フリーランスのWebライターで月収30万を目指す!なり方を7ステップで解説

フリーランスのWebライターで月収30万を目指す!なり方を7ステップで解説

初めまして、フリーランスで活動しているWebライターの七瀬です!毎月30~50万円ほどの収入をキープしながら、家庭や趣味と両立しています。

正直、Webライターでフリーランスになるのはとても簡単です。月に30万円以上の収入を得るのも難しくありませんが、覚悟を決めないと失敗します。

今の仕事から切り替えることを考えている方は、計画的にフリーランスになる準備を進めることが大切です。

この記事では私自身の経験をもとに、フリーランスで安定して稼げるWebライターになる方法や、月収30万円以上稼ぐポイントなどを紹介します。

記事の後半では、実際にフリーランスになった方の体験談も公開しているので、ぜひ最後までご覧ください。

この記事を書いた人
七瀬あみ

七瀬あみ

  • 株式会社Webライタープロ所属
  • 3人の子供を育てる主婦ライター
  • 運営ブログは受賞歴あり
  • 40種類以上の資格を保有(薬機法管理者・SEO検定1級など)
  • サイト構築や編集など、幅広い業務に対応

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目次

Webライターの仕事内容

Webライターの主な仕事内容は、Webサイト上に掲載する記事の執筆です。フリーランスや副業にかかわらず、さまざまな仕事に対応します。

Webライターの対応範囲
  • 自社サービスの紹介
  • トレンド情報の発信
  • インタビュー
  • コラム
  • プレスリリース など

詳しくは「Webライターの仕事内容」で紹介しているので、あわせてご覧ください。

なお、仕事内容には執筆時の情報収集も含まれます。画像選定やWordPressへの入稿などを求められるケースも多く、記事を書くことだけが仕事ではありません。

なかには構成だけ作る案件や、監修を任される案件などもあります。

いずれの場合も、誤った情報を発信しないように責任感をもつことが重要です。

具体的な仕事の流れは「Webライターの仕事の流れ(受注~納品まで)」で確認しておきましょう。

Webライターでフリーランスになった場合の年収

1. 報酬の主な受け取り方は3パターン
2. 年収は400万円未満が半数以上

1. 報酬の主な受け取り方は3パターン

報酬の受け取り方
  • 文字単価
  • 記事単価
  • 時給制

フリーランスの場合、主な報酬の受け取り方は上記3パターンに分かれます。

なかでも多いのが「1文字○円」という文字単価を基準とした計算方法です。

同じ文字数でも、受ける案件の文字単価によって収入に大きな差が生じます。

例:5000文字の記事を10記事執筆した場合

文字単価1記事の報酬1ヶ月の報酬
0.5円2500円25,000円
1.0円5000円50,000円
1.5円7500円75,000円
2.0円10,000円100,000円

文字単価のメリットは、自分の努力次第で収入を増やせるところです。実績やスキルがあるほど、より高単価を狙えます。

2. 年収は400万円未満が半数以上

フリーランス白書2023の調査によると、Webライターが属する「出版・メディア系」を職業とするフリーランスのうち、59.5%が年収400万円未満と回答したとされています。

400万円以上と答えたのは39.3%です。

正直、努力すれば誰でも400万円以上の年収を得られる仕事であると感じています。実際に私の周りでは、月収50万円以上稼いでいる人が多いのが事実です。

WebディレクターやLP制作など、仕事の対応幅を増やすことで効率的に稼げる傾向があります。実際に私もその1人です。

ただし、大前提として、Webライターは未経験でもなれる仕事ですが、誰でもすぐに稼げるわけではありません。

まずは、3ヶ月で月収10万円を稼ぐことを目標にするのがおすすめです。

Webライターでフリーランスになるメリット・デメリット

メリットデメリット
未経験から独立できる
初期費用が少ない
人間関係のストレスが少ない
家庭や子育てと両立しやすい
好きな場所で仕事ができる
収入が不安定になる
孤独を感じやすくなる
自力で案件を獲得する必要がある
座りっぱなしの作業になる

