Webライターとブロガーの違い10項目!どっちがいいか経験者が解説

「Webライターとブロガーって何が違うの?」
「どっちのほうが稼ぎやすい?」
「両方やるメリットはある?」

初めまして。Webライターの七瀬です!ブロガーとしてWebサイトの運営も行い、さまざまな仕事の獲得につなげています。

Webライターとブロガーの共通部分は、読者のニーズに沿った記事を書くことそれ以外はまったくの別物です。

しかし、両方やることで相乗効果が高まり、どっちも結果が出やすくなるメリットがあります。

この記事では私自身の経験をもとに、以下の内容を詳しくまとめました。

  • Webライターとブロガーの違い(10項目)
  • Webライターに向いている人
  • ブロガーに向いている人
  • 両立をおすすめする5つの理由

Webライターとブロガーの違いを知り、新しい一歩を踏み出したい方は、ぜひ最後までご覧ください。

この記事を書いた人

七瀬あみ

  • 株式会社Webライタープロ所属
  • 3人の子供を育てる主婦ライター
  • 運営ブログは受賞歴あり
  • 40種類以上の資格を保有(薬機法管理者・SEO検定1級など)
  • サイト構築や編集など、幅広い業務に対応

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目次

Webライターとブロガーの違いを10項目に分けて詳しく解説

1. 仕事内容
2. 費用と始めやすさ
3. クライアントと納期
4. 収入額と収入源
5. 収入アップの方法
6. 必要な作業とスキル
7. スキルアップの方法
8. 記事の書き方
9. 継続した場合の将来性
10. 世間からの評判

1. 仕事内容

Webライターもブロガーも、Web上に掲載する記事を書く仕事であるのは同じです。しかし、業務の範囲が異なります。

Webライターは、クライアントの指示に沿って記事を執筆するのが主な仕事です。

ほかにも、依頼内容によってさまざまな仕事に対応します。

Webライターの仕事内容
  • 構成のみの作成
  • 記事の編集
  • 記事の監修
  • プレスリリース
  • SNSの文章作成
  • 取材、インタビュー など

具体的な仕事の流れは「Webライターの仕事の流れ(受注~納品まで)」をご覧ください。

一方で、ブロガーはただ記事を書くだけでなく、Webサイトの運営を行うのが1番の仕事です。

自分でテーマを決めて記事を書きます。

ブロガーの仕事内容
  • キーワード選定
  • 競合調査
  • 執筆した記事の分析
  • アイキャッチ画像の作成
  • アンケート調査の実施
  • SNSの運用 など

オリジナリティのあるWebサイトを作り、多くの人に読んでもらうための方法を考えなければなりません。

仕事の対応範囲はWebライターよりも広くなります。

2. 費用と始めやすさ

Webライターは、パソコンとインターネット環境さえあればすぐに始められます。

初期費用をかけずに未経験から始められるのが特徴です。

その反面、ブロガーは初期費用がかかります。

未経験から始められるという部分は同じですが、以下のような費用がかかるので確認しておきましょう。

ブログ運営でかかる費用
  • レンタルサーバー
  • ドメインの取得
  • WordPressテーマ(無料もあり)
  • 分析ツール(無料もあり)

ブログ運営をしている間も維持費用がかかります。

ブログを頑張る覚悟を決めた方は、WordPressテーマや分析ツールも有料のものを使用している方が多いです。

3. クライアントと納期

Webライターのクライアントは、企業やブロガーなど、Webサイトに掲載する記事を必要とする人です。

その目的はクライアントによって異なります。

  • 自社商品やサービスの販売
  • 自社の認知拡大
  • 広告収入目的

納期が決まっているケースがほとんどです。

一方でブロガーもメーカーや広告主から依頼されて記事を書くこともありますが、初心者のうちはほぼないでしょう。

自分でASPを通して紹介したい案件を探し、記事を書くという流れがほとんどです。

ASPは「Affiliate Service Provider」の略で、ブロガー(ブログ運営者)と広告主を仲介する会社のことを指します。

ブログが認知されてくるとお問い合わせからの依頼が増え、さまざまな仕事につながっていきます。クライアントから直接依頼される仕事に関しての納期は、ブロガー自身で設定できることが多い印象です。

