結論、大学生はバイトをするぐらいなら絶対にWebライターをやった方が良いです。
1. スキルが身につけばバイトより高い時給で稼げる
2. 空きコマなど隙間時間で稼げる
3. Webライティングのスキルは汎用性が高い
4. 大学の専攻を活かせるかも
5. 就活で大きな武器になる
6. フリーランスや起業も目指せる
僕は今まで、大学生を含むたくさんの人に仕事を発注してきました。大学生は時間があるので、Webライターとして大成する可能性が高いといえます。
この記事では、Webライターを始めたい大学生向けに、以下について詳しくまとめました。
- Webライターを大学生におすすめする6つの理由
- Webライターとして稼ぐ大学生の事例
- Webライターの正しい始め方(大学生向け)
- 大学生が意識すべき注意点
実際にWebライターで成功した大学生の事例も紹介しているので、ぜひ最後までお読みください。
沖ケイタ
- 株式会社沖プロ代表
- 株式会社Webライタープロ取締役
- 1700人以上が受講するWebライター講座「Writing Hacks」メイン講師
- 100名の精鋭Webライター集団「Webライタープロ」運営
- 執筆に携わった記事は数千記事を超える
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大学生にWebライターをおすすめする6つの理由
1. スキルが身につけばバイトより高い時給で稼げる
2. 空きコマなど隙間時間で稼げる
3. 汎用性の高いスキルが身につく
4. 大学の専攻を活かせる可能性がある
5. 就活で大きな武器になる
6. フリーランスや起業も目指せる
1. スキルが身につけばバイトより高い時給で稼げる
Webライターなら、バイトよりも高い時給を目指せます。具体的には、時給3000円程度なら普通に可能です。
しかも、Webライターの仕事はどこでもできるので、バイト先まで移動する必要がありません。移動や着替えにかかる時間もなく、効率よく稼げます。
さらに、Webライターとしてスキルを身につけるほど、同じ時間の作業で稼げる金額がどんどん上がっていきます。
モチベーションを高く保ったまま、収入を増やしていきやすいのが魅力です。
「Webライターの文字単価の相場と単価アップの注意点」を解説した記事でWebライターの報酬についてまとめているので、あわせて確認しておきましょう。
2. 空きコマなど隙間時間で稼げる
Webライターの仕事は、隙間時間でも行えます。
パソコンが手元になくてもOK。スマホでできる作業も多いので、電車やバスの待ち時間など、ちょっとした時間を有効活用できます。
隙間時間を足し合わせるだけでも、かなり仕事を進められるでしょう。
空きコマなどを利用してリサーチや執筆を進めておけば、効率よく作業を進められます。
3. 汎用性の高いスキルが身につく
仕事を通して身につけたWebライティングのスキルは、一生使えます。レポートや論文の作成などの文章を書く場面では、直接役立つでしょう。
さらに「わかりやすく伝える」という本質は、話す場合も同じです。就活時の面接にも効果を発揮します。
就職してからもずっと使えるスキルが身につくので、Webライターは本当におすすめです。
4. 大学の専攻を活かせる可能性がある
Webライターの仕事では、さまざまな分野の専門知識が求められます。
案件によっては、大学の専攻の知識を執筆にそのまま活かせるかもしれません。例えば、法学部であれば法律関係、理工部であれば技術系の記事と相性が良いでしょう。
専門知識が求められる仕事は、報酬が高い傾向があります。
自分が詳しい分野だと執筆にかかる時間も短くなりやすいので、より稼ぎやすいでしょう。
5. 就活で大きな武器になる
Webライターとして働いていた経験は、就活でアピールポイントになります。
一般的なバイトとは異なり、Webライターは自分で仕事を獲得しなければなりません。スキルがなければ稼げない厳しい面があります。
そういった環境で仕事を獲得して稼いできた経験をアピールすれば、面接官に興味を持ってもらえるでしょう。
エントリーシートや面接では、Webライターの経験を積極的に見せることをおすすめします。
6. フリーランスや起業も目指せる
大学生とWebライターを両立する人のなかには、学業をきっちりやりながら、月収10万円以上稼ぐ人も少なくありません。
そのような能力があれば、将来的にフリーランスとしても十分にやっていけるでしょう。もしくは、その経験を活かして別の事業に展開することも可能です。