Webライターがフリーランスとして働くことで、特定の会社に属するよりも自由な働き方を実現できます。

人間関係のストレスから解放されるのは、私自身も強く感じているメリットです。

しかし、Webライターの仕事を本業にするなら、収入が不安定になるリスクを考慮しなければなりません。自己管理能力がないと、継続して安定収入を得ることは難しいでしょう。

私はフリーランスになってから子供の成長を近くで見守れるようになり、気持ち的な負担がかなり減りました。

その反面、自分で仕事を獲得する大変さを実感し、なかなか行動できずに停滞していた時期もあります。

月収30万円以上稼げるようになるには、揺るぎない強い意思が必要です。

【フリーランス向け】安定して稼げるWebライターのなり方7ステップ

STEP1. 作業環境を整える
STEP2. 集中的にWebライティングを学ぶ
STEP3. SEOの知識を身につける
STEP4. クラウドソーシングに登録する
STEP5. ポートフォリオを作成する
STEP6. 文字単価1.5円以上の案件に挑戦する
STEP7. 直接契約の継続案件を増やしていく

STEP1. 作業環境を整える

最低限必要なもの
  • インターネット環境
  • パソコン

フリーランスでの活動を決意したのであれば、効率よく仕事をできる環境を整えることから始めましょう。

座ってパソコンを見ている時間が増えるため、目の疲れや腰への負担を軽減できるアイテムを用意しておくのもおすすめです。

Webライターに必要なもの(必需品~準備しておくと便利なもの)」の記事で、役立つアイテムを紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

STEP2. 集中的にWebライティングを学ぶ

フリーランスとして少しでも早く安定収入を得たい方は、Webライティングのスキルを高めることを優先させましょう。

仕事量や収入に直結する部分です。

ひとまとめにWebライティングといっても、対応範囲は多岐にわたります。

必要なWebライティングのスキル
  • わかりやすく伝える構成力
  • 読みやすさを意識した文章力
  • 執筆ルールを守る対応力

上記は、最低限求められるWebライティングのスキルです。

最速でスキルアップしたい方は「Webライターにおすすめの講座」を受講するのもよいでしょう。カリキュラムに沿って、効率よく知識やテクニックを身につけられます。

当メディアの運営者沖ケイタがメイン講師を務める「Writing Hacks(ライティングハックス)」も、Webライター初心者に人気のある講座です。確実なスキルを手に入れたい方は、ぜひご検討ください。

また、当メディアでは沖ケイタのKindle本Webライター未経験から月収100万円を稼ぐまでのロードマップを無料で公開しています。

フリーランスで稼ぐための秘訣がまとめられているので、ぜひチェックしておきましょう!

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Webライター未経験から月収100万円を稼ぐまでのロードマップ

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STEP3. SEOの知識を身につける

SEO(エスイーオー)は「Search Engine Optimization」の略で、検索エンジン最適化という意味の言葉です。

Googleなどで検索した際に、記事が上位に表示されるように対策することを指します。

SEO(検索エンジン最適化)

月収30万以上を安定して稼ぐフリーランスの中には、SEOライティングをメインにしている方が多くいます。私のそのうちの1人ですが、その場合、SEOの知識は必須です。

知識の深いWebライターほど、より高単価な案件を獲得できるチャンスが増えます

最低限必要なSEOのスキル
  • キーワードを意識したタイトルと見出し構成作り
  • 満足度を高めるわかりやすい記事の執筆
  • 差別化を意識したコンテンツ作り
  • 信頼できる情報であることの提示