広告主から「○日までに記事を修正してほしい」と対応を求められることもあります。

4. 収入額と収入源

Webライターもブロガーも上限なく収入を得られるため、副業を始めたい方に人気があります。

Webライターは、未経験者でも初月から収入を得られるのが魅力です。収入源は、仕事を依頼するクライアントになります。

初月から大きく稼ぐことは難しいですが、Webライティングを集中的に学べば3ヶ月で10万円を目指せる仕事です。月収50万円以上を安定して稼ぐWebライターも多くいます。

ブロガーの場合、収入源は複数あります。

ブロガーの収入源
  • アフィリエイト
  • Google AdSense
  • 企業からの執筆依頼
  • その他仕事の依頼

特に大きな収入につながるのはアフィリエイト報酬ブログ経由で商品やサービスが購入されることで、報酬が発生する仕組みです。

ただし、ブロガーは必ず収入を得られるとは限りません。

どんなに頑張っても収入につながらないケースも多く、継続的に収入を得られるようになるまでにかなり時間がかかることもあります。途中で挫折する方が多いのも事実です。

試行錯誤を繰り返し、戦略的に運営することでブロガーとして成功できます。波に乗れれば、少ない作業量で月収100万円以上をキープすることも可能です。

5. 収入アップの方法

Webライターが収入アップするためには、高単価で好条件の案件を獲得する必要があります。初心者のうちは文字単価0.5円~1.0円を目安として仕事を探し、少しずつ文字単価を上げていきましょう。

少しでも効率よく執筆するために、速さと正確さを意識することが重要です。

作業にかかったすべての時間を合計し、時給に換算していくらになるのかを確認してみましょう。

自分の知識や経験を活かして、少ないリサーチ時間で効率よく執筆できる案件を探すのもおすすめです。

さらに効率よく稼ぎたい方は「Webライターが稼ぎやすいジャンル」を積極的に狙う方法もあります。「特化ライター」としてジャンルを絞れば、コンスタントに稼げるようになるでしょう。

一方でブロガーは、運営するWebサイトの記事が読まれるほどPV数(ページビュー数)が増え、収入アップが期待できます。

商品やサービスを紹介してアフィリエイト報酬を得る場合は、報酬額が高いものを選ぶのもポイントです。

少しずつ収入が増えるほどやる気につながっていきますが、確実に収入を得られる保証はありません。

6. 必要な作業とスキル

共通して必要なスキル
  • Webライティング力
  • SEOを意識した執筆
  • コミュニケーション力

Webライターもブロガーも、上記のスキルは必須です。

さらにWebライターで”あるとよい”とされている以下のスキルは、ブロガーにとって必須スキルになります。

  • WordPressの操作
  • アイキャッチ画像の作成

ほかにもブロガーには、キーワード選定やアクセス解析などのスキルなども求められます。アクセス解析は、ブログを訪れたユーザーの属性や行動などを分析することです。

ただ自由にブログを書くだけでは収入につながりません。

また、Webライターもブロガーもコミュニケーション力が必要です。

  • Webライター:クライアントとのやり取り
  • ブロガー:広告主とのやり取りや被リンク交渉など

私はWebライターとしてクライアントとコミュニケーションを行うことで、ブロガーとしても積極的に交渉できるようになりました。

7. スキルアップの方法

Webライターは、クライアントが用意したマニュアルやフィードバックで知識やスキルを身につけていくのがおすすめです。私はこの方法でWebライティングのスキルを向上させました。

さらにWebライターがブログをすることで、SEOへの理解が深まります。WordPressの操作やアイキャッチ画像の作成など、Webライターとしての仕事の幅が広がるのもメリットです。

