失敗しないWebライターの始め方!初心者から稼ぐ12ステップを紹介

Webライターの始め方12ステップ!初心者から副業で稼ぐ5人の事例も紹介

僕は今まで数多くのWebライターを見てきましたが、早い段階で稼げるようになる人には共通点があります。

この記事では、そんな共通点を凝縮し、未経験の初心者でも失敗しないWebライターの始め方として1つのロードマップにまとめました。

今回紹介する12ステップを1つずつこなしていけば、副業で月収10万円以上も現実的です。実際にこの流れで始め、月収50万円以上稼ぐ人もたくさんいます。

記事の後半では、初心者からWebライターを始めて稼げるようになった5人の体験談も公開しています。

これからWebライターを始めようと考えている人は、ぜひこの記事の始め方を参考にしてください。

この記事を書いた人

沖ケイタ

  • 株式会社沖プロ代表
  • 株式会社Webライタープロ取締役
  • 2000人以上が受講するWebライター講座「Writing Hacks」メイン講師
  • 100名の精鋭Webライター集団「Webライタープロ」運営
  • 執筆に携わった記事は数千記事を超える

>>詳細なプロフィールはこちら

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目次

Webライターの仕事内容と収入の目安

1. 仕事内容
2. 報酬形態
3. 収入の目安

1. 仕事内容

Webライターの主な仕事内容は、Webサイト上に掲載する記事の執筆です。本業でも副業でも、仕事内容は変わりません。

1記事制作するにあたり、以下のような業務に対応します。

Webライターの対応範囲
  • 情報収集(リサーチ)
  • 画像の選定・作成
  • CMSへの入稿

未経験でもできる仕事ですが、簡単な仕事というわけではありません。誤った情報を発信しないように、読者が求める情報をわかりやすく伝えるスキルが求められます。

仕事の種類は多岐にわたり、以下のような種類があります。

  • SEOライティング
  • 取材ライティング
  • セールスライティング
  • コピーライティング
  • シナリオライティング
  • SNSライティング
  • コラム
  • 広報・PR

なかでももっとも多いのがSEO(エスイーオー)ライティングです。GoogleやYahoo!などで検索したときに、検索結果上に表示される記事にあたります。

あなたが今読んでいるこの記事も、SEOライティングによって書かれている記事です。

これからWebライターを始めるのであれば、まずは基礎ともいえるSEOライティングを押さえておきましょう。

初心者は基本的な記事の書き方を学んでから、それ以外の仕事に展開していくのがおすすめです。複数の仕事に対応できるほど、Webライターとして安定して稼げるようになります

2. 報酬形態

Webライターの報酬形態は、主に以下の4種類に分類されます。

  • 文字単価(1文字○円)
  • 記事単価(1記事○円)
  • 時給制(1時間○円)
  • 固定給制

もっとも多いのは、文字単価や記事単価の仕事です。仕事をした分だけ収入を得られる反面、自分自身で案件を探す必要があります。

安定収入を得たい人は固定給制での働き方もありますが、企業に属して働くため、拘束時間などが制限されるのがデメリットです。

この記事では、副業やフリーランスで働きたい人向けの始め方を紹介します。

3. 収入の目安

Webライターはスキルによる収入の差が激しいため、よくある平均値は気にしなくてOKです。ガッツリ稼ぐ人もいれば、まったく稼げない人もいます。

そこで当メディアでは、今まで数百人以上に発注してきた僕の経験に基づいて年収の目安を算出しました。職種別にまとめたTOP25%の平均年収です。

職種年収
SEOライター500〜600万円
副業ライター
主婦ライター
100〜200万円
特化ライター700〜1200万円
取材ライター600〜1000万円
ディレクター(編集者)800〜1500万円