STEP4. クラウドソーシングに登録する

クラウドソーシングは、仕事を発注したい人(クライアント)と受注したい人を結びつけるサービスのこと。初心者向けの案件が数多くあります。

特に仕事を探しやすいのは「クラウドワークス」と「ランサーズ」です。

クラウドワークスとランサーズの登録方法と稼ぎ方は、以下の記事を参考にしてください。

WebライティングとSEOの基礎を学んでいるなら、初心者でも文字単価0.5円~1.0円前後で探しましょう。

必ずクライアントの評価を見て、信頼できる相手であるか確認してから応募することが大切です。

なかには、初心者を狙った詐欺案件も多数存在します。以下の記事でWebライターが騙されやすい詐欺案件の特徴をまとめているので、必ず読んでから始めてください。

また、採用率を高めるためにはプロフィールを整えることも重要です。

クライアントが採用を決めるときにチェックする部分になるため、今までの経験や資格などをまとめておきましょう。

STEP5. ポートフォリオを作成する

Webライターのポートフォリオ

ポートフォリオは、自分の実績や経験を伝えるための資料です。クライアントがWebライターを選考する際に見る、選考資料となります。

ポートフォリオには、以下の内容を盛り込みましょう。

ポートフォリオに含める項目
  • 自己紹介
  • 経歴・保有資格
  • 経験・趣味
  • 得意ジャンル・執筆実績
  • 業務の対応範囲
  • 参考単価
  • 連絡先

今までの経歴や実績を書くと同時に、その分野にどれくらい深い知識があるのかを伝えることが大切です。

なお、Webライターは仕事でWordPress(ワードプレス)を使う機会が多くあります。操作に慣れるためにも、ポートフォリオはWordPressで作るのがおすすめです。

私はWordPressで作ったことにより、さまざまな仕事の相談をほぼ毎月受けるようになりました。

STEP6. 文字単価1.5円以上の案件に挑戦する

文字単価1.5円以上の案件は、2~3ヶ月目で目指せる範囲です。1ヶ月目でWebライティングとSEOへの理解を深め、2ヶ月目から勇気を出して挑戦していきましょう。

フリーランスとして安定して稼ぎたいなら、集中的にスキルを身につけて実績を積むことが欠かせません。

その結果、3ヶ月程で月収10万円を達成する方も多くいます。

ちなみに私の場合、2ヶ月目の後半に文字単価2.0円と2.5円の案件を獲得しました。Webライティングのスキルだけでなく、過去の経験や専門性が評価されて獲得できた案件です。

「スキルによって文字単価を上げる」と記載しているケースもあるため、好条件と感じる案件は積極的にチャレンジしてみてください。

STEP7. 直接契約の継続案件を増やしていく

フリーランスで稼ぎたいなら、直接契約の案件で継続につなげる努力をしましょう。

初心者向けのクラウドソーシングと違い、システム利用料や振込手数料が報酬から引かれません。

直接契約の案件は、以下のような方法で探せます。

直接契約の方法
  • SNSでの募集に応募する
  • メディアに直接営業する
  • マッチングサイトに登録する
  • 求人サイトの業務委託案件に応募する
  • リアルな場での営業で将来の仕事につなげる

私はX(Twitter)を通してさまざまな案件を獲得してきました。

Webライター専用のXアカウントを作り「#Webライター募集」「#ライター募集」と検索してみてください。文字単価1.0円以上が多く、初心者向けの募集も見かけます。

Xのプロフィールや固定ポストに、ポートフォリオを貼っておくこともポイントです。

また、ある程度実績が増えてきたら、当メディアの運営者沖ケイタが運営する審査制のマッチングサイト「Wプロマッチ」に挑戦してみるのもおすすめです。

文字単価2円以上の仕事を獲得できるチャンスが増えます。

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【+α】Webライターで月収30万以上稼ぐために必要な6つのポイント

1. 収入が上がる流れを理解する
2. 時給を意識して執筆する
3. SEO会社・Web制作会社の案件を選ぶ
4. 修正を減らす努力をする
5. 専門分野・得意分野を見つける
6. ブログ運営で強みになるスキルを増やす