Webライターとしてのスキルアップに、ブログ運営は最適。収益化を目指すかどうかは別として、スキルを身につけるために挑戦してみましょう。

なお、ブロガーとしてスキルアップするためには、試行錯誤を繰り返しながら記事をより良くするための工夫が必要です。

SEOの基礎を押さえて、さまざまな対策を施しながら継続することを大切にしましょう。

Webライターもブロガーも「SEOライティング」の知識は必須です。ブロガーをしていれば、実践で深い知識を身につけられます。

8. 記事の書き方

共通する記事の書き方
  • 読者を意識した構成
  • 読みやすくてわかりやすい執筆
  • 上位表示を狙ったSEOライティング

Webライターが記事を書くときは、クライアントの要望に沿った記事を納品することが重要です。

  • 自社商品(サービス)の紹介を入れてほしい
  • 指定する情報を記事に含めてほしい
  • 競合の情報は入れないでほしい

上記のような、さまざまな要望がプラスされることもあります。

読者とクライアント、両方のニーズを満たす記事を書くことがWebライターとしての仕事です。

一方でブロガーの場合は、基礎的なライティングスキルにプラスして、ブログ内で必要な情報を探しやすくする工夫が必要になります。

  • ふきだし
  • リスト(箇条書き)
  • テーブル(表)
  • ボタンの配置 など

さまざまな工夫を入れて読みやすくするほど、オリジナリティの高い記事が作れます。自分ならではのブログを作ることが大切です。

9. 継続した場合の将来性

Webライターとしてスキルを磨き、専門性を高めることで、文字単価5円~10円を目指せるようになります。専門分野があれば、記名記事や監修者としての仕事も増えるでしょう。

ほかにも、Webライターをきっかけに仕事の幅を広げている方も多くいます。

Webライターの将来性
  • Webディレクターへの昇進
  • SEO担当者としての活動
  • Webライター講座の開講
  • オンラインサロンの運営
  • 編集プロダクションの設立

Webライティングのスキルを活かしてステップアップできるほど、効率よく稼げるようになるでしょう。

ブロガーは波に乗るまでがとても大変ですが、ブログの認知度が上がることでさまざまなメリットがあります

ブロガーの将来性
  • Webライター案件の獲得率アップ
  • 執筆依頼の増加
  • 取材や番組出演依頼
  • ブログに関する講義の依頼

上記の内容は、約半年間ブログ運営に力を入れたことにより私が得た仕事です。オリジナリティの高いブログ作りを意識し、さまざまな仕事の獲得につなげています。

「ブログ=不労所得」と思われがちですが、それは大きな間違いです。継続して記事を入れ、メンテナンスを行わないと、評価はどんどん落ちてしまいます。

長期的に継続する覚悟が必要です。

10. 世間からの評判

Webライターは世間から仕事として認識されている傾向があるため、書類等の職業欄に書きやすさがあります。友人に話すときも「すごいね!どうやるの?」と反応されることが多いです。

ただ、世間的には稼げる仕事ではないと認識されているようで「子供3人いてそれだけで生活できるの?」と心配されることもあります。

私はパートで働いていた頃の倍以上稼げているので、認識の違いが少しもったいないですね。

逆にブロガーの場合は、話す時点で周囲に怪しまれたり、心配されたりするのも事実です。自分は仕事として運営しているつもりでも、職業としての書きにくさがあります。

私自身、友人に「ブロガーをしている」と話したら「楽しそうでいいね」と言われたことがありました。ブロガーは、仕事ではなく趣味として認識されがちです。

世間体を気にするなら「ブロガー」ではなく、Webメディアの運営やWeb関係の仕事などと、少し濁して伝えることをおすすめします。

Webライターに向いている人の特徴

Webライターに向いている人
  • すぐに収入を得たい
  • 毎月安定した収入が欲しい
  • 文章を書く仕事がしたい
  • 気になることを調べるのが好き
  • 得意なタイピングを活かしたい
  • ブログを始めることに抵抗がある

Webライターを仕事とする場合、自分で調べて文章を書く作業を継続的に行う必要があります。ほぼ座りっぱなしで、1日中パソコンと向き合うのが苦じゃない方に向いているでしょう。

また、調べた内容をわかりやすくまとめる力も必要です。

どんなに文章を書くことが好きでも、リサーチが苦手だと苦痛になってしまうかもしれません。

ブロガーに向いている人の特徴

ブロガーに向いている人
  • 自分の好きなテーマで記事を書きたい
  • Webサイトの運営に興味がある
  • いざというときの資産がほしい
  • 分析するのが好き
  • 忍耐強い性格である
  • 1年以上継続できる