きちんとスキルを身につけてクライアントワークをこなしていけば、副業で月10万円以上稼ぐのも難しくありません。

月10万円なら、年間で120万円。副業でこれだけ稼げるのはかなり大きいですよね。

年収については以下の記事でまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

【副業OK】初心者が失敗しないWebライターの始め方12ステップ

初心者向けに、Webライターの始め方を紹介します。

Webライターの仕事では、今読んでいるような記事を書く「SEOライティング」の仕事が圧倒的に多くあります。ここではその流れをまとめました。

副業で始める場合は、どれだけ時間を捻出できるかが成功するためのカギです。

確実なスキルを身につけて、少しでも早く安定して稼げるようようになりたい人は参考にしてください。

STEP1. 作業環境を整える
STEP2. 書籍で勉強する
STEP3. SEOの勉強に注力する
STEP4. 実際に記事を書いてみる
STEP5. ポートフォリオを作る
STEP6. クラウドソーシングに登録する
STEP7. プロフィールを充実させる
STEP8. 案件を探す
STEP9. 案件に取り組む
STEP10. 直案件を獲得する
STEP11. 継続案件を増やす
STEP12. ポートフォリオをさらに充実させる

STEP1. 作業環境を整える

Webライターの仕事をするなら、パソコンとインターネット環境は必須です。ハイスペックなパソコンは必要はなく、3〜4万円程度の安いものでも問題ありません。

記事を納品する方法はクライアントによって異なります。

納品方法として多い「Googleドキュメント」は必ず使えるようにしておきましょう。場合によってはWordでの提出を求められるケースもあります。

STEP2. 書籍で勉強する

何を勉強するにせよ、最初は全体像を把握することが大切です。

無料で提供されているYouTubeやWebサイトで公開されている記事も勉強になりますが、断片的な知識だけが増えてしまい、結局何を学んでいるのかわからなくなる恐れがあります。

だからこそ、まずは全体像をつかむのに最適な書籍で勉強するのがおすすめです。

以下の2冊はぜひ読んでおきましょう。

Webライター初心者におすすめの本については、以下の記事でも詳しく紹介しています。

また、当メディアでは僕のKindle本Webライター未経験から月収100万円を稼ぐまでのロードマップを無料で公開しています。

Webライターで稼ぐために必要なスキルがすべてわかる1冊になっているので、ぜひ最初の1冊として手に取ってもらえると嬉しいです!

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STEP3. SEOの勉強に注力する

SEO(エスイーオー)は「Search Engine Optimization」の略称です。

日本語では「検索エンジン最適化」と呼ばれ、Googleなどで検索された際に、結果画面の上位に記事が表示されるように対策することを指します。

SEO(検索エンジン最適化)

Webライターに執筆を依頼するクライアントには、さまざまな目的があります。

クライアントの目的
  • 自社商品やサービスの販売
  • 自社の認知拡大
  • 資料のダウンロード
  • 広告収入目的 など

検索結果で上位表示されないと、ユーザーに認知すらされません。そのために重要になってくるのが、SEOへの理解が深いSEOライターの存在です。

SEOの基礎知識は、WebサイトやYouTubeでも得られます。最低限、以下はできるようにしておきましょう。

  • 読者の検索意図(検索した目的)を理解する方法
  • タイトルや見出しへのキーワードの入れ方
  • 関連するキーワードの調べ方と入れ方
  • 見出しを使った構成の作成方法

最初のうちは理解できない部分があるかもしれませんが、学びと実践によって自然と身についていきます。

STEP4. 実際に記事を書いてみる

Webライティングの基礎を学んだら、実際に記事を書いてみましょう。

Webライターが学ぶべき基礎知識である、以下の点に配慮しながら書くことが大切です。

Webライティングの基礎知識

詳しい記事の書き方は、実例付きで紹介している以下の記事も参考にしてみてください。

最初はGoogleドキュメントを使って練習してみるのも良いですが、Webライターとして仕事をすることを決意したなら、WordPress(ワードプレス)で自分のブログを開設するのがおすすめです。

Webライターとしての仕事では、WordPressを使って作業を求められる機会が多くあります。

WordPressで記事を書くことで、操作に慣れて仕事の対応幅が広がるのもメリットです。

なお、WordPressでブログを開設する場合は、レンタルサーバーとドメインの契約費用で月額千円程度かかります。それが理由でやらない人が多いですが、正直かなりもったいないです。

WordPressを使うための準備

また、練習で書いた記事は実績として蓄積されます。クライアントに見せることで「こんな記事が書けます」とアピールできるので、何記事も書いてWebライティングに慣れていきましょう。