1. 収入が上がる流れを理解する

文字単価が上がって仕事量が増えれば、当然収入はアップします。しかし、方法はそれだけではありません。

監修者としての仕事やWebディレクターになるなど、さまざまな方法があります。

ちなみに私は、編集者(編集・校正・校閲)としても仕事を始め、効率よく稼げるようになりました。文字単価5円以上の案件が増えたのは、幅広いスキルを身につけたことが理由です。

「いつまでも一定の金額から抜け出せない…」といった状態にならないように、収入が上がる流れを理解しておきましょう。

当メディアの運営者である沖ケイタが執筆したKindle本Webライター未経験から月収100万円を稼ぐまでのロードマップでは、収入が上がる流れを詳しく解説しています。

  • 0円→5万円
  • 5万円→20万円
  • 20万円→50万円
  • 50万円→100万円

それぞれのレベルで必要なことを具体的に紹介しているので、ぜひこちらもお役立てください。無料で公開しています!

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Webライター未経験から月収100万円を稼ぐまでのロードマップ

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2. 時給を意識して執筆する

「文字単価が高い=稼げる案件」と思われがちですが、それだけで判断すると失敗する可能性があります。フリーランスで稼ぐことを決心したなら、時給を意識して効率よく稼げるジャンルを見つけましょう

例えば5000文字の記事を執筆する場合、文字単価と執筆時間によって以下のような差が出ます。

スクロールできます
文字単価1記事の報酬かかった時間時給
1.5円7500円3時間2500円
2.0円10,000円5時間2000円

つまり、文字単価1.5円で受けている案件のほうが効率よく執筆できるということ。文字単価が高くても、時間がかかっていたら意味がありません。

文字単価が高いほど、画像選定やWordPressへの入稿など、幅広い対応を求められるケースが多くあります。トータルでかかる時間を考慮して仕事を受けることが大切です。

3. SEO会社・Web制作会社の案件を選ぶ

SEO会社やWeb制作会社の案件を選ぶことで、マニュアルとフィードバックが徹底されているケースが多くあります。少しでも早くスキルを身につけたい方におすすめです。

クライアントがどんな人物か確認するときは、募集している人のプロフィールを見てみましょう。会社名が載っていれば検索してみるのがポイントです。

多くのWebメディア制作に携わっていることがわかるほど、仕事を受注する側としても安心できます。たとえ1つの案件が終わっても、すぐに別の案件を紹介されるケースが多いのも特徴です。

私はその流れで継続案件を確保していました。

継続につながるクライアントを選ぶ1つの基準として、ぜひチェックしてみてください。

4. 修正を減らす努力をする

どんなにベテランのWebライターでも、クライアントのイメージ通りに納品できなければ修正対応が求められます。

大事なのは、納品するたびに修正が減っていくこと。いつも同じことを指摘されないように心がけることが重要です。

指摘されたところを忘れないように、メモを取るなどの対策をしましょう。

修正が少なくなればクライアントの負担が減ります。Webライターへの信頼が高まることで、単価アップにつながりやすくなるのもメリットです。

スキルがあることを認められれば、ディレクターなどの仕事を任される可能性も高まります。

5. 専門分野・得意分野を見つける

自分の知識や経験を活かせる分野があれば、積極的に挑戦していきましょう。リサーチにかける時間を大幅に短縮できます。

もし得意な分野がなければ、”稼げる”と言われるジャンルを狙っていくのもおすすめです。

最初はリサーチに時間がかかっても、数記事書くうちに知識が増えていくでしょう。

稼ぎやすいジャンルの例
  • 金融
  • 不動産
  • 医療・健康
  • 美容
  • IT

詳しくは「Webライターの稼げるジャンル」で紹介しています。自分に書ける分野がないか確認してみてください。

専門性を高めて活動できるほど、効率よく稼げる仕組みを作れるのがメリットです。

6. ブログ運営で強みになるスキルを増やす

ブログ運営は、Webライティング以外のさまざまなスキルを身につけられるおすすめの方法です。

ブログ運営で身につくスキル
  • WordPressの操作
  • SEOへの深い知識
  • アイキャッチ画像の作成
  • 図解の作成
  • キーワード選定