「できれば会社に縛られずに働きたい」という人にも、Webライターはぴったり。ぜひ次の章で紹介する「Webライターとして稼ぐ大学生の事例」も、動画とともに確認してみてください。
Webライターとして稼ぐ大学生の事例3選
1. あおさん
2. 渡辺大翔さん
3. ゆずきちさん
1. あおさん
Instagramで月収200万円以上稼いだ実績のあるあおさんは、大学生の傍ら、株式会社を経営しています。
大学2年生の頃からブログを始め、なかなかうまくいかなかったことをきっかけにWebライターを開始。始めて1ヶ月で5万円、2ヶ月目からは10万円を安定して稼いでいたそうです。
そのスキルを活かしてInstagramでの発信を始めました。
他にもさまざまなバイト経験のあるあおさんは、特に稼ぎやすい点にWebライターの魅力を感じているようです。
「Webライターの始め方」を解説したYouTube動画では、Webライターで身につけた以下の2点がInstagram運用で役に立ったと話しています。
- わかりやすく短い文章を書くスキル
- クライアントとのスムーズなやり取り
ライティングスキルの汎用性がよくわかる事例ですね。
2. 渡辺大翔さん
渡辺大翔さんは、大学2年生のときに個人事業主として開業しました。授業の合間や放課後などの隙間時間を活用し、毎日5~8時間を確保して仕事を進めています。
Webライターは「納期さえ守れば、いつどこで仕事をしても問題ない」ことに魅力を感じているそうです。
現在は学業をしつつ、毎月20万円程度を安定して稼いでいます。記事を自分で執筆するよりも、他のライターを取りまとめるディレクター業務が中心です。
大学生でもクライアントから信頼を得られれば、ディレクターの立場を任せてもらえて、より時給の高い働き方ができます。
3. ゆずきちさん
ゆずきちさんは、アルバイトで月に4~5万円を稼ぐ大学生でした。もっと自由な働き方で稼げるようになりたいと思うようになり、Webライターに出会います。
「Writing Hacks」で学び、大学の休学中に月30万円ほど稼げるようになりました。
大学生のうちは、個人で稼ぐスキルを高めていくことに注力しているそうです。空きコマなどを利用して、時間を有効活用しながら新たな挑戦をし続けています。
金銭的な面で諦めていた、一人暮らしの夢も自分の力で実現。自分の力で生活する力を身につけた大学生は最強ですね。
【大学生向け】Webライターの始め方11ステップ
1. 仕事環境を整える
2. ライティングの基礎を学ぶ
3. ブログを開設する
4. ブログ記事を書く
5. ポートフォリオを作る
6. クラウドソーシングサイトに登録する
7. プロフィールを整える
8. 仕事を探す
9. 応募する
10. 記事を書いて納品する
11. インターンに応募する
1. 仕事環境を整える
Webライターとして稼ぎたいなら、パソコンは必須です。パソコンを持っていない場合は、中古や安物でもいいので購入しましょう。
あまりハイスペックである必要はなく、3万円程度のものでも仕事はできます。購入するなら、持ち運びが簡単なノート型がおすすめです。
また、自宅にはインターネットの固定回線がほしいところです。安定して高速なネット環境があると、仕事がはかどります。
仕事量が増えれば、スマホのテザリングだけでは対応しきれなくなります。ネット回線の開通には時間がかかるので、早めに申し込みをしておきましょう。
なお、当メディアでは「Webライターの必須ツール」を紹介した記事もあります。あわせて確認しておくと安心です。
2. ライティングの基礎を学ぶ
Webライターにはライティングの知識が求められるので、勉強して身につけておく必要があります。
特に重要なのが「SEO(検索エンジン最適化)」の知識。SEOとは、Googleなどで検索された際に、ページが上位に表示されるように対策することです。
Web記事やYouTubeを見れば、無料でSEOに関する質の高い情報を手に入れられます。
以下の記事でも詳しく解説しているので、より理解を深めるために、あわせて確認しておきましょう。
書籍でライティングの基礎を学ぶなら「新しい文章力の教室」や「沈黙のWebライティング」を読むのがおすすめです。
3. ブログを開設する
Webライターの仕事に応募する際に、書いた記事を見せて自分のスキルを示せると、採用される確率が高まります。
見せられる記事を用意するために、ブログを開設しておきましょう。