STEP5. ポートフォリオを作る

ポートフォリオとは、自分の経歴や実績、対応できる業務などをまとめた資料のことです。Webライターの選考時に、クライアントが採用を判断するためにスキルなどを確認します。

以下のような情報を盛り込んで、クライアントにアピールしましょう。

ポートフォリオに入れる項目
  • 自己紹介
  • 経歴・保有資格
  • 経験・趣味
  • 得意ジャンル・執筆実績
  • 業務の対応範囲
  • 参考単価
  • 連絡先
Webライターのポートフォリオ

ただし、初心者のうちは実績として掲載できる記事がありません。STEP4で執筆した記事を、自身のスキルを示すサンプル記事として載せてください。

公開できる実績がない状態でも、Webライティングへの理解度や努力する姿勢がクライアントに伝わります。

STEP6. クラウドソーシングに登録する

Webライターの案件を探すなら、初心者のうちはクラウドソーシングの利用がおすすめです。

常に豊富な募集があるため、初心者OKの案件を見つけやすくなります

まずは大手サイトであるクラウドワークス」と「ランサーズに登録しましょう。この2サイトだけでも大量の案件があるので、応募には困りません。

具体的な登録方法は以下の記事をご覧ください。

クライアントから「評価」されて実績が増えていくのも、クラウドソーシングの特徴です。

ただし、残念ながらクラウドソーシングには悪質な案件も存在します。必ずクライアントのプロフィールや発注実績をしてから仕事に応募するようにしてください。

悪質な案件の特徴

以下の記事で詐欺案件の特徴を確認しておくことをおすすめします。

STEP7. プロフィールを充実させる

クラウドソーシングを利用する場合、クライアントはWebライターのプロフィールを確認してから発注します。クラウドソーシングに登録したら、応募前にプロフィールを整えておくことが必須です。

プロフィールを見たクライアントからスカウトされることもあるため、自分をアピールできる情報を簡潔にまとめておきましょう。

プロフィールに含める要素
  • 経歴
  • 保有資格
  • 写真・似顔絵イラスト
  • 得意分野
  • 実績
  • 対応可能な業務範囲
  • 希望報酬額
  • 対応可能日・時間
  • 連絡先
  • 仕事への熱意

詳しい書き方は「Webライターのプロフィールの書き方」で例文付きでまとめています。自分の情報に置き換えて作ってみてください。

また、クラウドソーシングサイトごとに、以下のような確認事項が用意されています。

  • 本人確認
  • 機密保持確認
  • 電話確認

なかでも本人確認は時間がかかるため、早めに済ませておきましょうこれらの確認を済ませておくことで、クライアントからの信頼が高まります。

STEP8. 案件を探す

クラウドソーシングで、自分にできそうな案件を選んで応募します。

今までの経験や知識が活かせる案件があれば、その強みをアピールしましょう。実績より、Webライター自身の一次情報を優先する案件もあります。

いずれの場合も、文字単価が0.5円以上に絞って応募することがポイントです。Webライティングの基礎を学び、ブログで実践したのであれば、最初から文字単価1.0円前後の案件を積極的に狙ってみてください。

また、初心者が効率よくスキルアップするためには、以下のような記載のある案件を選ぶことをおすすめします。

  • マニュアルあり
  • フィードバックあり

フィードバックありの案件なら、自分ができていないところを指摘してもらい、より早くライティングスキルを向上できます。

Webライターのフィードバック

なお、クラウドソーシングで案件に応募する際は、提案文という自分をアピールするための短い文章が必要です。

当メディアで公開している「【例文あり】提案文の書き方とNG行為」の記事を参考に、クライアントに興味を持ってもらえる提案文を作ってみてください。

最初はなかなか採用されず、思うように稼げないかもしれません。初心者の大変さは誰もが通る道なので、諦めずにチャレンジし続けましょう!