上記のようなスキルがあることで、WebディレクターやSEO担当者など、仕事の幅が広がります。

私自身もブログ運営によって、実践的なテクニックを身につけてきました。単価の高い仕事につながることも増え、大きなメリットを感じています。

ブログ運営をするWebライターは、提案時にブログの存在もアピールしましょう。

私の場合、SEO会社から仕事をもらいながら、SEOを意識した文章のテクニックを吸収しました。Webライターで学んだことを自分のブログで実践し、ブログも伸ばして二刀流で稼いでいます。

時間に余裕があるなら、やらない以外の選択肢はありません。ぜひチャレンジしてみてください!

【体験談】Webライターでフリーランスになるまでの流れ

当メディアでは、未経験からWebライターを始め、フリーランスになった3人からお話しを伺いました。リアルな体験談を参考にし、新たな挑戦に役立ててください。

1. しばすけさん|仕事が安定してからフリーランスに転身
2. emimiさん|得意を活かしてフリーランスで活躍
3. ひがしさん|副業収入8万円のタイミングで独立を決意

1. しばすけさん|仕事が安定してからフリーランスに転身

しばすけさん:X(@shibasuke0813
Webライターを始めたきっかけを教えてください。

仕事を解雇になったのが主なきっかけです。友人の紹介で営業職に就職はできたものの、収入が安定せず「副業 バレない」で検索し、1番即金性があると感じたのがWebライターでした。

Webライターでフリーランスとして働くまでの流れを教えてください。

副業Webライターとして働くなかで、安定した依頼をいただけるクライアントと契約できたのが、フリーランスになることを決意したタイミングです。

2022年5月
営業職時代に副業Webライター開始(まずは勉強から)

2022年8月
即金性があると実感できたため、将来的にはフリーランスになりたいと思い始める

2023年7月
依頼が増えて案件を回せないと感じたため、営業職(契約社員)からコールセンター業務(アルバイト)へ転職

2023年8月
シフトを調整しながら、Webライターの仕事を受注する比率を上げる

2023年9月
フリーランスとして始動

どのような方法でWebライティングの知識を身につけましたか?

以下のような流れで勉強しました。

  1. 「副業 バレない」で検索し「Webライター 始め方」に関する記事を10記事程度読む
  2. 再現性を上げるためにYouTubeで同じキーワードで検索する
  3. 自分の中での師匠(尊敬する人)を決めて、その人がやってきたことを実行する
  4. 自信をつけるためにWebライター向けのオンライン講座を受講する
  5. クライアントからのフィードバックをスプレッドシートにまとめ、同じことを指摘されないようにする
フリーランスになって良かったと感じるのはどんなときですか?

好きな時間から好きなだけ仕事ができるのは、フリーランスになって良かったと感じるポイントです。自分の裁量で働けるので、働いた分・成果が出た分だけ報酬として返ってくるところがやりがいに直結します。

フリーランスになってから大変だったことや、つらかったことがあれば教えてください。

体調不良で休んだら収入が減るのと、契約が打ち切りになると仕事が減る(またはなくなる)ことです。私自身、本業を辞めてフリーランスになったその月に、記事制作の依頼がストップしました。

まだ本業があった段階では、Webライターの収入だけで生活していける分だけ記事を依頼してくださる話が浮上していたのですが……。仕事を辞めた途端に打ち切られてしまい、1番つらかったのはフリーランス初月でした。

これからWebライターでフリーランスになることを考えている方へ、アドバイスをお願いします。

「〇〇さんのこと紹介しても良いですか?」と言ってもらえるほどの実績や成果がないのであれば、正直フリーランスになることはおすすめできません!