ブログを開設するなら「WordPress」を使うのがおすすめです。なぜなら、クライアントが利用していることが多く、操作に慣れておくことで仕事を獲得するチャンスが増えるからです。
WordPressを使うには、レンタルサーバーの代金として毎月1000円前後がかかりますが、それ以上の価値があります。
以下の記事を参考に、自分のブログを開設してみましょう。
4. ブログ記事を書く
ブログを開設したら、その中に記事を書いていきましょう。SEOライティングを実践するには、上位表示を狙う「検索キーワード」を決めたうえで執筆することが大切です。
SEOを意識した記事の書き方は「Webライターの記事の書き方と質の高い文章を書くコツ」を紹介する記事で詳しく紹介しています。例文付きでまとめているので、ぜひ流れに沿って実践してみてください。
なかでも大学生の場合は、以下に関連したキーワードを選ぶと実体験に基づいた中身の濃い記事を書きやすいでしょう。
- 大学の専攻
- バイト経験
- 趣味
Webライターの仕事に応募する際には、募集されているのと同じジャンルの記事を見せると効果的にアピールできます。
そのため、将来どんなジャンルで仕事を獲得したいかを意識して、それに関する記事を書いておきましょう。
5. ポートフォリオを作る
ポートフォリオとは、自分の実績やできることをまとめたページのことです。
大学生に限らず、駆け出しのWebライターはなかなか採用されません。自分のことを理解してもらうために準備しておくことが大切です。
「Webライターのポートフォリオの作り方」を参考に、以下の項目を含めて作成しましょう。
- 自己紹介
- 経歴・保有資格
- 経験・趣味
- 得意ジャンル・執筆実績
- 業務の対応範囲
- 参考単価
- 連絡先
そして、サンプルとして「4.ブログ記事を書く」で執筆した記事を載せます。
ここに掲載する記事で採用の合否が決まるので、自分にできる精一杯の高品質な記事を用意しましょう。
6. クラウドソーシングサイトに登録する
Webライターの仕事を探すなら、最初のうちはクラウドソーシングサイトを利用するのことをおすすめします。常に大量の募集があるため、自分に合った仕事を探しやすいのがメリットです。
まずは大手サイトである「クラウドワークス」と「ランサーズ」に登録しましょう。
具体的な登録方法は以下の記事をご覧ください。
ひとまずこの2サイトを使っておけばOKです。必要性を感じることがあれば、他のクラウドソーシングサイトにも登録しましょう。
7. プロフィールを整える
クラウドソーシングサイトに登録した後は、プロフィールを整えておくことが大切です。
クライアントは必ず、応募してきたWebライターのプロフィールをチェックします。「信頼できそうだな」と思ってもらうために、以下の項目は必ず記載しておきましょう。
- 所属大学
- 学部
- ブログのURL
- 特に見てもらいたい記事のURL
- バイト経験
その他にも、アピールになりそうなことがあれば、たくさん書いておくべきです。クライアントがスキルや人柄を判断できるようにしておきましょう。
8. 仕事を探す
クラウドソーシングサイトに登録された大量の仕事の中から、自分に合った仕事を探しましょう。
仕事の募集では、1文字あたりの報酬額である「文字単価」が提示されている場合が多くあります。
例えば、文字単価0.5円で4000文字の記事を納品すれば、報酬は「0.5×4000」で2000円です。
最初のうちは文字単価0.5〜1円程度の仕事を探すとよいでしょう。
「文字単価0.1円」など、あまりにも報酬が低い案件を受けると、頑張ってもほとんど稼げずに消耗してしまうため注意が必要です。
9. 応募する
自分に書けそうな仕事を見つけたら応募に進みます。その際に「提案文」を送って、採用してもらえるようにアピールすることが大切です。
具体的な提案文の書き方は「Webライターの提案文に入れる必須項目とNG行為」でまとめています。例文付きで紹介しているので、自分の状況に置き換えて提案文を作ってみましょう。
なお、提案文には自分が書いた記事のURLを貼って、スキルを示すことが大切です。ここでブログ記事が役立ちます。
たくさんURLを載せてもクライアントは読み切れないので、応募する仕事に似ている記事を厳選するのがポイントです。
10. 記事を書いて納品する
採用されてクライアントと契約をしたら、記事を書いて納品します。執筆時にはマニュアルを渡されることが多いため、よく読んで内容を厳守することが大切です。