STEP9. 案件に取り組む

案件に採用されたら、執筆を進めます。もっとも重要なのが、案件ごとに用意されたマニュアルやレギュレーションを厳守することです。

「Webライターにこれだけは守ってほしい」と、クライアントが決めたルールが書かれています。

例を挙げると以下のような内容です。

マニュアルの例
  • 用語の表記ルール
  • 記事を提出する方法
  • リンクの張り方
  • 画像挿入時の注意点
  • クライアントのサービスを訴求する方法

実は、マニュアルを完璧に守れるWebライターはあまりいません。だからこそ、マニュアルを厳守するだけで、クライアントから高い評価を受けられます。

また、執筆時にほかの記事の文章をそのままコピーするのはNGです。AIを使って書いた記事をそのまま提出するのも絶対にやめてください。

記事を納品するまでの流れは以下の記事で詳しく解説しています。

STEP10. 直案件を獲得する

Webライターとして安定して稼ぎたいなら、クライアントと直接契約できる案件の獲得が欠かせません。

クラウドソーシングとは違い、システム利用料や振込手数料を引かれないのがメリットです。

執筆に慣れてきたら、クラウドソーシング以外でも仕事を探してみましょう。

直接契約を獲得する方法
  • ポートフォリオへの導線を作って待つ
  • メディアに営業する
  • 制作会社に営業する
  • SNSでの募集に応募する
  • 求人サイトの業務委託案件に応募する
  • リアルな場での営業で将来の仕事につなげる

例えばSNSを使う場合は、Webライター専用のXアカウントを開設し、以下の方法で探すのがおすすめです。

  • SEO会社やWeb制作会社をフォローしておく
  • 定期的に募集をかけるアカウントをフォローしておく
  • ほかのWebライターと交流して情報を集める
  • 「#Webライター募集」「#ライター募集」で検索する

STEP11. 継続案件を増やす

初心者のうちは、自分の得意ジャンルを見極めるためにさまざまな案件に挑戦してOKです。

しかし、慣れてきたらある程度ジャンルを絞り、継続的に仕事をもらえるかという点を意識して探してみてください。

最初から「○ヶ月以上継続予定」と記載されている案件もあれば、公開されていないものもあります。特に副業の場合は時間が制限されるため、新しい仕事を探す手間はできる限り避けたい部分です。

また、継続案件を増やすためには、Webライター自身のスキルも必須です。クライアントと良好な関係を築けていないと、仕事を切られる可能性があります。

STEP12. ポートフォリオをさらに充実させる

ポートフォリオはこまめに見直し、リアルタイムの情報を記載することを心がけましょう。

Webライターとしての実績が増えてきたら、ポートフォリオに追記していくことが大切です。

ただし、仕事で執筆した記事を実績として掲載する場合は、必ずクライアントの許可を得る必要があります。

掲載できる実績がなければ、どんなジャンルの記事を書いた経験があるのかをまとめておくのがおすすめです。

実績を書く例
  • コスメに関する記事を10記事執筆
  • 金融系メディアでBtoB記事を10記事執筆

また、実績の積み上げと同時に、自分のブログで記事を増やしていくのが理想です。

スキルアップした実力がわかるように、よりクオリティの高い記事をサンプル記事として掲載しましょう。

僕のKindle本Webライター未経験から月収100万円を稼ぐまでのロードマップも参考に、Webライターとして稼ぐまでの流れをイメージしながら進めてみてください!

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Webライターを始める前に知っておきたい4つの注意点

1. 最初は稼げないことを理解しておく
2. 初心者でもプロ意識を持って取り組む
3. 常にスキルアップする姿勢を忘れない
4. 副業で取り組むなら覚悟が必要

1. 最初は稼げないことを理解しておく

Webライターになるのは簡単ですが、最初から稼げる仕事ではありません。納品した記事に対して報酬が支払われるため、自分の努力次第でどれだけ稼げるかが変わります。

特に初心者の頃は、3000文字を1記事仕上げるだけで数日間かかるかもしれません。何度も練習するうちに速くなりますが、最初の1~2ヶ月は「アルバイトのほうが稼ぎやすい」と感じる可能性が高いです。