ブロガーにとって特に必要なのは、忍耐強さと継続する力です。

最初は思うように結果が出なくて当たり前ということを理解しておきましょう。

結果が出れば月収100万円も目指せますが、そのステージにいけるのは限られた人だけ。どんなに継続しても、思うように稼げないまま終わる可能性もあります。

そうならないためにも、分析を行いながら、戦略的に攻めることが大切です。

また、ブログでの収益化が難しくても、ブログがきっかけでほかの仕事につながる可能性があります。

Webライターとブログはどっちがいい?私が両立をおすすめする5つの理由

1. 相乗効果で収入アップにつながる
2. 生活に合った働き方ができる
3. 気持ち的な安定を得られる
4. 仕事の幅が広がって楽しい
5. ブログがあればWebライターの採用率も上がる

1. 相乗効果で収入アップにつながる

Webライターをすることで、Webライティングのスキルが身につきます。私はフィードバックをもらえる案件のおかげで、効率よくスキルアップできました。

その結果、ブログ記事のクオリティもアップ。上位表示される記事が増え、収入の増加につながっていきました。

逆にブロガーをしていると、WordPressの操作やアイキャッチ画像を作成するスキルなどが身につきます。SEOへの理解が深まるのもメリットです。

ブログの経験があるほどWebライターとして仕事の対応幅が広がり、高単価案件を獲得しやすくなります。私は2ヶ月目に文字単価2.0円以上の案件を獲得できるようになりました。

つまり、両方することで相乗効果が高まり、どっちも収入アップにつながります

2. 生活に合った働き方ができる

Webライターは、自分の努力とやる気次第で収入を増やせるのがメリットです。「今月は支払いが多くてきついな…」と思ったら、その分仕事量を増やせます。

逆に予定が多くて思うように働けないときは、前もって仕事量を減らすことも可能です。

そこにブログ収入が加わると、さらに生活が安定します。子供との時間を優先したり、自分の時間を増やしたりすることができるのです。

私はパートで週5~6日働いていた頃よりも、毎日が充実しています。

3. 気持ち的な安定を得られる

両立することで、万が一のときに備えた働き方ができます。

私自身、自分の体調や家庭の事情でWebライターの仕事ができなくなったときに、ブログ収入に助けられました。

収入につながるブログがあれば、思うように働けないときでも気持ち的な安心感を得られるのがメリットです。

逆にどんなにブログで成功しても、広告主の撤退や評価基準の変更などが理由で、突然収入がガクッと減ってしまう可能性もあります。

そんなときは、Webライターの仕事を増やせば収入を確保できるでしょう。

4. 仕事の幅が広がって楽しい

Webライターとブロガーを両立した結果、メーカーなどからの執筆依頼を受けることが増えました。「専属ライターになってほしい」と提案されたこともあります。

ブログ経由でのお問い合わせが多いですが、Webライターで身につけたライティングスキルがなければ依頼につながっていないでしょう。

仕事につながるブログにしたい方は、自分の価値を提供できる分野でブログを作るのがおすすめです。

5. ブログがあればWebライターの採用率も上がる

私はいつも、ブログをポートフォリオ代わりにして高倍率のWebライター案件を獲得してきました。案件獲得率は90%以上です。

ブログを見せることで、クライアントはWebライター自身のスキルを判断しやすくなります

編集者の手が加わっていないライティング力や、WordPressをどこまで使いこなしているのかがわかるからです。

クライアントに見せることを前提としてていねいにブログを作り、ポートフォリオと一緒にアピールしましょう。

悩んだらWebライターから本格的に始めるのがおすすめ

もしWebライターとブロガーのどちらから本格的に始めるべきか悩んでいるのであれば、Webライターから始めてライティングスキルの向上を優先させるのがおすすめです。

私はブロガーから始めて失敗しました。基礎的なライティングスキルがなければ、ブログ運営をしても結果を出せません。

Webライターとして自信がついてきたら、ブログ運営も本格的に始めてみましょう。

ただし、Webライターを本格的に始めたいという場合は、記事を書く練習目的でブログを開設することをおすすめします。

大きく時間を費やすという意味では、Webライターから始めることを優先させたほうがいいという意味です。

ブログを伸ばしたい方は、アクセスアップ方法を紹介する以下の記事も参考にしてみてください。

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