納品した記事をクライアントにチェックしてもらい、問題がなければ報酬が支払われます。
なお、クラウドソーシングサイトでは「仮払い」という制度があります。依頼時にクライアントがサイト運営者に報酬を預け、仕事が完了したらWebライターに支払われる仕組みです。
「記事を納品したのに報酬が支払われない」というトラブルは、ほぼ回避できます。必ずクライアントが仮払いをしたことを確認してから、仕事に取り掛かりましょう。
11. インターンに応募する
大学生の場合、クラウドソーシングサイトを利用するのではなく、Webライターのインターンに応募する方法もあります。
インターンなら「1日3時間、週3日、3ヶ月間」といった条件で、長期間にわたってWebライターの仕事に取り組むことが可能です。
企業によって条件はさまざまなので、自分に合った環境を探しましょう。
企業で働くことを体験しつつ、記事の書き方や仕事の進め方などを教えてもらえるのがインターンの魅力です。
大学生だからこそ応募できるインターンが多いので、積極的にチャレンジしてみましょう。
なお当メディアでは、Kindle本「Webライター未経験から月収100万円を稼ぐまでのロードマップ」を無料で公開しています。Webライターで稼げるようになるまでの流れをまとめているので、ぜひチェックしておきましょう!
大学生Webライターが意識すべき5つの注意点
1. 時給ではなく成果物で評価される
2. プロ意識を持って仕事に取り組む必要がある
3. 確定申告が必要な場合もある
4. 最初から稼げるわけではない
5. 地雷案件に注意する
1. 時給ではなく成果物で評価される
一般的なバイトでは、働いた時間に応じて給料が支払われます。仕事の質が低かったとしても、すぐクビになるわけではありません。
しかし、Webライターの場合は、成果物の品質がその後の仕事に大きく影響します。
品質が低ければ、そのクライアントから継続依頼はもらえないでしょう。すると、また新しい仕事を探さなければならないため、時間をロスしてしまいます。
一方で、質の高い原稿を納品できれば継続依頼につながり、単価アップも期待できます。
だからこそ、成果物のクオリティには徹底的にこだわることが重要です。
2. プロ意識を持って仕事に取り組む必要がある
クライアントにとっては、Webライターが大学生であろうと社会人であろうと関係ありません。記事を納品してお金をもらうからには「プロ」のWebライターです。
プロ意識を持って、以下は当たり前にやりましょう。
- 納期は厳守する
- 即レスを心がける
- マニュアルに従って執筆する
いい加減な気持ちで仕事をすれば、その態度はクライアントに伝わります。常に気を引き締めておくべきです。
あわせて「Webライターで稼ぐために必要なスキル」を読んで、Webライターに必要なスキルを理解しておくことが大切です。
3. 確定申告が必要な場合もある
Webライターの収入から必要経費を差し引いた額が「20万円以上」になると、確定申告が必要です。収入が増えてきたら、忘れずに行いましょう。
確定申告と聞くと難しそうに思えるかもしれませんが、会計ソフトを使えばそれほど難しくありません。
「freee会計」や「やよいの青色申告オンライン」などを利用するとよいでしょう。
4. 最初から稼げるわけではない
Webライターは、始めたばかりの時期が最も大変です。実績がないため仕事を獲得するのが難しく、記事を書くのも時間がかかります。
最初のうちは、時給に換算するとバイトよりも割に合わないことが多いでしょう。
しかし、Webライターは続ければ続けるほど実績が増えてスキルが上がり、楽に稼げるようになっていきます。
「最初はきつく、だんだんと楽になる」ことを、あらかじめ知っておきましょう。
当メディアで公開している「Webライターのきつい状況を乗り越える解決策」の記事で、きついと言われる理由を確認しておくと安心です。
5. 地雷案件に注意する
仕事の募集の中には、Webライターをだまそうとするような「地雷案件」も存在します。地雷案件に当たると、稼げないうえに精神的にも消耗してしまうため注意しましょう。
地雷案件を避けるためには、仕事に応募する前に信頼できるクライアントであるかを判断することが大切です。
クラウドソーシングの場合は、応募前にクライアントの評価とプロフィールを必ず確認してください。悪い評価が多い仕事には応募しないようにしましょう。