しかし、最初のつらい時期を乗り越えれば、会社員以上の収入を得ることも可能です。ほとんどの人が最初のつらい時期で辞めてしまうので、負けずに乗り越えてください。

2. 初心者でもプロ意識を持って取り組む

報酬をもらって仕事をする以上、初心者でも立派なWebライターです。記事に誤った情報を書かないように、常に全力で取り組みましょう。

Webライターは誰でもすぐに始められるのがメリットですが、責任感のない人がたくさんいます。平気で納期を守らない人や、音信不通になる人がかなり多いのが現実です。

だからこそ、初心者でもきちんと責任を持って仕事に対応してくれるだけで、クライアントからの評価が高まります。

3. 常にスキルアップする姿勢を忘れない

Webライターとして収入を増やしていくためには、スキルアップが必須です。始めるのは簡単ですが、常に向上心がないと一定の金額で頭打ちになるでしょう。

月収30万円以上稼いでいる人は、スキルを高めたり、途中で方向転換をしたりして、試行錯誤を重ねながら継続しています。

安定して稼ぐ人がやっていること
  • 専門分野に特化する
  • Webディレクターになる
  • 編集や校閲を行う
  • 資格を取得する
  • 仕事内容を変える など

向上心がないと、一定のレベルで止まったままの状態が続きます。決して楽して稼げるわけではないことを理解しておきましょう。

4. 副業で取り組むなら覚悟が必要

本業でWebライターを始める人でも、最初の1~2ヶ月は思うように稼げない状態が続きます。

副業で取り組むなら、趣味や娯楽に費やしていた時間を削る覚悟が必要です。

副業で稼ぎたいなら無駄な行動を控えることが大切

また、Webライターの仕事は基本的に納期が定められています。仕事中にクライアントから連絡が来ることもあるでしょう。

どんなに本業で疲れていても、納期に間に合うように作業を進めなければいけません。

クライアントにとっては本業も副業も関係ないので、どうすれば自分の評価が高まるかを常に考えて行動する姿勢が大切です。

【体験談】未経験・初心者から稼ぐ5人のWebライターの始め方

当メディアでは、未経験からWebライターを始め、月収50万円を達成した5人からお話しを伺いました。

どのような方法で学習をして、仕事を獲得したのかといったお話を聞いています。リアルな体験談を参考にし、新たな挑戦に役立ててください。

1. 及川颯さん|実践で数をこなしてスキルアップ
2. 七瀬ユウさん|書籍やYouTubeも活用して知識を習得
3. 池田紫乃さん|未経験者OKの案件からスタート
4. 七瀬あみさん|クライアントのマニュアルで知識を習得
5. 梅澤浩太郎さん|講座を受講して一気にレベルアップ

1. 及川颯さん|実践で数をこなしてスキルアップ

及川颯さん:X(@hayate_writing
Webライターを始めたきっかけを教えてください。

IT営業や農機具整備など、職を転々としていたのですが、ある日「そもそも会社に属するのがめちゃくちゃ向いてない」ということに気づきました。

そして「在宅で人とほぼ関わらない仕事」を探して、Webライターにたどり着きます。

どのような方法でWebライティングの知識を身につけましたか?

最初はとりあえず手を動かそうと、特段の勉強はせずぶっつけ本番で案件に臨みました。アフィリエイトブログで稼いだ経験があったので、ムダに自信だけはついていたのも理由です(笑)

本格的にWebライター活動を始めてからは、SEOもライティングも、丁寧なフィードバックをくれるクライアントさんのおかげで知識が身につきました

Webライターになって最初に採用された案件はどのようなものでしたか?

最初はクラウドワークスでひたすら営業していたのを覚えています。以下2つの案件に、ほぼ同時期に採用されました。

  • IT関連:文字単価2円(スプレッドシートに執筆)
  • WordPressについて解説する個人ブログの執筆:文字単価1円(WordPress直接入稿)

ブログ運営をしていた実績と、元IT営業職のソフトスキルをひたすらアピールして営業活動をしました。

「初心者の頃にもっとこうしておけば良かった」と、今だから思うことはありますか?

