっていない、Webライター自身のライティングスキルを見てもらえます。

開設したブログ内にポートフォリオのページを作り、自分の経歴や得意分野などをアピールしましょう。

3. WordPressの基本操作を学べる

多くのクライアントが、WordPressを使って自社サイト(オウンドメディア)を運営しています。基本的な操作ができるように、ブログはWordPressを使って開設しましょう

WordPressで実際に行う主な操作は以下のとおりです。

  • タイトル・見出しの設定
  • 文字装飾
  • 表や画像の挿入
  • パーマリンク(URL)の設定
  • YouTubeやサイトのリンクの挿入

案件に応募する際、WordPressを使えることが必須というケースも多いため、使い方に慣れておくことをおすすめします。

4. SEOを実践的に学べる

Webライターが身につけるべき基礎知識の1つに「SEO」があります。

SEOは「Search Engine Optimization」の略称で、検索エンジン最適化という意味をもつ言葉。検索結果で上位表示を獲得するために重要な取り組みです。

SEO(検索エンジン最適化)

WordPressを使って記事を書いたら、その記事の検索順位を追ってみましょう。どうすれば上位になれるのかを考えながら記事をブラッシュアップすることで、実践的にSEOの知識が身についていきます。

ただし、少ない記事数ではあまりデータを収集できません。少しずつ記事を増やしていくことで、よりリアルなデータが集まります。

Webライターとしての仕事に合間にブログを更新し、知識を増やしていくのがおすすめです。

5. ブログ経由で仕事がもらえる可能性がある

自分のブログがより多くの人に見られるようになれば、ブログを見た人から仕事の依頼につながる機会が増えます。

実際に僕が見てきたWebライターのなかでも、ブログと両立している人はかなり強いです。「Webライターはオワコンだ」と言われているなかでも、まったくオワコン化する気配がありません。

また、ブログからのオファーは直接契約になるので、自分で単価を決めやすいのがメリットです。

その分、報酬の支払いや条件、相手の身元確認などは慎重に行いましょう。

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