なぜなら、私がフリーランスになりたての頃、本当に大変な思いをしたからです。例えばA社から10万円分、B社とC社から5万円分ずつ依頼があったとしましょう。A社からの依頼がなくなったら、フリーランスのあなたの収入は10万円になってしまいます。

XやInstagramで、有益かつ親切で心優しいWebライターの先輩も多いので、たくさん交流し、何かあったとき仕事を紹介してもらえる関係構築をしておくと安心できます。

2. emimiさん|得意を活かしてフリーランスで活躍

emimiさん:X(@emimi151525
Webライターを始めたきっかけを教えてください。

身近な友人がWebライターとして活躍しており、「私もやってみたい!」と思ったのがきっかけです。

Webライターでフリーランスとして働くまでの流れを教えてください。

以下のような流れでフリーランスになりました。

育休中にライター講座を受講

勉強しながらクラウドソーシングで実績を積む

復職し、副業としてWebライターを継続

継続案件を獲得し、収入が安定したため独立を決意

フリーランスとして独立

どのような方法でWebライティングの知識を身につけましたか?

ライター講座で学ぶと同時に、案件のフィードバックやレギュレーションをこなして身につけました。

フリーランスになって良かったと感じるのはどんなときですか?

管理栄養士ライターとして健康コラムを書くことが多いので、記事を書きながら専門知識が身につくことが楽しいです。

また、インタビュー記事を通して、地方の会社員では出会えないようなスゴイ方々(研究者・医師・博士・社長様など)にロングセラー商品の開発秘話や最新の知見をお聞きできることにやりがいを感じます。

出勤の手間がなく、自宅で作業できることも嬉しいです。

フリーランスになってから大変だったことや、つらかったことがあれば教えてください。

収入の柱となっていた案件が急に打ち切りになったときは、結構つらかったです。

また、座っている時間が多かったり、目を酷使したり、健康管理が難しい仕事でもあります。スケジュール管理や案件獲得、確定申告などなど自分ですべてやらなくてはいけないので、意外と大変です。

これからWebライターでフリーランスになることを考えている方へ、アドバイスをお願いします。

フリーランスはたくさんメリットがありますが、正直、会社員のほうが恵まれているなぁと思うことも多いです。有給などの保証がなく、どんなに働いても成果物が完成しないと1円にもなりません。

しかし、会社勤めよりも人間関係でのストレスは少ないので、一人で探求心を持ってリサーチできる方は、向いていると思います(^^)

少し自分ではハードルが高いと思うような案件にも、臆せず挑戦することで自分の成長を感じられるのも魅力です!

3. ひがしさん|副業収入8万円のタイミングで独立を決意

ひがしさん:X(@Y_writer1990
Webライターを始めたきっかけを教えてください。

知人からWebライターをやっていた話を聞いたのがきっかけです。学生時代や社会人のときに文章でほめられたこともあり、向いているかもしれないと思い始めました。

Webライターでフリーランスとして働くまでの流れを教えてください。

副業で月8万円ほどの収入があったので、フリーランスになっても生活できそうだと考えました。ずっと会社員に向いていない気がしていて、フリーランスへの強い憧れもあり、独立を決めました。

どのような方法でWebライティングの知識を身につけましたか?

最初はYouTubeで情報を集め、ブログで稼いでいる人がおすすめしている本を3冊ほど買って読みました。その後ランサーズで案件を受注し、実践で学びました。

「写経」という文章を書き写す練習法がYouTubeでおすすめされていたので、尊敬しているブロガーの記事を書き写していたこともあります。

フリーランスになって良かったと感じるのはどんなときですか?