強いて言えば「Xでの発信をちゃんとやっておくべきだった」かもしれません。特に1年目は、報酬や月収のことばかりつぶやいていたので……。

有難いことに「稼いでいるライターさんは書けるはず」という理由で声をかけてくださった企業担当者さんがいらっしゃいました。しかし「ちゃんとライティングの発信をしていたらもっとお声がけが多かったかも?」と今になって思います。

これからWebライターを始める方へアドバイスをお願いします。

基礎的な文章力を学ぶのはもちろんですが、あわせて「SEOに強い構成作成」のスキルを早めに身につけたほうが良いと思います。

今まで多くのWebライターと関わってきましたが、SEOに強い構成をバシッと作れる方は決して多くありません。ガッツリとフィードバックがもらえるクライアントを見つけて、まずは構成作成のスキルを盗むのがおすすめです。

2. 七瀬ユウさん|書籍やYouTubeも活用して知識を習得

七瀬ユウさん:X(@nanayu_writer
YouTube(@nanayu_writer
Webライターを始めたきっかけを教えてください。

「働き方を変えたい」と思ったことがきっかけです。自己理解を深めていくなかで、唯一「書くこと」が人よりも少し得意だと感じました。Webライターという働き方を知り、「在宅で働けるフリーランス」に憧れたのも同時期です。

それから「書くこと」を武器にしたキャリアを見据えて、社会人4年目にWeb広告企業へ転職。ライターとしてのスキルを本格的に磨き始めました。

どのような方法でWebライティングの知識を身につけましたか?

ブログを書いていた経験があったため、そこで学んだSEOの知識を活かしながら実際の案件でライティングのスキルをさらに深めていきました。

フィードバックをいただきながら、書籍やYouTubeで不足分の知識を習得その過程で「一度体系的に学びたい」と考え、ライティング関連のスクールにも通いました。

実践と学習を同時並行で行うことで、効率的にスキルを高められたと思います。

Webライターになって最初に採用された案件はどのようなものでしたか?

最初の案件は、IT関連用語を1000文字ほどで解説する内容だったと思います。ランサーズで見つけた案件で、SE(システムエンジニア)の経験をアピールしながら提案したところ、文字単価1円ほどで採用していただきました。

「初心者の頃にもっとこうしておけば良かった」と、今だから思うことはありますか?

文章について体系的に学ぶのが遅かったと反省しています。ブログ運営時にSEOやブログの仕組みは勉強していたものの、文法や構成などの基礎をしっかり身につけたのはWebライターとして活動を始めてからでした。

早い段階で文章力を磨けば、よりスムーズに成長できたと思います。

これからWebライターを始める方へアドバイスをお願いします。

まずは目の前の仕事に誠実に取り組むことが大切です。スキルを高めてクライアントに貢献できれば実績が増え、仕事の幅が自然と広がり、文字単価も上がっていきます。

小さな実績を積み重ねることで、最終的に大きく成長できると感じます。

3. 池田紫乃さん|未経験者OKの案件からスタート

池田紫乃さん:X(@ayame_purple9
Webライターを始めたきっかけを教えてください。

銀行→保険会社に転職したばかりでしたが、仕事のストレスで体調を崩し、在宅かつ自分のスキルでお金を稼げる仕事を始めたいと考えたのがきっかけです。

もともと文章を書くことは苦ではなかったこともあり、前々から何となく興味のあったWebライターに挑戦しました。

どのような方法でWebライティングの知識を身につけましたか?

実践ベースで学ぶことが多かったと思います。Web記事やYouTube、書籍でインプットもしていましたが、講座や教材はいっさい使わなかったです。

Webライターになって最初に採用された案件はどのようなものでしたか?

資産運用ジャンルのSEO記事執筆です。クラウドワークス経由で、文字単価0.6円×3000字程度、未経験者OKという条件だったと思います。

担当の方がとても丁寧で、右も左もわからない私に対して、わざわざ通話で手取り足取りご教示くださったのをよく覚えています。「H2・H3見出しの意味は…」みたいなところから教えていただきました(苦笑)

「初心者の頃にもっとこうしておけば良かった」と、今だから思うことはありますか?

初心者のうちに、ブログ運営をしっかり経験しておくべきだったと感じています。WordPressの基礎を学ぶために、サーバー契約やドメイン取得、初期設定などには一通り挑戦しましたが、立ち上げたブログを継続して育てることはしませんでした。

その結果、SEOやメディア運営そのものに関する知識が浅く、実務の中で苦労する場面が多かったです。

これからWebライターを始める方へアドバイスをお願いします。

とにかく臆せずにチャレンジしてほしいなと思います。

私自身、専業になってからも「自分なんかにWebライターなんてできるのだろうか」「この仕事だけで食べていけるようになるのだろうか」と不安が先行して足踏みをしてしまうことが多々ありました。

チャレンジの母数が多ければ、その分掴めるチャンスや成功の数も多くなるはずなので、「とりあえずやってみる!」という気持ちで挑戦してみてください。

4. 七瀬あみさん|クライアントのマニュアルで知識を習得

七瀬あみさん:X(@nanase_amiiii
Webライターを始めたきっかけを教えてください。

子育てと仕事(パート)の両立が難しくなったのが理由です。自分の体調不良も重なり、子供たちに「お帰りなさい」と言える環境で働くことを決断し、Webライターを始めました。

どのような方法でWebライティングの知識を身につけましたか?

最初のクライアントがとても細かいマニュアルを用意してくれたため、SEOやWebライティングの基礎知識はそこで身につけました。

また、仕事で学んだことを自分のブログで活かし、実践的なSEOのスキルを身につけたおかげで今の仕事につながっています。

Webライターになって最初に採用された案件はどのようなものでしたか?

クラウドワークスで募集していた「編集」の仕事から始めました。今考えるとあり得ないですが、Webライター初心者の私が、同じく初心者の記事を編集して指示を出している状態です。

4000文字300円という超低単価な案件でしたが、その経験のおかげもあり、2ヶ月目で文字単価2.5円の仕事を獲得できました。

「初心者の頃にもっとこうしておけば良かった」と、今だから思うことはありますか?

体系的にWebライティングを学べる本を購入したり、講座を受講したりすれば良かったと思います。

Webライター2年目に、自分の文章の癖を指摘されたことがありました。今でも無意識にやってしまうので、もっと早く気づければ癖にならなかったのでは?と少し後悔しています。

これからWebライターを始める方へアドバイスをお願いします。

「初心者=低単価の仕事から始める」というルールはありません。私のように編集から始める人もいるので、とにかく気になる案件には積極的に挑戦すべきだと思います。

継続的に稼ぎ続けたいなら、スキルを増やし、向上させる努力が大切です。

5. 梅澤浩太郎さん|講座を受講して一気にレベルアップ

梅澤浩太郎さん:X(@K_TR0
Webライターを始めたきっかけを教えてください。

会社員として頑張ろうとしたものの、仕事の充実感が感じられなくて個人事業主になりました。

その後「自分のビジネスを持とう」と挑戦して挫折。「そろそろ収入がないとマズい」という状況で始めたのがWebライターですど

どのような方法でWebライティングの知識を身につけましたか?

Webライターになって半年以上過ぎた頃に、沖ケイタさんがメイン講師を務める講座「Writing Hacks(ライティングハックス)」を受講しました。記事を添削してもらうことで、効率よくスキルを身につけられました。

Webライターになって最初に採用された案件はどのようなものでしたか?

ランサーズに登録し、10件ほど応募してようやく1件採用されました。「特定の転職エージェントの利用経験があるライター」を募集しており、ちょうど当てはまったのが理由です。

「1記事5000文字以上、報酬は5000円」という条件だったのですが、実際には1記事あたりの文字数が1万文字を超えることもあり、実際の文字単価は0.5円程度でした。

この頃はまだ講座を受講していなかったため、しばらく思うように稼げない状態が続きました。

「初心者の頃にもっとこうしておけば良かった」と、今だから思うことはありますか?

1つの案件に絞らず、色々な案件に取り組めばよかったと思います。案件を比較して良し悪しを判断しやすくなるからです。

私の場合、最初の案件でフィードバックをもらえたのは良かったものの、作業量のわりに単価が安いものでした。当時は比較対象がないため、そうした状況が自覚できていませんでした。

これからWebライターを始める方へアドバイスをお願いします。

Webライターは最初の時期が1番大変です。特に最初の1万円を稼ぐまでが、もっとも苦労すると思います。その時期を乗り越えられずに挫折する初心者ライターさんをたくさん見てきました。

継続すればスキルが上がって実績も増え、だんだん楽になっていきます。最初の時期を乗り越えられるかが勝負であることを意識して頑張ってください。

ここで紹介した方々には、初めて月50万円を稼いだときのことも詳しくインタビューしています。

将来的にレベルアップしたい人は、ぜひ以下の記事も読んでみてください。

また、今回紹介した5人の体験談以外にも、僕のKindle本Webライター未経験から月収100万円を稼ぐまでのロードマップでは、活躍するWebライターへのインタビューを公開しています。あわせてチェックしてみてください!