たくさんあるのですが、主に以下の3つです。

  • 面倒な人間関係がない
  • 緊張感をもって仕事ができる
  • 通勤しなくていい

会社員は人間関係を選べないので、苦手な人と毎日顔を合わせるのが苦痛でした。フリーランスは働く相手や環境を選べるので、人間関係のストレスがほぼなくなりました

緊張感をもって仕事ができるのも、個人的には良かったことです。「油断していると仕事がなくなり、生活できなくなる」という緊張感があるので、スキルアップに熱心に取り組めます。会社員のときより自分の成長を実感できて楽しいです。

フリーランスになってから大変だったことや、つらかったことがあれば教えてください。

フリーランスは突然仕事がなくなることがあります。私も数十万円の収入が急になくなったときは焦りました。

ほかにも契約があったので生活はできますが、いきなり収入が10万円も減ったことはつらかったです。

これからWebライターでフリーランスになることを考えている方へ、アドバイスをお願いします。

実績を積み上げることがフリーランスになるために大切だと思います。仕事を受注できるかとういう面ではスキルも大切ですが、スキルの判断材料が実績です。

スキルが素晴らしくても、実績が0だと仕事を受注するのが難しくなります。フリーランスとして生活できる案件数を確保するためにも、実績の積み上げを意識してみてください。

Webライターがフリーランスになる3つの注意点

1. 最初は稼げないこと理解する
2. 常に3~5案件を確保しておく
3. 確定申告の準備を進める

1. 最初は稼げないこと理解する

突然仕事を辞めてフリーランスになるのは危険です。

家族の生活を支えている方、家賃などの支払いがある方は、十分な貯蓄がないと突然フリーランスになるのは厳しいでしょう。

まずは副業から始めて、Webライターとしてのスキルを身につけるのがおすすめです。

フリーランスになりたい方は「Webライターの生活を安定させる方法」も参考にしてみてください。

最初は思うように稼げなくても、努力次第で上限なく稼げる仕事です。そのための準備を進めていきましょう。

2. 常に3~5案件を確保しておく

フリーランスとして継続するなら、常に複数のクライアントと契約しておくことが必須です。

突然仕事がなくなるリスクを回避できます。

特定のクライアントの案件だけをまとめて受けていると、いつ案件が終了するかわかりません。すぐに新規のクライアントを探せるとも限らないため、収入が一気に減ってしまう可能性があります。

そうならないためにも、仕事を分散しておきましょう。

3. 確定申告の準備を進める

確定申告は、1年間の個人の収入に対してかかる税金(所得税)を計算し、税務署に申告する手続きのことです。1月1日~12月31日を1年間とし、翌年2月16日~3月15日までに申告します。

確定申告の流れ

Webライターを本業とするフリーランスの場合、年間48万円を超える所得があれば確定申告が必要です。

個人事業主として開業し、青色申告で手続きを行いましょう。節税などのメリットがあります。

Webライターでフリーランスになりたい人からよくある質問

すぐに仕事を辞めて未経験からフリーランスになるのは危険?

貯金がほとんどない場合や、家族を養っている場合は危険です。

フリーランスになったからといって、最初から稼げる仕事ではありません。また、努力したからといって、誰でも稼げるようになる保証もありません。

まずは副業から始めて、確実なスキルを身につけることをおすすめします。

Webライターでフリーランスになった場合の年収はどのくらい?

仕事に慣れて安定して月収30万円以上を稼げるようになれば、年収400万円は難しくありません。子育てと両立する主婦でも目指せる金額です。

ディレクションや取材など、仕事の対応幅を増やして年収1000万円を稼ぐフリーランスもいます。

どれだけスキルを身につけられるかで、年収が大きく変わる仕事です。

未経験からフリーランスで安定して稼ぐまでにどのくらいかかる?

少しでも早く安定して稼げるようになりたいなら、最初に正しいライティングスキルを身につけることに注力してください。そうすれば、半年後には文字単価2円ほどで複数の案件を継続してこなせるようになるでしょう。

スピードを重視するなら、効率よくスキルを身につけられるWebライター向けの講座を受講するのもおすすめです。

実際に私は、最初の1~2ヶ月でWebライティングを集中的に学び、3ヶ月目で月収10万円を達成するWebライターをたくさん見てきました。

【無料配布】
Webライター「未経験→月収100万」最短ロードマップ 

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