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Webライター未経験から月収100万円を稼ぐまでのロードマップ

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Webライターの仕事が向いている人

  • 文章を書くのが嫌いじゃない
  • 普段から情報収集をする習慣がある
  • 相手の立場に立って物事を考えられる
  • 信頼できる情報を見極められる
  • 日本語を正しく書くことに自信がある
  • 報告・連絡・相談を徹底できる
  • スケジュール管理ができる
  • ブログ運営の経験がある
  • 常に向上心をもって取り組める

上記のような人にWebライターの仕事は適しています。

ただし、当てはまらなくても諦めなくてOK。まずは実際にやってみてから向き不向きを判断することが大切です。

最低でも2ヶ月ほど必死に取り組めば、かなり仕事に慣れてくるでしょう。

未経験の初心者から稼げるようになる人はたくさんいるので、ぜひチャレンジしてみてください!

Webライターを始めるメリット・デメリット

メリットデメリット
時間と場所が自由
ペース配分が自由
初期投資なし
副業から始めやすい
案件が豊富
高収入を目指せる
スキルを活用できる
確実に収入になる
案件獲得に苦労する
最初は時給が低い
収入が不安定
納期のプレッシャー
案件選びでの失敗
やり取りが多い
肩こりや腰痛
不労所得はない

Webライターは未経験者でも簡単に始められる仕事ですが、最初から稼げるわけではありません。仕事をしないと報酬がもらえないため、収入が安定しないのは大きなデメリットです。

しかし逆を言えば、努力した分だけ稼げる仕事であるということ。収入の上限がありません。

会社員の場合は、毎日クタクタになって働いても収入の上限がある程度決まっています。人間関係のストレスもあるでしょう。

そういった環境から解放されたい人に、Webライターはおすすめです。特に、働ける時間が限られている主婦や大学生などは、アルバイトやパートに行くよりも稼ぎやすさがあります。

今までの知識や経験を活かして、今まで以上の収入を得られる。そんな働き方ができるのがWebライターです。

Webライターの始め方に関するよくある質問

Webライターの正しい始め方はある?

「絶対にこうしなければいけない」という始め方はありません。しかし、事前にWebライティングを学んでいるかどうかで、稼げる金額は大きく変わってきます。

まずは独学からでもいいので、この記事で紹介したWebライターの始め方に沿ってスタートしてみましょう。

また、当メディア「Webライターのすゝめ」では、Webライター初心者に役立つ情報を多数公開しています。色々な記事を読んで知識を深めてみてください。

スマホだけでも仕事はできる?

スマホでも執筆できますが、おすすめはしません。

Webライターの仕事ではリサーチ時に多くのタブを開く必要があり、さまざまなツールも使います。パソコンがないと非効率的です。

大学生でもWebライターになれる?

もちろん大学生でもOKです。勉強と両立しながら稼いでいる大学生Webライターはかなりいます。

移動時間や空き時間を利用して仕事ができるのも魅力です。

高校生でもWebライターになれる?

高校生でもWebライターになることは可能です。しかし、社会的な信用や経験が少ない分、仕事が制限されることは理解しておきましょう。

また、この記事で紹介したクラウドワークスとランサーズでは、未成年の登録を許可していません。クラウドソーシングの「ココナラ」であれば未成年でも登録できますが、親権者など法定代理人の同意が必要です。

稼げるようになるまでにどのくらいかかる?

個人差はありますが、最初の1~2ヶ月でスキルアップに力を入れれば、3ヶ月目から継続案件につながりやすくなるでしょう。3ヶ月目で月10万円を達成する人も多くいます。

最低でも1ヶ月間は継続してから、向き不向きを判断してみてください。

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月収100万円までのロードマップ /

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